デジカメ修理

長嶋洋一

2014年9月 長嶋洋一

良い子は真似しないで下さい


いつも愛用している2台のSONYのデジカメです

2台ありますが、実はこれは同じモデルの3台目と4台目です(^_^;)
最初の1台目は、たしか 仙台 に行った時に紛失(^_^;)しました。 2台目は、学生と 富士登山 した時に、山頂の寒さでレンズシャッターが閉じなくなって退役しました。
しかしこのモデルは気に入っていたので、製造中止となってもネットショップで新古品を捜してさらに2台を購入して活用してきました。

ところが最近になって、 EC研究会の鞍馬合宿 で、ズームアップした時に画面の右上に黒いシミみたいなのが常に出るようになりました

これはまぁ、カメラ内部に埃が入ってしまったためなので、これまで使っていたこの1号機をサブにして、それ以降は2号機を使っていました。

ところが今回、 欧州ツアー2014 に行ってみて、こちらもズームアップした時に画面の上方に黒いミミズみたいなのが常に出るようになりました

確かに、ズームを最大にまで拡大してみると、レンズ内部に埃があるのが確認できました。
これは最大ズームまで引っ張ると埃にビントが合ってくるので、ズームしなければ気にならないのですが、やはりズームもしたいです(^_^;)

こうなると、いよいよ「修理」だな、とまずネットで調べると、やはりズームレンズが埃を吸い込むためと分かりました

そしてSONYのサイトで調べて、このデジカメの修理代金は税抜8500円と判明しました。 新古品を16000円ぐらいで買ってますが、まぁ修理してでも使いたいです

・・・事務局に問い合わせたところ、なんと私費で買ったデジカメの修理は研究費では出来ない(;_;)とのことでした。
そこで改めてカメラを眺めてみると、ビスはたった6個、それも普通のビス

こうなれば、自分で修理するしかないでしょう(^_^)

まずは電池とSDカードを取り出して

慎重にビスを外していきます

この手のやつは、ケースは内部にツメがあってパチンとはめているので、ツメを折らないように開けると簡単に内部が出て来ました

さっそく、フロント部分の内側には埃が溜まってました(^_^;)

これをエアブローで吹き飛ばします。 このエアブローを、内部のレンズの内側とCCD撮像素子のところにかければいい筈です

いよいよ、未知の領域にバラしていきます。後で組み立てないといけないので慎重に・・・

遂に、レンズの奥が出て来ました。 この蓋の内側がレンズとCCDの筈です

2つのビスを外して慎重に開けてみると

やはり、内部レンズとCCDでした(^_^)

ここにエアブローをかけて

慎重に元に戻します

ここで組み立ててみると、画面は奇麗に埃が取れていたのですが、なんと電源ON/OFFだけ受け付けて、ズームスイッチ、その他全てのスイッチを受け付けなくなりました(^_^;)。
これは間違いなく、スイッチパネルからのシートケーブルが抜けてしまったのだ、と再び開けると、案の定、抜けてました

これを慎重に差し込んで、再び組み立てます

すると、最大ズームでも奇麗な画面が完成しました これで修理完了です(^o^)

1台目は手探りでしたが、もう分かったので、2台目の修理は楽勝です

こちらがずっとメインで使ってきた1号機だったようで、内部にはずっと多くの埃がありました(^_^;)

これも内部のレンズの内側とCCD撮像素子に到達して、ブローをかけて、また組み立てて

こちらも、最大ズームでも奇麗な画面が完成しました

これで2台とも修理完了。修理費17000円が浮きました(^_^)。まだまだ活用していきます