Sketching日記(13)

(実際のところは「Max8日記」あるいは「Mozzi日記」あるいは「再・Processing日記」かも)

長嶋 洋一


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2022年4月3日(日)

全国的に一日中肌寒い雨と風で、一気に桜が散ってしまいそうな日曜日である。 いつもの朝のメニューは「脚回し2000回(500回×4方向)」に加えて「腹筋ローラー100回」というのが定着してきた。 午前中は新学期に向けてのあれこれをして過ごして、いよいよ午後から、久しぶりにProcessingプログラミングの時間となった。 まずは「道具」として、以前に以下のようなスケッチを書き込んでいたSeeeduinoXIAOを発掘してきて、 こんな動作 を確認した。

Arduinoスケッチは超シンプルな、最大11チャンネルアナログ入力情報をUSBシリアルから出力するというものであり、実際にはA0・A1・A2に3軸加速度センサが取り付けられていて、他のアナログ入力端子は浮いた状態になっている。 動画 では、まずターミナルのscreenコマンドによってシリアル出力情報がモニタ出来て、次にMax8のパッチによって3軸の加速度データがグラフとしてリアルタイム可視化できている。 ちなみにターミナルで実験した直後にMax8に切り替えると、システム(OS)がまだArduinoを掴んだまま[SeeeduinoXIAOのブルーLEDが点灯を続けているのでシリアルポートは接続のまま]で動画のようにエラーが出た。 こういう場合にはMax8はquitすることなく単にパッチを閉じるだけでOK、USBコネクタでArduinoを抜いて挿してリセットすると、今度はちゃんとシリアルポートを認識してくれた。 今回のProcessingスケッチでは、このMax8パッチの「route」オブジェクトのように、コンマ(無視)とスペース(パラメータ区切り)によって「長い文字列」(最後はLF[改行])として入力するシリアルを解釈(parsing)する・・・というのを作ったことが無かったので、それに初トライするというのが目標なのだ。

文字列のParsingというのはけっこう大変だよなぁ・・・と思いつつ、まずはProcessingのReferencesから このページ あたりを起点に試行錯誤の実験を繰り返して、細かいところになると「実はProcessingとはJava」ということで、JavaのReferencesの このページ などに飛ばされて、久しぶりにこの手の実験に没頭した。 そして夕方には上のように、無事にMax8のパッチと同等に、 こんな動作 のProcessingスケッチが完成した。 Processing IDEの下段にシリアル入力から抽出・変換した11ポートのA/D入力データ(0-1023)も表示しているが、スペースキーによって、この表示のON/OFFを出来るようにした。 Arduinoからは毎秒20サンプル(×11データ)が届いているのだが、見た感じではどちらも同等で、データ落ちは無さそうである。 春休みのリハビリとしては、まずまずの実験となった。(^_^)

2022年4月6日(水)

新学期というのに散々である。 一昨日の月曜日の朝に左眼(角膜不良上皮が治らず隔週通院中)が痛くて目覚めて、真っ赤な眼で眼科に行ったところ、その治っていない左眼の角膜が白濁してほとんど視力を失って、「単純ヘルペス角膜炎」と診断された。 抗ウイルス薬(帯状疱疹の時に処方されたものと同じ)をやや帯状疱疹より低い頻度で服用し、専用の軟膏を塗ることで痛みは去ったものの、2日後の今朝の通院でもほぼ状況は同じで、また明後日に通院なのだ。 昨日は 入学式 があったが、まぁCOVID-19のお陰であの某来賓の無駄な演説が無いのだけが救いである。

そんな今日は、 15th International Conference on Game and Entertainment Technologies という国際会議の案内が届いた。 「Lisbon, Portugal 20 - 22 July 2022」ということで、2020年にCOVID-19のために消滅した海外出張の計画にあった「初ポルトガル」である。 しかし、このCFPのページにあった Co-located events というのを見ると、以下のようになんだかいくつもの国際会議を全部この時期に同じこの場所で併催するという。

これはもしかすると、 あの ブルガリアの黒海沿岸の保養地で行われていた(現在でも案内メイルが届く)、「会議屋」(香港?にいるロシア人?)の設定するような会議群の可能性がプンプンする。 そして何より、「コロナ 状況 ポルトガル」で検索すると、以下のような現地の状況が判明した。 昨今の会議/学会に関するWebページで書かれている「コロナの状況によっては・・・」みたいな事は微塵も書かれていない(なんとしても現地開催!!)ものの、これでは到底、7月にポルトガルに出張できるとはとても思えない。

その結果、ブックマークすることもなく、 このページ をサッと閉じて、全ては終わった。 そして 欧州ツアー2014 - 初のブルガリアと9回目のリンツ というページには4000枚以上のいい感じの写真があるのを思い出して、 全てを一気に見るページ(ほぼブラクラ) というのも、せっかくなので作ってみた。 リンツでMacBookAirが死んで、ウイーンのAppleストアでiPadを購入して、出張の後半(ブルガリア)をiPadだけで乗り切ったという顛末については、 Max6日記 (4) の方に詳しく書かれている。

2022年4月7日(木)

久しぶり(COVID-19のためになんとマル1年ぶり以上!)にMartinギターの弦を新品にしてみたが、やはり新しいMartin弦は手触りも音も最高である。 電子情報通信学会からは、例年だとFIT(情報ソサエティがIPSJと合同で開催)を行う時期(9月)に、今年は東北大で「ソサエティ大会」を開催する、という案内が届いた。 これは素晴らしく朗報なので、こうなるとNLPネタを捻り出しての発表応募を目指さなければ。 さらに日本音楽知覚認知学会からは、6月(音学にも時間学会にもバッティングしない!)に開催の春季研究発表会が、立命館大学びわ湖草津キャンパスでハイブリッド開催する、という案内も届いた。 とにかく海外には行けそうもないので、琵琶湖畔でもどこでもいいので、行ける出張には行きたい僕としては、こちらも"We-mode"ねたで別の切り口というアイデアが確立しているので、発表応募を目指すことにした。 そして関連調査をして、またまたあの「心理学評論」の「メタ認知」特集論文をゲットして、そこから7本の論文(それぞれ10ページ以上)をプリントして眺める・・・という作業に入った。 まだまだ片眼の生活が続くものの、痛みが去ってしまえば、まあまあ何とかなるのだ。

2022年4月8日(金)

昨日の帰り際に、 Sketching日記(12) の「2022年3月9日(水)」のところに書いていた、以下のLIFE2022のオーガナイズドセッションへの応募に対して、「プログラム委員会にて検討させていただきました結果,ご提案のOSを開催頂くこととなりましたのでお知らせいたします」(^o^)とのメイルが届いた。

COVID-19のために学会出張に行けない苦しみの時代に「夏の北海道」というのはあまりに美味しいためか、去年(リモート)では11セッションだったのに対して、今年は このように なんと31セッションもの提案が採択されていた。 誰でも考えることは同じなのだ。 さっそく旅程を検討して、LIFE2022の前日にはオーガナイザ4人での準備会議、LIFE2022の翌日には音楽関係で交流している札幌の大学の先生のところを訪問する、という6泊7日の予定を立てて、いつものすすきののホテルを予約し、ANA超早割でセントレア〜千歳の往復チケットを2万円で予約完了してしまった。

そして、「演題登録」というのはどんな感じなのかな・・・とそのページに入っていき、一応のダミーのタイトルとダミーの概要を入力してみると(期限までいくらでも改訂できるので)、なんと事務局から上のように「受付番号 001」をゲットしてしまった(^_^;)。 まぁ、論文提出で「受付番号 001」をゲットしたことは過去の国際会議とかでもあったので驚かないが、早くも「夏の札幌」が遠くに浮かんできた感じがして、COVID-19でずっと低空飛行をしていたテンションがやや上がってきた感じがした。
午後にあった「開学記念式典」という退屈な厳粛な儀式に参加してから研究室に戻ってみると、かなり形式的なものではあるが、日本時間学会から「学会大会ご報告正式受理のお知らせ」というメイルが届いていた。「過日は今年度の学会大会報告に応募いただき誠にありがとうございました。セレクションの結果、各位のご報告は正式に受理されましたので、その旨お知らせいたします。ご報告の詳細な日時につきましては調整の上、追ってお知らせいたしますので、今しばらくお待ちいただけましたら幸甚に存じます」という丁重なもので、これで6月中旬の時間学会大会(オンライン)の発表参加も確定した。 いろいろ決まってくると、なんか充実してくる。

そして、建築領域から領域変更して3回生からインタラクション領域に来たある学生が、「アナログシンセサイザーを作りたい」などと言ってきたので、上のような本をAmazonに発注した。 この学生は上の5冊のいちばん下の本を図書館から借りて持ってきたのだが、今どきの学生にとって、これを理解して実際に作る・・・というのはなかなか難易度が高く、それも4年間の半分を過ぎてからというのはあまりに遅きに失しているのだが、まずは2回生と一緒に「サウンドデザイン」をとり、同時に3回生と一緒に「音楽情報科学」もとり、さらに領域専門演習で僕のところに修行に来るのであれば支援する・・・という話になった。 果たしてどうなるか、とりあえずはKORGのLittleBitSynthあたりからスタートしそうで、これはゼミの連中にもウケそうだ。

2022年4月9日(土)

「トランジスタ技術」5月号はRaspberry Pi Picoの特集であり、その記事に「Arduino IDEでも対応」というのを発見した。 もう去年になるが、 Sketching日記(11) の「2021年11月24日(水)」のところでは、「Visual Studio Code」でバイナリモジュールをPicoボードに書き込むまで行ったところでストップしていた。 そこで、駄目モトでRaspberry Pi Picoを繋いで、Arduino IDEのボードマネージャで「pico」と検索して出てきたライブラリをインストールしてみると、以下のようにIDEのボード選択メニューに「Raspberry Pi Pico」というのが出てきて、無事にボード指定できた。

ところが、いつものBlinkをアップロードしようとシリアルポートを探すと、上のように「無かった」(;_;)。 そこで検索してみると、 Arduino IDE on Raspbery Pi. Does not find /dev/ttyUSB1 serial port とか Raspberry pi pico does not show its port # in IDE とかが出てきて、 このGitHub からのリンクとして How to Program Raspberry Pi Pico With the Arduino IDE というページに辿り着いた。 ところが残念ながら、このページでは「Windows」と「Linux」での対策が書かれているものの、「MacOS」の記述が無かった(;_;)。 まぁ、あと少し、待てばいいのだろうか。

2022年4月11日(月)

2022年4月12日(火)

以下のような国際会議(ワークショップ)の案内が届いた。 場所は懐かしい(院生と共にリンツ/ウイーンに行き、その後は一人でICMC2012に行った) スロベニアのリュブリアナ であるが、やはり今年は無理だろう(;_;)・・・と潔く諦めた。 ただしせっかくなので、このページの 写真を全部並べた(ほぼブラクラ) を作っておいた。
「領域専門演習」では、前半にゼミの東本クンが参加、そして通期参加ということで、アナログシンセサイザー製作を目指す日崎クンが、基礎からみっちり、毎週2コマをじっくりと学んでいく、という話になった。 果たしてどこまでモノに出来るか、こちらも全力で応援しよう。

そして午後からは、電子情報通信学会ET(教育工学)研究会への発表応募を検討する下準備に取り掛かった。 情報処理学会の電子図書館では過去の資料が公開されているので、ほぼ似ている「教育とコンピュータ」研究会の過去の研究報告のうち、「目次」のページがPDFで完備していた、 の19本の「目次PDF」をまずゲットして、これを眺めて、アウェーであるこの領域での発表テーマをタイトルから探ってみた。

2022年4月13日(水)

水曜日、ゼミの日である。 講義期間中は、水曜日は突出して朝イチのテンションが上がるのだが、「ゼミの日」というのはそれだけの価値があるのだ。 研究室に出てくると、北京の王さんからは、新学期の課題としていたProcessingに関して、ループ再生シーケンサのスケッチ試作が届いていた。 ダイアトニックスケールのものだったが、やはりここはペンタトニックである。 さっそく1106のページから、 このFLASH を発掘した。 これは90KBと小さいながら、16*16のマトリクスでペンタトニックのループシーケンサ(SPキーで全消去あり)の美しいコンテンツなのだ。 そこで以下のように、王さんのProcessingスケッチを一部修正(上が高いピッチ、停止中に初期化ボタンを無効化するバグ対策)したものを作った。

また、グラフィック系の日比谷先生とかわ先生への依頼として、学会発表論文に入れるイラストとして、絵心のある学生に手伝って欲しい・・・というメイルを出した。 We-mode認知の紹介のところで使いたい「両引き鋸」のイメージスケッチであるが、果たして協力してくれる学生が現れるかどうか、期待して待つことにした。 そして2限のゼミZOOMミーティングは、1106にやってきた東本クンを含む、以下のような4人で開催された。 ちなみに(リンク切れするが)全73分の記録動画は これ である。 皆んなそれぞれの近況と元気な顔を交換し、それぞれのテーマなどを提供し議論して、いよいよ新学期のゼミがスタートした。

3限にはゼミの吉田さんがアポを入れて1106にやってきて、履修の計画や領域専門演習への参加の可能性を検討したり、伝説のYAMAHA MIBURIを見たり、あれこれ脱線しつつ色々と作戦を練ることが出来た。 だいぶ昔に流行ったFLASH(僕は秘密ページに過去にゲットした7000本ほどのSWFを置いている)に抵抗が無いというので、ゼミ生特権としてそれらを眺めるパスワードを伝授したが、ここにあまり時間を喰われることもちょっと心配である(^_^;)。
そして午後には、ちょっとした作業(一斉変換)で 欧州ツアー2012 のページの 写真を全部並べた(ほぼブラクラ) ページを作ってこの日記の「2022年4月6日(水)」のところに追記したのだが、うっかりその中身(6800枚ほどの写真)を眺めてみると、あっという間に1時間以上かかってしまった。 COVID-19のために、こんな気楽な旅(途中で思い立って国境を越えて1日観光して途中でパスポートを預けるというなかなかリスキーな体験)は、とても望めない時代になってしまったのだ。

2022年4月14日(木)

