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長嶋 洋一


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2026年6月15日(月)

朝にはW杯初戦で日本はオランダと引き分けて「勝ち点1」を得たが、果たして今後どうなるか。 今日は京都精華大「生成音楽論」初日ということで、 オンデマンド教材 の第1週のHTMLを、「まだ公開されていません」というHTMLに上書きした。 そしてSEIKA PORTALに行ってクラスプロファイルというtoolで「課題提出」の中身の「通知設定」(これまで外していた)をONにして「確定」としたのだが、それで受講学生にメイルの通知が出たのかどうか・・・というのが全く不明で、ちょっと不安の残るスタートとなった。 とりあえず課題提出期間は今日の18時からで、課題締め切りが明後日の23時59分なので、第1週の結果を見るのは木曜日になる。

神戸出張と講義初日と四十九日の牛久行きの予定が密集している今週なのだが、ロボット教室もアドバンスは「まとめ」の段階(通常は1テーマを2ヶ月4回かけて作るのだが、今回は2テーマを1ヶ月2回ずつで作るというミドルと似た形)なので、「ホイールローダー」のサンプル教材を完成させた。 テキストのプログラムは無限ループでなくSTARTで始まりENDで終わるという酷いものだったので、オリジナルに無限ループ動作させてみた。 YouTube動画 も撮ったが、荷物のボールを手で載せるのはまぁ、ご愛嬌である。

そして午後になって、sunoの「Genre Wheel」をグルグル適当に回して聞いていたら、「prog avant-garde jazz」というのが、どうも僕のFusion好きと相俟っていいカンジである・・・と発見した。 そこでさっそく、新しい実験をやってみた。 与えたpromptは全て共通、「prog avant-garde jazz , speedy, high technique ad-lib, deep, cool, guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, vibraphone, improvisation」というものである。 ピアノとオルガンだけ商品名を指定しているところがポイントで、このpromptで、「v5.5 Pro」と、例によって「nagasm5 (ノイズ系)」・「nagasm3 (デスメタル臭)」・「nagasm6 (chaos Piano)」の3つのオリジナルモデルでの関与を調べた。 オリジナルモデルについては、 SunoのModelsとPromptsの比較実験 を参照されたい。 今回の実験は、この「prog avant-garde jazz」版、ということになった、

●本日のsuno生成音楽(2026.06.15)●
タイトル : Odd Meter Mirage
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : prog avant-garde jazz , speedy, high technique ad-lib, deep, cool, guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, vibraphone, improvisation
出てきたPrompt : Avant-garde jazz fusion with a speedy, asymmetrical pulse and high-tech interplay; verses of the track cycle through guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, and vibraphone in jagged unison, then open into freer improvisation sections where Rhodes comps and sax tears loose, Transitional hits, stop-time breaks, and prickly vibraphone flurries drive the motion, Deep, cool, glossy mix with sharp stereo separation and a live-room edge, deep, avant-garde jazz
Result : Odd Meter Mirage 1 - Odd Meter Mirage 2

上がモデル「v5.5 Pro」によって出来た、タイトル「Odd Meter Mirage」というもので、durationは3min24sec, 3min37secとまずまず揃った長さで、さらに各種楽器のソロが次々と展開されるゴキゲンな曲となった。 これはもう文句なくpublishした。

●本日のsuno生成音楽(2026.06.15)●
タイトル : Glass Spiral
使用したモデル : nagasm5 (ノイズ系)
「Instruments」を指定
与えたPrompt : prog avant-garde jazz , speedy, high technique ad-lib, deep, cool, guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, vibraphone, improvisation
出てきたPrompt : Avant-garde jazz with a speedy, high-tech swing feel and thorny unison bursts; the verse space opens on guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, and vibraphone trading fractured motifs, then a middle section thins to Rhodes chords and brushed pulse before the final head returns in clipped, improvised cascades, Sparse spoken-like horn phrasing, rapid call-and-response, and sudden ensemble stops create tension; close, dry, articulate mix with crisp transients, deep low-mid warmth, and a cool late-night sheen, avant-garde jazz, deep
Result : Glass Spiral 1 - Glass Spiral 2

本当のことを言えば、オリジナルモデルは「デスメタル臭」と「カオス風味」の2つでいいと思っていたのだが、nagasm3とnagasm5とnagasm6でどれがどれか忘れていて、うっかり最初に選んだのが、この「nagasm5 (ノイズ系)」だった。 爆発音とかラジオのノイズを入れたものの、オリジナルモデルとしては一番「クセ」が少ないのだが、できあがった2曲「Glass Spiral」は3min19sec, 3min09secとまずまずのサイズで、どこがノイズか不明なものの、いい感じで気に入って、これも文句なくpublishした。

●本日のsuno生成音楽(2026.06.15)●
タイトル : Blue Spiral
使用したモデル : nagasm3 (デスメタル臭)
「Instruments」を指定
与えたPrompt : prog avant-garde jazz , speedy, high technique ad-lib, deep, cool, guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, vibraphone, improvisation
出てきたPrompt : Avant-garde jazz with speedy odd-meter swing and high-technique improvisation; verse-like sections trade guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, and vibraphone in sharp unison hits, then open into free-flying solo passages, sudden stop-time breaks, and clustered chord surges, Ad-lib energy comes through horn stabs, guitar flurries, and trading fours; ear candy includes reversed cymbal swells, tape-stop accents, and bell-like vibraphone runs, Mix is deep, cool, and wide with crisp transient detail and smoky room ambience, avant-garde jazz, deep
Result : Blue Spiral 1 - Blue Spiral 2

そしてここからが実験のメインということで、オリジナルモデル「nagasm3 (デスメタル臭)」である。 ちょっとデスメタとfusion/jazzは相容れないのでは・・・と思っていたが、sunoは苦労して、ちゃんと入れてくれた。 あの叫びとかdistorted Guitarとか、流石である。 タイトル「Blue Spiral」というのも今朝のサムライブルーを彷彿とさせてくれたし、3min24sec, 2min46secというdurationも満足で、これも文句なくpublishした。

●本日のsuno生成音楽(2026.06.15)●
タイトル : Glass Staircase
使用したモデル : nagasm6 (Chaos Piano)
「Instruments」を指定
与えたPrompt : prog avant-garde jazz , speedy, high technique ad-lib, deep, cool, guitar, sax, Fender Rhodes, Hammond B-3, vibraphone, improvisation
出てきたPrompt : Progressive avant-garde jazz, rapid and high-tech with asymmetrical accents, shifting meters, and improvisatory momentum; verse-like passages trade jagged guitar figures against sax lead lines, pre-chorus opens into Fender Rhodes clusters and Hammond B-3 swells, chorus feels like a tight unison riff before dissolving into free exchange, Vibraphone sparkles in transitions, with abrupt dropouts, reverse cymbal swells, and tape-warp flare, Deep, cool, wide, and crystalline mix, deep, avant-garde jazz
Result : Glass Staircase 1 - Glass Staircase 2

トリはいつもの「nagasm6 (Chaos Piano)」なのだが、なんとここだけsunoが生成したpromptの冒頭が「Progressive avant-garde jazz」と、正に僕がやりたかったテイストを反映していた。 他の3種類は全て「Avant-garde jazz」なのに、ちゃんとsunoは僕のオリジナルモデルの嗜好を汲み取っているのだ。 タイトルは「Glass Staircase」でdurationは4min02sec, 4min00secと充実していて、ちゃんと途中にカオス風味が散りばめられているではないか。 これも文句なくpublishした。
ということで、なんと今回はv5.5も含めて、4パターン8曲の全ての出来に満足してpublishしたので、nagasm.orgのトップページ「suno(音楽AI)に生成させました」のところに追記した。 さらに、 このページ に追加する新たな実験ということで、HTMLをほぼコピペして、 SunoのModelsとPromptsの比較実験(2) というページも作ってみた。
なかなかの充実感と共にsunoと遊ぶのも終わって、いよいよ18時からは学生の課題提出が可能となる。 果たしてどうなるか、ハラハラしながら眺めてみよう。

2026年6月16日(火)

昨夜はCPAPで夜中に起きたときにパソコンを起こして[nagasm.org]を見てみると、サーバがハングアップしていて、手作業でhttpdを再起動することになった。 ここ最近、僕のドメインを置いている業者の環境のためか、たまに[nagasm.org]がタイムアウトで止まっている事があり、その都度、ターミナルからsshログインして「sudo service httpd stop」・「sudo service httpd start」すると、何事も無かったようにスッキリと復活する。 85人が受講する「生成音楽論」で、それも多数の学生が夜中にアクセスした時にこれが起きると困るのだが、まぁ仕方ない。 オンデマンド教材 のトップに「深夜に多数(受講者85名)がアクセスしてサーバが落ちた場合、長嶋が手作業でサーバを再起動するのが翌朝になる事があります」と追加した。

昨日の午前9時あたりに教材を公開したのだが、今朝にSEIKA PORTALで見たところ、85人中、8人が課題を提出していた。 時間学会で「前倒し」・「後回し」について議論してきたところだったが、この8人は間違いなく「前倒し」組であり、真面目に質問/コメントを書いて、きちんとsuno作品を提出していた。 昨日までは「全ての学生の提出mp3を保存」という方針だったのだが、これは変更して「今回提出されたmp3の中で長嶋が感銘を受けた作品」(※あくまで単なる個人的感想である事を最初にお断りしておきます、と付記)だけをその週のオンデマンド教材の末尾「提出された課題に対するコメント」の後に追加/保存していくことにした。 まぁ、sunoの作った音楽なので「和音ミス」などのDTMでよくある不良品は一つもないのだが、逆にどれも「sunoだよねー」という感想になってしまうのだった。 残念ながら「前倒し」の8人からは1作品も選出されなかったが、これはデザイン系の教育者であれば納得できる「あるある」なのだ。
しかしその後、昼間に課題提出した学生は、コメント/質問の内容も、提出mp3も、どちらもイマイチという内容だった。 そうなると、これからどんどん課題提出期限に向けて、どんな「薄い提出」が続くのか・・・とちょっと躊躇したものの、どんどん届く「課題」を読むしかないのだった。 果たしてこれが7週、どういう風に続くのか、見守りたい。

2026年6月18日(木)

昨日は母親の「四十九日法要+永代墓供養法要+胎内供養法要」という3セットの法要があり、牛久大仏で半日を過ごした。 昼間にふとアクセスしたら「生成音楽論」のオンデマンド教材を提供している僕のサイトがハングアップしているように見えたのだが、持参したMacBookAirは最近では新幹線のWiFiに繋がらなくなり(;_;)、結局、晩の20時あたりにホテルにチェックインしての作業となったが、そこで見てみるとサーバは復活していた。 おそらく課題提出日の最終日である昨日は、何時間かはサーバが止まったかもしれないが、とりあえず部屋で23:59の締め切りまでサイトを監視して(実際にrebootも行った)、85人中62人が課題を提出する、という初日となった。

今日は浜松に帰る新幹線の中で62人の提出したmp3を聞いたり、オンデマンド教材のあちこちを修正したりして過ごし、昼に帰宅すると全てサーバ内と同期させて、ほぼ来週からの作業の概要が「見えて」きた。 第1週に課題を未提出の23人も第2週から合流可能であり、maxで85人の「30秒mp3クリップ」を聞き、maxで85人の質問/感想の中から相当数にコメントしてはHTMLに加筆する・・・という日々が7月末まで続くのだ。

そして午後にちょっと時間があったので、まだ先なのだが7月の教室で臨時にBASICの先生の代打を行うロボットのサンプル教材を作ってみた。 なんせBASICコースといっても、1回目のロボットは動いている間に自身を破壊してしまう、というとんでもないロボットだったので、僕が担当する2回目がどうなるか、知っておきたかったのだ。 自分自身が進んで重心を移動させて、レールを持ち上げて回転させて「進む」、というなかなか意欲的なロボットなのだが、こちらは無事に稼働してくれた。 YouTube動画 も撮ってみたが、途中でギアが外れて挿し直す、という様子までそのままノーカットとしてみた。 「ライヴ派」の人間としては、こういうのは編集してはいけないのだ。

