RRR日記(2)

長嶋 洋一


→ RRR日記(1)

2024年6月2日(日)

昨日は このように 大阪に日帰りで行って、「イメージラボ」の同窓会に行ってきた。 会場は大阪駅と隣接する「グランフロント」内の「ナレッジサロン」で、いずれも初めてだった。 「乗り鉄」の記録 にも付記したが、往路は経費節減のために、わざわざ鈍行乗り継ぎ(全て始発駅なので楽勝)で行った。 復路の新幹線は、貯まったポイントの利用有効期限が6月末ということでグリーンにしたものの、悲しいことにグリーン限定車内販売は「こだま」はナシ(;_;)だった。 もともと乗りたかった「ひかり」の方はグリーンポイント指定購入の対象外となっていて、ちょっとJR東海に騙された気分である。

その「イメージラボ」、正確には「(財)イメージ情報科学研究所」についても、ここでメモしておこう。 KAWAIを退社独立して「Art & Science Laboratory 代表」・「ASL長嶋技術士事務所所長」(これは現在まで継続)となってから、SUAC教員の兼職が始まる2000年までの約8年間は、浜松からほぼ毎週2泊3日、大阪に行っていた。 「イメージラボ」(場所は千里中央のライフタイエンスセンター)の非常勤研究員の他には、京都・北白川の「京都芸術短期大学」(現在は「京都芸術大学」と名前を似せて改名したものの、名門「京都市立芸術大学」とは別モノの瓜生山学園「京都造形芸術大学」の短大部)の映像コースでの非常勤講師、そして神戸・元町の「神戸山手女子短期大学」(→2002年に男女共学の4大となり、2020年に関西国際大学に吸収合併されて消滅)の音楽科と生活学科の非常勤講師だった。 デジカメの無かった時代、かろうじて写真が残っているのが、上の 神戸山手での授業風景1994 (学生一人一人の前のコンピュータは500万円のSGI Indy)である。

海外渡航歴(備忘録) のページから調べてみると、2000年以降のICMCなどの海外出張はほぼ全てSUAC研究費での出張(一部はSUAC受託研究による研究費)であり、それ以前については、1994年のICMC1994(Aarhus, Denmark)以外は、上の全てがイメージラボとしての出張であり、おおいにお世話になっていたのだ。 ただしICMC1999北京でようやくデジカメ持参の写真があるものの、他は全てテキストのみというレポートが「時代」を感じさせる。

     

     

「イメージラボ」同窓会に関しては、京都産業大の平井さんから上のような写真も届いた。 巨大な写真がおおいに重複していたものをセレクトして縮小したものが上の6枚である。 そして午後じゅうかかって、いよいよ今週からスタートする某お仕事[2]に関して、入手した関連機材と共に準備を進めて、充実の日曜が過ぎ去った。

2024年6月3日(月)

今日は普通の平日なのだが、なかなか些事/雑事が集中する日となった。 目立つ「UL/LI」タグの箇条書きにする程でもないのでだらだら列記すると、(1)朝イチで近所Maxバリュでの買い出し経由で奥さん(→実家の母上の介護)を駅まで送る。(2)隔月で予約していた眼科の検診/処方箋のためにバス停3つ分の距離を敢えて歩いて(12分程)通院。(3)帰宅してCoop宅配を受け取り昼食(SUAC時代ずっと続けた昼食と同じ[納豆/豆腐/わかめスープ/ご飯])。(4)処方箋の常用点眼薬(緑内障進行抑止)を仕入れに薬局に行き、さらに某お仕事[2]の機材に欠品があったので(メイル連絡済)某社オフィスに寄る、という全4km程のドライブ。(5)夕方から徒歩10分で出かけて某お仕事[1]の3回目。 ・・・こんなに予定が重なるのは非常にレアであり、明日は完全空白(某お仕事[2]の機材準備の続き)、明後日はJoyJoy、・・・という感じである。

2024年6月4日(火)

朝イチでNIMEコミュニティMLから届いたのは、「Special Issue "Embodied Perspectives on Sound and Music AI"」という論文特集号の 原稿募集の案内 だった。 オスロ大学で2022年に開催された EmAI というワークショップが起点らしい。 先日のイメージラボ同窓会でも片寄さんが「AIで音楽生成がトレンド」と強調していたように、世界的に生成AIによって「何でも出来る」・「サウンドも生成できる」・「音楽も生成(作曲)できる」・・・という(幻想)ブームに沸いているのだが、それに乗っかるのでは既に遅いので、自分たちのEmAI(Embodied Perspectives on Musical AI)という切り口で独自性を主張したいのだろう。
演奏する、音楽を聴く、あるいはキーボードを打つ、聴覚や視覚を通して蚊の居場所を特定するといった日常的な相互作用に至るまで、ミュージッキングの核心は私たちの身体の使い方にある。これらの相互作用は、私たちの身体的、感情的な状態に影響を与え、知覚、行動、環境の相互関係を浮き彫りにする。このつながりは、AI研究における重大なギャップを浮き彫りにしている。それは、身体と心を別個のものとして扱う傾向があり、身体化された相互作用の重要性を見落としていることだ。このことを認識した上で、私たちは「身体化された視点」へのシフトを提唱し、私たちの身体的経験とAIテクノロジーとの相互関係をより詳細に検討するよう促している。それを探求するために、私たちはオスロ大学でEmbodied Perspectives on Musical Artificial Intelligence (EmAI)ワークショップを開催し、学者、アーティスト、エンジニアを集め、人間の創造性、感情、知覚と新たなテクノロジーとの統合を、身体化された認知というレンズを通して探求しました
ということで、キーワードは「身体化された相互作用の重要性」にある。 これはとても重要な視点で、現在の生成AIブームから完全に欠落しているものであり、深層学習/脳コンピュータの領域でも最大の欠点である。 認知科学で「脳」を取り扱ってきた歴史の中で、人間というものを 【「脳」(主)+「身体」(従)】 とモデル化している前提の段階から間違っており、ギブソンのアフォーダンス理論やリザバーコンピューティングの発想に至る「身体(周辺)が感じることが脳(人間)の活動を成り立たせている」という身体性というアプローチを忘れてはいけないのである。
しかし、この冒頭の崇高なイントロに続いて「EmAIワークショップの基礎的な洞察に基づき、"Embodied Perspectives on Sound and Music AI "と題した特集号への寄稿を募集します。このイニシアチブは、科学研究における重要な手法としての芸術と創造性の可能性を示唆し、ワークショップの参加者や新たな寄稿者に、音と音楽のアプリケーションにおける身体性の広範な意味を探求するよう促すものです。AIシステムが音と音楽の具現化原理を、より広範な研究、教育、イノベーション、福祉、芸術の文脈にどのように応用できるかを探求する投稿を募集します。私たちは、今日のテクノロジー主導の世界における新たな相互作用の理解と発展に貢献することを目指し、科学分野や領域を超えて活用できる強力な手法としての音と音楽の概念の重要性を強調します。本特集は、「人間を理解できるAI」という野望から出発し、AIに人間の経験を認識させ、それに反応させるよう効果的に学習させ、有意義で有益かつ効率的な相互作用の能力を向上させる方法について理解を深めようとするものである。この追求には、テクノロジーや社会と人間の相互作用を改善するAIシステムを開発するために、芸術、科学、テクノロジーからの洞察を統合する学際的アプローチが必要です」と続くと、なんだかよくある論文募集/国際会議CFPに似てきてしまった。
    • 学際的な身体性とAI:様々な創造的分野において、身体性の原理がどのように適応され、AIを用いて適用されるかを探求する
    • AIにおける感覚と運動の統合:人間の創造的プロセスを強化または複製するために、AIシステム内での感覚知覚と運動動作の融合を検証する
    • AIとの共同創造性:創造的な音響プロセスにおける人間とAIのパートナーシップを調査し、人間の創造性とAIの計算能力の相乗効果を強調する
    • AIにおける感情的知性:創造的な文脈における人間の感情や感情表現を認識、解釈、反応するAIの能力を研究する
    • 倫理的・概念的考察 特に創造的なアプリケーションにおいて、人間とAIとのインタフェースの道徳的・哲学的考察を議論する
    • 技術的ブレークスルー 機械学習、ニューラルネットワーク、感覚統合の発展など、具現化された創造的プロセスに貢献するAI技術の最近の進歩を紹介
    • ケーススタディと芸術研究: 課題、成功、斬新なインターフェイスやインスタレーションについての洞察を提供する、芸術ベースのAIプロジェクトからのレポートや投稿を紹介
具体的なテーマ例として上のように並んで、「投稿は経験的、理論的、実践的なもので、特に音と音楽の相互作用におけるAI、身体性、創造性の関係を明確にする必要があります。私たちは、AIが人間の創造的表現をいかに効率的に強化し、力を与え、共感させることができるかについての理解を広げるために、テクノロジーと人間的洞察を結びつける学際的なアプローチを奨励します」と書かれてみると、なんだか最近よくある論文募集/国際会議CFPの案内とほぼ似通っていて、「キーワード:人工知能、機械学習、身体化認知、サウンド・ミュージック・コンピューティング、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション、計算創造性、音楽AI、感情コンピューティング」とデジャヴのようになり、まぁ僕は「Abstract Submission Deadline: 30 July 2024, Submission Deadline: 17 November 2024」に向けて執筆する予定は無いものの、ちょっと尻すぼみになってしまった。