エアポケットのように何も予定の入らない(といっても朝イチで眼科通院して薬を追加処方してもらってきた(;_;))木曜日である。 明日の午前には「サウンドデザイン」・「音楽情報科学」の初日があり、午後の「基礎演習E」を欠席して昼過ぎから今週末は関西に出かける予定があるので、何となく「旅行前日」のような浮ついたテンションがわずかに漂っている。 台風1号もなんとか関西直撃もないまま東方海上に去りつつあるので助かった。 辻下先生・照岡さん・鈴木先生と共同で提案したオーガナイズドセッションが採択されて、8月には札幌でのLIFE2022に発表参加する予定が確定したが、海外はさすがにちょっと無理っぽいということで、この2022年度の前期あたりには国内での学会参加として、以下のような感じのメニューが並ぶこととなった。 すでに発表申し込みが確定していたのは「日本時間学会大会」と「音学シンポジウム」であり、いずれもオンラインでほぼ同時期に開催されるので、発表希望日としてカブらない日を指定希望することで両方発表を実現できることになった。 ここに加えて、まだ未確定ながら「日本音楽知覚認知学会2022年度春季研究発表会」(立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)/ハイブリッド)への参加を「We-mode」ねたの別バージョンで検討中であり、さらに可能性としては「電子情報通信学会教育工学研究会」(7月:室蘭工業大学、9月:広島大学 /ハイブリッド)、さらに詳細はこれから発表される「電子情報通信学会ソサイエティ大会」(9月、東北大学)というのも要チェックの状態にある。 そして今日は、音知学会の発表申込開始日なので、せっかくだからスケルトンを検討した上で、発表申し込みをしてしまおう・・・というのが目標となった。
"We-mode認知"による新しい音楽セッションモデルの検討
A study of a new music session model based on "we-mode cognition"
2013年に提唱され、最近になって日本でも心理学/認知科学の領域で注目されてきた「We-mode認知」とは、「共同行動」や「社会行動」とも
異なり、別の人間と共同で行う行為に関して脳内に「我々」という融合した意識が生じるモードであり、リハビリでの有効性や自己実現/創発などの
新しい可能性が期待されている。音楽情報科学の領域で長い歴史を持つセッションシステムの基礎モデルとして、従来は[Listener/Composer/
Player]モデルなどが提唱されてきたが、即興音楽セッションなどの場に対応した「We-mode認知」の視点から新たな音楽セッションモデルの
可能性が期待できる。本発表では、音楽の領域に限定せず「ウェルネス・エンタテインメント」への発展を視野に、その可能性について議論したい。
上が音楽情報科学研究会/音学シンポジウムに発表応募したアブストラクトである。 日本時間学会は「A4で1ページ」の梗概だけなので、ここに載せるとほぼ全文になる(^_^;)ので「"We-mode認知"に関する時間学的考察」というタイトル以外は省略する。 そして以下が、とりあえず暫定としてLIFE2022に提出した講演概要である。
バイオフィードバック・リハビリテーションを実現するメディアアート
Media Art for Biofeedback Rehabilitation
自己意識が心身の健康の源泉としてメンタルヘルスに役立つ「ウェルネス・エンタテインメント」。まずウェルネス(ウェルビーイング)について考察
して「バイオフィードバック」「内受容感覚」をキーワードとし、インタラクティブ・メディアアートや生体情報センシングのデザインをスケッチング
(物理コンピューティング)とシリアス(役立つ)ゲームの視点から深化発展させた。IT専門外の医療福祉従事者であっても、オープンソース情報を
活用して有効なシステムを容易に実現できるようなフレームワーク/ツールキットを発表公開した。
これらを眺めつつ音知学会の発表タイトルを「音楽即興セッションを支える"We-mode認知"の可能性」(The Potential of "We-mode Cognition" to Support Musical Improvisation Sessions)としてみたが、ここで「講演募集案内」からの応募リンク先「発表申し込みフォーム」を見てみると、なんとアブストラクト不要で、タイトルと所属とキーワードだけであることが判明した。 そこで、もともと発表内容の構想は明確だったので、あれこれ考えて以下のように発表申し込みを出してしまった。 普段であればあと1日か2日は寝かせるのだが、なんせ明日は「旅立つ日」というテンションが後押ししたのだ。
音楽即興セッションを支える"We-mode認知"の可能性
The Potential of "We-mode Cognition" to Support Musical Improvisation Sessions
キーワード
音楽即興セッション、協同的創発、We-mode認知、セッションモデル
そしてここからさらにGoogleMapとかYAHOOを色々と調べ倒して検討したのが「宿泊地」である。 会場となる立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)の最寄駅はJR「南草津」であり、ここから近江鉄道バス(浜松の遠州鉄道バスと違ってSUICAが使える)という行き方はほぼ一択なのだが、これまで学会出張での宿泊として、東は名古屋・大垣、西は京都・大阪などがあるものの、今回の大津/草津/安土/彦根/米原ゾーンはいつも通過するばかりで、僕にとっては「未開の土地」なのだった。 調べてみれば、明日から泊まるJR野田(大阪)からだって1時間ちょっとで通える距離であり(関西圏であればこの距離は普通)、もちろん至近のJR「南草津」駅前にも東横インがある。 しかし、ここで安易に「京都/大阪から通う」・「至近の南草津」という選択肢に飛びつくことなく調べる・・・というのが、旅好き乗り鉄のこだわりなのである。

ここにゼミの吉田さんからメイルが届いて、春休みの作戦会議、昨日のゼミ後の午後アポでの相談などを経て、「領域専門演習」(通期・長嶋チーム)に参加して制作を進める、という取り組みが確定した。 せっかくプロジェクトをみっちり進めるのであれば、単位にもなるので有効な戦略であり、これで2022年度前期の「領域専門演習」の僕のチームとしては、通期に日崎クンと吉田さん、前半に東本クン、後半に五十川クン、となかなか「濃い」凄腕メンバーが勢ぞろいした。 本格的なゼミは後期からであり、別の教員ゼミに進む学生が出てくる可能性も大きいが、少なくともこの4人をこの前期にググッと成長させるのは僕の最大の使命となるのだ。(^_^)

2022年4月17日(日)

KAWAIを退社独立してフリーだった時期、京都と神戸の大学の非常勤講師と大阪の研究所の非常勤研究員として毎週3日、浜松から関西に行っていた7年間(1993年〜1999年頃)、梅田のマルビルを定宿として荷物を預けて毎週2泊3日、梅田から東(京阪電車)の「京都白川通」・北(御堂筋線)の「千里中央」・西(阪神電車)の「神戸元町」に通っていた。 その神戸の大学から梅田に戻る阪神特急が、タイガースの試合がある日だけ停車するのが「甲子園」であり、車内アナウンスでたまたま試合があると知るとフラッと降りて、当時は駅前にいたダフ屋のおばちゃんからチケットを買って観戦したことが何度かあった。 ただし、最初にデジカメを買ったのは ICMC1999 の北京に行く時だったので、当時の甲子園などの写真は一切、残っていない。 今世紀のSUAC時代となって、探ってみると上のように、けっこう甲子園の巨人戦でライトスタンドに行っていたと判明した。 そしてCOVID-19のために3年ぶりとなったが、昨日は久しぶりの甲子園(ライト外野席のスグ横の1塁側アルプス席ほぼ最上段)を堪能した。 今シーズンはこの巨人3連戦の前の段階で「1勝15敗1分け」という記録的な不調だったというのに、前日の金曜日にも巨人に勝ち、テンションが上がった雰囲気に包まれた甲子園で、「ジェット風船は禁止」・「声を出せずマスク必携」という過酷な条件であるものの、昨日もなんと連勝してしまった(^o^)。 OG花波ちゃんに勝利の感涙を見られてしまったが、泣けるときに泣くというのは正しい反応なのだ。 さらに2夜連続でアカペラOGとの再会フタカラも果たせて、なんとも元気を充電できた週末となったが、さすがに連日の飲み過ぎから今日はバテバテだったので、当初は大阪の北の方の桜の名所を訪れる計画をしていたもののパスして、早々に浜松に帰ってくることになった。

2022年4月19日(火)

  

ふと思い立って上のような実験を久しぶりに再開したこの日は、「領域専門演習」の日崎クンが1106にやってきた。 建築環境領域から領域変更してきたものの、3回生になってこの前期に「サウンドデザイン」と「音楽情報科学」を同時に履修して追いかける日崎クンの場合、どれだけアナログシンセサイザーについて理解しているか、理解していけるか、が不明なため、久しぶりに1106にストックしていたLittleBitsSynthを このように 並べて、まずはちょっと試しに遊んで、来週まで貸し出すことになった。 「シーケンサ」と「ディレイ(エフェクタ)」と「ランダム」は安易なサウンドプログラミングになってしまうので取り去って、基本ユニット類をどさっと一式貸し出して、面白いサウンドが出来た場合にはその全容を写真に撮って、サウンド(動作)を動画に撮って、来週にそれをいくつも持ってくること、という「宿題」としてみた。 果たしてどうなるか、結果を見守っていこう。

  

ネットでは上の2つの船が同じものか違うのか議論になっていたが、どうもモクモクの黒煙の向こうに船首が続いているので同じ船だ・・・という説が有力のようだった。 まだまだ研究室ページと個人ドメインのページの両方の冒頭に置いている この画像   を消せない、世界中で辛くて苦しい日々が続く。 そして夕方には、ここには何も書けない重要な会議があり、また今年度も、ずっと続くある重要なお仕事がスタートすることになった。 楽しくもあり苦しくもあるこの某お仕事は本年度がラストとなると判明したので、じっくりと頑張っていくことにした。

2022年4月20日(水)

ゼミの日である。 今日は1106には清水さんと吉田さんが来る・・・というローテーションだったが、東本クンから「パソコン不調でZOOMが切れそうなので1106に行きたい」とのSOSメイルが届いたので、特例として受け入れて4人となり、以下のようにZOOMは北京の王さんだけとなった。 ちなみに(リンク切れするが)全73分の記録動画は これ である。

そして昼休みから午後まで、ゼミの吉田さんとの作戦会議が続いた。 音楽テーマで何かやりたくてビジュアルサウンドから領域移動でやって来てくれて、ターゲットが見えてくれば凄い推進力を持っている学生なのだが、いかんせん企画段階で壁に突き当たっている。 YouTubeなどで気になる事例/作品/パフォーマンス等を探す、という行為は、逆にある意味で本人の自由な発想や創造性を阻害してしまうというデメリットがもろに立ちはだかっているのだ。 ここの壁を突破するのがなんといっても重要なので、ここは踏ん張って、感性を柔らかくして知恵を絞るしかない。 こういう時期もまた、「産みの苦しみ」として大切にしていこう。

2022年4月22日(金)

人間、モチベーションの自己管理というのはなかなか難問である。 "We-mode認知"との出会いからテンションが上がって、日本時間学会「"We-mode認知"に関する時間学的考察」、音楽情報科学研究会(音学シンポジウム)「"We-mode認知"による新しい音楽セッションモデルの検討」、日本音楽知覚認知学会「音楽即興セッションを支える"We-mode認知"の可能性」、とこのテーマに絡めて立て続けに発表申し込みをした。時間学会はA4で1枚の「概要」だけなので速攻で提出したが、残る2件(それぞれ数ページ程度)の原稿執筆の締め切りが2週間後とか遠くに見えてきたものの、何となく「着手する」という勢い(きっかけ)が出ないまま、ここ数日は悶々と過ごしていた。長年の経験から「乗らない時にはやらない」というのだけは徹底しているが、乗らないまま締め切りとか期限がやってくるとなかなか厳しい修羅場が待っている。
そんな折り、この日記の「2022年4月19日(火)」の最後に書いていたような某会議があり、またまた重くてロングランでここには何も書けない重要なお仕事がスタートした。SUAC事務局から資料を借用し、自宅の本棚から関連文献を20冊近く引っ張り出してきて眺める・・・という修行にも似た作業である。 ところが、余計に仕事が増えたことがトリガとなってか、棚上げされていた学会の原稿執筆に突然に火が付いて、昨日(朝の眼科通院と4限の学生委員会の他に予定ナシ)ほぼ終日、まさに「没頭」して執筆して、音楽情報科学研究会の原稿(5ページ)を一気に書き上げてしまった。 いったんプリントしたものを自宅に持ち帰って2箇所ほど赤を入れただけで校正も終わり、今日は朝イチで一気に 学会提出 まで完了した。 勢いというのは斯様に重要であり、ある意味で「メタ認知」あるいは「セルフコントロール」を学ぶ者として、さらに極めていかなければ。

2022年4月23日(土)

昨日のJoyJoyヒトカラは6時間で58曲、とまずまずの取れ高だった。 そして今日の午後には、初めての「MACS-MLのZOOMミーティング」というのが開催されて、「元」と「現」ということで言えば「YAMAHA+KAWAI+Roland」という顔合わせのおっさん達が集って、2時間ほどあれこれと駄弁って楽しい時間を過ごした。 まぁ、たまにはこういうのもアリだろう。(^_^;)

2022年4月25日(月)

昨日は午後にゼミ吉田さんのアポがあって、あれこれあれこれ作戦会議をしたが、まだまだ検討考察が必要だ・・・ということになった。 それ以外の時間、そして今日も終日、ここには書けない某お仕事のために、ひたすら沈潜して熟考の日々となる。 既に音楽情報科学研究会の原稿は片付けたものの、音知学会の方の原稿が残っているのだが、こちらの方が締め切りはずっとずっと先であるものの、やり始めると没頭してしまうのは毎年のことである。 ゴールデンウイークの予定も完全空白なので、基本的には毎日、研究室に出てくることになるし、その時間にぼちぼち音知学会の方の原稿も進める感じとなりそうだ。 今年は「浜松まつり」も、中田島砂丘の凧揚げを観光客に開放するようだが、過去にはゴールデンウイークに帰省しない学生たちと、上のように何度も浜松まつりとか奥浜名湖に行ったものの、昨今ではそういうノリもぱったりと耐えてしまったのがちょっと寂しい。

2022年4月26日(火)