来週の「生成音楽論」のオンデマンド教材に関して、ヤ○ハの「テノリオン」を紹介するのもいいかな・・・と上のような画像を作った。 中古なのに10万円以上もするというのでは、なかなかこれがヒットしなかったのも納得と言える。 パリ・ポンピドーのIRCAMでの NIME2006 で西堀さんが颯爽と発表したのだが、会場の「パネル操作の生データをそのままMIDIで出して欲しい」というリクエストに結局、応えてこなかったのも一因だろう。 伝説的な失敗の「MIBURI」もそうなのだが、ヤ○ハはclosedな思想で何度も失敗を繰り返してきたのだった。

2026年6月19日(金)

「生成音楽論」の受講学生は、基本的には毎週月曜日、僕がSEIKA PORTALでその週の「課題提出」のところを改訂して「通知設定」をONにして連絡が届くと、毎回同じなのだが オンデマンド教材 に行き、来週であればそれまで「まだ公開されていません」だった第2週のページをクリックすると、僕が公開エリアに移動してアップしていたその教材が見える・・・という仕組みである。
ただし僕の方はと言えば、課題提出期間の3日間はサーバ落ちをチェックしてはhttpdをrebootしたり、早めに提出してくる連中のデータから眺めてみたり、そして このページ を頻繁に改訂してはアップロードを繰り返してきた。 最初は「形式不備」に対して「未提出」(欠席)という脅かしを書いていたのだが、いやいや提出しているだけ「放置」(欠席)よりもだいぶマシだ・・・と書き換えを決意して、今朝には全て「大幅減点」に訂正した。 まぁ、いちいち細かく採点するわけではないのだが、ちゃんとしている学生にも安心を与えたいので、この匙加減はなかなか難しい。
AbemaTVで棋聖戦第2局(藤井六冠 vs 服部慎一郎七段)をやっていたので午前から午後にかけて眺めていたが、晩のロボット教室のために終盤のいいところまでしか見られなかった。 帰宅してみると終局していたが、またまた堅固な藤井曲線で、どうもこの連勝街道は止まることがなさそう・・・という圧勝だった。

2026年6月20日(土)

今月は変則的で、いつも連続した土日にやっている「ロボプロ」が、明日の日曜と来週の土曜に分離している。 たまたま空白となった今日は、スケジュールを熟すにつれて残ってきたEC2026の準備に没頭することにした。 前の日記 の「2026年6月11日(木)」のところで、原稿のポイントとして挙げていた「着想」・「セールスポイント」・「数理造形の視点」・「生徒の反応」・「クレームと改善」・「ゲーム的視点」・「教育的視点 」という記述項目は何も増えなかったが、原稿と一緒にEC2026では「パンフレット用画像」という提出が求められていて、いつもこれに苦労するので、こちらを先にやってみた。
求められている条件は「16:9のpng形式の画像を作成してください」・「推奨画像サイズ 2362×1322 px」・「 「タイトル」「著者名」「著者所属」「発表種別」を含めてください」という3点なのだが、そんな巨大な画像は普段は作らないので困るのだった。 結局のところ、既に作っていた EC2026資料ページ の7つのシステムの写真を並べて、それぞれの使用状況のYouTube動画のリンクQRコードを添えて、「発表種別」の部分はtemplateからコピペして、あとはタイトルとAbstractを置いて、上のような感じになった。 まぁまぁ上出来なので、これで原稿の方に進むこととなった。

そして午後じゅう、と言っても連続4時間ほどだが、かなり集中して原稿執筆に没頭した。 7種類のシステムのうち3種類までとりあえず記述できて、写真1枚だけ出してあとは こちらのページ にReferenceリンクする、という枠組みまで出来たので、まずまずの達成感である。
原稿提出締切まではまだ1ヶ月ほどあるが、「生成音楽論」と毎週格闘する時期でもあり、一気には片付けず、また週に1日か半日ぐらい、原稿執筆に集中する時間を作っていく・・・という感じになりそうだ。

2026年6月22日(月)

昨日の日曜日は、W杯チュニジア戦が午後にあったために、ロボット教室のアドバンスクラス(生徒の中にサッカー教室にも行っている子がいた)では、20分おきにYAHOOのテキスト情報をチェックして「前半終了、2-0で勝ってます」などとアナウンスをする事になった。 午後のロボプロでは、第1期(3ヶ月)の「オムニホイールロボット」の最終回ということで、教室の一角に障害物コースを作って、PS2リモコンの操縦で「ボールをドリブルする」というタイムレースを行った。 ほぼサンプルArduinoスケッチを詳細不明で使っているのだが、その一部をチューンアップしたり、またロボットに突起物を取り付けて操作性を上げる改造をしたり、となかなかロボット教室らしくなった。 YouTube動画 でその様子が分かるだろうか。

そして今日は月曜日ということで、「生成音楽論」の第2週のオンデマンド教材をWebに設置して、SEIKA PORTALで受講学生に オンデマンド教材 の公開(→3日間の提出課題期限)を通知設定ONとした。 また、形式的に学生が講義内容について議論する「掲示板」を新規作成した。 このroutine workがあと5週、続くことになる。

ネットからは、 米国のZ世代 「スマホやSNSが生活を覆い尽くす前の世界に住みたい」将来に悲観、テクノロジー支配に疲弊、米世論調査 という記事のニュースが届いた。 その「1970年代後半から2000年代初頭にかけての時代」に、ちょうど同時進行でコンピュータ・エレクトロニクス技術と共に疾走してきたというのは、本当にラッキーな事だったのだ。

2026年6月24日(水)

月曜日に「生成音楽論」の第2週のオンデマンド教材を公開して、翌朝には7人ぐらいが課題提出していたが、今朝には19人が提出していたので、ちょっと先行してコメントを追記したりした。 昨日の午後にはJoyJoyに行ってヒトカラ5時間49曲とまずまず快走したが、途中で何度か、持参したMacBookAirでページを見て「落ちていないか」(→落ちていたらサーバをremote reboot)、と監視した。 今日になってみると流石に課題提出日なので、落ちるまではいかないもののだいぶサーバが重くなっているので、ときどきrebootしたりする一日となった。 SEIKA PORTALで見ると、刻々と課題提出者の人数が増えているのだが、次のチェックは締め切り後の明日になる。 昨日に続いて今日もEC2026の予稿執筆に没頭して、だいぶ進んだので、来週までには一気に完成させて送ってしまいたい。 NIMEのMLから「NIME2026のProceedingsが出揃った」というアナウンスが届いた。 実際に上のPaper SessionのページでYoichi Nagashimaを検索すると7件がヒットして、せっかくなので全てゲット してみた。
また、Music Sessionでは過去の作品はアーカイヴされていなかったが、2011年のOsloについては Movie が検索できた。 本当はまだあと2-3作品あったと思うのだが、まぁ、無いよりマシである。
午後にはちょっと予定を前倒しして、ロボット教室・ミドルクラスのサンプル教材ロボットを一気に作ってしまった。 当初予定の金曜日の午前にW杯の第3戦がある、と知ったからである。 ライヴで見られるものは、見たいのだ。

2026年6月25日(木)

先日の時間学会大会の「時間学シンポジウム」のテーマは「前倒し」と「先延ばし」というのがあった。 そこに「先延ばし癖」研究の権威が明かす真理「5人に1人がこれで人生を損している」というネットニュースが流れてきた。 5ちゃんのレスはいつものようなもので、「損切の話かー」・「来世から頑張る」・「明日から本気だすよ」・「ずっと本気は出さない。じゃなくて、本気を出しても無理はしない。明日出来ることは明後日にやることにしている」・「5人に1人が損ではなくて35人に34人ぐらい損をしていることがある。覚える(暗記する)のは後にしようがそれである。『後』は永遠に来ない 」・「やりたい時にやる」・「引きこもりの集会ですか?」・「先手先手で動いていけば、悠々自適な生活も結構簡単に手に入る」・「人生とは働くことが基本だ」・「あとで読む」だった。
ジョセフ・フェラーリは、「先延ばし癖」のある人々を40年間研究してきた。
博士課程で実験心理学を学びながら、「なぜ一部の人々は、タスクの完了を先送りするのか」という心理的メカニズム
を「誰も研究していない」ことに気づいたときから、彼は先延ばしという概念に魅了されている。
フェラーリはすぐに研究に取り掛かり(彼自身は先延ばしするタイプではない)、さまざまな文化や人口統計的背景に
おける、先延ばしの原因を探究しはじめた。 (後略)
「生成音楽論」は第2週の課題提出期限が昨夜23:59で終了して、今回の課題提出者(出席者)は59人だった。 前回が62人だったものの、そこから3人減ったのではなくて、何人かが未提出、何人かは遅れて合流、というところになった。 オンデマンド教材 の第2週の末尾に「提出された課題に対するコメント」を書くために、59人全員のコメントとmp3をチェックしていると、午前中から午後ずっぽりと相当な時間を費やした。 まぁ、学生はそれぞれ頑張っているのも分かるので、これはちっとも苦痛ではないのだ。 多数の学生がsunoにpromptを与えることで、自分一人では気付かないことを発見する場合もあって、なかなか有意義な時間となった。
そしてSEIKA PORTALに行ってみると、これまで85人だった履修登録者が79人に減っていた。 いまの大学生は「GPA」というのに縛られているので、良い成績が付かないと確定した科目は捨てる、という時代なのだろう。

先週末、『浜松市は、物価高騰対策で発行する「プレミアム付商品券」(額面金額の半額で購入できる)の購入引換券23万5890人分にミスがあり、作り直すと発表した。計40万口発行する紙の商品券用のすべてに当選口数の記載がなかった。改めて郵送するために、商品券が使えるようになるのが当初予定より1週間近く遅れる』というお役所らしいほのぼのニュースが流れていたが、ようやく我が家にもチャージ用の書類が届いて、あれこれあれこれあれこれ死ぬほど面倒臭かったアプリに無事にチャージ金額が入った。
しかしここからが大変で、調べてみると「紙」でなく「デジタル」に対応したお店はなかなかに少なくて、さらに最後の端数に現金を足して使い切ることが出来るお店も相当に限定されると分かってきた。 そこで、とりあえず「生成音楽論」の第2週の処理が終わった午後に、12月末までに使い切らないと勿体無いので、あれこれ検索してSHOP LISTを作ることにした。 誰の役にも立たないものの、自分で忘れないための備忘録でもあるので、この日記に書いておくことにした。

そしてしばらくして気付いたのは、「デジタルのみ」という取扱店がえらく少なくて困ったと思ったら、「紙・デジタル」というカテゴリが別にあって、そのお店が一番多かった。 最初は少なさにドキドキしたものの、結局たいていの所で使えると判明して安心した。 まぁ、そんなもんだが、単なる日々の買い物とかで消費されるのだろう。

2026年6月26日(金)

まだ梅雨前線が元気に居座っているところに、台風7号と台風8号が同時に突入するというこの日、付近では雷鳴が轟いていたが、日本はスウェーデンと引き分けて次戦はブラジルと決まった。
今日の晩のロボット教室はそれ程の雨でもないのだが、明日の午後のロボプロ教室はほぼ直撃というタイミングである。 ただし会場を「恊働センター」(昔の公民館)で借りているので、直前に日程を移動させるというのは無理で、教室としては黙って見守り、講師は会場に辿り着き、生徒は父兄の判断で休むかどうか・・・という感じになりそうである。

京都精華大からは学生教職員への一斉連絡で「明日の土曜日は休講」と連絡が届いた。 そりゃそうだ、高野川や鴨川が氾濫危険情報レベル4なのだから。
「生成音楽論」の受講者を見てみると当初85人だったのが今日の段階で73人となっていた。 第1週と第2週を連続欠席(課題未提出)なのにまだ履修登録を取り消さずに残っている猛者(または呑気者)は7人となった。 果たしてこの中に、切り替えて来週から課題を提出して受講を継続する猛者が何人いるのか、ちょっと気になる。
AbemaTVを見てみると、王座戦・挑戦者決定トーナメント「佐藤天彦 vs 藤井聡太」戦をやっていた。 予選なのに無人中継でなく解説者と女流の聞き手がいるのは流石である。 しかし、この音声をmuteしてBGV化し、またまた前倒しでEC2026の予稿執筆を進めることにした。