そして、過去にプレッジ(支援/購入)したために自動登録されて、しばしば「Kickstarter Channel」MLから届く情報には、ちょっと注目する「企画出展」があった。 EASYPLAY 1s : Portable, Easy-to-Start Music Keyboard with MIDI というもので、「5分でマスター出来る音楽キーボード」(Your Portable Music Partner, Find your own music)というものである。 最低限の場合、半額の「99ドル」で初期出資者はこのキーボードを入手できるということで、「残り4日」の段階で、初期限定350人の枠は残り23人となっている。 ただし円安のために、これが日本円では約「15,585円」と表示されていて、ちょっと即クリックとは行かない(;_;)。

しかし、 このページ の冒頭にあったムービーによって、安心してこの件は「無視」できる、と判明した。 まず、このシステムを使って作曲したらしいBGMがいかにも安易で、この程度の音楽を対象としていることを如実に示していた。 そしてムービー内で実際に「演奏」している様子(上の写真)を見ると、およそ弾きにくいものであり、さらに最大の問題点は、この配置のキーボードが音楽理論的な裏付けのない、単なるスイッチ群になっているという事実も判明した。 ドラムパートをライヴレコーディング出来る、というのはよくある簡易ドラムマシン/シーケンサと同様であり、これはまぁ慣れればそういうものなのだが、肝心の音楽的パート(メロディーなど)は「DiatonicとかPentatonicから選ぶだけ」という、いつものアレでしかなかった。 ということで、これは安心してパスすることにした。

2024年6月5日(水)

とりあえず、まだ密度は低いものの、当面は某お仕事[1]某お仕事[2]という両輪体制での日々がほぼ確定してきた。 昨日は朝イチで上のように日記を書いて、あとは午前から午後まで終日ずっと部屋に篭って、この週末に[3日/3件]連続と迫ってきた某お仕事[2]の準備などに没頭した。 何でもそうだが、「初めが肝心」というのはあらゆる物事の基本であり、その準備に手抜きは許されないのだ。
そして今日は、いつものMartinに触れる時間と、あと午後〜晩に週イチのJoyJoyヒトカラがあるが、それ以外はまたまた某お仕事[2]の準備の続きである。 なんせ厖大な内容があり、おそらく軌道に乗ってくればソコソコ快調に進むと想定されるものの、最初の「お試し」を3種類プロジェクトで同時にスタートする、というやや無謀なスケジュールなので、こちらは油断できない。 もう一つの某お仕事[1]の方は、逆に同じステップでの「お試し」を3週続けることで、ぼちぼちペースが出来てきたのと好対照である。
ただし密かな楽しみとしては、まだここには書けないものの、昨日は準備作業の合間に 秋月電子 のサイトに行き、これまではSUACの業者経由で部品を購入していたのだが、今回初めて個人でアカウント登録して、さっそく部品を発注したところである。 これが実は某お仕事[2]と関係していて、ただのバイトでなくて、その裏で秘密の「解析」「改造」などに発展していこう・・・という目論見があるのだった。

2024年6月6日(木)

昨日のJoyJoyヒトカラは6時間で62曲、そして今日は昨日に続いて終日、明日からの某お仕事[2]初日(研修)シリーズ3日間に向けての準備に没頭した。 ・・・と言いたいが、実は今日は棋聖戦第1局ということで、久しぶりの山崎八段のタイトル戦復帰を、上下2段の上側モニタ内Vivardi"AbemaTV"でずっと観戦しつつ過ごした。

一日制なので終局まで見届けられる棋聖戦だったが、考えてみるとSUACの研究室でサブ画面にAbemaTVの将棋ライヴ中継を出してお仕事してきた期間は相当なのだが、「封じ手」はともかく、いつも終局の瞬間というのは帰宅のために見届けていなかったので、上のように90手で終局する「その瞬間」をライヴで見たというのは初めてだったかもしれない。

2024年6月8日(土)

けっこう忙しくてこの金土日の3日間はこの日記は追記できない・・・と思っていたが、とりあえず朝イチに届いたニュース Adobeが「ユーザー生成コンテンツに自由にアクセス・活用」できるように新しい利用規約を導入、クリエイターから批判の声が集まる だけは重要なのでメモしておこう。
既に一部のクリエイターがAdobeの新しい利用規約に危機感を示しており、DCやNIKEなどの世界的なブランドと仕事をしてきたデザイナーのWetterschneiderさんは、「あなたが専門家で、顧客とNDAを結んでいる場合、クリエイティブな仕事に携わっている場合、弁護士や医師などの独自のファイルを扱う場合、Adobeをキャンセルしてすべてのアプリとプログラムを削除すべきタイミングが来ています。Adobeは信頼できません」と述べ、Adobeがユーザーコンテンツに自由にアクセス可能になるという項目を批判しました
言わずもがなのMicrosoftだけでなく、やっぱりAdobeよ、お前もか。 これまでずっと40年、Microsoftのワード/エクセル/パワポを入れず使わずだっただけでなく、Adobeのフォトショ/イラレ/フラッシュ/プレミアを入れず使わずだったのは、正解だった。