この日の午前は「領域専門演習」の日崎クンのアポが1-2限を埋めていたが、寝坊で1時間ほど遅刻してスタートとなった。 メイルで9時過ぎに「ちょっと遅れる」と連絡があったからいいものの、無断遅刻が続けばクビ、というのは「虎」からの伝統なので、昨今ではハラスメントとか五月蝿いものの、無断遅刻が続けばクビである。 そして、先週に貸し出したLittieBitsSynthを使って このように 作ってきた実験試作の写真と動画を確認しながら、それをMax8版で・・・ということでその場でアドリブで こんなパッチ を作って提供した。 来週は連休なので、その翌週までの宿題として「ネット上の[Max8でサウンドシンセシス]のお勉強サイト」の調査、というのを出してみた。 なんせ3回生からと出遅れて「サウンドデザイン」と「音楽情報科学」も同時履修ということで、あれこれ予習と復習がごちゃごちゃになるのだが、まぁ回り回って全ては生きてくるので、ここは頑張ってもらうしかない。

2022年4月27日(水)

今日はゼミの日である。 先週に続いて、ゼミの日であるというだけで無意識下のテンションからかいつもより早朝に目覚めて、研究室には6時台に到着して仕事を開始した。 吉田さんからは2限のゼミで皆んなで共有するための企画案PDFデータが届いていて、こういうペースで回っていく・・・というのが順調にスタートしてきた。 既に届いていた、北京の王さん(北京のCOVID-19状況がとっても不安(;_;))からのとても面白いProcessingの試作(再生サウンドファイルのリアルタイム音響解析→ビジュアライゼーション)もあり、今日も中身が濃く盛り上がりそうだ。(^_^)

NIMEコミュニティからは、8月下旬にロンドンで開催される 11th International Workshop on Haptic and Audio Interaction Design HAID 2022 という案内が届いた。 会場のQueen Mary Universityはたしかタナカアタウが教えている大学で、テーマもとても興味あるのだが、やはり昨今のイギリスの状況を鑑みると、とても参加を目指す方向には進めない(;_;)。
そして、当初は「東北大学」で開催というのでチェックを続けていた(ずっと「おいおい公開」とされていた)、9月の電子情報通信学会ソサエティ大会を検索してみると、なんと上のように東北大学の名前が消えて「オンライン」となっていた。 こうなると、ソサエティ大会とほぼ同時期なので候補から消えていた アルスエレクトロニカ2022 (リンツ、オーストリア) だけが、唯一の可能性として残ってきた。 いつ消えるかもしれない細い細い可能性であるが、しばらくはオーストリアのCOVID-19状況をウォッチしてみよう。

COVID-19対策でちょっと前まで「教員研究室の人数上限は教員を入れて3人」というSUACルールになっていたが、これが先週から6人に解禁となった今日の2限には、東本クンが欠席ということで1106には吉田さんだけがやってきた。 そしてZOOMの王さんと清水さんとが加わって、上のように中身の濃いゼミZOOMが進んだ。 ちなみに(リンク切れするが)全65分の記録動画は これ である。

ちなみにこのゼミZOOMミーティング動画をYouTubeに上げてみると、上のようにYouTubeから「著作権の申し立てにより、動画は収益化の対象外となっています。この措置が誤りであると思われる場合は、詳細を確認のうえ異議申し立てを行ってください。異議申し立てが解決されるまで、収益は別途で保留状態になります」というのが自動で表示された。 「使用されたコンテンツ : Beat It - Michael Jackson」、「著作権者 : SME (Epic の代理)」とのことで、ただし結論としては「この動画の Content ID に関する申し立てはチャンネルのステータスに影響しません。これは著作権侵害の警告ではありません」とのことだった。 これは王さんの試作したProcessingスケッチをゼミの皆んなで見た後に、音楽を切り替えてみる実験として僕のパソコンに入っていた" Beat It"を指定して、確かに音楽の雰囲気が違うと分析/生成されるライヴ・グラフィクスもだいぶ違ったね・・・という時のものだった。 さすがのYouTube自動検出機能だったが、まぁ僕のページは何も収益化していないOpenSourceなので、まったく無問題である。

2022年4月29日(金)

一昨日の水曜日には、今月最後となるJoyJoyヒトカラ6時間57曲(前週とのカブリほぼ無し)を完走して、今月としては以下のような記録となった。 角膜ヘルペス炎症で初旬のヒトカラが潰れたり、甲子園に行ってアカペラOGと2夜連続で大阪でフタカラしたり・・・とやや変則的となったが、まずまずというところである。 ちなみに先月の記録やそれ以前の記録の場所については、 この日記のPart12 のいちばん最後「2022年3月31日(木)」のところにある。
      • 2022年4月10日(月) 6時間 59曲
      • 2022年4月15日(金) 3.5時間 14曲 (真実とプリティウーマン)
      • 2022年4月16日(土) 5時間 27曲 (花波と野田BigEcho)
      • 2022年4月22日(金) 6時間 58曲
      • 2022年4月27日(水) 6時間 57曲
昨日は午前の眼科通院と、午後にはデザイン学部教授会とデザイン研究科教授会があったりしてほとんど何も進まなかったが、6月の日本音楽知覚認知学会への発表申し込みが閑散としているのか、いつもの「期限の延長」という学会MLからの情報が届いた。 ただし、とりあえず僕が抱えている懸案はこの原稿執筆なので、この連休になんとか片付けてしまいたいところだ。
そんな今日はゴールデンウイーク初日であり、多くの人々が空港から飛び立っていく混雑が報道されたのに触発されて、「海外旅行保険のコロナ対応」とか「航空会社のコロナ対応」などの記事を確認した上で、一気に「9月のArs Electronica出張」のフライト予約(+支払い)とBooking.comでのホテルの予約を完了させてしまった。 コロナの昨今で日本からヨーロッパはだいぶ遠いものになっている(ANAだと南回り)のだが、さらにセントレアに前泊して翌朝に成田か羽田へ・・・といういつものパターンはかなりフライトチケットが高額だったので、今回は「羽田〜ウイーン」(フランクフルト経由)というフライトとなった。 出発日の昼間に浜松から羽田に行き、24:10発(翌日00:10)のフライトでフランクフルトに早朝着、そこから乗り継いで計16時間5分かかってウイーンに到着、その午前にウイーンからリンツへの特急に乗る・・・という感じである。 帰りは昼間にリンツからウイーンへの特急、夕方にウイーンからフランクフルトに飛んで、晩に出発のフライトは羽田に翌日の午後に着く(計14時間55分)ので、そのまま品川からの新幹線で浜松に帰着する。

3年ぶりにアクセスしたBooking.comから、ホテルはリンツ駅前のいつもの「ロコモティブ」を予約した。 ここはなかなか豪華な朝食付き、それもホットプレートの横に卵が積んであって自分で目玉焼きを焼けるのが嬉しいのだ。 過去にリンツ(Ars Electronica)に行ったのは このページ によれば計10回だったようだが、そのうち「ロコモティブ」に泊まったのは、 2007年2010年2012年2013年2014年 の5回だったようで、過去10回のうち半分はこのホテルにお世話になっていた。 予約の際にホテルにメッセージが出せるということで、「I have stayed at your hotel some times in the past. I hope I will enjoy Linz and Ars Electronica again this year !!」と入れてみた。 ガイジンからの予約であり下手でベタな英語の方がウケるので(現地スタッフは普段はドイツ語)、これでいいのだ。

2022年4月30日(土)

音楽知覚認知学会の原稿執筆にどうも着手できない(執筆方針のアイデアが固まらないのと、いまいちテンションが上がらない)ままの日が続く。 朝イチで届いていたのは以下のような、「museについて」というタイトルの、たまにある「見知らぬ人からの突然のメイル」だった。
長嶋 洋一さま
○○在住の○○と申します
突然のメールでの問い合わせ失礼します
脳波測定デバイスのmuseについて調査している中で、
演奏など瞑想以外の活用についてお詳しそうでしたので技術的に教えていただきたいことがありメールさせていただきました
もし可能でしたら質問させていただけますでしょうか
わたしが今保有しているのはmuse2ではなく、型落ちのmuseのほうです
以上です
全ての活動記録や知的生産物をフリー(オーブンソース)の姿勢で ネット公開 している身としては、こういう「突然のメイル」というのは、新たな出会いのキッカケともなりうる、歓迎すべきものなのだが、たまにシカトする場合もあれば反応しても続報が途絶えることもあり、まぁ、このメイルのように自分の身元を伏せている場合には、ちょっとだけ身構えて対応することになる。

過去に届いた企業からの「突然のメイル」はSUAC受託研究(ヤマハ、EP Japan、メガチップス[任天堂系]、パイオニア、トヨタ中央研究所、Xenomaの全てが該当)に発展してきたし、上のCQ出版「インターフェース」誌の僕の特集記事がきっかけでメイルをいただいた奈良学園大の辻下先生とは、その後にあれこれコラボレーションが色々と続くまでに発展してきた。 まったくの個人からのシステム製作依頼に対応した事例もあり、以下のように返信してみた。 果たしてどうなるか。

○○ さま
SUACの長嶋です。
Museについていろいろ遊んだのはだいぶ昔のことですので、現役でなくいわば忘却の彼方です。
ですので、質問に回答するというのはちょっと避けたいと思います。メーカもサポートを終了しています。
私がMuseとMuse2に関連して学会で発表した内容は以下ですので、これを適宜、参照してください。
この内容についての新たな質問は、上記の事情からご遠慮ください。
「脳波センサ”MUSE”は新楽器として使えるか」、『情報処理学会研究報告 (2015-MUS-110)』(情報処理学会)、2016
	https://nagasm.org/ASL/paper/SIGMUS201603.pdf
「脳波バンド”MUSE”による心理計測の可能性について」、『日本音楽知覚認知学会2016年春季研究発表会資料』(日本音楽知覚認知学会)、2016
	https://nagasm.org/ASL/paper/onchi201605.pdf
「Bio-Sensing and Bio-Feedback Instruments --- DoubleMyo, MuseOSC and MRTI2015 ---」、『Proceedings of 2016 International Computer Music Conference』(International Computer Music Association)、2016
	https://nagasm.org/ASL/paper/ICMC2016_nagasm.pdf
「脳波センサ"Muse 2"・"Muse S"は新楽器として使えるか」、『情報処理学会研究報告 (2020-MUS-129)』(情報処理学会)、2020
	https://nagasm.org/ASL/paper/SIGMUS202011.pdf
以上、よろしくお願いいたします。
そして、「乗らない時にはやらない」という原則に従って音知学会の原稿執筆はしばし棚上げして、事務的な作業として残っていた「過去の発掘」をしばし進めた。 大学教員には「個人調書」というのがあって、今では リサーチマップ というサイトにも載っているので重複なのだが、毎年、業績などを追記して事務局に提出しなければならない。 この調書は、例えば大学教員の「就活」(転職)の際には、採用応募先の大学に提出する資料となるし、毎度のSUAC教授会で新しい非常勤講師などの採用の議題では、「回収資料」としてその先生の個人調書が配布されている。 ただし僕の個人調書はちょっと分厚くて(^_^;)、去年のもので136ページにもなっている。 ここに追記しなければ・・・とずっと懸案だったのが「論文査読担当」というお仕事で、「職務上の実績」というカテゴリに載る情報なのだ。
    • 2004年2月 国際会議NIME04 論文審査委員 担当論文8本についてpeer reviewerとして審査
    • 2004年2月 国際会議NIME04 音楽審査委員 担当応募作品10件についてpeer reviewerとして審査
    • 2008年5月 情報処理学会論文誌 論文査読担当
    • 2008年12月 芸術科学会論文誌 論文査読担当
    • 2010年10月 日本生理人類学会 論文査読担当
    • 2010年12月 電子音楽国際コンペティションSYNC2010  コンペ審査員 ロシア・エカテリンブルクの会場にて、6作品の最終審査会に参加
    • 2011年2月 芸術科学会論文誌 論文査読担当
    • 2012年8月 情報処理学会論文誌 論文査読担当
    • 2020年5月 日本音響学会論文誌 論文査読担当
    • 2021年10月 日本音響学会論文誌 論文査読担当
論文査読というお仕事は、基本的に全てボランティアであり、たいていの場合には「忙しい時に限って依頼がやってくる」という特性がある。 上にまとめてみたように(調書にはそれぞれの論文タイトルを付記したが、査読者というのは匿名なのでここにタイトルを書くことは出来ない)、僕が会員でない日本音響学会からも、さらには謎な日本生理人類学会などからも、テーマに関する専門家として何故か僕が選ばれて、論文誌の編集委員から学会名での「査読依頼」というメイルが突然に届く。 そして「いついつまでに査読するかどうかの可否を回答」などとほぼ強圧的に依頼されて、OKすると投稿された「生論文」(当然ながら未発表)のPDFが届き、これに対して色々な視点からのスコアを付けたり、コメントしたり、改良提案などをする。 お仕事としては自分の論文を1本、書き上げるのとほぼ同様の専門的内容と責任がある、それでいてノーギャラ(アカデミックとはそんなもの)、ということで、これを「個人調書」に追加するのは、せめてのご褒美みたいなものなのだ。

2022年5月2日(月)

音知学会の原稿執筆で、久しぶりに「未知の深淵」にハマッている。 かつて2014年、京都市立芸術大学の博士課程(社会人)入学で、それまでまったく未知だった「哲学」「美学」あたりを 猛勉強 した時に、これを初めて体験した。 それまで55年ほど生きてきて、ほぼ一度も使った記憶の無かった脳の領域に、それこそ「染み込む」ように新たな知識と考察がずんずん入ってくるという「知の興奮」というやつである。

  

  

音知学会の原稿執筆が難航している理由は、その中に書かれていた「M-GTA」という謎の研究手法である。 そこから始まって、ネットを検索して 11本の資料 を探し出して印刷して精読(いい時代である(^_^))、そして遂にはその元本として以下の本をAmazonに発注することとなった。 これまでの「研究」とは全く概念が異なる、こんな「研究そのものに対する哲学」みたいなものがあったのだ(まったく無縁で生きてきた!)・・・というのは、まさに「知の興奮」である。 これまで触れてきた心理学の世界はまだまだ「理系」だったようで、それよりさらに「文系」の心理学の領域(看護・保健、医療、リハビリテーション、ソーシャルワーク、介護、教育、臨床心理などヒューマン・サービス領域)で活用できるようだが、そうなればこのところの共同研究テーマ(ウェルネス・エンタテイメント)とも密接に関係しているので、ここは本腰を入れて勉強する意味がある。

しかし、ゴールデンウイークなのでこの本が届くのはおそらく週末(SUACは休日は宅配便を受け取らない[持ってこないよう営業所に連絡済]という体制)なので、音知学会の原稿執筆については、延長される可能性が高いものの、当初の締め切りだとちょっと間に合わないかもしれない。(^_^;)