そしてかなりの降雨となった午後にはロボット教室から緊急連絡が届いた。 「本日の授業ですが、雄踏文化センターが避難所開設をすることをうけて、臨時休校となります。雄踏文化センターに問い合わせをしたところ全館対象とのことでした」とのことで、会場である公共施設が避難所開設、というのは休講の理由になるのだった。 ただし、もう月末なので、予定されていたアドバンスのほか教室への振り替えはかなり限定される。 その後、教室との連絡が行き来して、6月2回目6/28を振り替えて7月1回目7/3に、7月1回目を振り替えて7月2回目7/17に、そして7月2回目を振り替えて7/31に行う、ということになった。 これ自体は簡単に見えるが、他教室と2週間ほどズレるために、サンプル教材を作り直すのが普段は1週間あるのに今回は1日で(特に1回は午後にロボプロに行く土曜日の午前中にミドルとアドバンス両方のサンプル教材作り)、というシビアなスケジュールとなった。

2026年6月27日(土)

台風8号が先に通過して台風7号が迫っている朝で、ずっと雨が降っているのだが、なんとかギリギリで浜松市内はそこそこの雨という感じで過ぎ去る気配となった。 午前中に週一routineのMartinを弾いた後は、午後から夕方までのロボプロ教室に出掛けるまでの間、ラストが近いEC2026の原稿執筆と決めた。

ちょうどEC2026からは「EC2026投稿に関するリマインダ」として「発表申込期限までにデモ・ポスター発表調査への回答をお願いしていました。未回答の方は7月3日までにご回答ください。「口頭発表(レギュラー)+デモ・ポスター発表」と「デモ・ポスター発表のみ」カテゴリの論文投稿締切は7月17日です。締切以降の論文投稿、論文差し替えは認められませんのでご注意ください」というメイルも届いて、どうやら締切延長しないで済むレベルに発表応募が集まったようである。 時期的にバッティングしている音楽情報科学研究会の夏シンポは7月15日が申込締切なので、まだ状況は不明である。

EC2026の原稿執筆は、およそ2年前の日記から写真を発掘したり、上のような資料写真をmovieスクリーンショットで用意したり、という作業でだいぶ進んだ。 そして遂に午後には このように 完成したので、EasyChairシステムから送ってしまった。 まぁ、最後の2節は一気に書いてしまったまま未チェックなので、テニヲハのバグがあるかもしれないが、過去の経験ではここから再度、原稿に手を入れてPDF化してEasyChairへ再upload、という手間はなかなか踏み込めないので、このまま最終版になる可能性は70%以上である。
台風7号の雨は浜松付近では3mm程度ということで、ロボット教室には「普通の雨の日」というノリで出掛けることになりそうである。 よかったよかった。

2026年6月28日(日)

時間学会大会シンポジウムで「前倒し」・「先延ばし」がテーマとなって以来、どうも元々「前倒し」人間の僕は、さらにあれこれToDoリストの消化が前倒しに推移するようになった。 ロボプロは来月から新しいテーマ(3ヶ月)に入るが、本来のリストに書かれていた「RP1/RP2教材作り」というのを、今日の午前中につい両方、前倒して全てやってしまった。
そして午後には、昨日「チェックしない可能性が高い」と自分で書いていたのに、EasyChairに送って作業完了していた筈の EC2026予稿 をみっちり1時間以上再読して、細かい手直しを数箇所加えて、EasyChairに送って改訂してしまった。 これはなかなかrare caseであるが、これでもう今後はやらないとほぼ確定した。

さらに午後には、ちょうど1ヶ月前に このように 仕入れたものの放置していた部品を出してきて、基板をカットしてパーツに分割してから、 このように 並べて、思案する時間となった。

     

     

     

     

しかし、後で気付いてみれば単に90度回転させてみた同じパターン、というのもあり、なかなか「コレだ!!」というのが見出せていない。 過去のパターンでは、配置したところでピンと来て、それかシステムの完成に向けた原動力となってくれていたので、まだまだ「4分の1の円周」パーツも連結せず、この写真を眺めて過ごすことになりそうだ。

2026年6月29日(月)

また月曜日がやってきた。 朝イチで オンデマンド教材 をアクセスして、 第1週第2週 の教材が見える、つまりサーバが正常に稼働していることを確認すると、まず手元にキープしていた 第3週 のHTMLをサーバにあったHTML(まだ公開していません)に上書きすることで公開した。 次にSEIKA PORTALに行って、この科目の「課題設定」を「公開」(→学生に連絡が飛ぶ)して、さらに今週の「プロジェクト」を開設設定して、学生同士が授業について議論する「場」を提供した。 実際にはこの「場」は作っただけで僕は一切ノータッチという運用で、質問等には課題提出の中に書かれているものに オンデマンド教材 の中でコメントすることで双方向な講義とするスタイルである。
この週一routineを公開してしまえば、あとは水曜日の夜までは「ときどきサーバが落ちていないかチェック」というのが何時間に一回のお仕事となり、明日のJoyJoyヒトカラ(5時間)にもMacBookAirを持参して、1-2回は途中でチェックしている。 そして明日か明後日には、早めに課題提出した学生からコメント等を始めて、第3週の処理が終わるのは木曜日となる。 僕としては中身の山場は来週の第4週(sunoの歴代のモデルを比較した SunoのModelsとPromptsの比較実験 というページが目玉)だと思っているが、もしかすると今週の 「イントロ」の考察 という教材がウケてくれれば・・・と期待している。

EC2026の予稿を提出してしまったので、当面、喫緊の課題が無くなった。 そういうタイミングで届いたのが、日本技術士会情報工学部会からの「情報工学部会創立45周年記念誌の論文募集」というものである。 「情報工学部会は、1980年度に情報処理部会としてスタートしました。その後、1994年度に情報工学部会へと改称され、本年度で部会創立から45年が経過しました。この間のICT(情報通信技術)の発展には目を見張るものがあり、近年ではICT技術を基盤とする生成AI技術が実社会に浸透しつつあります。有識者からは相次いで「AIを前提とした国家構造への変革」と「悪質な偽情報への厳格な法規制」が提出されており、日本政府はこれらを受け、2025年末に「AI基本計画」を閣議決定し、本計画をベースに具体的な法整備や政策実装を急いでいます。こうした社会を取り巻く状況の劇的な変化を踏まえ、部会のこれまでの足跡を振り返るとともに、将来を展望して今後の更なる飛躍の糧とするため、記念行事として記念誌を発行するとともに記念シンポジウムを開催することと致しました。部会員の皆様には奮ってこの論文募集にご応募くださるようご案内申し上げます」という趣旨である。

そしてテーマは「生成AI時代における情報工学部門技術士の役割」だという。 注記として、「生成AI時代とは、AIが自律的なパートナーとなり、現実世界や社会システムそのものを劇的に変革していく時代のことであり上の4つの本質的な要素を含む」とあった。 「趣旨」がとても大きな提起なのに対してテーマがあまりに限定されているのはまぁ、部会の企画なので仕方ないだろう。 ちょっと「注記」と4項目の要素については突っ込みどころもあるのだが、まぁ僕としては第4項目あたりをターゲットとしてみたい。 今月末までに300文字アブストラクト、採択されたら2ページか4ページの原稿執筆→査読→改訂、となかなか高飛車な流れなのだが、「生成音楽論」と並行する時期なので、この論文応募の構想と上手くタイアップした1ヶ月を過ごしてみたい。

昨日の日記の最後に色々なパターンを並べたものの、ちょっとピンと来なかった「新・LEDモジュール」だが、たまたまちょうど前作「16×16マルチLEDシート」がぴったり入るお菓子の外箱が出てきたのをきっかけに、そのLEDシートをAmazonで送ってきた箱がその内箱にぴったりで、その上に「1/4の円周」LEDをぐるっと配置するとまたまたぴったり、と偶然が重なった。 その偶然に加勢されて、新たな配置パターンを思い付いてしまったので、午後に約3時間半で、 このように LED部分の配線まで完成してしまった。 続きはまぁ明日とか明後日としても、とりあえずハードウェアは出来そうだが、例によって中身は no ideaである。 ロボット教室に実験段階(単にLEDを点けるだけ)を持って行って、アイデアを募ることにしようかな。

2026年6月30日(火)

午前1時から起きだして、午前2時から午前4時あたりまでW杯決勝トーナメント初戦を観戦して、日本がブラジルに逆転負けするところを見届けた。 運も実力のうち、という意味ではまぁ、これも仕方ない。 その深夜25時には、「生成音楽論」第3週に対して、課題提出期間の初日に出してきた6人の課題を見たりチェックしたりしたが、今日と明日はもう、途中でのチェックは無さそうだ。 今日は午後にJoyJoyヒトカラなので、中途半端に半田付けをするのをグッと我慢して、久しぶりにsunoを開いた。

ちょっと実験してみたい事が浮かんでいたので、今日の午前から昼過ぎまではその作業となった。 実験というのは、「与えたpromptに対してsunoは音楽と共にpromptを出力している。それをそのまま与えたらどうなるか?」というものである。 たいてい、sunoは僕たちが与えたpromptよりも「長い」promptを出力してきて、「私はこれに従って音楽を生成しました」という形になっているのだが、では、その出力promptをマルマル、コピペで与えたらどうなるか(もっと長くなるのか、飽和するのか、etc)・・・という問いなのだ。 さっそく上のように、「suno radio」(365日7週24時間、ずっと新しい音楽を生成しているインターネットラジオ)を見た時にたまたま出ていた曲のpromptをいただき、それをpromptとして与えた曲でsunoが出してきたpromptをまた与えて・・・というのを7-8回ほど続けた。
しかしここで驚くべきトラブルが起きて、僕がFirefoxのGmailでメイル下書きの部分に膨大にメモしていた情報が、何故か消えてしまった。 最後の曲を生成中に昼食のため部屋を出て、30分以上も放置していたのだが、それが全て消えていた。 まぁ仕方ないので、生成された16曲だけ、 とリンクを並べてみた。 promptは前から後ろにバトンタッチされているが、生成される音楽のテイストは完全に飽和して、異なる曲ではあるものの、変化していかなかった。 詳細はまた時間のある時に実験するが、ほとんどpromptは変化しなくなって、最後に付加される同じ5単語の出現順だけ変化する、という面白い現象となった。 今日はここまでである。

2026年7月1日(水)

昨日のJoyJoyヒトカラでは5時間で48曲をまずまず強く完走した。 途中でMacBookAirを開いて「生成音楽論」の オンデマンド教材 をアクセスして、サーバが落ちていない事を確認しながらのお楽しみとなった。 今月は火曜日が5回あり、さらにプリティウーマンも加わって以下のように計6回となった。 ちなみに先月の記録およびそれ以前の情報へのリンクは、 この日記のPart13 の「2026年5月27日(水)」のところにある。
      • 2026年6月2日(火) 5時間 52曲
      • 2026年6月9日(火) 5時間 49曲
      • 2026年6月13日(土) 2.5時間 10曲 (プリティウーマン)
      • 2026年6月16日(火) 5時間 50曲
      • 2026年6月23日(火) 5時間 49曲
      • 2026年6月30日(火) 5時間 48曲
SEIKA PORTALに行ってみると、今日の朝までの課題提出者は21人となっていて、まぁこんなところだろう。 多くの学生は、課題提出期限が水曜日であれば水曜日に着手して、課題提出期限が23:59であれば23時過ぎまで頑張るのだ。 せっかくなので、2日目までの提出課題へのコメントも 第3週 の末尾に追加してみた。 今回のお題は「かっこいいイントロ」・「不協和音」ということでちょっとクセが出てきたので、学生の提出課題(suno作成30秒音楽)もなかなかいい感じのものがどんどん出てきた。