2024年6月10日(月)

先週から不可思議なニュースが流れていてなんだか不思議だったのだが、どうも 鹿児島県警、情報漏洩の捜査中に情報漏洩 というようなニュースも出した、「Investigative Journalism(調査報道)」と名乗る ニュースサイト ハンター というところが頑張っているらしい。 さっそくここはブックマークして、Red JournalismないしYellow Journalismという留意点を意識しつつ、暇なときにチェックしてみる事にした。
先週末からの金土日の怒涛の3日間は某お仕事[2]の初期研修で過ぎ去ったが、これは再来週にもう1回の3日間まで続く。 それまでの期間はそこそこ空白になるのだが、 秋月電子 から仕入れた部品で、直前の木曜日と金曜午前に突貫工事でちょっと作って 持参したブツ が意外にウケたので、再来週までの合間にまた新しい何かを作っていこう。

今日は夕方に某お仕事[1]があるが、朝から暑い夏に備えた我が家のリフォーム(窓の二重化)の初回工事があり、ついでに明日は僕の部屋の壁紙貼りがあるために、荷物を隣室に移動したりドタバタしている。 そして今週末はいよいよ日本時間学会大会で名古屋に行くが、考えてみればこれは昨年度末(3月)に発表応募していたもので、現時点で他に参加申し込みをしている学会が無いので、当面「最後の学会出張」になるのだった。 その発表プレゼンを、例によって全く作っていなかったので、今週は基本的にプレゼン作り三昧である。
ただしその前に、「次の学会発表の予定が無い」という現状から、しばらく 電子情報通信学会研究会発表申込システム / 研究会開催スケジュール のページを眺めていなかった・・・という事実に気付いた。 SUAC時代はいつもここをチェックして、「開催会場は何処?」という不純な動機で次の研究会の可能性をチェックして、いい場所/日程の研究会があれば、初めてのところであっても無理矢理に関連ネタを仕立て上げて参加したものだった。

そこでとりあえず、現状のスケジュールとバッティングせず、北海道/九州とかの遠隔地でもなく、発表申込受付中/発表申込前で可能性がありそうなものを上のようにピックアップしてみた。 このうち、「情報理論研究会(IT)」と「思考と言語研究会(TL)」にはややネタ的に苦しいところがあり、またFIT2024の広島工業大学のアクセスの悪さは過去の音楽情報科学研究会で知っているのでパス模様である。 FIT2024の裏(同時期)で開催されるNLPはお馴染みのところで、最近もフラクタルねたを進めているので、まぁ可能性としてキープしたい。 そして「合意と共創研究会(Consen)」というのは初めてなのだが、 合意と共創特別研究専門委員会 というページを見ると、「設立の趣旨」(長いので全文引用は省略)の最後のあたりに、「共創の研究を進める上で共創の基礎となる創造性や発想の学術的基礎が重要になる。個人の創造性、デザイン方法論、芸術創作過程、デザインコンセプト、創造工学、スタートアップなども関連し、さらには創造性教育や理数科系教育も重要なトピックで広く議論されている」 という記述を発見した。 これはちょっと捨て難いので、「発表申込締切」の今週金曜日までちょっと考えてみる事にした。

そして夕方の某お仕事[1]までの時間、時間学会のプレゼン作りを始めたところに届いたのは、「音楽情報科学研究会 第141回研究発表会 発表募集」という案内だった。 過去の音情研では、夏の研究会は「夏のシンポジウム」として、泊まり込みで議論に没頭する「夜のセッション」が売りだったのだが、昨今のクールな皆さんには対象外なのか、「夏シンポ」という言葉やコンセプトの欠片も無かった。 そして開催日程が、このところdefaultの某お仕事[1]の月曜日とカブッた「2024年8月26日(月)〜8月27日(火)」とのことで、それでなくても9月にはこの月曜日を2週連続で休む予定(奈良学園大集中講義)が確定しているため、残念ながら今週末の「音学シンポ」に続いて断念バーグとなった。 最近は音楽情報科学研究会は「年に3回」と過去のペースより大幅低下しているので、なかなか行けそうもない。

2024年6月11日(火)

昨日は上のところまで書き進めたところで、予定では翌日(今日)に僕の部屋の作業をする筈だったのが、窓の二重化のための採寸のために自室を急遽明け渡すことになり、バタバタと「お仕事Mac mini」を含む作業用デスクの周辺を隣室に運ぶことになって、時間学会大会のプレゼン作り作業も中断した。
そして今日はリビングにMacBookAirだけを持ち出してこの部分を書いているのだが、「お仕事Mac mini」に常に繋いでいるHDDがTimeMachineとして保存している「仕掛かりデータ」が全てあるので、マシンが替わっても作業は続けられる。 今日は夕方まで自室には戻れないので午後からJoyJoyを予約してあり、お仕事は朝から午後2時過ぎまでとなる。

そんな今日の朝刊にあった記事は、中身としてはだいぶ昔から言われていることだが、「AIの発展に伴ってインフラとしてのコンピューティングのための電源需要が超拡大」という話で、ちょうど時間学会プレゼンの「話の掴み」として最適なものなのだった。 僕の発表ネタそのものは30-35年前の話で「過去」みたいだが、この旬の話題を冒頭に添えることで一気に「本質的にはタイムリ」なものとなるので、さっそく珍しくGoogleに行って、キーワード「AI erergy crisis」で関連画像を集めることにした。 上の「AI is harming our planet: addressing AI's staggering energy cost」というグラフはその典型である。

そしてその後も快調に、上のような、まさに見るだけで「AI erergy crisis」という画像をどんどん見つけ当てることが出来た。 ただしよく見ると、この多くはどうも「生成AIが作り出した画像」のようで、本末転倒で何をやっているのかウッカリすると忘れかける作業だった。 プレゼン冒頭の「掴み」としては、データのグラフよりも、まずは何も説明のない静止画をズラズラと見せて考えてもらう・・・というのが良さそうなので、その方向でプレゼン作りの作業(まだ完成していなかった)に進むことにした。
そして朝から集中して作業した結果、なんとお昼にはほぼプレゼンが完成してしまったが、あちこち「その場限りで見せる」というスタイルでWeb公開には適さないものになってしまった(^_^;)。 お昼に届いたニュースは先週の土曜日(6/8)に書いていたことの続報で、 adobeが「ユーザーコンテンツをAI学習しない」と明記する形へ利用規約を再度全面見直し とのことで、以下のようなものだった。

ことの展開としては、きわめて妥当なものである。 Adobeは利用規約にある上の項目について「明確化する」と記したとのことだが、まぁ、いずれほとぼりが冷めた頃にどうなっているかは、ちょっと不明だろう。 あんな無茶なものは世界中から総スカンを食らうのも当然だ。

2024年6月12日(水)