いつも東京に行く時に常宿としている歌舞伎町のホテルから徒歩圏の行きつけのカラオケバーからは、なんともソソラレルLiveの情報が届いて、さっそくマスターにSMSで予約の連絡をしてしまった。 これは今月のいろいろと忙しくなる日々を乗り越える「糧」となりそうだ。(^_^)

2022年5月3日(火)

日本音楽知覚認知学会の春季研究発表会のための原稿執筆については、学会サイトで提出期限が10日ちょっと延長されたことを確認したが、「M-GTA」の壁のためにまだまだ執筆の方針が立たないままである。 その音知学会の会員MLからは、どうやら音響学会と重複しているあたりの会員でやっている勉強会が、 このように (文字化けした場合にはテキストエンコードをUnicodeにすると見える)オンラインで開催される・・・という案内が届いた。 中身の「概要」を見ると、ちょっと気になる面白そうな話題も散見している。 日曜の午後、充実した時間を求めて参加してみるかどうか、とりあえず参加登録してZOOMの情報をゲットしておくことにした。

2022年5月5日(木)

ずっと苦悩を続けていた音知学会の原稿執筆については、「果報は寝て待て」の格言通りに、今朝、突然にアイデアが浮かんできて、解決への道筋が見えた(^_^)。 M-GTAについては正面から取り組むのでなく「うっちゃり」なのだが、まぁ、そのぐらい時間をかけてもいい相手なので今回はこれで行くのだ。 そして元気に研究室に出てきた朝イチ(7時)には、いつものArs ElectronicaからのMLが届いていたが、なんと2件のCFPの情報があった。 Ars Electronicaのコンペティションに関しては今年は最初からスルーしていたが、調査視察のためにフライトとホテルを予約した身となれば、単なる視察でなく現地でプレゼンとかワークショップの機会があるなら、是非とも参加したいものだ。

6月3日がdeadlineだという「Immersive Sounds - External Worlds: Call for Contributions」というのは このPDF だけ、という淡白なものだが(^_^;)、「016年よりアントン・ブルックナー大学では、アルス・エレクトロニカ・フェスティバルの一環として「Sonic Saturday」シンポジウムとコンサートを開催しています。今回のフェスティバルでは、イマーシブオーディオの分野で活躍する芸術研究者たちが、非公式に実地で意見交換できる研究生ミーティングを開催する予定です」とのことで、どうも対象は学生(修士/博士)のようだった。 テーマは「Anton Bruckner Private Universityのアルスエレクトロニカ・デジタルミュージック・フォーカスは、私たちの世界を音で反映する芸術的研究分野として、没入型音響創造に耳を傾ける予定です。マルチチャンネルスピーカー環境は、単に日常生活から目をそらすためのバーチャルな代替環境を提供する以上のことができると確信していますし、少なくとも希望を持っています。そのために、マルチチャンネルオーディオの分野で働くアーティストや研究者を集め、没入型オーディオが、単に『体験』として販売または貸し出される、より複雑な聴覚的快楽を可能にするだけではなく、理解し、より聞き取り、反対意見を活発にするためにどう役立つのかについてアイデアを交換することを目的としているのです」とのことで、なかなか興味あるものだ。 発表形態は「Talks (duration 20 mins)」・「Workshops」・「Fixed media works (audio only, up to 20.2 channels)」とのことで、お約束の「Topics of interest」は以下のようになっていた。

5月31日がdeadlineだという「Synaesthetic Syntax III: Gestures of Resistance」というのは このページ (ローカル保存版) の「Expanded Animation 2022」という企画 Youtube Trailer の一部のようである。 DeepL翻訳によれば、その企画意図は「 Synaesthetic Syntaxは、アルスエレクトロニカ・フェスティバルのエクスパンデッド・アニメーション・イベントの一部である。この一日シンポジウムでは、感覚と拡張されたアニメーションとの複雑な関係を探ります。このシンポジウムは、感覚の優位性に焦点を当てることで、テクノロジーの誘惑について、また、人間であることの基本を語る言説を維持する方法について、問いかけることを目的としています。今年のテーマは『タッチ、ジェスチャー、身体運動』です。シンポジウムはリンツで開催され、直接参加することが望ましいです。選ばれた講演者には、2022年のアルスエレクトロニカ・フェスティバルのフリーパスが贈られます。
人間であること、身体の中にいることは、動くこと、感じること、感じるままに動くこと、動いている自分を感じることです。しかし、身体は孤立して存在しているわけではありません。身体は社会的な文脈の中で互いにぶつかり合う。身体は他者に影響を与え、また自らも影響を受ける力を持っている。身体は文化によって構造化されるが、抵抗することもできる。身体で感じる動きや感覚は、変化につながる。
本稿執筆時点では、戦車、装甲車、軍隊の列が40マイルに渡ってキエフに接近しており、文字通りテクノロジーによる変化の動きを示している。アニメーションはこれにどのように対応できるのだろうか。ジェスチャー、固有感覚、モーションの技術をどのように使えば、形式主義を超え、変化への動きを封じ込めようとする力について考えることができるようなアニメーションを作ることができるだろうか。
触覚は、残忍で暴力的であったり、優しくて愛情深いものであったりする。『触覚的視覚性』を通じて、アニメーションの中で触覚を呼び起こすことができます。嗅覚、触覚、味覚の身体的記憶をトリガーに、視聴者は言語を使うのではなく、身体的に文化的経験を伝えることができるのです。アニメーションの中で触覚はどのようにコミュニティを作り、思い出を共有するために使われるのでしょうか
」とのことである。 応募のために考えて欲しい「List of Topics」は以下だという。

最後の項目はまさに僕がやった事なので、これを仕上げて出すことには可能性がある気がしたが、シンポジウムの全体としては「CG屋の集い」みたいなアウェー感が満載である。 しかし、アウェーに出て行くというのは僕の一つのスタンスなので、500wordsのAbstractということであれば、これはちょっと挑戦してみる価値がありそうだ。
そして朝から午後まで数時間、ずーーーーっと集中して、なんと一気に「6ページ」の(実際には最終ページは半分以上余っているものの「偶数ページ」条件をクリアして)原稿を書き上げてしまった(^o^)。 すぐに学会に送らずに、いったんプリントして自宅に持ち帰り、テレビCMの時間などにちらちら眺めてバグに赤を入れて、明日(午前は1-2限に「サウンドデザイン」・「音楽情報科学」があるので午後)にはPDF化して学会に送ってしまえば、インターバル5日で土曜にはまたヒトカラに行けて、さらに日曜のZOOM勉強会にも参加できる可能性が高まる。
そして今日は突然に何故か、午前に1本、午後に1本、と立て続けに「2022年6月に中国○○大学を卒業する予定で、2022年10月からのSUAC研究生に来たい」という打診メイルが届いた。 ただし僕はもうタイムリミットなので、事務局に「丁重にお断り」メイルを依頼することになる。 この手のメイルはCOVID-19のために日本国内に残っていた留学生からしか届かなかったのだが、どうやら中国の大学の卒業(確定)シーズンと、海外への留学のGOサインのような状況なのだろうか。 この流れに乗って、無事にゼミの王さんが来日してくれることをひたすら期待しよう。

2022年5月6日(金)

連休明け(世間はまだ連休中)で1限・2限に講義があるというテンションで朝7時前に研究室に出てくると、王さんから昨日の晩に「今は無事に香港国際空港に到着しました。(以前予約したチケットが再びキャンセルになったので、香港でトランジットチケットを買いました)明日朝7時で、東京成田空港に到着する予定です」というメイルが届いていた。 そしてちょうど以下のように、その時間に成田での通関(COVID-19のためにかなり時間がかかる)というところだった。 何はともあれ、日本に入国できてしまえばこっちのものだ。(^o^)

そして1限からマルチメディア室で このように 「サウンドデザイン」と「音楽情報科学」が進んだが、何故か改造ジャミネータからのMIDIを受け取れない(さらに5台中1台だけMIDIが出ない?)・・・というトラブルが起きた。 それを来週までの宿題として引き取って1106に戻ってきたが、研究室のMacBookAir(MIDIインターフェースはUM-2)では問題なく動作した。 となれば、違いは研究室のMacOS(10.11.6)とマルチメディア室のMacOS(11.6.1)ということになる。 そしてM1 MacBookAirを出してきて確認したところ、UM-2のドライバは「OSバージョン未対応」ということで断られた(;_;)が、研究室に3個ほどあったRoland UM-ONEというインターフェースのドライバをインストールしたところ、何事もなくMIDIを受けて、さらに両方のジャミネータがOKであることも判明した。 こうなれば、どうせ「音楽情報科学」を受講しているのは4-5名なので、とAmazonで追加に「UM-ONEの3個セット」というのを発注して、来週月曜には届くということになって、なんとか解決した。 いよいよ研究室とマルチメディア室のMacOSのバージョンの差が表面化してきたが、いましばらくはこのまま耐えていくことにしよう。

2022年5月7日(土)

いろいろ激動の5月である。 ゼミの○○クンが個人的な事情で「消える」(;_;)という話になって(代わりに見習い修行中の日崎クンに仮ゼミ参加を打診してみようか)、貸し出していたKinectが研究室のドア前に返却されていたり、3日間の隔離待機中ホテルから王さんの元気なメイルが届いたり、「夏の札幌(*^o^*)」LIFE2022に関してオーガナイズドセッションのメンバーでの打ち合わせが進んだり、学会ページに用意されていなかったので問い合わせていた「原稿提出ページ」が出現したので 日本音楽知覚認知学会の春季研究発表会のための原稿 の提出をようやく完了したりして、今日は午後から5日ぶりのJoyJoyヒトカラ6時間(前回は歌仲間とのフタカラ6時間で33曲)の予定である。 これで残っている締め切りは「LIFE2022の講演論文提出(演題採否通知後) - 6月17日(金)」と、「電子情報通信学会応用音響研究会(東北大)の発表応募[申込受付前] - 6月13日(月)」、そしてあとはArs Electronicaの「Synaesthetic Syntax」へのSubmissionという感じになった。 前の2件は相手からのアクションを待ってイベントドリブンで動くので(電子情報通信学会の方は自分で定期的にチェックする必要あり)、3月あたりから色々と発表シリーズのために右往左往してきたあれこれがかなり整理された感じで、あとは発表直前になってプレゼン準備する、といういつものドタバタだけで何とかなりそうだ。

2022年5月8日(日)

すでにSUACは終わっていたものの、今日は全国的にもゴールデンウイークの最終日である。 昨日のJoyJoyヒトカラ6時間は64曲ほぼ全力完走、とまずまずの結果だった。 そして、昨日、成田周辺の隔離待機ホテルから王さんが知らせてくれていた Sonic Pi というのを眺めてみることにした。 MacOS版は「Requires macOS 10.13 High Sierra」とのことで(;_;)、1106のMac(10.11.6)では走らないのだが、1台だけM1 MacBookAirが対応しているので、DMGをAirDropでそっちに送ってちょっとだけ眺めてみた様子が、以下のスクリーンショットである。

「Sonic Pi is a code-based music creation and performance tool」とのことで、まぁ感じとしてはSuperColliderと同系統のサウンド/音楽生成システムであるが、売りとしては「Live Coding」ということで、「プログラムする→コンパイルする→音を鳴らす」というのでなくて、サウンド生成系は常に走っていて、そのコードをライヴに改編して即刻鳴らせる・・・というあたりを狙っているようだ。 チュートリアル のページも充実しているようで、ターゲットとして教育関係を視野に入れているようである。 当然のことながらMIDIもOSCも対応しているので、これまでのMax8やProcessingやSuperColliderなどとも組み合わせることが可能となっているので、「お勉強」としてはまた一つ、新たに題材が増えたというところだ。

そして午後には、上のような内容の「音楽の科学研究会」があった。 これをお仕事デスクの横に置いた研究室MacBookAirのZOOMで眺めつつ、お仕事Mac miniのサブ画面ではVivaldiでAbemaTVの名人戦第3局もサイレントで眺めつつ、さらにメイン画面ではネットニュースなどを追いかけつつ、さらに研究室のテーブルにはMartinギターが置かれていて「週に2日のおさらい」(練習曲を3回)を弾きつつ・・・という充実した感じになった。 成田で待機中の王さんは明日のPCR検査を予約したそうで、陰性を確認できれば火曜日には浜松に来る・・・という感じで進展している。 いよいよ水曜日のゼミから、2年間も待たされた長嶋ゼミに参加(*^o^*)ということになりそうである。

2022年5月10日(火)

昨日は午前に眼科通院とか夕方にまた別件の通院(常用薬の処方)とかあって、デザイン学部事務室の人に PAW-eightのデモ動画 を撮ってもらった(Ars ElectronicaのSubmissionの準備)ぐらいで1日が過ぎた。 午後には待機中の王さんから「PCR陰性確認!」の連絡が届いて、水曜の1限に事務局に行く前に1106に来てくれることになった。(^_^)

  

  

そして今日は1-2限の「領域専門演習」で日崎くんが1106に来る予定だったが、体調不良の欠席連絡とともに、課題演習の結果データが届いていた。 上のようにエラーが出たりというバグや理解不足もあったが、同時期に「サウンドデザイン」でMIDIベースのMax8プログラミングを学びつつ、ネットの情報を調べてトライするという姿勢はいい事である。 マルチメディア室のMIDIインターフェースも届いたので金曜日の「音楽情報科学」ではたぶんジャミネータで遊べるようになるし、ここはあれこれ一気にくるものの、日崎くんには気合いで全てを貪欲に飲み込んでいって欲しい。
Title
Interactive Multimedia Generated by Rubbing/Tactile Interfaces --- Biofeedback Effects for Wellness Entertainment ---

Abstract
This research aims the Wellness Entertainment with biofeedback especially tactile interfaces. A Japanese company "RT" developed
the small "PAW sensor" which is covered with Urethane Foam and detects four individual values of rubbing controls by fingers 
optically, and reacts natural elastic repulsions. I have developed four generations system with this unique sensor, and I will repoprt
and discuss the possiblity of human tactile interaction with a point of view of wellness entertainment.
As is well known, there are so many sensors/interfaces are used in the interactive systems, however, almost these interfaces miss 
the soft feel and sensation of gentle manipulation. The pressure sensor or strain gauge detects the "maximum" value like a physical 
fitness test. Of courese the "CV" sensors have no physical reaction because they are separated with people.
I developed a new musical instrument called "Multi Rubbing Tactile Instrument". This had ten sensors on "Egg" shaped acrylic sphere 
to be held in both hands. All PAW sensor information were continuous value, so the were converted to the parameters for realtime 
"voice-like" generating system (like the meow of a cat or similar animal). Corresponding to the abstract nature of the auditory output 
of the system, I employed an algorithm that generated fractal images in real time, drawing beautiful two-dimensional fractal images in 
grayscale for each of the two modes, and changing their state in real time in response to 32-channel parameters coming from the sensor. 
The demonstrations as an interactive installation work were surprisingly well received. I had two chances of demonstration: "Sketching" 
conference in Arizona and Science Musium in Singapore. The researchers/engineers and children began their experience by touching this 
unknown toy with trepidation at first. To my surprise, I discovered that they all "smiled" without realizing it as they enjoyed the strange 
world of sounds and animations generated and the sensation of their fingers being gently returned to them.
This experience led me to to develop a new 8-channel tactile sensor "PAW-eight" with my collaborator, a rehabilitation specialist. This 
system has eight PAW sensor for both hand to wrap up, total 32 channels information reach the system. From the beginning, the 
objective of this system was set as "MCI prevention" (activating the brain through the sense of touch at the fingertips in conjunction with 
hearing and vision). This system is as a "Serious Game", people must keep all eight fingers pushing PAW sensor with the "half" level and 
softly (4 channel signals will be almosy equal) to move the 3D pointer into the "black hall" in the center of the space. The pitch of sound 
become low when the pointer is inside of the "black whole", so the aim of the game is to make the space will be silent with gentle control 
of all eight fingers. Care and rehabilitation professionals have evaluated the system and found it to be effective in leading to "wellness".
I would like to pursue multimedia that effectively stimulates the emotions of touch and wellness.