AbemaTVでは棋聖戦第3局をやっていて、藤井六冠は今日の「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で対局、さらに今週末の土日には王位戦で浜松の「浜松八幡宮楠倶楽部」で対局である。 浜松八幡宮 というのはSUACから徒歩数分にある由緒正しいお宮(天慶元年[938年]からというのは凄い!!)で、浜松八幡宮楠倶楽部で教え子の伊藤くん(1期生)と有ケ谷さん(3期生)との結婚式に招待されたのだった。 発掘してみると 記録 も出てきた。 2009年11月ということで、もう17年前ということになる。 以下は発掘してきた一部の写真であり、僕は主賓(有ケ谷さんがゼミ所属)ということで挨拶をしていた。

  

  

そして一昨日の続きとして、棋聖戦をBGVとして半田付けを再開して、午前中に このように 一気にハードウェアを完成させてしまった。 ちなみに今回「台座」にしたカードは、どこかで拾った科学未来館の入館者カード?である。 ただしシステムを組み立てたところで中身はno ideaのままで、とりあえずブザーとボリュームを付けるのはお約束としても、スイッチについては「一応、3個、付けてみた」というだけで、最終版で何個のスイッチを使う仕様にするかはまったく白紙なのだ。 午後には過去のArduinoスケッチを参照して、個々のパーツが動くかどうかのチェックから入るのだが、本格的なプログラミングはまだまだ先になりそうだ。

そして午後2時過ぎには、無事にハードウェア(半田付け)は無問題で、ArduinoNanoから計138個のRGB-LEDがシーケンシャルに光り、ブザーが鳴り、スイッチをスキャン出来る事を確認できた。 とりあえず今日はここまでとして、あとは晩には決着する将棋を見守ることにした。 SEIKA PORTALで「生成音楽論」の課題提出状況を見てみるとまだ27人ということで、朝から6人しか増えておらず、残り60数人はこれから夕方〜深夜の勝負となるのだろう。 既に教材ページには10作品を超える学生課題mp3を置いてコメントしているので、後から出す学生ほどプレッシャーを感じるか、または手抜きに目を瞑って提出するしかないのだ。

サブ画面BGVの棋聖戦はじりじりと進むので、その合間に新MacBookAirを持ち出してきて、一昨日に「Gmail打ちかけメイル消滅」事故で幻となったsunoの実験をやってみる事にした。 スタートの材料曲は、たまたま「sunoラジオ」でやっていた「Breakbeat」モノ(この曲は聞くだけでmp3はゲット出来ない)だった。 この「Emerging as the crowd favorite, Breakbeat drives this instrumental track, enhanced by elements of Funk, Electro, and Hip-Hop」というpromptを与えて出てきた曲のsuno出力プロンプトを、再び入力プロンプトとして与えて・・・というのを繰り返す実験である。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Breakbeat Favorite
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : Emerging as the crowd favorite, Breakbeat drives this instrumental track, enhanced by elements of Funk, Electro, and Hip-Hop
出てきたPrompt : Breakbeat instrumental with a driving swung drum loop, funky slap bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, then a pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, breakbeat, hip-hop, electro, funk
Result : Breakbeat Favorite 1 - Breakbeat Favorite 2

与えたpromptに比べてなかなかゴージャスなpromptが出てきつつ、生成された音楽(duration: 2min54sec, 2min46sec)はご機嫌なファンク風味のBreakbeat音楽だった。 この出力prompt「Breakbeat instrumental with a driving swung drum loop, funky slap bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, then a pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, breakbeat, hip-hop, electro, funk」を[ST]と呼ぶことにする。
この[ST]プロンプトを同じv5.5に与えてみたところ、sunoではたまーーーーに発生する珍しいケースとして、「別名の2曲」が生成された。 sunoは大抵(体感では95%以上)は同じ曲名で同じpromptの2曲が生成されるのだが、この「別名の2曲」生成の場合には、出力promptも異なっているので、ここから大きく2つの系統 : [A]と[B]に分岐することになった。 以下は、まず[ST]プロンプトから[A]と[B]に分岐した様子を示して、その後に片方の系統[A]を 親→子→孫→曾孫→玄孫と追いかけて、後でもう片方の系統[B]を 親→子→孫→曾孫→玄孫と追いかけてみることにした。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [ST] : Breakbeat instrumental with a driving swung drum loop, funky slap bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, then a pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, breakbeat, hip-hop, electro, funk
タイトル(1) : Neon Dust (duration = 2min12sec)
出てきたPrompt(1)→[A] : driving breakbeat with swung drum loops, funky slap bass, crunchy electro synth stabs, hip-hop break chops, dusty vinyl grit, club-ready, punchy mix
Result(1) : Neon Dust
タイトル(2) : Funky Break Relay (duration = 2min16sec)
出てきたPrompt(2)→[B] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops, funky slap-bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, then a pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, funk, bright, funky, low, breakbeat, hip-hop, noise, electro
Result(2) : Funky Break Relay

この分岐した2曲のうち、ここからは"Neon Dust" : 出力prompt[A]を与えた系統を「親」としてずっと辿っていく。 以下は、ちょっと意外に短かったprompt[A]を与えた「子」の2曲「Vinyl Overdrive」(duration: 2min46sec, 2min47sec)である。 面白いことに、ちょっと意外に短かったprompt[A]に対して、今後ずっと続くような長いprompt[A2]に戻ってしまった。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Vinyl Overdrive
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [A] : driving breakbeat with swung drum loops, funky slap bass, crunchy electro synth stabs, hip-hop break chops, dusty vinyl grit, club-ready, punchy mix
出てきたPrompt [A2] : Breakbeat with swung drum loops and hip-hop break chops, funky slap bass, crunchy electro synth stabs, and a driving club pulse; verse layers strip to drums, bass, and chopped vinyl flickers, pre-drop adds filtered snare rolls and reverse swells, the drop lands with stuttered synth hits and doubled bass accents, then a mid-break clears to dusty crackle before the final lift, Punchy, dusty, club-ready mix with gritty low-end snap, breakbeat, funky, electro, hip-hop
Result : Vinyl Overdrive 1 - Vinyl Overdrive 2

以下は、出力prompt[A]系列の「子」である「Vinyl Overdrive」の出力prompt[A2]を与えた「孫」の2曲「Backroom Break」(duration: 2min50sec, 2min30sec)である。 音楽のテイストはこのジャンルではあまり変わらないのだが、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[A3]はすっかり元に戻って、ほぼ似たようなものになってきた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Backroom Break
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [A2] : Breakbeat with swung drum loops and hip-hop break chops, funky slap bass, crunchy electro synth stabs, and a driving club pulse; verse layers strip to drums, bass, and chopped vinyl flickers, pre-drop adds filtered snare rolls and reverse swells, the drop lands with stuttered synth hits and doubled bass accents, then a mid-break clears to dusty crackle before the final lift, Punchy, dusty, club-ready mix with gritty low-end snap, breakbeat, funky, electro, hip-hop
出てきたPrompt [A3] : Breakbeat with swung drum loops, hip-hop break chops, funky slap bass, and crunchy electro synth stabs; verse layers strip to drums, bass, and chopped vinyl flickers, pre-drop adds filtered snare rolls and reverse swells, drop lands with stuttered synth hits and doubled bass accents, mid-break clears to dusty crackle, final lift hits harder, Punchy dusty club-ready mix with gritty low-end snap, low, breakbeat, funky, hip-hop, electro
Result : Backroom Break 1 - Backroom Break 2

以下は、出力prompt[A]系列の「孫」である「Backroom Break」の出力prompt[A3]を与えた「曾孫」(ひまご)の2曲「Rebel Break Circuit」(duration: 3min04sec, 2min19sec)である。 音楽のテイストはあいかわらず、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[A4]はほぼ入力promptと同じ、というか、最後の5単語(既に出ている単語の重複)の順番が変わっただけに飽和してきた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Rebel Break Circuit
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [A3] : Breakbeat with swung drum loops, hip-hop break chops, funky slap bass, and crunchy electro synth stabs; verse layers strip to drums, bass, and chopped vinyl flickers, pre-drop adds filtered snare rolls and reverse swells, drop lands with stuttered synth hits and doubled bass accents, mid-break clears to dusty crackle, final lift hits harder, Punchy dusty club-ready mix with gritty low-end snap, low, breakbeat, funky, hip-hop, electro
出てきたPrompt [A4] : Breakbeat with swung drum loops, hip-hop break chops, funky slap bass, and crunchy electro synth stabs; verse layers strip to drums, bass, and chopped vinyl flickers, pre-drop adds filtered snare rolls and reverse swells, drop lands with stuttered synth hits and doubled bass accents, mid-break clears to dusty crackle, final lift hits harder, Punchy dusty club-ready mix with gritty low-end snap, funky, electro, hip-hop, breakbeat, low
Result : Rebel Break Circuit 1 - Rebel Break Circuit 2

以下は、出力prompt[A]系列の「曾孫」である「Rebel Break Circuit」の出力prompt[A4]を与えた「玄孫」(やしゃご)の2曲「Crackle Stab Circuit」(duration: 2min44sec, 2min27sec)である。 音楽のテイストはあいかわらず、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[A5]はまたまたほぼ入力promptと同じ、というか、最後の5単語(既に出ている単語の重複)の順番が変わっただけで、完全に飽和した。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Crackle Stab Circuit
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [A4] : Breakbeat with swung drum loops, hip-hop break chops, funky slap bass, and crunchy electro synth stabs; verse layers strip to drums, bass, and chopped vinyl flickers, pre-drop adds filtered snare rolls and reverse swells, drop lands with stuttered synth hits and doubled bass accents, mid-break clears to dusty crackle, final lift hits harder, Punchy dusty club-ready mix with gritty low-end snap, funky, electro, hip-hop, breakbeat, low
出てきたPrompt [A5] : Breakbeat with swung drum loops, hip-hop break chops, funky slap bass, and crunchy electro synth stabs; verse layers strip to drums, bass, and chopped vinyl flickers, pre-drop adds filtered snare rolls and reverse swells, drop lands with stuttered synth hits and doubled bass accents, mid-break clears to dusty crackle, final lift hits harder, punchy dusty club-ready mix with gritty low-end snap, funky and electro, breakbeat, electro, low, hip-hop, funky
Result : Crackle Stab Circuit 1 - Crackle Stab Circuit 2

ここまでまとめているところで棋聖戦は17時過ぎに早めに終わり、藤井棋聖が3連勝で7連覇となった。 藤井曲線は安泰の漸増を続けてそのまま押し切った感じで、服部七段に悪手が無いのに完璧に負けているのはショックが大きいかもである。
[ST]プロンプトから[A]と[B]に分岐したうち、次は[B]の系列を追いかけてみる。 この分岐した2曲のうち、ここからは"Funky Break Relay" : 出力prompt[B]を与えた系統を「親」としてずっと辿っていく。 こちらのprompt[B]は既に登場している長いものだが、以下のそれを与えた「子」の2曲が「Brakehouse Shuffle」(duration: 2min15sec, 2min12sec)である。 音楽のテイストはこのジャンルとしてあまり変わらないのだが、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[B1](※AはA→A2だったがBはB→B1としていた)はほぼ入力prompt[B]と同じ、というか、最後の8単語(既に出ている単語の重複)の順番が変わっただけで、もう飽和していた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Brakehouse Shuffle
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [B]: Breakbeat instrumental with driving swung drum loops, funky slap-bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, then a pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, funk, bright, funky, low, breakbeat, hip-hop, noise, electro
出てきたPrompt [B1]: Breakbeat instrumental with driving swung drum loops, funky slap-bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, noise, bright, low, hip-hop, funky, funk, breakbeat, electro
Result : Brakehouse Shuffle 1 - Brakehouse Shuffle 2