プレゼン完成を受けて気持ち良く出かけた昨日のJoyJoyヒトカラは6時間で67曲を走破して、今週末の名古屋・栄のスナック(初見参)に繰り出す準備も万端となった。 そしてRRR日記(1)の「2024年5月12日(日)」のところに書いていた事が、ちょうど1ヶ月という区切りで反応/進展があった。 「日本技術士会会報:月刊『技術士』特集号への執筆募集」というもので、無事に情報工学部門からの執筆者と決まったようで、原稿執筆キット一式などの情報も届いた。
この度取り上げましたテーマは「知られざる技術分野」特集です。多岐にわたる技術が開発され、その活用がなされているが、それらが我々の社会や生活をするうえで気づかれずに貢献しているものが多いと感じています。そこで、他部門からは、それぞれの技術部門の名称から想像ができなく、同じ技術部門でも少数のみしか知らないであろう技術やその活用例を紹介いただ き、20部門ある技術部門が横断し共有することで、意外性、その気づきから、新たな技術連携や発想が生まれることへ繋がることを目指した企画になります。他部門の方へも興味を引かれるような、具体的な事例を交え、わかりやすい表現で執筆をお願いいたします。
上がその「執筆内容」であり、この趣旨を受けて各執筆者は応募している。 これはなかなかに悩ましく、僕の場合は情報工学部門の幹事からの連絡に反応したので、まず電気電子部門に関する内容は軽く扱う必要がある。 さらに「それぞれの技術部門の名称から想像ができない」というのは、「情報工学」部門の場合には、毎日「生成AI」のニュースがあって老若男女の全てがスマホを活用する「情報」時代なので、「"情報工学"の名称から想像ができない」話題というのは、かなり無理がある。 まぁ、そこを何とか執筆するというのが、今回のチャレンジなのだ。
●原稿タイトル
	「アート」「感性」を支える「技術」

●概要(100 文字程度)
	「技術」とは縁遠いところにある「アート」や「感性」という領域が、実は情報テクノロジーの支援で飛躍的に発展拡大してきた
	30年間を解説する。「情報」の哲学的考察と日本に特有の課題についても問題提起してみたい。

●(以下は「概要」をまとめるために書きつけたメモですので参考まで)
	情報工学と言えば過去には電算処理、現在ではインターネットや生成AIなどのイメージがあるが、筆者は企業のコンサルティング
	と並行して作曲家/研究者として35年前からアート(コンピュータ音楽)の領域で活動してきた。かつて学会で「窓際」扱いだった
	「音楽情報処理」が、現在ではストリーミング/サブスク音楽聴取という世界的な巨大ビジネスの基盤となり、さらに人間の「感性」を
	対象とした心理学的な追求が、現在では「癒し」「ウェルネス」という人間の「こころ」の領域に発展している。これらを支えてきた「情報」
	の本質を哲学的に解説し、世界のOpen Source文化から取り残されてきた日本の「技術」の問題点についても問題提起する。
上は技術士会からの「執筆内容」をふまえた上で「原稿執筆募集」に応募したメイルの全てである。 アブストラクト100文字だけでは内容が伝わらないか・・・と「メモ」を添えた苦肉の策となった。 こういう内幕をここに記してしまうというのもナンだが、まぁ中身はこれからなので、自分のためのメモという事になる。 ページ数は4ページとそこそこコンパクトなので、まぁ何とかなるだろう。 こういう「締め切り仕事」を抱えないと、日々が怠惰に過ぎていってしまうので、これは自分への「鞭」(ボケ防止策)なのだ。

2024年6月13日(木)

明日が発表応募締め切りとなっている 合意と共創特別研究専門委員会(Consen) の「2024.08.01(木) 合意と共創研究会(Consen) 京大百周年時計台記念館」についての検討で、過去の研究会 のタイトルをザッと眺めてみた。 その結果、設立趣旨の能書きの最後付近にあった 「個人の創造性、デザイン方法論、芸術創作過程、デザインコンセプト、創造工学、スタートアップなど、さらには創造性教育や理数科系教育」 というのはまだまだ「願望」であって、発表としては微塵も見当たらないという状況を確認し、今回については応募を断念バーグした。

ちなみに、この作業の中で「マンダラ集合知に基づく生成AIを用いた産官学広域防災プロジェクトの課題解決シミュレーション」という題目から論文PDFを調べて、「マンダラ集合知」というのは、上のような最近よくあるアレ(情報可視化)のことを言うのだ、と知った。 まぁ一つの収穫であるが、その後にネットで調べてみた範囲では、どうもこれは一般的にオーソライズされた用語でもないようだ。
そして、明後日には日本時間学会大会がある・・・ということで、普段は全く行かない 時間学会のサイト に行ってみると、「会員からの情報【『数理科学』6月号特集「様々な視点で捉えなおす<時間>の概念」】」という記事があり、以下のように久しぶりに見た懐かしい「数理科学」の表紙があった。

会員の時間学研究所客員教授・細川瑞彦先生のコメントとして、「数理科学6月号が発行されました。本号は、6月ときの記念日にちなんで、特集「様々な視点で捉えなおす<時間>の概念」となっており、数理物理寄りの企画ですが、宇宙から体内時計までが取り上げられています。日本時間学会会員としては、情報通信研究機構 細川 が一つ記事を執筆しています。時間の捉え方の一面として、ご興味のある方は書店などでご覧になっていただけると幸いです」とあった。
そこでさっそくAmazonに行ってみると、何故か以下のように「2024年6月号」だけは「この本は現在お取り扱いできません」となっていた。 新刊として出たのは先月下旬であり、もう次の7月号の予約受付期間に入っているためなのか、詳細は不明だがAmazonでは買えないと判明したので、YAHOOショッピングから注文した(こちらの送料300円はAmazon760円の半額以下だった)。 時間学会大会も終わった来週になって届くようだが、この中身はちゃんと読んでみたい。

そして今日のニュースとしては、「ドクターイエロー引退」というのがあった。 浜松市に引っ越す前に舞阪に住んでいた頃には、団地の窓から見える新幹線で何度となく「1系」のドクターイエローが走るのを見ていたものだが、2015年には シンカポールへの出張 の帰りの品川駅で、偶然に700系のドクターイエロー(923系)を見ていたのだった。

2024年6月14日(金)

明日と明後日はいよいよ当面「最終」の学会発表出張という予定で、今日は何か新しいことを始めるには中途半端だということで、フト思い付いて、 ASLのページ にズラリとリンクの★印が並んでいる、「ランダムドット・ステレオグラム」全50サンプルを久しぶりに眺めてみた。 これはだいぶ昔に「音楽情報科学」の教材として集めたものだったが、数年前に右目の白内障手術をして両眼の視力のバランスが崩れ、さらに左目の「角膜上皮剥離性糜爛」を患った2020年から回復までに約2年かかり、その後に左目の白内障手術をして、ようやく両眼の視力のバランスが回復した今年まで、「見えなくなった」と諦めていたものだった。

上がその50個であり、最初の1個だけはループで3種類のランダムドット・ステレオグラムが変わるというAnimeGIFになっている。 そして、だいぶ疲れたが、全部が「見える」という状況を確認できた。 おそらく「平行法」でスタートしたと思われるが、途中で「交差法」になったかもしれないものの、とにかく、久しぶりの確認として、これらが再びしっかり「見える」ようになっていた、というのは朗報だろう。 この「スカーン!」と3次元的な奥行きが見えた瞬間の爽快さ、というのは気持ちがいいのだ。