Short Biography
Yoichi Nagashima, composer/researcher/PE/PhD, was born in 1958 in Japan.
He played many instruments, conducted Kyoto University Choir and composed over 100 choral music. At Kawai Musical Instruments, he 
developed/designed/produced sound generator LSIs, electronic musical instruments and musical softwares. From 1991, He has been the 
director of "Art & Science Laboratory" in Japan Hamamatsu, produces many interactive tools of real-time music performance with sensor/MIDI,
cooperates some researchers and composers, and composes experimentally pieces. He is also a key-member of Japanese computer music 
community. From 2000, he has been also the associate professor at SUAC(Shizuoka University of Art and Culture), Faculty of Design, 
Department of Art and Science, and teaches multi-media, computer music and media-art. As a composer of computer music, he collaborated 
many musicians in his composition. He organized and was the General Chair of NIME2004, started teaching the master course and he became 
the professor of SUAC in 2007. He supported over 160 works and projects of interactive/multimedia installations from 2000, composed/
performed many works of computer music, and organized/performed many lectures/workshops in many places all over the world. He organized 
the ICEC2018 Tutorial Workshop [Bio-sensing Platforms for "Wellness Entertainment" System Design] (https://nagasm.org/ICEC2018workshop/).

Relevant links
### MRTI2015 ###
Demo Youtube Movies
	https://www.youtube.com/watch?v=FM1Af3TyXNk
	https://www.youtube.com/watch?v=LF7KojKRP2Y
	https://www.youtube.com/watch?v=2SD84alrN1A
A record of smiling faces of people experiencing it
	https://nagasm.org/1106/Sketch2015/Happy.html
	https://nagasm.org/1106/SI2015/Happy.html
### PAW-eight ###
Demo Youtube Movie
	https://www.youtube.com/watch?v=eO_BEA6yakU
A record of smiling faces of people experiencing it
	https://nagasm.org/1106/Sketch2019/Happy.html
そして、ぽっかりと午前の時間が空いたので、懸案だったArs ElectronicaのEA2022(Synaesthetic Syntax III: Gestures of Resistance)への応募については、上のようにDeepL翻訳の助けを全面的に借りて、一気に5時間ほどでやっつけてしまった。 明日から王さんが来てゼミとかあれこれが忙しくなるので、ちょうどこの集中の時間が取れたのは助かった。 これが採択されてリンツで発表できれば最高だし(フェスティバルパスを貰えるらしい)、別に採択されなくてもこちらはどうせ参加するつもりなので、これでいいのだ。

2022年5月11日(水)

遂にこの日が来た。 「iPod touch、在庫限りで販売終了へ --- iPodの20年の歴史に幕」というニュースが届いた。 iPodに関係したところでは、ネット上のiPod情報を除いて、自分に関したものだけでも、以下のような記録があった。

  

そして、遂にこの日が来た。 まる2年以上、待ちに待って、王さんが1106にやって来た(^_^)。 そして このように 1106でミーティング、学内をプチ散歩、そして以下のように、ゼミでは清水さんの就職内定決定(*^o^*)という慶事も重なって、ランチは3人でデニーズに出かけた。 ちなみに(リンク切れするが)全40分の記録動画は これ である。

2022年5月14日(土)

朝イチに読んだニュースで「大阪 梅田のシンボル『大阪マルビル』老朽化で建て替えへ」というのがあった。 僕がKAWAIを退社独立してフリーとなった1993年から2000年頃まで、京都の大学と大阪の研究所と神戸の大学に浜松から毎週、通っていたために、このマルビルの大阪第一ホテル(のかなり上層階)が僕の定宿であり、毎週2泊するための荷物もフロントに預けておいて身体だけでチェックインする・・・という生活を続けていた。 その期間中の1995年1月に阪神大震災があったのだが、僕はたいてい水曜〜金曜の2泊3日を関西で過ごしていて、震災は月曜日の朝だったので滞在中の被災を免れていた。 その当時からそれほど新しいホテルではなかった(ので利用していた)のだが、まぁ老朽化で消えるというのも仕方ないだろう。

今週は水曜日のゼミ(王さん合流!)に続いて、金曜日の1限の サウンドデザイン では前半の山場の「階層化・構造化」の話題に入り、2限の 音楽情報科学 では先週に不調だったジャミネータを走らせる(Max8でMIDIを受ける)環境を整備・確認して、王さんも参加することになった。 さらに、その場に関係者の全員がいたので、 音楽理論特訓集中講座2022 を毎週水曜3限に1106で行なっていく事も決まった。
そして今週だけは4-5限の 基礎演習E の「技法を学ぶ」担当回もあって、例年やってきた内容から全面改訂して、話題提供とともに4限で終了して、残り時間(か来週までの自由な時間)に検討して課題レポートのメイルを提出する・・・という進行にした。 「お話」だけでなく、希望が多かったので、OG野口さんのインスタレーション作品「はやくスシになりたい」の現物をデモして見せて、なかなかに受けた。 早くも昨日に1人、そして今朝にも1人からレポートのメイルが届いていたが、果たしてどれだけ来るのか楽しみである。

2022年5月15日(日)

昨日は予定表に「夕方 : 孫子来訪」と書いていたように、久しぶりに自宅に息子の一家がやってきて、もうじき1歳2ヶ月になる孫との時間を楽しんだ。 学会で発達心理学関係の報告も色々と聞いているから、目前の乳児の成長ぶりはいちいち心当たりがあって面白い。 この予定のために昨日に予定していたJoyJoyヒトカラは今日に移動して、今日に予定していた「AUショップ」予約は明日に移動した。 ネットからは「地球の歩き方と雑誌ムーが異色のコラボで出版したガイドブック、まれに見る売れ行きを記録」というニュースが届いた。 海外あちこちに出張するたびにお世話になっている「地球の歩き方」だが、いやいや、これはちょっといただけない(^_^;)。 僕は子供の頃に計3回、UFOを自分の目で実際に見たので「UFOは存在する」派であるが、それ以外の「超自然現象」については否定派(懐疑派)である。 Amazonに行ったものの、暖かくスルーすることにした。

「夏の札幌」LIFE2022からは、我々4人が提起したオーガナイズドセッションには他に一般からの投稿は無かった・・・と連絡が届いて、むしろヘンな調整が不要となってスッキリした。 我々としてはとにかく、夏に札幌に行ければいいのだ(^_^;)。 そして午後には、今週末の サウンドデザイン音楽情報科学 の講義ページを完成させて、サンプルのMax8パッチも新たに更新して、準備も万端、整った。 今週は、ぽつぽつ届く 基礎演習E の全ての学生課題レポートにコメントする、という膨大な作業が待ち構えている。

2022年5月18日(水)

一昨日の月曜日の午後にAUショップに行って、PHSの後で数年間使っていたガラケーを終了して、店内で一番安かったOPPOという中国製のスマホを半額の1万円で購入して乗り換えた。 使用目的はこれまでの「電話」「SMS」だけ、というのに対して、「電話」「SMS」+「COVID-19関係アプリ」を使いたい、というただ1点だけであり、上限1GBのプランで最初の1年間は月額990円となったが、これも全て、9月にリンツに渡航するための準備である。 その後、昨日の火曜日の午前には「日崎クン+王さん」のシンセ特訓講座があったが、それ以外の時間はほとんど、この使いにくいスマホとの格闘で消えていった。 defaultで全てのアプリの設定が「電池を消耗する」・「個人情報が抜き取られる」方になっていて、いちいち手作業でOFFっている合間に、何故かメニューの階層構造から外れてしまって初期画面に戻ってしまう。 Microsoftほどでは無いにしても、まったくGoogleというかAndroidというか、よく皆んなこんなものを「活用」しているものだと感心した。 もちろんLINEどころかツイッターもフェイスブックもインスタグラムもTikTokも全シカトであり、当然ながらGPS(Location)はOFFで、外観はスマホっぽいが使い方はガラケー以下(PHS並み)なのだ。 それでもSUACネットに登録し研究室WiFiに繋いでChromeから(アプリでなく)Gmailに行ってみると、さすがGoogle、僕の個人情報でサッとGmailにログイン出来てしまった。 さらに気付いてみれば自分の「キャリアメール」のアドレス(#####@au.com)を知らなかったので、Uninstallしていた「AUメール」というアプリを再度インストールして「設定」に行ってみたところ、なんだか知らない記号の羅列だったが、まぁこれはいくら届いても最初から最後までシカトすればいい・・・と気付いて、またまたUninstallした。 最後の仕上げにFirefoxをインストールしてdefaultブラウザとしてGmailのブックマークを設定した上で、Chrome(標準搭載でUninstallできない)のネットワーク設定を「OFF」としてみたが、これで「Google最低限」の「電話」「SMS」用スマホが完成した。(^_^;)

そして2限には このように ゼミメンバーが全員揃ってスタートし、さらに3限には「音楽理論特訓講座2022」の初日もスタートした。 さらに王さんとのミーティングで、この前期には毎週木曜の2-3限を「王さんタイム」として確保することになり、「濃い」シーズンの体制が確定した。

その後、 基礎演習E の学生課題レポートにコメントするという作業などを進めていたが、YAHOOニュースからは、上のような謎な写真のニュースが届いた。 ウルトラマンみたいに見えるこれが「ロシアが追加派遣した最新式戦車T-90M」なのか、どういう状況なのかは不明である。(^_^;)

2022年5月19日(木)

今日は2限にゼミ吉田さんのアポがあり、あとは4限に学生委員会があるだけの日だが、 基礎演習E の学生課題レポートの提出期限が今日の23:59となっているので、帰宅後に提出されたものは明日にチェックするとしても、合間の時間に刻々と届くレポートにコメントするという作業が一日中、続くことになった。

2限には このように 吉田さん作品の企画のために、これまで11チャンネルのアナログ入力のうち3チャンネルに3軸加速度センサを取り付けていただけだったSeeeduinoXIAOに、さらに2チャンネルのCdS(明るさセンサ)を空中配線で取り付けて、この全体をピンポン球ぐらいの球体で覆えば、それを掌の中に入れて、もぞもぞと隙間を開けると、対応して2チャンネル(表側と裏側)の照度変化をスマートに検出する、というシステムが出来上がった。 明日の「音楽情報科学」では、これと、あと「ききとりくん」を全員に紹介することにした。

2022年5月23日(月)

昨日は昼過ぎの新幹線で東京に向かったが、浜松駅の待合室では隣の研究室の日比谷先生とばったり会った(^_^;)。 いつもの新宿歌舞伎町2丁目のバーでライヴを堪能し、その後も飲み歌い続けていつもの東横インに宿泊、今日は朝帰りならぬ昼帰りをしたが久しぶりの有休の活用となった。 午後にはLIFE2022から「LIFE2022演題採択のお知らせ」というタイトルのメイルが予定通りに届いて、最初から分かっていたものの、「この度はLIF2022に発表の申込みありがとうございました。あなたの演題は採択されましたのでご連絡いたします。<受付番号>001」とのことだった。 これで来月中旬の締め切りに向けて、原稿執筆がまた開始することになる。 今回の学会は医療関係で、『LIF2022より、「倫理的配慮」「研究資金・利益相反」「その他の援助」について、論文内の規定の箇所に明記することを義務化することとなりました。これらが明記されていない原稿は受け付けませんのでご注意ください』という指示があり、ちょっと注意が必要なのだ。

2022年5月25日(水)

海外ではノーマスクが普通になり、その外国人観光客が入国するための検疫規制が大幅に緩和され、国内でもCOVID-19オミクロン株の爆発的感染拡大は見当たらないものの、ひたひたと足元にその影が忍び寄ってくる。 今日はゼミの日であるが、1人が感染待機命令でZOOM参加、もう1人も体調不良欠席でコロナ検査に行く・・・という状況のため、3限の音楽理論特訓講座も急遽「復習の日」に変更して、学生たちの個別アポが舞い込む日々となっている。
そして このように 2人だけ1106にやってきて3人+ZOOMのゼミが進んだ。 ちなみに(リンク切れするが)全48分の記録動画は これ である。

2022年5月26日(木)