以下は、出力prompt[B]系列の「子」である「Brakehouse Shuffle」の出力prompt[B1]を与えた「孫」の2曲「Vinyl Switchback」(duration: 2min57sec, 3min08sec)である。 音楽のテイストはこのジャンルではあまり変わらないが、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[B2]はほぼ入力prompt[B1]と同じ、というか、最後の8単語(既に出ている単語の重複)の順番が変わっただけで、飽和していた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Vinyl Switchback
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [B1] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops, funky slap-bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, noise, bright, low, hip-hop, funky, funk, breakbeat, electro
出てきたPrompt [B2]: Breakbeat instrumental with driving swung drum loops, funky slap-bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, electro, bright, breakbeat, low, funky, hip-hop, noise, funk
Result : Vinyl Switchback 1 - Vinyl Switchback 2

以下は、出力prompt[B]系列の「孫」である「Vinyl Switchback」の出力prompt[B2]を与えた「曾孫」の2曲「Basement Brass Run」(duration: 2min32sec, 2min24sec)である。 音楽のテイストはこのジャンルではあまり変わらないが、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[B3]はほぼ入力prompt[B2]と同じ、というか、最後の8単語(既に出ている単語の重複)の順番が変わっただけで、飽和していた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Basement Brass Run
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [B2] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops, funky slap-bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, electro, bright, breakbeat, low, funky, hip-hop, noise, funk
出てきたPrompt [B3] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops and funky slap-bass accents; verse sections stay lean with kick, snare, filtered vinyl flicker, and clipped break chops, pre-drop builds on snare rolls, rising noise, and quick tape stops, chorus hits wider with chopped brass stabs and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, noise, bright, funky, electro, low, breakbeat, funk, hip-hop
Result : Basement Brass Run1 - Basement Brass Run 2

以下は、出力prompt[B]系列の「曾孫」である「Basement Brass Run」の出力prompt[B3]を与えた「玄孫」の2曲「Funk Tape Rush」(duration: 2min42sec, 2min39sec)である。 音楽のテイストはこのジャンルではあまり変わらないが、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[B4]はほぼ入力prompt[B3]と同じ、というか、最後の8単語(既に出ている単語の重複)の順番が変わっただけで、完全に飽和していた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Funk Tape Rush
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [B3] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops and funky slap-bass accents; verse sections stay lean with kick, snare, filtered vinyl flicker, and clipped break chops, pre-drop builds on snare rolls, rising noise, and quick tape stops, chorus hits wider with chopped brass stabs and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, noise, bright, funky, electro, low, breakbeat, funk, hip-hop
出てきたPrompt [B4] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops and funky slap-bass accents; verse sections stay lean with kick, snare, filtered vinyl flicker, and clipped break chops, Pre-drop builds on snare rolls, rising noise, and quick tape stops, Chorus opens wider with chopped brass stabs and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, low, hip-hop, noise, funk, funky, breakbeat, bright, electro
Result : Funk Tape Rush 1 - Funk Tape Rush 2

以下は、出力prompt[B]系列の「玄孫」(やしゃご)である「Funk Tape Rush」の出力prompt[B4]を与えた「来孫」(らいそん)の2曲「Basement Groove」(duration: 2min29sec, 2min22sec)である。 音楽のテイストはこのジャンルではあまり変わらないが、いずれもご機嫌なファンクで楽しい。 出力prompt[B5]はほぼ入力prompt[B4]と同じ、というか、最後の8単語(既に出ている単語の重複)の順番が変わっただけで、完全に飽和していた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Basement Groove
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt [B4] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops and funky slap-bass accents; verse sections stay lean with kick, snare, filtered vinyl flicker, and clipped break chops, Pre-drop builds on snare rolls, rising noise, and quick tape stops, Chorus opens wider with chopped brass stabs and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, low, hip-hop, noise, funk, funky, breakbeat, bright, electro
出てきたPrompt [B5] : Breakbeat instrumental with driving swung drum loops and funky slap-bass accents; verse sections stay lean with kick, snare, filtered vinyl flicker, and clipped break chops, Pre-drop builds on snare rolls, rising noise, and quick tape stops, Chorus opens wider with chopped brass stabs and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, breakbeat, bright, noise, funk, funky, hip-hop, low, electro
Result : Basement Groove 1 - Basement Groove 2

しかし考えてみれば、飽和している同一のpromptで、これだけ多数のご機嫌な音楽をバリエーション豊かに(ジャンルとしてはきっちり守ったままで)いくらでも生成していくれる・・・というのは、本当に凄い。 今回生成したそれぞれの音楽は、テンポもキーも微妙に異なっているのでそのまま連結できないが、クラブでDJが次々に登場させる音楽としては十分に「プロ級」である。 というか、人間のミュージシャンであれば、ここで生成されたような「同一ジャンル」のイケてるダンサブル音楽を、疲れることなく連続して「新たに」50曲とか100曲、生み出すことはもはや不可能である。 クラブのBGMという範囲では、もはや音楽生成AIが人間を駆逐しつつあるかもしれない。

そして最後にやってみたのは、いつものようにオリジナルモデル : nagasm3[デスメタル臭]、nagasm6[Chaos風味]の2種類に対して、元々の[ST]プロンプトをに与えてみた。 ノイズ系のnagasm5はパッとしないのでパスした。 まずはnagasm3[デスメタル臭]の「Rimshot City」(duration: 2min25sec, 2min32sec)であり、結果としてはファンキーな音楽の中に、2曲ともちゃんと、あのデスメタヨーデル・デスメタコーラス・デスメタ叫びが出てくれた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Rimshot City
使用したモデル : nagasm3[デスメタル臭]
「Instruments」を指定
与えたPrompt : Breakbeat instrumental with a driving swung drum loop, funky slap bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, then a pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, breakbeat, hip-hop, electro, funk
出てきたPrompt : Breakbeat hip-hop electro funk with a driving swung drum loop, funky slap bass accents, crunchy electro synth stabs, and chopped breakbeat fills; verse stays lean on kick, snare, and filtered vinyl flicker, pre-drop builds with snare rolls and rising noise, chorus opens wider with brass chops and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, hip-hop, funk, breakbeat, electro, funky, bright, low, noise
Result : Rimshot City 1 - Rimshot City 2

今回のテーマは「Breakbeat」・「Funk」ということで、厳然たる和音システムが一貫しているので、オリジナルモデル : nagasm6[Chaos風味]のあのカオスフレーズが登場してくれるか・・・と期待しつつ最後の実験となった。 その結果、「Flickerline Riot」(duration: 2min36sec, 2min09sec)の2曲には、残念ながらオリジナルのChaos風味は出現しなかった。 ほんの一瞬、2曲目の途中のPianoにそれっぽい音が出たか出なかったか、という感じで、まぁ「全滅」だった。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.01)●
タイトル : Flickerline Riot
使用したモデル : nagasm6[Chaos風味]
「Instruments」を指定
与えたPrompt : Breakbeat instrumental with a driving swung drum loop, funky slap bass accents, crunchy electro synth stabs, and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, and filtered vinyl flicker, then a pre-drop builds on snare rolls and rising noise, chorus hits with wider bass, chopped brass hits, and sidechained synth pulses, Bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, breakbeat, hip-hop, electro, funk
出てきたPrompt : Breakbeat instrumental with a driving swung drum loop and hip-hop break chops; verse sections stay lean with kick, snare, filtered vinyl flicker, and slap bass accents, pre-drop builds on snare rolls, rising noise, and pitched toms, chorus opens wide with brass stabs and sidechained synth pulses, bright punchy mix with dusty grit and club-ready low end, low, funky, electro, breakbeat, funk, noise, hip-hop, bright
Result : Flickerline Riot 1 - Flickerline Riot 2

半田付けに始まり、Arduinoプログラミングをして、将棋ライブを観戦して、sunoと遊ぶ・・・というなかなか充実した一日となった。 今夜はまだ30人ぐらいの学生が課題提出に追われているようなので、明日のチェック作業も充実しそうだ。 今日のsuno実験も、教材としてどこかに加えてみたい・・・と思って、一気に SunoのPromptsのLoop実験 というページを完成させてしまった。 これは第4週のテキストに追加することにしよう。

2026年7月2日(木)

久しぶりのメイルが届いた。 「Mbed Platform End of Life in July 2026」というタイトルで、遂にArmのmbedがその終焉を迎えるらしい。 どうも2024年8月末に Important Update on Mbed ということで、既に予告されていた事なのだった。 その最後あたりの「What can I use instead?」のところには、「For rapid prototyping and educational purposes, we suggest you investigate:」として「Arduino」・「micro:bit」・「Raspberry Pi Pico」を列記していたので、もう完全にmbedはギブアップなのだと確信した。

Propellerは別のIDEが登場したりして生き永らえている。 一方mbedはと言えば、オフラインIDEを見限ってオンラインIDE専用としたのに、それを見限るのでは、もう存在していけないのだ。 PAW-double を量産したのが最後の仕事となったが、もう今後は開発も出来ないので、手元に残っていた10枚のNucleoF401REを「危険物ゴミ」の袋に移動させた。 かつてはCQ出版「インターフェース」誌でも全面的に応援していたmbedだが、まぁ時代の流れには逆らえないのだろう。

  

そして朝から昼過ぎまで4時間以上をかけて、「生成音楽論」の オンデマンド教材第3週 の末尾に、受講者73人(課題提出者61人)の課題提出に対するコメントなどを追記した。 今回はだいぶ面白い提出mp3があったので、頑張ってずらっと35作品を並べることになった。 大変だったが、よく読んでくれれば収穫のある内容となっているのだ。
ここでようやく、昨日の棋聖戦の棋譜を眺めてみたが、先手角換わりから、途中でどうしてこうなったのか、最後はあっという間に短手数で投了、という流れに驚いた。 どうも藤井六冠は「覚醒」の域に到達したようだ。 今週末の「2026年7月4日(土) 静岡県浜松市の浜松八幡宮楠倶楽部、第67期王位戦七番勝負第1局の藤井聡太王位vs伊藤匠二冠」というのは、実に楽しみである。

その後、午後にはロボット教室のサンプル教材の「仕込み」を進めた。 通常であれば4箇所の教室の進度はほぼ同じなので、ある教材を作って該当の2教室を巡れば、次に向けてバラし→組み立て、というループが回る。 ところが先月末のダブル台風の大雨のために会場の一つが使えなくて2週間シフトする事になったので、今月は今週と再来週に、「金曜日に終わる」→「土曜日に出掛ける前にバラし→組み立て」→「翌日の日曜に間に合う」、というスレスレの工程を行うことになった。 そこで予定では明日の土曜にあった「バラし→組み立て」工程の後半を、つまりなんとか余分に余っているパーツで組み立てることを試みた。 けっこうパーツを使うミドルとアドバンスに使った2モデルを温存して別のアドバンス教材を作っていったが、最後にマイコンブロックが1個不足すると分かった段階で「そこまで」となった。
実際には、 このページ にある これこれ に、計2個のマイコンブロックを使っているので、最悪はこれを持ち出せばいいのだが、新たにArduinoスケッチを発掘するのが大変なので、 これ のケースにあった「USB〜電源」変換ケーブルだけ一時的に借用して、他はそのままとした。 まぁ、明日からの3連荘が終わればちょっと余裕が出てくるだろう。

2026年7月3日(金)

一昨日にハードウェアだけ完成したところだった新しい「Arduinoマシン」だが、今日は午前から昼過ぎまでちょっと集中して取り組んで、なんと完成してしまった。 何となく「これで行こう」と思って配置したLEDモジュールだが、結局、外周の「円」と、5×5の正方形2つ(その配置は3列が延長して繋がるという構想通り)、そして4個の円形7LEDモジュールは「遠く離れてワープ」という事になった。 メイキング、というか、たまたまあったお菓子の箱に「16×16LEDシート」のシステムまできっちり入る様子も、 このページ にまとめた。

そしてお約束の YouTube動画記録 も撮ってみた。 まぁ、ビデオではPWM-LEDシステムの高速点灯はちゃんと記録できないので、こんなもので十分だろう。 以下のArduinoスケッチは過去の流用、そして3チャンネルについては完全にベタ並べしたのであまり美しくないが、確実に動作する。

