明かりの造形

2008年2月 長嶋洋一


去年のヨーロッパツアーの時に、 コペンハーゲンの デンマークデザインセンターでお土産として入手していた、 ピースを組み合わせた造形キットを、26虎で特訓中の岡本さんと石見さんに手伝ってもらって 制作しました。パッケージが既に、この造形のヒントとなっています。

パッケージを開けると、マニュアルとなにやら、特殊な紙シートが入っています。

まずは、全て同じ形をしているピースを、シートから切り離します。 綺麗に切れ目が入れてあるので、切り離しは簡単です。 このセットは全部で30ピースなのですが、1ピースだけ、2ミリほど繋がっていたので ハサミで切りました。

次に、全て同じ向きにしたピースをまず1段目として、5枚、ぐるりと組み合わせます。

2段目も同じく5枚のピースを組み合わせ、出来上がりをひっくり返すと、ボウルのようになりました。

続いて3段目は、10枚のピースを、タテとヨコを交互に組み合わせます。

4段目は、2段目と同じように5枚のピースを組み合わせると、だんだん球体のフォルムが見えてきました。

最後の5段目は、いよいよ最終段階として最後の5枚のピースを組み合わせるのですが、 きちんと閉じるのにやや苦労しました。 無事に完成して、この日の作業はおしまいです。

翌日、26虎のフォトショとイラレの特訓をしている2人の前で、ハンダ一式を出して来て、 いよいよ僕もLED光源の制作に入りました。

1時間ほどで電気関係が完成したので、また2人に登場してもらって、いったん閉じたピースを開けて、 光源を中に入れました。

これで完成です。(^_^)

部屋の明かりを落として撮ってみました。スイッチの切り替えで、ブルーLEDとホワイトLEDのいずれかで点灯できます。

お疲れさまでした。見たい人は1106研究室にどうぞ。