そしてこの久しぶりの錯視体験から思い出したのは、 Sketching日記(2) の「2019年6月5日(水)」のところにあった、上の錯視AnimeGIFである。 これは「図」と「地」とが交代するために、いろいろ頑張ったものの、Maxパッチでは実装できなかった記憶がある。 唯一、このAnimeGIFをループmovie化して、その再生速度と方向を変えられるようにしただけだった。 そこで、そう簡単ではないのは分かっている上で、 1/10スローモーション版 を作ったりしてしばし眺めつつ、午後が過ぎ去った。

2024年6月17日(月)

一昨日と昨日の2日間、名古屋・愛知淑徳大学での 日本時間学会大会2024 に発表参加してきた。 当面、今後の学会参加の予定は未定ということで、「ラストかも」という若干の感慨もあった。 今年はちゃんと作ったプレゼンが これ (ちょっと問題アリのため隠蔽処理済)であり、このプレゼンの他に見せた動画はただ1本、 これ (BGMの著作権のためYouTubeに置けないのでオフライン)だけで、ちょうどプレゼンの時間はピッタリ終わった。 公開シンポジウムは面白かったのだが写真も駄目ということでメモも取らなかったので、以下は会員の発表とか総会の際にとっていたメモである。

●日本時間学会大会2024memo
個人の精神テンポと音楽的テンポの好みとの関係につ いての検討
	・「精神テンポ」 - static、安静な状態での快適テンポ
	・ドラム - 2beat/4beat/8beat/16beat - テンポによってBD/HHなどの入れ方が変わるので等速では駄目
	・クラシック音楽では「アゴーギク」(テンポの局所的緩急)の表現が肝
	・ロック音楽(基本的にインテンポ) - ドンカマ以前はプロでも次第にノッてきて速くなる
脳波の同期時間頻度分布と認知能力の関係性
	・ネッカーキューブ - 知覚交替
	・アーラン分布
	・これは難しくて眠くなった
空腹がもたらすリズム
	・タイトルから神経的/生理学的な話でなく、現象学(哲学的観点)の話
	・「神経的/生理学的」メカニズム vs 「意識」
	・フッサール現象学とは参った
	・食べ物を志向している空虚状態、充実の経験が繰り返される習慣性
	・空腹は確定的で周期的な未来として意識されている
	・空腹は行為によって充実されることが意識されている
	・摂食障害(拒食症/過食症) - 周期性を持たなくなる
	・ファストフード - 空腹を充実する行為が切り詰められる
	・空腹感は意識の影響 - 認知症の場合は?? → 認知症でも意識はある !
協定世界時の歴史と、うるう秒の今後
	・協定世界時
	・太陽に対する地球の自転 - 安定度は3桁から4桁 → 「平均大陽時」
	・恒星に対する地球の自転 - 安定度は7桁から8桁
	・グリニッチ標準時 - 天文時
	・Universal Time = 世界時
	・地球の自転はふらついている(安定度は7桁から8桁)
	・うるう秒 - いろいろ問題が大きい
	・いろいろ愚痴ばかりになった
	・「うるう時」になる?
	・潮汐の摩擦によって地球の自転は遅くなってきた
	・2020年から地球の自転が速くなってきた(地球温暖化) → 「負のうるう秒」になる
『方丈記』と長明の「おひとりさま」
	・高齢の人間の生き方
	・現代のSNSに消耗する人間への警鐘ともいえる
男性ホルモンの減少が白髪化を加速させるかもしれない
	・概日リズムのマウスの実験で見つけた別のテーマ - 男性ホルモンの減少→白髪化
時間学会総会
	・去年の総会の議事録
	・会員数150人→148人
	・去年の活動報告
	・学会誌
	・決算報告
	・2024年度事業	・活動計画案/予算案
	・来年度開催地は? 日程は?
	・会員増について
	・学会HPの活用
	・新入会員の自己紹介(1人)
ノイマンアーキテクチャの呪縛との戦い
	・自分の発表
「締切の社会学」試論 --- ニクラス	・ルーマン「時間の稀少性と期限の緊急性」論考より
	・「締切」 = deadline
	・「締切論文」の予備考察のお話
	・「期限」と「期間」の確認
	・今後の研究方針 - 締切のリレー
	・これは超文系でよく分からない
	・小山先生の「締切」対応法3つ
		締切を守ってクオリティは目をつぶる
		締切延長を依頼してクオリティを上げる
		自分を守るためにご破算にする
育児/職場をめぐる時間意識と時間構造についての一考察
	・耳が痛いがなかなか難しい
	・コロナ禍でオンライン勤務が登場した
	→「家庭=職場」によってモザイク的時間の使い方が可能
この予定をクリアしたことで、いよいよ「ほぼ予定のない日々」が始まることとなった。 当面のところ、某お仕事[1](ある大手塾の塾講師、2-3人を個別指導するというスタイル)は毎週月曜の夕方だけ、某お仕事[2](ある大手教育社システムに乗った地元企業が開催している「ロボット教室」の講師)は今週末の金土日に後半のお試し研修があり、来月からは隔週金曜日の夕方のコマの担当が決まっているだけ、という日々からスタートする。 大手塾では、7月は大学生講師が試験期間で抜けるため代打が加わる可能性、さらに夏休みには夏期講習などもあるらしい。
これ以外、月一のかかりつけ医の検診とか年一の健康診断とかクルマの定期点検とかの予定の他には基本的に何もないので、もちろんたまには 電子情報通信学会研究会発表申込システム / 研究会開催スケジュール を覗いて、何かの予定と絡めての出張(旅行)を画策したいと考えている。 ただし、奈良学園大の非常勤講師を除けば現状では出張旅費と繋がった組織への所属が無いので、さすがに自腹での出張というのは踏み出しにくいのだった。 「鶏と卵」だが、技術士会などのルートでの広報/営業もやっていく必要がありそうだ。

2024年6月18日(火)

昨日の夕方の某お仕事[1]が終わると、あとは今週金曜日夕方の某お仕事[2]までの期間の予定は「空白」、という余裕のある時間を得た。 ただし木曜日には叡王戦5番勝負第5局、伊藤奪取か藤井防衛か、という天王山のライブ中継を朝8時半から終局まで見届けたいので、JoyJoyの予約を木曜日でなく明日の水曜日に入れた。 その他は、母上の介護のために奥さんを浜松駅まで送るぐらいの日々である。

そうなると、当面の懸案は上に再掲した、動的錯視の「回転十字」(と僕が勝手に名付けた)である。 これを、movieやAnimeGIFの「再生」でなく、Max8で数理造形的に刻々と数学的に計算・描画したい、という宿題である。 そこで、この全体を眺めていると「図」と「地」がグルグルと交代して幻惑されるので、単位「十字」部分だけを切り出して、他の部分をマスクするという作戦を思い付いた。