# include <Adafruit_NeoPixel.h>
Adafruit_NeoPixel pixels(138,6,NEO_GRB + NEO_KHZ800);
int loop_speed, loop_timer=0;
int disp1, target1, sw1_new, sw1_old=1, counter1;
int disp2, target2, sw2_new, sw2_old=1, counter2;
int disp3, target3, sw3_new, sw3_old=1, counter3;
int rgb[138][3], musicScale[] = {523,587,659,698,784,880,988,1047};
int mapp[] = {7,8,9,10,11,12,21,22,31,30,29,28,27,26,17,16,15,14,13,12,21,22,31,
30,29,28,27,26, 17,18,19,20,21,32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,22,23,24,25,26,27,
28,29,30,31,42,43,44,45,46, 37,36,35,34,33,32,41,42,51,50,49,48,47,46,37,36,35,
34,33,32,41,42,51,52,53,54,55,56,47,46,37,38,39,40,41,22,23,24,25,26,17,16};
int mapq[] = {6,0,1,2,3,4,5,0,1,2,3,4,5,6,70,64,65,66,67,68,69,64,65,66,67,68,69,70,
63,60,61,62,57,58,59,60,61,62,57,58,59,63,77,74,75,76,71,72,73,74,75,76,71,72,73,77};

void setup(){
  randomSeed(analogRead(5));
	pixels.begin();
	tone(4,880); delay(50); noTone(4); delay(50); tone(4,1760); delay(50); noTone(4);
  target1 = random(60); counter1 = random(60);
  target2 = random(100); counter2 = random(100);
  target3 = random(56); counter3 = random(56);
  rgb_clear();
  delay(500);
}

void loop(){
  loop_speed = map(analogRead(A0), 0, 1023, 800, 0);
  if(++loop_timer > loop_speed){
    loop_timer = 0;
    dot_display();
    sw1_scan();
    sw2_scan();
    sw3_scan();
  }
  sw1_scan();
  sw2_scan();
  sw3_scan();
}

void sw1_scan(){
  sw1_new = digitalRead(7);
  if(sw1_new != sw1_old){
    sw1_old = sw1_new;
    if(sw1_new == 0){
      if(disp1 == target1){
        rgb_clear();
        for(int i=0; i<9; i++){
          tone(4, musicScale[i]); delay(40); noTone(4); delay(60);
        }
        nice_clear();
        target1 = random(60); counter1 = random(60);
        delay(200);
      }
      else{
        tone(4,700); delay(150); noTone(4);
        delay(20);
      }
    }
  }  
}

void sw2_scan(){
  sw2_new = digitalRead(8);
  if(sw2_new != sw2_old){
    sw2_old = sw2_new;
    if(sw2_new == 0){
      if(disp2 == target2){
        rgb_clear();
        for(int i=0; i<9; i++){
          tone(4, musicScale[i]); delay(40); noTone(4); delay(60);
        }
        nice_clear();
        target2 = random(100); counter2 = random(100);
        delay(200);
      }
      else{
        tone(4,700); delay(150); noTone(4);
        delay(20);
      }
    }
  }  
}

void sw3_scan(){
  sw3_new = digitalRead(9);
  if(sw3_new != sw3_old){
    sw3_old = sw3_new;
    if(sw3_new == 0){
      if(disp3 == target3){
        rgb_clear();
        for(int i=0; i<9; i++){
          tone(4, musicScale[i]); delay(40); noTone(4); delay(60);
        }
        nice_clear();
        target3 = random(56); counter3 = random(56);
        delay(200);
      }
      else{
        tone(4,700); delay(150); noTone(4);
        delay(20);
      }
    }
  }  
}

void dot_display(){
  int i,j;
  rgb_clear();
  if(++counter1 > 59) counter1 = 0;
  i = counter1;
  disp1 = i;
  color_set(i);
  pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
  target1_set();
  if(++counter2 > 99) counter2 = 0;
  i = counter2;
  disp2 = i;
  j = mapp[i] + 60;
  color_set(j);
  pixels.setPixelColor(j, pixels.Color(rgb[j][0],rgb[j][1],rgb[j][2]));
  target2_set();
  if(++counter3 > 55) counter3 = 0;
  i = counter3;
  disp3 = i;
  j = mapq[i] + 60;
  color_set(j);
  pixels.setPixelColor(j, pixels.Color(rgb[j][0],rgb[j][1],rgb[j][2]));
  target3_set();
  pixels.show();
}

void rgb_clear(){
  int i,j;
  for(i=0;i<138;i++){
    for(j=0;j<3;j++){
      rgb[i][j] = 0;
      pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
    }
  }
}

void target1_set(){
  int i,j;
  i = target1;
  for(j=0;j<3;j++) rgb[i][j] = 25;
  pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
}

void target2_set(){
  int i,j;
  i = mapp[target2] + 60;
  for(j=0;j<3;j++) rgb[i][j] = 25;
  pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
}

void target3_set(){
  int i,j;
  i = mapq[target3] + 60;
  for(j=0;j<3;j++) rgb[i][j] = 25;
  pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
}

void color_set(int i){
  int dice = random(1,7);
    switch(dice){
      case 1:
        rgb[i][0]=25; rgb[i][1]=0; rgb[i][2]=0;
        break;
      case 2:
        rgb[i][0]=0; rgb[i][1]=25; rgb[i][2]=0;
        break;
      case 3:
        rgb[i][0]=0; rgb[i][1]=0; rgb[i][2]=25;
        break;
      case 4:
        rgb[i][0]=15; rgb[i][1]=15; rgb[i][2]=0;
        break;
      case 5:
        rgb[i][0]=15; rgb[i][1]=0; rgb[i][2]=15;
        break;
      case 6:
        rgb[i][0]=0; rgb[i][1]=15; rgb[i][2]=15;
        break;
    }
}

void nice_clear(){
  int i,j;
  for(i=0;i<138;i++){
    for(j=0;j<3;j++){
        rgb[i][j] = random(1,9);
        pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
    }
  }
  pixels.show();
  delay(250);
  for(i=0;i<138;i++){
    for(j=0;j<3;j++){
        rgb[i][j] = random(1,18);
        pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
    }
  }
  pixels.show();
  delay(250);
  for(i=0;i<138;i++){
    for(j=0;j<3;j++){
        rgb[i][j] = random(1,27);
        pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
    }
  }
  pixels.show();
  delay(250);
  for(i=0;i<138;i++){
    for(j=0;j<3;j++){
        rgb[i][j] = 0;
        pixels.setPixelColor(i, pixels.Color(rgb[i][0],rgb[i][1],rgb[i][2]));
    }
  }
  pixels.show();
}
今日はさっそく、この「お菓子の箱」ケースに格納されたシステムをロボット教室に持っていくことにした。 今日のアドバンスは6月2回目の延長戦(台風のため)で、おそらくプログラミングが出来れば時間があまるので、これを触ってもらって、また意見をもらう事が出来るかもしれない。

「生成音楽論」の新しい実験ネタも思い付いてメモしていたのだが、どうも今日の風向きは「プログラミング日和」だったようで、こっちを先にやってみよう、という判断は正解だったようだ。 こうなると、せっかくなので「続報」として、EC2026の予稿に追加することも楽しみになってきた。 そこで発掘してみると、以下のように この日記のPart13 の「2026年5月26日(火)」のところで、日本の大阪・住之江の「ウェイブス - 自作応援ショップ」が提供しているのだと知って、以下のようにAmazonに注文していたのを発見した。

そして同じ この日記のPart13 の「2026年5月29日(金)」のところでAmazonから届いたブツを このように 並べてみていた。
その後は、「生成音楽論」が始まったり、時間学会大会に発表参加したり、牛久大仏に四十九日法要・納棺に行ったり、EC2026の予稿を執筆したりしていたこともあって、約1ヶ月ほど放置棚上げ状態だった。 この日記の「2026年6月28日(日)」のところで、パーツをバラして このように 並べてみて、アイデアが浮かぶのを待つ事にした。

ところがその翌日、この日記の「2026年6月29日(月)」のところで、たまたま家にあったお菓子の空き箱が、ちょうど4分割ループLEDを一周させた大きさにピッタリだという偶然に導かれて このように LED部分の配線を一気に片付けてしまった。
ここまで来ると勢いというのは恐ろしいもので、「生成音楽論」に加えるsuno実験教材なども作りつつ、翌々日、この日記の「2026年7月1日(水)」のところで、 このように 残ったArduino周辺の配線を全て、つまりハードウェアは完成してしまった。 この時点ではまだ、LEDの動作確認として計138個のLEDが順に点灯しただけで、システムのアイデア(スイッチを3個並べてみたものの、どう使うかは未定)は完全に白紙だった。

そしてその2日後の今日、一気にArduinoプログラミングを進めて、LEDを3群に分けてそれぞれのスイッチと対応させる(一応、同時に3人でシューティングが可能)、という方式を思い付いて、マップ(変換テーブル)も決めて、Arduinoプログラミングまで完成してしまったのである。 その全体は このように お菓子の空き箱とは思えないAppleロゴの箱に、もう一つの「16×16LEDシート」のシステムまできっちり格納できる・・・という美しい結末となったのだ。

一気に進んだこの流れは、なかなかスマートな一日となった。 Amazonカタログのパーツ写真と上のシステム完成形とは、なかなか直結しないかもしれないが、作った僕にとっては「必然の出会い」だったのだ。 明日からちょうど新しいテーマ(Arduinoで8×8ドットマトリクスを点灯)が始まるロボプロ1年目の生徒に見せる、「出来立ての新システム」という刺激的な導入ネタとなったのもタイムリーである。 明後日の日曜日には、ミドル・アドバンス・ロボプロの3連発もあるので、そこでもこのシステムを紹介してみよう。

2026年7月4日(土)

今日と明日の2日間、浜松は将棋が熱い。 昨日の前夜祭はアクトシティの中ホールで行われたとのことで、あそこのパイプオルガンに関して「お仕事」した事があるので馴染み深い。 今日と明日の大盤解説会はホテルオークラの4階大広間だそうで、あそこは何度となくSUAC卒業式の後の謝恩会に行っていたので馴染み深い。 二人合わせて将棋のタイトル8つを網羅しているという「藤井vs伊藤」の王位戦第1局は、午前中だというのに50数手も進んでいるが、今日の午後にはロボプロ教室に出掛けるので「封じ手」の瞬間までに帰宅できるか微妙、そして明日も午前午後とロボット教室なので、帰宅した時に終わっていないか不安がある。
そんな今日の朝イチで、昨日のアドバンス2回目のサンプル教材をバラして、続けて明日のアドバンス3回目のサンプル教材を作るのに没頭した。

サンプル教材の完成後、先日フト思い付いていたものの実験する時間が無かったsunoについて、AbemaTVの王位戦をBGVとしてやってみた。 自分宛に出していた備忘メイルは「ハワイアンとレゲエ」という一言だけだった。 「生成音楽論」の学生の提出課題の中に、何だったかやや矛盾する(相容れない)ジャンルを共に指定することで、ちょっと面白い音楽が生成されたのに触発されていたのだ。
ハワイアンとレゲエのスペルに自信が無かったので、今回のプロンプトは久しぶりに日本語mixの「hybrid of ハワイアン and レゲエ」である。 生成されたのは、見事にハワイアンとレゲエのテイストに満ち溢れた、「潮風の約束」というお洒落なタイトルの2曲(duration: 2min22sec, 2min43sec)だった。 あまりに正統的にベタなので、ちょっとこれは「いいね」Publishを付けられない。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.04)●
タイトル : 潮風の約束
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : hybrid of ハワイアン and レゲエ
出てきたPrompt : Hawaiian reggae hybrid with laid-back offbeat guitar skanks, brushed shakers, ukulele-driven verse groove, and a buoyant bass pulse; verse stays sun-warmed and sparse, pre-chorus opens with harmony lifts and hand drums, chorus lands on a chanty singback hook with gang vocals, Use distant steel-guitar swells, wave-like transitions, and a bright open-air mix with close-mic lead vocal and airy doubles on the hook
Result : 潮風の約束 1 - 潮風の約束 2