今日は、ようやく念願のSUAC大学院に来た王さんの、ゼミの下級生との合体講義でない、単独の「院生指導」(とりあえず前期は毎週木曜2-3限の枠を確保)の初日である。 「音楽理論特訓講座」では3回生3人と一緒にコード理論の探求の道に踏み出し、リモート期間の復習を兼ねて領域専門演習の日崎クンと一緒に「シンセ講座」を受け、「音楽情報科学」とゼミでは3回生/4回生の音楽ネタに絡むインスタレーション企画なども眺めているが、ここでは本来のComputer Music追求をみっちり進める計画である。 リモートの北京ではMax8のプログラミングを(Max/MSPにあたりまでは)ほぼ制覇し、さらにProcessing、SuperCollider、そして最近のSonicPiなども調べてきた王さんは、当面、Granular Synthesisに取り組む感じとなっていて、これは僕も好きなテーマなので、一緒に頑張って深めていきたい。 僕自身の当面の予定としては、上のように新たに電子情報通信学会応用音響研究会(東北大)の発表応募、というのが加わった。 久しぶりの仙台には何としても行きたいので、テーマ「応用/電気音響,聴覚,一般」というのに合わせて、何としてもネタを捻り出すことが当面の必須事項となった。 まぁ、「サウンドデザイン」と「音楽情報科学」を日々、進めていて、さらに今年は日崎クンの「シンセ講座」、さらに王さんとのGranular Synthesisもテーマとなったので、何か「教育」と絡めればネタは出てくる・・・と期待している(^_^;)。

そして、以前にゼミの清水さんアポの際に何かの話題で「Blues Brothers」と「This is It」の2枚のDVDを貸し出した際にフト思い付いてAmazonに注文していた3枚のDVDのうち「Hair」が届いたので、帰宅して晩にじっくり鑑賞した。 この映像はこれまで見ていなかったものの「Aquarius」と「Let the Sunshine in」の2曲は何故か僕のレパなのだが、ウクライナとロシアの戦争がリアルタイムに続いている現在、これを観るとなんともズッシリとした想いが残った。 まさに名作なのだった。

2022年5月27日(金)

夜中から早朝にかけて前線が通過して、浜松には凄い雨が降ったのだが、大学に朝7時過ぎに着いてみると「本日(5/27)は、午前6時5分の時点で大学の所在地にて避難指示が発令されているため、1、2限の対面授業は休講となります」とのメイルが届いていて、急遽、天からの賜物として「何もナシの日」となった。 金曜日の午前には「サウンドデザイン」と「音楽情報科学」があるものの、2限では受講する学生4人のうち半分がコロナ感染で出てこれないのでどうしようか・・・と思っていたところに「恵みの雨」である。 さっそく両科目の教材ページに「中身を濃くして補講はやらず」と告知して、あとは昨日も書いていた懸案に取り組むことにした。 そして朝イチに(10時までに)、以下のように電子情報通信学会応用音響研究会(EA)の発表応募を完了してしまった(^_^)。

コンピュータサウンド教育のためのインタラクティブ環境について 〜Max,SuperCollider,Processing,SonicPi,およびMozziの検討〜
About Interactive Environments for Computer Sound Education ---Consider Max, SuperCollider, Processing, SonicPi, and Mozzi---

メディアアートに関連したデザイン教育の場において、ビジュアル要素と並んで重要な要素の「サウンド」をデザインする教育のための教材として、4種の
インタラクティブ・サウンド処理環境について整理検討した。映像作品やコンテンツBGMなどのサウンドに既存のネット上フリー素材を安易に利用する学生が
多いなかで、自己の感性を頼りにオリジナルのサウンド生成を求めたり、インタラクティブ作品の「サウンドセンサ」(状況分析)として周囲音響のリアルタイム
解析を目指す少数の学生もいる。サウンド処理のためのインタラクティブ環境を活用すると、アルゴリズムによっては先入観を超えた新規なサウンド創生の
アイデアの可能性もある。本稿では、Max(Max8)、SuperCollider(Version3)、Processing(Minimライブラリ)、Sonic-Pi、という4種のリアルタイム・
インタラクティブ・サウンド処理環境を例として、簡単な事例紹介とともにその特徴や発展性などについて整理する。関連して、外部ハードウェアを用いずに
Arduino内部処理のみでの単体サウンド生成を実現したMozziについても紹介したい。
そしてこの勢いそのままに、続いて残った懸案である「LIFE2022(札幌)の原稿提出」に取り掛かってみると、午後半日で、全体として最大4ページの原稿をおよそ3ページまで書き上げてしまった。 まぁ、例によって参考文献のリストが膨大なのだが(^_^;)、これは重要な資料なので仕方なく、調子よく進めばこの週末にもゴールが見えてくる予感がある。 明日はいつものJoyJoyも既に予約してあるので、そのテンションで明日の午前中に仕上がったら最高だろう。

2022年5月29日(日)

昨日は午前中から頑張りに頑張って、昼過ぎにはLIFE2022の 原稿 をやっつけて、学会に提出を完了させてしまった(^o^)。 そして午後には帰宅して、JoyJoyヒトカラ6時間62曲を余裕で完走し、今月の成果は以下のようになった。 ちなみに先月の記録はこの日記の「2022年4月29日(金)」のところに、それ以前の記録の場所については、 この日記のPart12 のいちばん最後「2022年3月31日(木)」のところにある。
      • 2022年5月2日(月) 6時間 33曲 (withたまじ)
      • 2022年5月7日(土) 6時間 64曲
      • 2022年5月15日(日) 6時間 71曲
      • 2022年5月21日(土) 6時間 63曲
      • 2022年5月22日(日) 2時間 6曲 (ルクソール・NutsMellowsライヴ後)
      • 2022年5月28日(土) 6時間 62曲

  

Amazonからは、「Hair」と一緒に注文していた、上の2本のDVDも届いたので、自宅で暇がある時に鑑賞することにしよう。 「Brother Sun, Sister Moon」はたしか中学生の時に初めて観た映画、「Jesus Christ Superstar」は大学時代に合唱団のステージに出演し、「39回の鞭打ち」のシーンでは、ソデで効果音として木片2枚を合わせ叩き続けた記憶がある。 懐かしい映画というのは、何度観ても、気付かなかった新たな発見があるのが楽しい。

2022年5月31日(火)

昨日は3限に「2回生向け領域紹介」というのに行ったぐらいでさしたる進展もなく、今日はコロナ陽性のため「領域専門演習」がナシとなって、代わりにゼミ清水さんのアポを午後に受けたぐらいなので、午前中フルの空き時間が生まれた。 そこで、今週末に久しぶりの学会出張として立命館大学びわ湖草津キャンパスで行われる、日本音楽知覚認知学会春季研究会のためのプレゼン制作に着手してみたが、ここで新鮮な驚きがあった。 これまでマルマル2年間、全ての学会発表がオンライン(ZOOM)となってきて、僕はパワポ(スライドショー)的なプレゼンが嫌いなので敢えてライブ形式でやってきたのだが、今回、完全に3年ぶりでプレゼン制作に取りかかってみると、いやいやKeynoteでのプレゼン作りが異常に「楽しい」ことに気付かされた。 つまり、リモートでの学会というのは、パソコンに向かっているだけで、あの講演会場の来場者の視線も「圧」も無いために、まぁ適当に作って適当に発表していれば良かったのだが、いざ今回は久しぶりにライブで発表する・・・と思っただけで、プレゼン制作に際してあの会場のライブ感の予感から、どんどん作り込んでいってしまうのだった。 やっぱり、学会というのは現地に行って、実際に人々の前で発表する(そして生の現場での質疑応答ディスカッションが盛り上がる)からこそ、本当の意味で「身が入って」収穫になるのだ・・・と再確認できた。 プレゼンはおそらく、前日どころか当日の新幹線内まで、あれこれ手を加えることになりそうな予感がある。(^_^;)

2022年6月1日(水)

色々とぎっしり詰まった水曜日である。 2限には このように 3人がやってきて(ZOOMは空砲)ゼミが進んだ。 ちなみに(リンク切れするが)全75分の記録動画は これ である。 そして3限には3人がやってきて「音楽理論特訓講座」があり、さらに4-5限アポのゼミ吉田さんと、 このように あれこれ実験したり検討したりして1日が終わった。 明日には王さんとのみっちり院生指導がある。 なかなか充実なのだ。

2022年6月2日(木)

今日は午前に、毎週、M1の王さんの院生指導コマを設定しての初日である。 このところ、仮ゼミの日崎くんと一緒に「Synth特訓」にも参加している王さんであるが、当面のターゲットをGranular Synthesisに絞ってチャレンジしている。 BEAPライブラリにあった「Granular」というパッケージを開梱して、正面からMSPでGranular Synthesisを実装する・・・という力技なのだが、さすが最近のMacは、「poly~」で同時生成するGrain数を16個から倍の32個にしてMax8のDSP statusで「CPU= 67%」などというとんでもない処理量になってもへこたれないので、正面突破でも出来そうな感じがしてきた。 途中まで作ったところで「次回への宿題」としていたが、ちょっとやってみたら、以下のような感じで、1990年代に苦労して苦労してようやく生成できたあのGranularサウンドが聞こえてきた。 これは来週がまた楽しみになった。(^_^)

2022年6月6日(月)

この土日は、 2年4ヶ月ぶりの学会出張 ということで、初めての立命館大学びわ湖草津キャンパスに行ってきた。 その嬉しさというのは、以下の プレゼン の最初のシート(プロジェクタにテストで出すもの)からも伝わるだろう。(^_^;)

「初めての草津」だったが、夕食の居酒屋のマスターに尋ねて訪れたカラオケバーが最高にいい感じのお店で、今後、関西(京都あたり)への出張であれば、わざわざ草津のホテルに泊まって再びここに行く可能性が少なくない、という収穫を得た。 その一方で、日本音楽知覚認知学会での発表は無事に終わったものの、初めて持参したM1MacBookAirの問題なのか、会場の立命館が飛ばしているWiFiにどうしても接続出来ないというトラブルに悩まされた。 持参したiPadはアッサリと接続されたので、こちらの問題なのは間違いないのだが、ちょっとこういうのは前例が無かったのでどうしようもない。 そして2日目はもともと午前の2時間ほどのposterセッションだけという予定だったが、これがネット接続を前提とするGatherTownというものなので、WiFiに接続できない僕は参加すら出来ないと判明して、琵琶湖クルーズ外輪船の方に行った(^_^;)。

まぁ、久しぶりの「プチ観光」、そして何よりリアル学会の出張ということで、まずまず充実の週末だった。 今朝は朝イチで以下のような情報も届いて、ちょうどこれは今週金曜日の「音楽情報科学」で紹介する「バイオ(生命)アート」の話題と密に繋がっているので、これも月曜からいい情報となった。

2022年6月7日(火)

この日は朝イチで、頑張るおっさん達の 「時代遅れのRock’n’Roll」MVフルバージョン が公開された・・・という嬉しいニュースから始まった。 そして午前には、コロナで待機していたゼミの日崎くんが復活して、M2の王さんと一緒に このように 領域専門演習「Synth講座」が再開した。 あれこれ、ここから一緒に頑張っていこう、

そして午後には早退して、JoyJoyヒトカラ5.5時間で56曲を完走した。 6時間の予約だったが、フルでなく30分早く「勇気ある撤退」を完遂した。 週末に草津のお店で熱唱した(といっても9曲だけ)影響が残っていたためだが、やはりここは日々のトレーニングとして(歌唱力維持)押さえておく必要がある。 しかしインターバルが狭いので、今週末のヒトカラは土曜日でなく日曜日になりそうだ。

2022年6月8日(水)

コロナ待機の2人も全快して、2限には全員揃ってのゼミが このように 進んだ。 そして午後の3限には、こちらも全員が揃っての「音楽理論特訓講座」が進んで、学生は以下のような宿題を抱えて来週に備えることになった。 来週は僕はアドリブで解答を言っていくのだが、いつもそうなのだが、たいてい1個ぐらいは間違えるのだった。(^_^;)

2022年6月9日(木)

この前期は基本的に毎週、ゼミのM1・王さんの個別指導の日と決めてある。 今日はだいぶ本格的に進展する、実りある時間となった。 以下がその成果であり、これだけを1日で理解してモノにしていく、というのは王さんの意欲の賜物なのだ。

上は先週から引き続いて王さんが作ってきたGranular SynthesisのMax8パッチであり、さらにオリジナルのリバーブ(GENを活用!)も加えてきたので、今日は「リバーブ大会」となった。 このパッチは一緒に実験してみた最終系であり、元々は「poly~」で32個のGrainを駆動していたのだが、同時に1音しか出ないのはGranular Synthesisとして淋しい・・・ということで、まずは「poly~からさらにネスティングしてpoly~を呼び出せるか」を実験してOKだったので、「8個のGrainを駆動する」のを4系統としてこれもOK、そこでこのパッチでは「4個のGrainを駆動する」のを8系統として、同時に最大8音まで鳴るようにした。 ただしCPUは60%と凄いことになった。

上は、その王さんが加えてきた「reverb」という部分を、単独のリバーブとして切り出したものである。 スタンフォード大のCCRMAの資料 を自力で調べて、その「Schroeder Reverberators」アルゴリズムをGENで実装したという優れものである。 GENを使っているため、CPUは4%と、超・軽い。(^_^)

上は、僕がこれまでのComputer Music作品でよく使ってきたリバーブで、正確にはエコーマシーンという感じのものである。 オールパスフィルタなどを省略して、単にdelay~を多段接続しているだけだが、多チャンネル筋電センサからの信号で多数のFM音源などを鳴らしている場合、この程度でも十分な効果がある、という経験則に従って愛用してきた。

そしてここから、Cycling'74のMax8に含まれているリソースを辿って、標準添付されている「Examples」ディレクトリの中から、2種類のリバーブを発掘してみた。 上はそのうち「legacy」という古い時代のリバーブであるが、基本的なリバーブのパラメータをきちんと網羅しているので、これでも十分に活用できる立派なリバーブである。

上は「legacy」の心臓部だった「yafr」が、新たに「yafr2」と新しくなったバージョンのリバーブ例であり、こちらも色々なパラメータを自在に変化させて活用できるものになっている。 ただしCPUは倍程度に増えているので、内部的にはさらにきちんとリバーブ演算をしている模様である。

上の3つは、最近のMaxウインドウの左側にある「BEAP」という、完成されて使うだけ(パラメータはパネルで変化できる一方、自在に外部センサ等から与えられない)、という邪悪なライブラリの中の3種類のリバーブである。 おそらく内部的にはGENで高速化させているのでCPUはそこそこ軽いし、サウンドもなかなかいい感じのリバーブとなっているが、まぁ、僕はこれを使うことは今後も無いだろう。