まずはmovie化した全体の再生スピードをjitterで可変(マイナス方向まで)できる、という過去に作ったパッチを改造して、上のように同一のlcdスクリーンの対角線上に可変座標の頂点を持つ正方形でマスクする・・・という方針でやってみたのが この動画 である。 ここでは「白い十字」を切り出すことに成功して、だいぶ錯視のクラクラ(「図」と「地」の交代)を消せる(切り分ける)ことが出来た。 しかし、これでは「黒い十字」が切り出せない、とスグに気付いた。

そこで、マスクを正方形から矩形に変更して、その座標を自在に設定できるようにしたのが上のパッチであり、これによって「黒い十字」も切り出せたのが この動画 である。 ここでようやく、この錯視をMax8で数理造形的に生成できる方針が見えてきた。 要は全体は「タテ5個、ヨコ5個」のブロックに分割できて、そのブロックそれぞれのサイズは「十字の入る3マス×3マス」である・・・という事実まで、この「切り出し」作業によって明確化したのである。 ただし正確に言えば、ブロックの端では隣接するブロックの回転十字の「角」がチラッと入り込み、これを無視してはイケナイのだ。 そして、さらにMax8数理造形化することで、現在だと既定のシーケンスしかないものを、個々のブロックの「位相」を自在に制御することで、単なる逆回転とかでなく、さらなる「動的錯視」が生まれる可能性まで出てきた。 これは大きな収穫である。

ネットニュースから「デヴィッド・ギルモアが"Between Two Points"を公開、娘ロマニーがヴォーカルで参加」というのに引っかかって、久しぶりにYouTubeで、それまで視聴するのを避けてきた ECHOES の「Live at Pompeii」を観てしまったが、いやー、時が流れると全てが甘美になっているという事実を実感した。 実はこの曲は中学生の頃にほぼ毎日、聴いていた「My Best 1」の曲であり、LPレコードは聞き続けると磨耗で買い直す必要があるのだが、このアルバム「おせっかい」は唯一の「買い直してさらに聴いた」LPだったのだ。 ボーカルのリックライトはイケメンだし、全てのサウンドが素晴らしい。 「Computer Musicの専門家にはプログレが多い」と言われるが、僕のComputer Musicのルーツは、まさにPink Floydなのだ。

ちょうど、円形の施設を俯瞰するPink Floydのポンペイの写真と似たような写真が流れてきたのだが、「大阪万博予定地を空撮してわかった不都合な真実」というFridayのニュースだった。 これが「大阪万博」の建設中の会場だというのだが、「開催まであと299日」であるというが、ちょっと素人が見てもこれは「無理ゲー」のように思えた。 チケットが売れないとか学校への招待が断られるとか言う前に、そもそも「出来るの?」という素朴な疑問である。 万博会場で起きたガス爆発事故 というような危険な場所でもあるらしいのだが、これはどうなるのだろう。

せっかくなので外務省のページ 日本における万国博覧会 というのを調べてみると、これまでに日本では上の5つの万博が行われてきて、今回が6つ目らしい。 ただし僕が行ったのは、小6の時に家族で初めての新幹線(混んでいたので食堂車でカレーを食べたのがほぼ唯一の記憶)で行ったエキスポ70だけであり、茨城県を去って(1977)京都で暮らして(-1981)浜松に来てからのつくば万博も行っていないし、近いと言えば近い愛知県の「愛・地球博」も行かなかった。 だいたい、ディズニーランド等も行かない僕は、こういう「混んで行列するイベント」というのは基本的に忌避するのだ。 ただし今回の「大阪万博」の場合、あまりの不人気でガラガラだったら、逆に冷やかしに行くかもしれない。

2024年6月19日(水)

まだ来る。 6年たっても、まだ来る。 さすがの「TOYOTA」である。
2016年の Sabbatical2016 では37日間で 6カ国7都市 を巡ったが、その2年後、2018年の 欧州ツアー2018 でも4カ国5都市を巡った。 その最後の国際会議EC2018で ワークショップ を担当すると共に一般発表したのが、トヨタ中央研究所との共同研究(実質的には受託研究)の報告 Realtime Musical Composition System for Automatic Driving Vehicles である。
学会発表の論文は公開されているので、これを知った「見ず知らずの相手からの打診」というのはよくあるのだが、さすがの「TOYOTA」、この発表に関しては世界中から、数年たった今でもコンスタントにオファーが届く。 オファーには大きく2種類あって、一つは「うちの論文誌にこれを発表してくれ」というもので、たいていは「 ハゲタカジャーナル 」なので全て無視する。 もう一つが「うちの国際会議で発表してくれ」というもので、大多数は中国で開催される謎の国際会議なのだが、今回の国際会議のようにキチンとしてそうなものもあるのだ。 僕のICEC2018発表論文のAbstractは以下である。 最後の「as collaborative research (2015-2017) with Toyota Central R&D Labs」という殺し文句、「トヨタ中央研究所」というのが効いているのは100%、間違いない。
Automatic driving vehicles (ADV) are drawing attention all over the world. ADV contains many realtime sensors. 
In the future, people (including the driver) will enjoy BGM without attention to ambient conditions, however, it will 
be much better than the BGM corresponding to the surrounding situation in real time - rather than being properly 
chosen from existing music. The author proposes an approach of a “realtime musical composition system for 
automatic driving vehicles” which generates music in real time without using existing music, so we are free from 
the copyright issue. The realtime composition system can arrange/modify its generating musical factors/elements 
with realtime parameters such as sensor information in real time, so it is the best solution for “music in ADV”. This 
paper reports on the first prototype of realtime composition system for ADV - as collaborative research (2015-2017)
with Toyota Central R&D Labs.
「we are writing to cordially invite you to join the 6th International Conference on Machine Learning and Intelligent Systems (MLIS 2024) to share with us your latest research findings. MLIS 2024 will be held on November 17th-20th, 2024 in Kampar, Perak, Malaysia」ということで、今回のオファーは11月にマレーシアで開催される「機械学習と知的システム」の国際会議で、以下の3点を挙げていて、なかなかしっかりしている。 そしてさらに、「もしあなたが発表に参加できないのであれば、論文の査読を手伝っていただけませんか? 積極的な査読者は、MLIS 2025の技術プログラム委員会の候補者となります」となっていた。 1日観光のプログラムがあったり、採択されればACMの論文誌に掲載されたり、というのに加えて「駄目なら査読者をやって」というのはあまりに虫のいい話である。 まぁ、これもいつものようにパスする事にした。
2018年の発表(Progress Report)でなく、「その先」の研究についてのオファーであれば喜んで受けたいのだが、ニッサンからもホンダからもマツダからもそういうお話は届かない。 実はこの研究は、機械学習/AI全盛の現代に、頑固に真逆の「ヒューリスティクス重視」という立場なのだから、まぁ当然なのだった。

そして午前から午後、JoyJoyに出かけるまでの時間は、幸せなMax8プログラミングを遅々として進めた。 まだまだ手掛かりは不明だが、とりあえず上のように、5*5のブロックに分けた区画で十字を回転させてみよう・・・という作戦である。 ただし、たった3個のレイヤーをjitterで合成しただけでCPU温度がかなり上がってきたので、この路線のままの力技というのはちょっと問題がありそうだ。

2024年6月20日(木)