さて、問題はここからである。 これだけベタに融合した「ハワイアン and レゲエ」に対して、promptでジャンルの雰囲気を揺すってみたいのである。 そこで、コンマで列記するのでなく、さらにandで並べる作戦として、「hybrid of ハワイアン and レゲエ and 現代音楽 and 無調 and 変拍子 and ポリリズム and 不協和音 and テンポ変動 and 微分音」としてみた。 sunoの苦手な現代音楽ネタを並べた感じで、このプロンプトを固定して、後でさらに例のやつも実験している。 すると、タイトルが「潮騒の狂拍子」と「狂」の字が登場して、実際に2曲(durationは一気に短くなって1min31sec, 1min59sec)はかなり不穏なテイストが加わった、「ちょっと変なハワイアン・レゲエ」になった。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.04)●
タイトル : 潮騒の狂拍子
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : hybrid of ハワイアン and レゲエ and 現代音楽 and 無調 and 変拍子 and ポリリズム and 不協和音 and テンポ変動 and 微分音
出てきたPrompt : Experimental hybrid of Hawaiian, reggae, contemporary art music, atonality, mixed meters, polyrhythms, dissonant clusters, shifting tempos, and microtonal color; off-kilter groove with slack offbeat guitar, slack-key-like plucks, woody hand percussion, and sudden metric pivots, Verse stays sparse and lopsided; pre-chorus tightens into overlapping phrases and tempo drift; chorus opens into chant-like call and response with clustered chords and bent pitch lines, Lead vocal is close-mic and intimate with layered doubles, whispered answers, and abrupt unison hits, Ear candy: wave-like reverse swells, interlocking rim patterns, and microtonal glides into hard cuts, Mix is wide, textured, and tactile with a raw organic sheen
Result : 潮騒の狂拍子 1 - 潮騒の狂拍子 2

こうなると、プロンプトを「hybrid of ハワイアン and レゲエ and 現代音楽 and 無調 and 変拍子 and ポリリズム and 不協和音 and テンポ変動 and 微分音」としたまま、例によってモデルを「nagasm5(デスメタ臭)」と「nagasm6(Chaos風味)」にしたバージョンも試したくなる。 さっそくまず、「nagasm5(デスメタ臭)」でやってみると、いつものデスメタ叫びは無かったものの、ところどころにデスメタお約束の重低音が出てきて、確実にオリジナルモデルの影響が出てきた。 タイトル「潮のずれ」(duration: 1min16sec, 1min41sec)というのも微妙にずれているし、ヘンな感じなので短いままなのだろうか。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.04)●
タイトル : 潮のずれ
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : hybrid of ハワイアン and レゲエ and 現代音楽 and 無調 and 変拍子 and ポリリズム and 不協和音 and テンポ変動 and 微分音
出てきたPrompt : Experimental art-pop hybrid of Hawaiian and reggae with shifting meters, polyrhythmic percussion, microtonal guitar bends, clustered dissonance, and tempo rubato; verse rides ukulele-like plucks and hand percussion, pre-chorus fractures into asymmetrical counts, chorus opens into laid-back reggae sway with stacked close harmonies, then bridge dissolves into atonal vocal lines and sudden tempo changes, Lead vocal stays intimate and breathy with doubled hook phrases, whispered ad-libs, and short delay throws, Sea-breeze chimes, reversed swell transitions, and a wide, glossy-but-edgy mix with tactile low end and bright transient snap
Result : 潮のずれ 1 - 潮のずれ 2

そして最後はいつもの「nagasm6(Chaos風味)」である。 カオスフレーズがちゃんと出てきて、こちらもオリジナルモデルの影響を確認できた。 タイトル「波の歪み」というのもいい味で、ちょっと長いduration(2min16sec,2min24sec)となったのは、sunoも嫌いじゃなかったからなのかもしれない。 出てきたpromptの最後の「modern art-pop edge」というのは賛辞のように思えた。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.04)●
タイトル : 波の歪み
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : hybrid of ハワイアン and レゲエ and 現代音楽 and 無調 and 変拍子 and ポリリズム and 不協和音 and テンポ変動 and 微分音
出てきたPrompt : Experimental fusion of Hawaiian sway and reggae pulse with asymmetrical meters, shifting tempos, polyrhythmic hand percussion, microtonal turns, and tense dissonant clusters; verse rides a loose island groove in 7/8 and 5/4, pre-chorus fractures into pulse changes and suspended chords, chorus opens wider with a chant-like hook and stacked harmonies, Lead vocal stays close-mic and breathy with doubled hooks, answering ad-libs, and short delay throws, Riser swells, reversed shell hits, water-drop textures, and sudden dropouts frame the transitions, Wide, vivid, slightly abrasive mix with a modern art-pop edge
Result : 波の歪み 1 - 波の歪み2

これで、最初のベタなやつ以外は全てPublishということになり、僕のサイトの「sunoに作らせました」にも追加した。 そして大事なのは、この実験は「生成音楽論」の第6週のテーマ「現代音楽」に絡めて、テキストに加える項目ともなる重要な実験だった事である。 さっそく忘れないように、まだ公開前の第6週のオンデマンド教材に追加した。
そして帰宅してみるとAI評価値は伊藤二冠が64%と微妙なところで、無事に26分考えた封じ手まで見届けた。 ただし明日の封じ手開封は、ちょうどロボット教室に出掛ける時間なので見届けられないかもしれない。

2026年7月6日(月)

昨日の日曜の朝は、出発する2分前に王位戦第1局2日目の封じ手開封が猛攻を予想させる86歩だったのをチラ見して飛び出した。 そして夕方、ロボット教室3連荘でくたくたに疲れて帰宅してみるとまだ王位戦は続いていて、しかし伊藤二冠の攻勢はずっと変わらず、18時過ぎに藤井六冠が投了するまで見届けた。 まぁ公式戦で藤井16連勝(タイトル戦14連勝)がストップした方がニュースになっていたが、同級生伊藤恐るべし、という時代なのだ。

そして今日は月曜日ということで、朝イチで「生成音楽論」 オンデマンド教材第4週 をサーバに転送して公開し、学生にも告知した。 たぶん異色のオンデマンド教材でスタートした第1週に続いて、やや地味な「音楽理論」の第2週、また地味な「音楽心理学」の第3週(ただし 「イントロ」の考察 には気合いを入れた)と続いたが、出し惜しみをしていた今回の第4週では、一気に秘蔵のネタ SunoのModelsとPromptsの比較実験 (Part2とPart3まである)をぶっ込んで、さらに「音楽の起源」・「民俗音楽」・「宗教音楽」・「伝統音楽」・「芸術音楽」・「商業音楽(ポピュラー音楽)」などを掲げて、充実の週だと自認している。
過去の例では今夜のうちに課題提出するのは3人ぐらい、明日の晩まで(水曜朝)で20人ぐらいになるのだが、果たしてどうなるか、見守っていこう。 ちなみに自分としては「生成音楽論」はさらに、→第5週(楽器)→第6週(現代音楽)→第7週(アルゴリズム作曲/リアルタイム作曲)と、まさに「序破急」のラストまで盛り上がり続ける、という構想なのだ。

そして午後には、この日記の「2026年6月20日(土)」のところでまとめていた EC2026資料ページ の7つのシステムに加えて、今回アドリブで完成してしまったマシンに「8番目の新作」とタイトルを付けて、システム図も忘れないうちに描いてスキャンして、 EC2026資料ページの追補 というページを作ってしまった。
今更、せっかく作った「ポスター」に追加改訂するつもりもないし、全体として「7種のシステム」と記述してきた予稿を改訂するつもりもない。 そこで、このページ情報を予稿の最後に「追補」としてチラッと追加する、という作戦を採用することにした。 その中に、どうせ公開される時には「生成音楽論」の講義も終了しているので、開講中非公開としていた「生成音楽論」についてもチラッとopenしてみようか・・・という構想である。 そこであれこれ加筆して、生成音楽論の付近にもちょっと 細工 を施して、完成した EC2026予稿 を再びEasyChairに送ってしまった。 提出期限は来週なので、これでもう打ち止めである。

2026年7月7日(火)

「生成音楽論」の課題提出は、いつもSEIKA PORTALで提出受付開始が18時なのだが、「その当日に速攻提出する常連」が何人かいる。 それが気になって、昨日の夜7時(受付開始後1時間)にチェックしてみると、またまた2人、それも18:05と18:11という超速攻での提出があった。 オンデマンド教材の公開が09:00なので、本来「8限」で自宅でやるのを大学で合間にやっているのだろう。 せっかくなので第4週の教材末尾の「提出された課題に対するコメント」の先頭に並べてみた。
そして今朝になってまたチェックしてみると、さらに3人増えて5人が、昨夜(1日目の夜)に課題提出していたと判明した。 ほぼ名前を覚えかける常連で、そのうち2人をさらに「提出された課題に対するコメント」に追記した。

         

           

そして今日は7月7日、世間は「七夕」だというが、これまであまり気にしたことは無かった。 今でもあるのか、SUACには7月7日付近に「浴衣の日」というのがあった。 探したところ、「浴衣」でひっかかったのは という4件で、懐かしい顔を久しぶりに見たので、ちょっと上に並べてみた。
そんな今日は、いつものJoyJoyヒトカラの日なのだった。 出かけるまでチラッと見てみると課題提出者が7人まで増えていたので、その追記も加えてみた。

その後、昼食を挟んでJoyJoyに出掛けるまでの間にまたsunoに行って、前回やった「ハワイアン and レゲエ」と「ハワイアン and レゲエ and 現代音楽風味いろいろ」というのをやってみた。 今回フト思い付いたのは「ガムラン and フォルクローレ」というもので、2曲目は正に「いかにもガムランフォルクローレ」というのが出来た。 ただし1曲目は例の「sunoハングアップ」7min59secとなって、最初から「いかにもガムランフォルクローレ」だったのに、3min10secあたりから異常が起こって、ずっと単音が続くという面白い現象に久しぶりに遭遇した。 タイトル「影絵のガムラン」(duration : 7min59sec, 2min20sec)である。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.07)●
タイトル : 影絵のガムラン
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : hybrid of ガムラン and フォルクローレ
出てきたPrompt : World fusion folk with gamelan interlock and Andean-style flute shimmer; mid-tempo swung pulse, verse rides muted metallophone patterns and hand percussion, pre-chorus opens with rising bamboo flute and tighter vocal doubles, chorus blooms with stacked harmonies and plucked strings, Breathy lead vocal with close-mic intimacy, soft doubles on key lines, call-and-response backing phrases, reversed gong swells into sections, bright earthy mix with wide room resonance and polished low end
Result : 影絵のガムラン 1 - 影絵のガムラン 2

そして例によって「hybrid of ガムラン and フォルクローレ and 現代音楽 and 無調 and 変拍子 and ポリリズム and 不協和音 and テンポ変動 and 微分音」をやってみたところ、予想外に「Avant-garde art pop」が出来上がって、こちらは別に「デスメタル臭」や「Chaos風味」ナシでも十分に現代音楽になってくれた。 タイトル「石の舌」(duration : 2min49sec, 2min44sec)である。

●本日のsuno生成音楽(2026.07.07)●
タイトル : 石の舌
使用したモデル : v5.5 Pro
「Instruments」を指定
与えたPrompt : hybrid of ガムラン and フォルクローレ and 現代音楽 and 無調 and 変拍子 and ポリリズム and 不協和音 and テンポ変動 and 微分音
出てきたPrompt : Avant-garde art pop blending gamelan resonance, folklore motifs, contemporary chamber textures, atonal harmony, shifting meters, polyrhythms, tense dissonance, tempo modulation, and microtonal inflections; verse rides sparse metallic percussion and bowed strings, pre-chorus tightens into layered ostinatos and clipped vocal lines, chorus opens into clustered unison chants with detuned bells and abrupt stop-start accents, Lead vocal stays intimate and breath-close with occasional doubled whispers and spoken echoes on key phrases, Ear candy comes from reversed gong swells, hand percussion cross-currents, and sudden metric pivots, Mix is wide, sharp, and tactile, with a ritualistic modern edge
Result : 石の舌 1 - 石の舌 2