上の「MC Granular Synthesis」というのはリバーブではなくて、王さんのパッチでも参考にしていた、16個のvoiceallocator~によって見た目は無限ループ的に構成されている(実際には遅延があるので無限ループではない)というオリジナルのGranular Synthesisである。 これだとmetroの時間を小さくすると、ほぼ等間隔のGrainが出てくるのが聞いていて分かるが、CPUもそれほど激重でなく、改造して活用する可能性もありそうだ。

そして上の「Granularised」というパッチは、カテゴリとしては「sampling」のグループの中に入っていた。 つまり、僕もかつてハマッたのだが、これは「Granular Synthesis」というよりは「Granular Sampling」という方向に重点を置いたものとなっている。 一番の「売り」は、波形メモリの上にある「scrub」をスライドさせると、例えば会話音声のようなサウンドの「ある一部分」を無限に繰り返す、つまり「その音が鳴りつつ時間を止める」という効果を生み出すものなのだ。 ただし画面左上に書かれているように、msec単位の「時間」は均一で「time between grains」となっていて、Grainのばらまき方についてはrandom要素が排除されているので、そのつもりで聞いてみると「等間隔のGrain」というピッチ感に気付いてしまう。 パソコンなど有限のリソースでは、全てにおいて万能の「Granular Synthesis」・「Granular Sampling」は(リアルタイムシステムとしては)存在できない、という事実がここに立ちはだかっているのだ。

2022年6月12日(日)

一昨日の金曜日、1限「サウンドデザイン」・2限「音楽情報科学」を充実のなかでやり遂げて、午後は脱力感と共に休息したのだが、来週からはいよいよ「基礎演習E」が個別制作のフェーズに突入するので、残り前期の金曜日は1・2・4・5限がギッシリという修羅場に突入する。 昨日はそんな「サウンドデザイン」の教材を、これまでやらなかったところにまでレベルアップして完成させた。 そして今日は午後〜晩にいつものJoyJoyヒトカラを予約しているので、そのためにプチUPしたテンションと共に半日を過ごすことになる。 まずはネットをあれこれ検索して「 1932-95 」という謎の文字列を確認した上で、あれこれ作業して こんなjpg をダブル画面の片方に表示し続けつつ こんなmp3 をLoop再生し続けることになった。
当面の懸案としては、週末の金土日の3日間に、2日間の「音学シンポジウム(音楽情報科学研究会)」と2日間の「日本時間学会大会」をダブらせて参加登録(いずれもオンライン)していて、さらに金曜日は講義満載のためノールック、土曜日は2台のZOOMで時間学会を覗きつつ音情研で発表、そして日曜日にはようやく時間学会で発表・・・という、リアル学会の時代には有り得なかった「2つの学会にダブル参加」初挑戦するのだが、例によってまだプレゼンを全く作っていないので、プレゼンを作るか、あるいはライヴ講演で逃げ切るか、その検討から進めることになりそうだ。

2022年6月13日(月)

昨日はゼミ学生と僕の講義を受けている2人に、今週末に開催される「音学シンポジウム」の予稿集PDF(66本、150MB)を紹介してみたが、いつもはちゃんと見ていない事に気付いて、午前中かかって66本を全てチラッと眺めてみる時間とした。 いやー皆さん、今年もオンラインという味気ない学会なのに、ちゃんとしているのだった(^_^;)。 かつてこの「音学シンポジウム」では、2013年(記念すべき第1回)に、現在ではチームラボで活躍しているリュ君(院生)とゼミの森川さんと一緒にお茶の水女子大に行って、 このように 発表していたこともあるのだ。

その後はずっとパスしていたのだが、それは同時期に他学会(音知学会、時間学会、その他)があったためである。 2018年に東大で開催された時には このように、 翌年2019年に京大で開催された時には このように、 いつものように一人で行っていた。 2020年のオンラインには参加、去年2021年は時間学会大会とバッティングしたのでパス、そして遂に今年は時間学会と音学シンポジウムの「両方に同時に参加」という荒技となったのだ。

そして午後にはゼミ吉田さんのアポがあり、テーマとしてちょっと面白そうな展開となってきた。 Amazonに注文した上の「呼び込み君」というのは、スーパーなどでずっとLOOP再生されているアレなのだが、これを吉田さんはずっとビートを誤解して聞いていたのだという。 そこで耳コピで採譜してみて、8分音符だけズレた別の採譜をそれぞれ初見で歌ってみると、なるほど「ビート誤解版」もちゃんとキッチリと聴取(知覚認知)できた。 こうなれば、完全に同一のメロディーに対して、伴奏をうまく変化させることで「ビートの誤解」を生成することが出来る(^_^;)という、チャレンジングな可能性が見えてきた。 調べてみると、次の音知学会は「2022年10月8日(土)・9日(日)に日本大学芸術学部(江古田キャンパス)での実施を予定」とのことだった。 この秋までに「ビート錯覚システム」を制作して、音知学会での発表を目指していく・・・というのが面白い目標として浮上してきたのだ。

2022年6月14日(火)

今日は午前にゼミの日崎くんと王さんの「シンセ講座」があり、3-4限にはゼミ清水さんのアポ、さらに5限にはゼミ吉田さんのアポが入って「満員御礼」となった。 シンセ講座では、朝イチでCycling'74のFORUMをチェックして今日のキーワード「Oscillator Sync」に関連したMaxパッチ群を10個ほどゲットしておいたので、それぞれを解説して一部改造を目指す・・・という手法を紹介した。 以下のように、なかなか面白いサウンドを生み出すサンプルがたくさんあって、今後に活用できそうな可能性がまた増えた。 このHard Syncの発想の基本は「S/H」であり、それを活用した事例として「サウンドデザイン」で紹介した 宇宙人音楽 で活用した グロボリンクス化させるパッチ などについても解説した。

  

  

そして3限には清水さんがやってきて、 このように 怪しい風景であれこれ検討を進めた。 関連して新たにAmazonに色々と発注したりして、続きはまた「次」となったが、まぁ清水さんは某ヤ◯ハ社に内定ということで余裕の日々なのだ。 ちょうど、前回の作品で使ったフォトリフレクタを再び活用できそうだ・・・との目算も立ってきたが、まだまだ卒業制作の作品に向けて、実験/検討すべき事項も少なくない。

その後、ゼミ吉田さんの新テーマに関してあれこれ進めて、これはかなり面白い展開の可能性があると確信した。 明日のゼミでも、その後の「音楽情報科学」でも、さらにどんどん進めていこう。

2022年6月15日(水)

今日はゼミの日である。 朝イチのトレーニング(脚回し2000回、腹筋ローラー170回)の途中で、ふと昨日の吉田さんとの実験の設定に根本的なバグがあるのに気付いたりしたが、まぁそうやって研究は成長していくので、これは良しとしよう。 そして久しぶり、およそ4年ぶりにロシアの友人からメイルが届いた。 彼からの最初の簡単な一言「I'm ok, how are you?」、というその内容がこれほど重い時代になった事を痛感する。 彼、Denis Perevalov氏と僕との付き合いは、簡単に列記すると以下のような感じになる。 そして今回届いたのは、「This summer I'm finishing study in 2.5-year school of media (Rodchenko school online) and technological art in Alexey Shulgin's class. For diploma I with colleague made videogame with EEG.」ということで、なんと脳波を使って迷路を脱出する(正しくは脳波のパターンに対応して地中の隙間に「根っこ」が生えていく)という こんなゲーム だった。 さっそくゼミのメンバーにもこの話題を提供して、今日のゼミは このように 順調に進んだ。

そして3限には、研究室に再び吉田さん王さん日崎くん、さらに五十川くんが集まって「音楽理論特訓講座」があったが、昼休みからその冒頭には吉田さんが このように Kinetic Sandで遊んだりして始まった。 1106にはいつくものおもちゃがあるので、こういう暇つぶしは得意なのだ。(^_^)

2022年6月16日(木)

当初から予想されていた事だが、今週は色々とギッシリで、いよいよ週末に迫ってきた「重複した2つの学会」の発表のためのプレゼンを作る時間がまったく無い。発表はいずれも午後なので、当日午前にやっつける事になりそうだ。 昨日の帰宅直前にAbemaTVで確認した時点では、第1局を落とした棋聖戦第2局の藤井五冠の残り時間は永瀬王座よりだいぶ少なく、AIの戦局判定も負けている状態だったのだが、今朝、研究室に出てきて結果を見ると「毒饅頭で逆転勝利」となっていた。 さっそく 棋譜 を確認してみると、いやいやまた凄い名局となっていたので、久しぶりに 名局を求めて のページに追記した。

他にも「Internet Explorer(IE)、約27年の歴史に幕」というニュースもあったが、ようやくあの悪の巣窟が駆逐されたのか・・・という感慨しかない。 かつてAppleが苦しかった頃にMicrosoftがテコ入れして、新しいMacを買うとIEが最初から入っていた時期があったが、消去しても消去してもどこからかゾンビの如く復活してくるInternet Explorerの気持ち悪さに閉口したものだった。 Internet ExplorerだけでなくWordやExcelも含めてMicrosoftの体質そのものなのだが、個人情報を抜き取り、ウイルス感染を媒介し、「IEのせいで世界で100兆円の損失出てただろうな」という5ちゃんねるに書き込まれていた指摘は正しい。 とりあえずは朗報だ。

そして午前中はゼミの王さんと、新たなテーマであるSonic-PIについて調べたり、MaxからOSCでパラメータを飛ばしてSonic-PIを鳴らす・・・というのにトライした。 上のように最後にようやく、シンセの持続音のパラメータを連続可変することに成功したものの、sleepコマンドで時間を稼ぎつつLOOPさせるというパターンのサウンドでは最初のトリガだけで止まってしまう、という状態までで時間切れとなった。 まぁ、段々にレベルアップしていくので、初日としては十分な成果があったという事にしよう。

2022年6月17日(金)

この前期の山場、怒涛の3日間の初日がやって来た。 朝イチに研究室のお仕事MacのZOOMで「音学シンポジウム」に繋いだところ、僕は最初の接続者となったのだが、そこからマルチメディア室に向かって、このコンピュータは終日、ZOOMに繋がっているものの誰も見ない/触れないことになった。 1限「サウンドデザイン」ではMSP中級編を進めて、2限「音楽情報科学」ではちょうど「音学シンポジウム」の招待講演で岡ノ谷先生の「鳥類の聴覚と発声」という超面白い話題があったので、学生と一緒にこれをコッソリとZOOM視聴してみた(^_^;)。 3限は疲労のため研究室で休息してからCAMモデル室に向かって、4-5限「基礎演習E」では学生たちのアイデアシートなどを眺めつつ、明日の発表のための資料としてmp3の音楽ファイル2本(2分/1分)を作り、予稿に入れていなかった参考文献の図を4枚ゲットして用意してみた。

そしてクタクタに疲れて18時に研究室に戻ってくると、上のように最後の招待セッションがまだ続いていた。 この時点の参加者は80人弱だったが、昼ごろには120人ぐらいという盛況だった。 いよいよ明日は初めての「別の学会ダブルを同時にZOOM接続」という荒技で、「音学シンポジウム」の発表もある。 最終版のプレゼンは午前に時間学会を眺めつつ作ることになりそうだ。

2022年6月18日(土)

その当日となった。 「遠足の朝」「運動会の朝」効果で、朝5時過ぎに起床して、いつものように研究室に朝7時頃に出てきた。 昨日と今日の音楽情報科学研究会「音学シンポジウム」と、今日と明日の日本時間学会大会のおよそのプログラムは以下であり、僕はそれぞれ赤で記入した時間帯に発表がある。 今日の作戦としては、まずお仕事Mac miniのZOOMは発表があるので「音学シンポジウム」の方に繋ぎ、主として午後に注視する。 そして研究室MacBookAirを隣に置いてZOOMを「時間学会大会」の方に繋ぎ、午前はそちらに注視して、午後の公開シンポジウムは繋ぐだけにする予定である。 ただし、過去の経験として「オンライン学会に参加しつつ同時にオンライン教授会に参加」したところ、どちらの話も頭に入ってこなかった(;_;)ので、どこまで実行できるかは不明だ。

案の定、送付されてきた時間学会大会の予稿集を眺めていたら、「キーノートレクチャー : 寺尾将彦(山口大学時間学研究所講師)『私たちは世界からどれくらいずれて生きているのか? 意識の処理遅延とそれを補償する情報処理について』」という、これは自分の発表にもこれまでの内受容感覚のテーマにも重要に関係してくるお話がある・・・と判明した。 こうなると予定変更で、まず時間学会大会の10:10〜11:00には全力で集中して、その他の時間帯に「音学シンポジウム」発表プレゼンを進めることになりそうだ。

  

そしていよいよ、午前10時過ぎから、上のように2つのオンライン学会に同時に参加する、という暴挙を遂行した。 ここでの主眼は時間学会のキーノートレクチャーにあるので、音学シンポジウムの方はサウンドをOFFにして(メイルが届いても鳴らなくなるが、そこは休日なので何も届かなかった)、MacBookAirの方でほぼ全てのスライドを以下のようにキャプチャしつつ、有意義に拝聴した。 質疑応答にも参加したが、これは今後の研究にも行きそうである。

この後は、それぞれのZOOMのサウンドをごく小さく出して空間ミックスさせたものの両方とも中身は追いかけず(^_^;)、まずは今日午後の音学シンポジウムのためのプレゼン(Keynote)作りに精を出した。 ただし座長の声に注意して、なるべく忘れずにプレゼン終了時には「拍手」アイコンだけ叩いて、まぁこれがCOVID-19下のオンラインのマナーなのである。 時間学会の方では「白色矮星」とか「概日リズム」とか、話題として興味あるテーマもあったのだが、まぁ自分の発表をおろそかにも出来ないので、ここは悩ましい時間となった。

そして13時になり、セッションのトップバッターとしてプレゼン概要紹介をしつつ「行きたいポスターがあるので前半は不在です」と宣言した。 実際に、もっとも気になったのは「微分音を含む任意の音数の音律のデザインとそれを用いたメロディ打ち込みインタフェースの提案 平井辰典(駒澤大学)」だったが、途中で「デモ動画のURL」としてchat欄に このリンク が出現したことで、質問したい事が明確になった。 12等分平均律であれば半音刻みとなるような、クロマ順の「円」では音律の和声的構造が見えてこないので、これは絶対に五度円にすべきだと思うのだが、質問してみたところ、プレイヤーの方に重点があり、あまり「音律理論」の方は志向していない、とのことだった。