昨日のJoyJoyヒトカラ6時間は珍しく時間一杯まで詰め込んで65曲を完走した。 今日はいよいよ天王山、叡王戦5番勝負第5局ということで部屋に篭ってVivaldiでAbemaTVを眺め続けることになる。 第5局ということで「振り駒」となったのだが、記録係が延々とシャッフルしてから振り駒したところ、またまた「藤井先手」と決まった。 昨日のMax8プログラミングはまだまだ様子見の段階でアルゴリズムの本論には入っていないのだが、今朝フト、CPU温度上昇といえば「これはGENだ!」と気付いて、GENのお勉強を開始した Sketching日記(14) の「2022年8月8日(月)」もFirefoxで開いておくことにした。

ここで遭遇したネットニュースは、ニュースとしては去年と古いものの「アインシュタイン・タイルがついに見つかった」というものだった。 さっそく全89ページの 論文PDF をゲットしたが、アインシュタイン・タイル、すなわち「たった1種類で非周期的な平面充填だけを可能にする図形」というのは凄い発見なのだ。 チラッと見た範囲では、やはり現代数学らしくコンピュータも活用した証明になっているようである。

  

将棋はなかなかに難解な展開となっているが、対局開始から1時間で50手ほどサクサク進んだが、午前のおやつの画像が出てきたあたりでようやく止まってきたので、合間にGENの思い出しをする時間ができてきた。 Sketching日記(14) の「2022年8月8日(月)」からのGENはMSPの拡張(サウンド)だったので、今回の対象であるjitterについては、「2022年8月13日(土)」のところから始まっていた。 しかし結局、昼食休憩までは対局に見入ってしまって、自分が書いていた説明を読んだりしたものの、実際にMax8を起動してGENの実験をするところまではいかなかった。 やはり、遅々として進展しているにしても「ライヴ」視聴というのは最強なのだ。

  

そして午後になって、 Sketching日記(14) の上から下までをザザーーーッと眺めて、この時の「お勉強」の際には手元にキープしていなかったサンブルに多くの秘密がありそうだ・・・と判明してきたが、ちょっと今日はGENまで深入りするのは無理そうだとも判断した。 そして以下のように、昨日にやりかけていた路線(馬鹿正直な「力技」なので推奨しない)をそのまま進めてみることにして、5×5のうち1列目と2列目だけ(あとは以下同文で出来る)を単純に並べて走らせる、というバージョンまで進めてみた。 CPU温度は軽く80℃を超えたし、これは全く目指す動的錯視には至っていないものなのだが、こうやって地道に進めてみれば、何か寄り道でも発見があるかもしれない。

そして午後になって局面は徐々に、穴熊が固い藤井叡王が攻め続けて、ずっと50%だったAI評価も「藤井曲線」がわずかにテイクオフしてきた。 これまで何度となくお仕事の合間にAbemaTVの将棋生中継を観戦してきたが、たまたま今日は何も予定が無いということで、お仕事を休んで浜松での大盤解説を見に行った2011年の 将棋名人戦・永世名人vs永世名人 以来の、濃密な「見る将」時間を過ごすことになった。 Max8をquitしても、AbemaTVのVivaldiとメインのFirefoxの両方を走らせているお仕事Mac miniのCPU温度は、67℃ぐらいからまったく下がらない。

  

叡王戦は3時のおやつを過ぎると、飛車切りなどを経て盤面がスカスカになって、残り時間を多く持つ藤井攻勢の気配が続いた。 CMの合間に見ると、隣の「麻雀チャンネル」(令昭位戦のライヴ中継)の視聴者は「461人」だったが、「将棋チャンネル」の叡王戦に戻ると「7.6万人」であり、刻々とその数字は増え続けた。
しかし夕方になってAI評価値が優勢なのに形勢が逆転??という感じで、ずっと押していた筈の藤井叡王のたった1手のミスから決め手を失って両者の残り時間も拮抗、そして逆転した。 こうなるとチェスクロック制が厳しく、「刻々と反省しつつ苦しむ藤井」というレアな姿をライヴで見ることが出来た。 コメント欄には「藤井七冠爆誕」などと揶揄されて、遂には評価値が逆転し、さらに再び評価値が50%に戻り・・・とまたまた面白くなってきた。

そして視聴者が「10万」を超えた17時半頃に1分将棋に追い詰められてから激闘1時間、互いに1分将棋となり、遂に藤井叡王が投了するまでを見届けて、長かった一日が終わった。 これで藤井八冠→藤井七冠となったのだが、新勢力の一端として伊藤叡王が新しい将棋界の時代を切り拓くことになった。

2024年6月21日(金)

今日の記述はいつものようにDeepL翻訳の協力(一部は僕が修正)によって成立している。 Ars Electronicaから定期的に届く情報の中に、 Ars Electronica “Waltz Symphony”: Of humans and machines というのがあった。 ヨハン・シュトラウス(息子)の生誕200年となる2025年に向けて、Ars Electronica Futurelabが進めている"Ricercar"と名付けたプロジェクトのようだ。 以下はその「ワルツ・シンフォニー」の能書きの全文翻訳である。

第1楽章 想像、意図、模倣

私たち人類は4万年もの間、音楽を聴いてきた。音楽をどのように定義し、どのように利用し、体験するかは、数千年の間に大きく変化してきた。ジェネレーティブAIをきっかけに盛んに議論されている音楽の模倣でさえ、その種の最初のものではない。
『ワルツ・シンフォニー』で、Ricercarは初めて音楽大学で使用されることになったが、これはアリ・ニクラングにとって芸術と研究の必要な共生である。「自動化ということではまったくありません。人間と機械とのコラボレーションとコミュニケーションなのです」と彼は言い、AIが実体のない模倣機械であり、私たちの介入を余計なものにしてしまうという表面的な理解を否定する。というのも、たとえAIがいくつかのプロセスを自動化し、加速し、改善することができたとしても、AIは常に人間由来のデータセットから学習する、いや、むしろ学習するのだ。Ricercarの場合、このプロジェクトのために特別にピアニストが録音したヨハン・シュトラウスの数多くの楽曲だけでなく、過去数世紀の全音楽レパートリーから何千もの楽曲がAIに学習されている。「Ricercarは、学生がヨハン・シュトラウスの音楽を音楽史上の他の作品と関連づけながら扱い、作曲の新しい方法を探求するのに役立つツールです」とアリ・ニクラングは言う。

第2楽章: AIに芸術はできるのか?