最終的には プレゼン のページも増えて、説明には十分な材料となってくれた。 明日の時間学会のプレゼンは、ここから削る方向でなんとか作れそうな気がする。 そして、上のように待ち構えていたセッションには、計5人と少数ながら、相当に「濃い」人たちが集まってきて、なかなか有意義な議論を進めることが出来た。 かつて音楽情報科学研究会で議論など一緒にしていた人、先々週の音楽知覚認知学会にも参加していた人、そしてローランドの星合さんまで来てくれるとは、まさに光栄である(^_^)。 無事に発表も終えて、さらに合間には「週2タスク」のギター練習も済ませて、やり遂げた感に満ちた1日となった。

2022年6月19日(日)

「怒涛の3日間」(2日間開催の2つの学会にダブルで発表参加)の最終日である。 既に昨日の「重複日」に、「音学シンポジウム」で無事にプレゼンを終えているので、なかば楽勝モードだったのだが、気付いてみるとプレゼン作りはそう簡単ではなかった。 もともと、先々週の日本音楽知覚認知学会(立命館大学BKC)も含めてこの6月には3つの学会に発表参加したのだが、発表の応募としては順序がまるで逆順となっていた。 最初に時間学会に、 このような 概要(時間学会はこの概要1ページだけが資料集に載る)で応募していたのだが、今これを眺めてみるとなんとも漠然としているが、それも当然で、テーマだけ決まって後で考えればいい、という作戦だった、 そして次に「音学シンポジウム(音楽情報科学研究会)」に発表応募する時には、タイトル(キーワード)が同じ「We-mode認知」なので、ちょうど音知学会の会報に載った論文(プロのJazz演奏者に取材した研究)に刺激されて、「即興セッション」という点を前面に出して発表応募し、 このような 予稿を学会に提出した。 この時点で2学会の重複を了解していて、それぞれの応募の際に「発表は○日」と、ぶつからないように希望を出すという確信犯だった(^_^;)。 本当はこれだけのつもりだったのだが、その後に音知学会から届いた春季研究発表大会がオンラインでなくハイブリッドだ・・・という情報に触発されて、2年4ヶ月ぶりの「リアル学会」に何としても参加するぞ!!と発表申し込みをしたが、こちらも同じ「We-mode認知」ネタなので、音情研では「セッション」、音知学会では「即興」に重点を置き分けていくという作戦をとった。

ここまで書いたところで上のように時間学会の「総会」(総会なので皆んな顔を出して・・・というリクエスト)が始まったが、引き続き僕の内職は続く(^_^;)。 そういうわけで、この6月の3つの学会発表としてはラストになる時間学会であるが、元々の原稿(概要)はなんと2月に書いていたので、その後の音情研も音知学会もまったく気にしていなかったのだった。 そこで、先々週の 音知学会のプレゼン も、それをベースに昨日やっつけて作った 音学シンポジウムのプレゼン も、今日の午後に30分の枠で待ち構えている時間学会の このような「概要」 の発表のプレゼンとしては、そのまま簡単に使えるものでは無いことが判明した。 そこで、ここからはこの日記に同時進行的に記述することはストップして、午前にずっと続いている「総会」ZOOMを小さな音量で鳴らしつつも、新たなプレゼン作りに没頭することにした。

  

  

そして午後前半のセッションの途中には、 時間学会のプレゼン をなんとか完成させて、上のように午後後半のセッションで無事に発表を完遂した。 これで当面の懸案は終了で、次には今月末に電子情報通信学会から原稿執筆依頼が届く筈なので、8月初旬の仙台(東北大通信研究所)に向けて執筆・・・という感じになりそうだ。 最後の京都工繊大の小山先生のところの学生さんの発表は、「次第に暗くなる」という照明環境での人間の入眠状態の実験だったが、そこで話題になった「LEDのPWM制御での調光というのは生物学的にかなり心配」という点は、デザインの現場でArduinoなど安易なLED調光によって「これが自然の光だ」などという誤解が横行している現状に大きな警鐘を鳴らしているようだった。

2022年6月20日(月)

「忙中閑あり」という日である。 朝イチで隔週通院していた眼科に行き、まだ左眼の角膜不良上皮はあるものの微かに整ってきていて、視力は0.5だった。 次回は隔週でなく3週間とインターバルが拡大したが、処方薬の点眼あれこれは継続である。 午前から午後にかけてはゼミの吉田さんのアポがあり、その後は午後に帰宅していつものJoyJoy住吉に向かう。 この週末が2つの学会で完全に潰れたので、その代替措置なのだ。

そして11時過ぎにやってきたゼミの吉田さんと昼休みの終わりぐらいまでかけて、上のようにMaxプログラミングがずんずん進んだ。 まだまだ途中なのだが、吉田さんの錯覚体験がスタートとなったこのテーマ、秋の日本音楽知覚認知学会で発表するという遠大な目標に向けて、着々と進んでいる実感がある。 詳細をここに書かないのは、あまりにそのネタが衝撃的なので、ネタバレしたくないという戦略による。 これからさらに進めていくのだが、今日の時点でここまで進んだ、という上のMaxパッチに全てがあるのだが、今日だけでも十分な収穫と進展があったのだ。(^_^)

2022年6月21日(火)

昨日のJoyJoyヒトカラ6時間では計66曲を爆走完走、そしてそのうち6曲として課題曲をときどき計6回挟み込むことで、なんとか少しだけ身体に入ってきた。 そんなテンションで研究室に出てくると、朝イチでお仕事Mac miniがフリーズした。 電源ボタン長押しの強制終了後に再起動すると、いつもの2画面モニタのうち1つが表示されなくなり、ディスプレイアダプタとケーブルを差し替えたり、さらにはHDMI出力を試みたりするが解決しなくて、すわ寿命か、とちょっと焦った。 結局、強制終了でなく通常シャットダウンした後にPRAMリセットしたところ何事もなく復活したので安心したが、まぁPCなんてのはたまにこういう事もあるのだった(^_^;)。

午前中にはゼミの日崎くんと王さんが1106にやってきて、 このように かなり進展することが出来た。 ここまでMaxで色々なサウンドシンセシスを実験してきたが、いよいよ外部情報(センサ等)によってそのパラメータをライヴ操作する・・・というステージである。 まず最初にRolandのMIDIインターフェースUM-ONEのドライバをインストールして、「MIDIセンサ」類をMaxで受けるという定番を確認した。 さらに、僕のお友達である「奇楽堂」の長谷部さん(ヤマハ)の作品である「TouchMIDI32」を実際に繋いで動かしてみて、ArduinoファミリではArduino Microだけがこの機能(OSからMIDIデバイスとして認識される)を持つことを伝授した。
そして話はArduinoに移って、これまで海外を含むワークショップ等で何度も活躍してきた「ArduinoNanoに2つのSHARP距離センサと2軸ジョイスティックを付けた汎用実験基板」を持ち出してきて、「ホストから"r"が届くと6チャンネルのA/Dデータを115200bpsで返す」という新たな共通ファームウェアを書き込んだ。 これを読み出すMaxパッチも整備して、まずは王さんのMacBookのMax8で快調にセンシング情報を受け取った。 日崎くんのWindows10というのは僕もよく知らないので難儀したが、最終的にはserialオブジェクトの指定を数値で与えることで解決して(これは僕にも新たな発見)、この基板を2人に貸し出して、明日のゼミまでの宿題として、「何かセンサを操作したらサウンドを出す」システムの試作にチャレンジしてもらう事にした。

午後にはゼミ4回生の清水さんのアポがあったが、Amazonから届いた「首」を渡したものの、肝心のセンシング部分(ダイヤルを回転させる部分)の基盤部分の制作がまだだったので、材料を渡しただけでオシマイとなった。 これが2-3回生であれば僕が頑張って手伝って作ってしまうところなのだが、まぁ4回生だし就職も決まって余裕のある日々なので、ここは本人に悪戦苦闘してもらおう・・・という教育的配慮であり、決して手抜きではないのだ。(^_^;)

2022年6月22日(水)

ゼミの日である。 いつものようにテンション高めで研究室に出てきて、今朝のメニューはいつもの「脚回し2000回」に加えて、「腹筋ローラー」が200回に到達した。 150回からは何日かかけて10回ずつ増やしてきたが、遂に昨日までの190回からステップアップである。 最近では帰宅した時にも100回だけやっているので、だいぶ「辛さ」が減ってきた感じなのだ。 そしてArs Electronicaからは、今年の入賞作品の発表があった。 Digital Communitiesのカテゴリでは、日本の Avatar Robot Cafe DAWN が金賞を受賞したということで、これは嬉しいニュースである。

  

  

そして2限のゼミでは このように 「呼び込み君」の吉田さんからスタートして、清水さんの制作途上の状態を確認し、さらに昨日の続きで王さんと日崎くんの「センサArduinoで制御するOscillatorSync音源」のデモと確認を進めた。 せっかくなのでYouTube動画の記録( 王さんシステム・デモ  日崎くんシステム・デモ )も撮ってみたが、この手のパフォーマンスを長年やってきた僕は、初めて触れる日崎システムもその場でソコソコ使いこなしてしまった。 これは「年季」というもので、学生にはそうそう簡単には出来ないかもしれない。

その後、昼休みから3限には このように 吉田さんが課題制作に勤しみ、「音楽理論特訓講座」があり、さらに吉田さんアポで引き続き「呼び込み君」と格闘した。 そのMaxプログラミングの成果は明後日の「音楽情報科学」で参加メンバーに聞いてもらうという作戦になって、吉田さんは「作詞」の宿題を持ち帰った。

2022年6月23日(木)

今日の午前にはゼミ・王さんのM1指導があり、前半にはMIDIセンサ入力に対応したMax8プログラミング、そして後半には今後のオリジナルセンサ製作に向けて「初めてのハンダ付け」が、 このように 進んだ。 やはり音楽をやっているので王さんのリズム感は優秀で、ハンダ付けの極意(ハンダの気持ちになって加熱/離脱のタイミングを計る)を簡単にモノにしてくれた。 来週も引き続き、今度は赤外線ビームセンサのキットを作って、その後にいよいよ、中級以上である秋月電子の「直進スピーカ」のキットに挑戦することになる。

  

4限の教授会までの合間には、昨日もゼミ吉田さんと進めた検討の続きを考えてみた。 昨日、ネットから発掘した 村尾先生のモーラ論文 は吉田さんと僕とで「宿題」として持ち帰ったが、この路線はまだまだ可能性がある。 そしてYouTubeで「呼び込み君」のアレンジ版として、 ポップ風 とか アーバン風 とかのサウンドを発見したが、これらは全てオリジナルと同様に「表拍」のノリであり、吉田さんの第一印象、そして僕も同意できる「さや風」(裏拍)という視点のものは見当たらなかった。 「呼び込み君」の場合、おそらく海外のサイトを対象とした入れ込んだ研究のサーベイは不要だと思われる(^_^;)ので、これで音知学会での発表に向けた予備調査としては「GOサイン」というところだ。

2022年6月24日(金)

「兵庫県尼崎市が6月23日、全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリを紛失した件について緊急会見を行いました。尼崎市の発表によると、紛失したUSBメモリは住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付における個人情報を含んだもの。統一コード、氏名、郵便番号、住所、生年月日、性別、住民となった年月日などが記録されていました。紛失の原因は、委託業者の関係社員がデータ移管作業のために必要なデータを記録したUSBメモリを無断で持ち出したこと。作業終了後もデータの消去をしないまま、飲食店で酒を飲んだ後、路上で寝込んでしまい、USBメモリの入ったかばんを紛失しました。この時点で委託業者のデータ管理のずさんさに、ネット上では憤る声が噴出していました。しかし会見で市の担当者がパスワードの桁数を言ってしまったため、さらにツッコミが加速することになってしまいました」
リポーター「数字4文字などの簡易なパスワードでは?」
課長「そんなことはない。英数字13桁だ」

リポーター「でも、ランダムな組み合わせでは平時の運営に支障をきたすのでは?」
課長「意味のある英単語の後に意味のある数字4字を続けているので、運用者は覚えやすい」

リポーター「英単語とは例えば"Password"などか?」
課長「安直な単語ではない。尼崎市としてちゃんと意味のある単語と数字だ」

リポーター「大文字は使っているか?」
課長「ちゃんと始めだけ大文字にして文法的にも正しい」 

リポーター「Amagasaki2022」
課長「コメントを差し控えさせていただきます」 
これはネット上のガセ情報らしいが、まぁ漫才でもありえないものの、事実は小説より奇なりなのだ。 そして1限「サウンドデザイン」ではGarageBandを簡単に紹介し、2限「音楽情報科学」ではそれぞれのプロジェクトに関する話題などを紹介しつつ、全員に巨大ジョイスティックコントローラを貸し出して、来週までに「何か」アイデアを考えてこよう・・・という宿題を出した。 昼休みにはANAから機材変更のメイルが来たので電話を20分ほど繋ぎっぱなしにして通話成功、無事に座席を変更した。 ゼミの清水さんがケーブル等を借用に来る12:50アポになんとか間に合ったが、これで昼休みは潰れた。
そしてグッタリとしたまま読み終えていなかったネットニュースを追いかけているうちに3限(休憩時間)が過ぎて、4-5限の「基礎演習E」に向かった。 個人テーマの2週目で、後半にはいつものように1106研究室に戻って待機という体制にしたが、おいおい来週あたりからは制作の支援という「楽し苦しい」あの時期に突入することになる。 今日のところは結局、1人の相談と3人の1106アポが丁度、埋まったものの、その学生を今後も支援するかはまだ未確定(テーマを引き続き検討中)である。 このぐらいの規模で進めば、まぁ何とかなるだろう。

そして帰宅途中に市役所に寄って、不在者投票を済ませてきた。 「日本を良くするために、まずは国会議員の定数を半分にするだけで、税金の無駄遣いが減る」というのは日頃からうちの奥さんの口癖だが、とりあえず駄目モトでも無駄紙でも投票する・・・というのだけはずっと続けている。

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