音楽とテクノロジーは切っても切れない関係にある。これまでもそうだった。進歩、さらなる発展、新たな可能性の探求は、テクノロジーと同様にアート(そして音楽)の一部であり、次の一歩が踏み出されるたびに新たな疑問が生まれる。メディア・アーティストであり、1995年以来アルスエレクトロニカの芸術監督を務めるゲルフリート・ストッカーは、ワルツ・シンフォニー・プロジェクトの一環として、AIが芸術プロセスにどのような影響を与えるかに特に関心を寄せている。
「私たちが芸術に価値を見出すのは、それが人間によって作られたものであるという事実によるところが大きいのです」とゲルフリート・シュトッカーは言う。これは、芸術の創造がインスピレーションと感情によって駆動され、導かれるという事実だけでなく、芸術の経済的価値に関しては、作家性と真正性が不可欠なパラメーターであるという事実を示唆している。
ワルツ・シンフォニーは、『・・・のスタイルで』と楽曲を制作することを意図しているのではなく、ヨハン・シュトラウスの楽譜と交歓することで、若い作曲家たちが自らの筆跡を発展させる手助けをすることを目的としている。「AIがあらゆる種類のものを非常に説得力を持って "模倣 "できるという事実は、芸術的観点からはまったく刺激的ではありません」とゲルフリート・シュトッカーは言う。「しかし、興味深いのは未知の世界です。AIによって、どこでどのように新しいものが生まれるのか、その新しいものはどのような形をとることができるのか、そしてそれは私たち自身と私たちの世界について何を教えてくれるのか。」
芸術的なプロセスに加え、経済的な側面も重要であり、これは偉大な作曲家であると同時にビジネスマンとしても成功したヨハン・シュトラウスにつながる。「当時も今も、新しいテクノロジーは新しいビジネスモデルとトレーニングの機会を開きます。私たちの実験は、AIと芸術が付加価値を生み出す理想的な世界がどのようなものかを示すことを意図しています」とゲルフリート・シュトッカーは言う。

第3楽章 人間の創造性と創造的技術の出会い

ローランド・ガイヤーは文化経営者であり、ウィーン・シュトラウス記念年2025の責任者である。ワルツ・シンフォニーは、AIが関与する唯一のプロジェクトだが、極めて重要なものである。「当初から、私たちは美術館のプログラムを作りたかったのではなく、ヨハン・シュトラウスの作品と人物に基づいた先駆的な実験を行いたかったのです。シュトラウス作品の伝統的な演奏は、プログラムの中で重要な位置を占めていますが、この記念の年は、非常に特別で珍しい道を歩む機会も与えてくれます」とガイヤーは言う。彼にとって『ワルツ・シンフォニー』は特別な冒険である。生命を吹き込まれたものは、現在生きている作曲家たちから生まれたものでなければならない。これは当然、作品と作家性の概念の定義という哲学的な問題を提起する。
ヨハン・シュトラウス自身、同時代の音楽的、技術的発展を吸収し、取り入れることに常に強い関心を抱いており、マイヤベーア、ヴェルディ、グノーのオペラなど、同時代の作曲家のモチーフを自作に取り入れたり、社交ダンスに転用したりしていた。19世紀に彼を取り囲んだ技術開発は、彼の音楽作品のインスピレーションとなった。2つのワルツ「モトーレン・ウント・テレグラム」とポルカ「ドゥルチ・テレフォン」は、このようにして生まれた。
「作曲に使用されるAIは、現役の作曲家、音楽家、音楽学者による使用を通じてさらに発展していくでしょう。ですから、ワルツ・シンフォニー・プロジェクトは、後ろ向きのもしもの心理ゲームではなく、未来のアーティストが偉大な新しい作業媒体となる道を開くことを意図しています。私たちのシュトラウス・プロジェクトによって、将来AIを創造的なプロセスに創造的に統合する可能性を喚起したいのです。」

第4楽章 アートは人のためにある。AIのように。

「AIがどれほど強力なものであろうと、あるいは強力なものになろうと、それは意図のないものです」とゲルフリート・ストッカーは言う。「他のテクノロジーと同じように、何を求め、どのように、どのような目的でこのテクノロジーを使うかは、常に私たち次第なのです。私たちは皆、『AI』それ自体は何もしないが、AIを使って何かをするのは常に人間であることを認識しなければなりません。私たちはこの物語における永続的な対象ではなく、決定的で創造的で能動的な主体なのです。Waltz Symphonyのようなプロジェクトは、この認識を発展させ、強化することを目的としています。」
アリ・ニクラングは言う。「私たちが遠ざかるべきは、すでに存在するものを自動化したり模倣したりすることです。芸術、特に音楽は、AIが私たちの才能を促進し、創造性を刺激し、私たちの能力を拡張するツールになりうることを示すことができるし、そうあるべきです。Ricercarで、私たちはそのようなAIがどのようなものかを見つけたいし、Waltz Symphonyで、私たちがそのようなシステムとどのように相互作用できるかを探求したいのです。」
さすがArs Electronica、いい視点で進めていて感心した。 上の全文翻訳の中で、テニヲハ等の調整以外で、僕が意図的に改訂した部分が1箇所だけある。 DeepL翻訳では「ヨハン・シュトラウスの楽譜と交換する」となっていた「exchange」を、「ヨハン・シュトラウスの楽譜と交歓する」とした。 これは大いなる「意訳」なのだが、こうあって欲しい・・・という僕の切なる希望なのだ。 しかし、何故シュトラウスなのか。 オーストリアだから仕方ないとしても、やはりここはバッハであって欲しかった。

Makerコミュニティからは、Makerフェアのイベントとして、 LED Piano and Violin という動画が届いた。 プロジェクトは Luminescent Grand というものらしく、別に実際にはピアノ弦を張っていないのでそういう形にする必然性は全くないのだが、グランドピアノと同じ形状の電子ピアノの響板の上にLEDを敷き詰めたらしい。 どこかに「ローランドの協力で鍵盤はローランドのもの」と書かれていたようだが、たしかYOSHIKIも弾いている「透明グランドピアノ」(従来は木製だったグランドピアノを透明アクリルで作った「中が透けて見えるピアノ」)というのはKAWAIの特許なので、YAMAHAもROLANDもKORGもCASIOも勝手に製造販売できない。 ただしこの「完全透明アクリル製ピアノ」については、たまたま形状がグランドピアノと似ているものの単なる電子楽器・・・ということで大丈夫なのだろうか。 まぁ、お金をかければこれは出来ることなので、それほどソソラレなかった。

2024年6月22日(土)

昨日から金土日の3日間はまたまた某お仕事[2]の研修ということで、この完了を受けていよいよ、来月からは超スローペースながら稼働していく予定である。 その関連で、何度もぐりぐりしているうちに断線して壊れてしまうパーツがあった/出てきたので、今日は このように 付け根で明らかに断線しているモーターと、見た目は大丈夫でも内部で断線しかけて接触不良になっているスイッチを修理した。 これは素人にはお奨めできないものの僕にとっては朝飯前で、きちんと対応すれば完全に復活するのだ。

そして今日に予定されていた研修が事情あって「流会」という臨時連絡が届いたので、明日のラスト研修の準備をぼちぼち楽しく進めることになった。 たまたま今日の午後には、高校の同窓生有志による「ZOOM同窓宴会」というのがあるので、せっかくだからチラッと覗いてみるかもしれない。 なんせ、ほぼ全員が水戸近郊/東京近郊からのアクセスなのに、一人だけわざわざ時差を乗り越えて米国ナッシュビルから参加してくれる人もいるのだ。

  

2024年6月24日(日)

昨日の研修を終えていよいよ来月からスタートする某お仕事[2]のために、ACアダプタ経由というのは作っていたのだが、考えてみれば「USBモバイルバッテリ」の方がスマートな気がして、 このように 2本ほど、USB-Cの細めのケーブルを切って改造してみた。 これがウケるかどうかは、来月に持参すると判明する。

  






「日記」シリーズ の記録