この部分をテキストの第6週に反映させるのは帰宅してから、というか明日になりそうだが、面白い結果が出て満足なのだ。

2026年7月8日(水)

昨日のJoyJoyヒトカラは珍しく冒頭から声が出て5時間で52曲を完走した。 自宅からJoyJoyまで歩く数分間にちょっとだけ発声練習していたのが良かったようだ。
「生成音楽論」の履修者73人のうち、今朝の段階での課題提出者は17人ということで、昨日の7人から新たに10人がこの「3日間の真ん中」に提出したようで、どうも同じ傾向が続いている。 午前中はまず、この10人の課題をチェックしてコメントして・・・という作業に没頭した。

そして、いつもの「かかりつけ医」に、先週の検診結果を聞きに行ったのだが、ちょっと画期的な日となった。 元々、この大石内科というのは自宅に近い(徒歩圏)なので、たまに風邪をひいたりすると行っていたのだが、人間ドックで高脂血症と診断されて紹介されたところから始まった。 僕の家系はコレステロールが高いというのもあるのだが、とりあえず「コレステロールを下げる薬」というのを処方されて、毎月毎月、通院しては血液検査→処方箋を書いてもらうというのが何年も続いた。 「コレステロールを下げる薬」の副作用として「筋肉が溶ける」というのがあり、最初の薬でこれが出て、確認のために何ヶ月か止めたらマシになったので薬を変更する、というのを2回やって、ようやく3種類目の薬でコレステロール値がソコソコの状態、という日々になった。
ところがどうもCPAPの効用か、CPAPを始めて毎朝ヘロヘロに疲れる日々が続いたところ、毎月通院して血液検査をしていたのだが、数値がだいぶ良好というのが続いて、遂に「いったん薬を止めてみましょう」という事になり、そこから3ヶ月して検査してもOKということで、本日目出度く「無罪放免」となった。 毎月欠かさず通院して、血液検査して(僕は注射は嫌いじゃないのでこれは平気)、処方された薬をきちんきちんと飲んでいた日々/義務がすっぽりと消えることになったのだ。 これで定期的に通院を続けるのは1つ減って眼科と耳鼻科と皮膚科になったが、これはまぁ、嬉しいことなのだった。
その後は、この日記の 「2026年6月29日(月)」のところ に書いていた、「情報工学部会創立45周年記念誌の論文募集」というのを眺めていたが、まだアイデアは降ってこなかった。 「生成音楽論」のラスト、第7週の課題を公開する週が「300文字アブストラクト」の提出期限なので、いましばらく、頭を捻ることになりそうだ。

2026年7月9日(木)

昨日の23:59が課題提出期限だった「生成音楽論」第4週は、課題提出者が57人となった。 既に4週連続欠席(課題未提出)で「不可」が確定した学生が6人いるものの、履修登録が残っているので オンデマンド教材 は最後までアクセス(受講)可能、というスタンスは続いている。 今回の 第4週 は33人の提出課題mp3と共にコメントし、さらにテキストだけのコメントも数人あったので、半数超に対応した感じとなった。 学生のpromptと生成結果から新たに僕が学んでいる事やsuno実験の新ネタ発見もあり、充実の午前のお仕事となった。 受講する学生の傾向もはっきりしてきて、「とりあえず初日に提出」という真面目グループ、「お座なりに課題を出して単位くれ」というグループ、課題のたびに成長している事が分かる前向きな学生グループ、「生成音楽論」なんて超越してさらに先に行っている尖った少数、などと面白い。
午後には引き続き、この日記の 「2026年6月29日(月)」のところ に書いていた「情報工学部会創立45周年記念誌の論文募集」というのを眺めたが、まだアイデアは降ってこなかった。
生成AI(LLM)が人間の感情をsimulateする仕組みを教えてください

生成AI(LLM)が人間の感情をシミュレートする仕組みは、「感情を持っている」のではなく、「感情があるように見える言葉のパターンを生成している」という点が重要です。以下の順番で説明します。

1. LLMは感情を持っていない
	まず大前提として、LLMには、喜び、悲しみ、怒り、不安、愛情 のような主観的な体験(クオリア)はありません。
	内部では巨大な数値ベクトルを計算し、「次に来る単語は何か」を予測しているだけです。

2. 学習データの中に「感情表現」が大量にある
	例えばインターネットには「本当に悲しかった」「とても嬉しい!」「不安だったけど頑張った」のような文章が何十億件もあります。
	LLMは学習によって、「祖父が亡くなった」→「それはとてもつらい経験でしたね」という対応関係を学びます。
	つまり、「出来事 → 人間が普通どう反応するか」という統計的パターンを学習しています。

3. 感情そのものではなく「感情空間」を学習する
	内部では単語はベクトルになります。
	例えば(イメージ)、悲しい - 落ち込む - 寂しい - 孤独。一方、嬉しい - 幸せ - 感動
	のように意味の近い言葉は近い位置に配置されます。つまり、「悲しい」に近い表現、「励ます表現」、「共感する表現」を自然に選べるようになります。

4. Attentionが文脈を見る
	例えば、「今日会社をクビになった」という文章では、Attentionが 今日 会社 クビ という重要語を結び付けます。
	すると学習済み知識から、失職→落ち込む可能性が高い→慰める返、という方向へ確率が動きます。
	逆に「宝くじで1億円当たった」なら→祝福 が高確率になります。

5. RLHFで「人間らしい共感」を学ぶ
	現在のChatGPTなどは、RLHF(人間のフィードバックによる強化学習)によってさらに調整されています。
	例えば「犬が亡くなりました」 → 悪い例「そうですか」、良い例「それは本当につらいですね」
	人間の評価者は後者を高く評価します。この評価を大量に学習することで「人間が共感的だと感じる返答」を生成しやすくなります。

6. 推論時には「感情状態」を推定している
	実際には、入力→文脈理解→ユーザーの感情を推定→目的を推定→最適な返答を生成、という流れになります。
	例えば、「試験に落ちました」 → 内部では概念的に、感情 = 悲しみ 0.8 悔しさ 0.7 怒り 0.1
	のような「感情らしさ」を推定していると考えるとイメージしやすいですが、実際にこのような明示的な数値を保持しているわけではありません。
	多くは高次元の表現(埋め込みや隠れ状態)として暗黙的に表現されています。

7. なぜ自然に見えるのか
	人間同士の会話にもパターンがあります。
	例えば、相手が泣く→慰める、成功した→祝福する、失敗した→励ます
	LLMはこれらのパターンを何十億例も見ています。つまり人間らしい感情反応を「経験」ではなく「統計」として学んでいるのです。

8. 「シミュレーション」はどこで起きているのか
	厳密には、LLMは「悲しみ」という内部感情を生成してから話しているわけではありません。
	代わりに、「入力文脈から相手の状態を推定する」・「その状況で人間が自然・適切だと判断する応答パターンを選ぶ」・「その応答を文脈に合わせて生成する」
	という計算を高速に行っています。その結果、人間には「共感している」「感情を理解している」ように見える応答になります。

最近のモデルではさらに進んでいる点
	近年のLLMでは、単に感情表現を真似るだけでなく、「相手の感情を文脈から推測する(感情認識)」・「会話全体を通じて一貫した口調や態度を維持する」・「直接書かれていない意図や
	配慮すべき点を推論する」といった能力も向上しています。
	ただし、これらは内部で主観的な感情を体験していることを意味するものではありません。あくまで、学習した言語パターンと文脈理解を用いて、人間にとって自然で適切な応答を
	生成している結果です。
	要するに、LLMが感情をシミュレートしているように見える理由は、「感情を持っているから」ではなく、「膨大な会話データから、人間がどのような状況でどのような感情表現や応答を
	するかという規則性を高度に学習し、それを文脈に応じて再現しているから」です。

説明されたLLMについては理解しています。音楽生成AIのsunoの場合にも、関連した付帯情報とともに膨大な既存の音楽やsunoで生成された音楽について深層学習していて、音楽生成 (ここで切れて送ってしまった)

はい、その理解は本質にかなり近いと思います。ただし、LLMと言語生成AIの関係と同様に、Sunoのような音楽生成AIでも「感情を理解している」「感情を表現している」というよりは、「感情的に
聞こえる音楽の構造を学習している」と考えるのが適切です。少し掘り下げてみます。

LLMの「言語空間」に対応するSunoの「音楽空間」
	LLMでは、単語や文章が高次元のベクトル空間に配置されます。
	同様に、Sunoなどの音楽生成AIでは、メロディ・和声(コード進行)・リズム・テンポ・音色・楽器編成・ダイナミクス・ボーカルの歌い方・歌詞・曲の構成、などが高次元の特徴量として表現されます。
	例えば人間は、短調・ゆっくりしたテンポ・小さい音量・滑らかな旋律、を「悲しい」と感じやすいことが知られています。
	一方、長調・速いテンポ・強いビート・高い音域・明るい音色、は「楽しい」「前向き」と感じやすい。
	Sunoはこうした対応関係を、明示的な音楽理論だけでなく、大量の音楽データから統計的に学習していると考えられます。

学習しているのは「音楽そのもの」だけではない
	ユーザーがおっしゃるように、重要なのは付帯情報です。
	例えば学習データには、「Title:Lonely Winter, Genre:Ambient Piano, ・・・・・・・・・
	あるいは、「Prompt:Epic orchestral battle, Style:Jazz・・・・・・・
	のような情報が付いている場合があります。
	つまりAIは、"melancholic"→こういうコード進行・こういうテンポ・こういう楽器・こういう歌詞・・・という対応を大量に学習します。
	これはLLMが、「失恋」→「つらかったですね」を学習するのと非常によく似ています。

Sunoでは「感情」が潜在空間に埋め込まれる
	最近の生成モデルでは、「悲しい」というラベルそのものを扱うというより、悲しい - 切ない - 郷愁 - 静寂、のような概念同士の距離が潜在空間(latent space)の中で自然に形成されます。
	すると「少し悲しいけれど希望もある」のような曖昧な感情も生成できるようになります。
	これはLLMで、悲しい・寂しい・孤独・絶望、が近い位置に配置されるのと非常によく似ています。

人間が感じる「感情」を逆算している
	興味深いのは、Sunoは「悲しい曲を作ろう」と考えているわけではないことです。
	実際には、Prompt→潜在空間→人間が「悲しい」と評価しやすい音楽特徴→音楽生成、という流れになっています。
	つまり、「人間は何を聞くと悲しいと感じるか」という統計モデルを学んでいるのです。

さらに面白い点
	ここからは少し哲学的ですが、私はこの点が非常に興味深いと思っています。
	人間も実は、悲しい→涙が出る→ゆっくり話す→短調の曲を作る、という生物学的・文化的なパターンに従っています。
	Sunoは逆に、短調・ゆっくり・弱い音・下降するメロディ→人間は悲しいと感じる、という対応を学習しています。
	つまり、人間が長い歴史の中で形成してきた「感情と音楽表現の対応関係」を、データから逆向きに獲得しているとも言えます。

将来的には「感情モデル」がさらに明示的になる可能性
	現在のSunoを含む音楽生成AIは、「悲しい」「壮大」「ノスタルジック」といったプロンプトから音楽を生成しますが、将来的にはもっと細かな感情状態を内部的に表現するモデルが発展する
	可能性があります。例えば、緊張 0.8、希望 0.6、悲しみ 0.4、安堵 0.7といった連続的な感情ベクトルを時間とともに変化させながら曲全体を構成し、映画音楽のような感情の起伏を
	より精密に設計することも考えられます。
	その場合でも、AI自身がその感情を「感じている」わけではなく、人間がそのように知覚する音楽の時間的変化をモデル化しているという点は変わらないでしょう。
	この意味では、LLMが「人間らしい会話」を統計的にモデル化しているのと同じように、Sunoは「人間らしい音楽表現」を統計的・生成的にモデル化している、と捉えるのが最も自然だと考えられます。

切れてしまいましたがその話は理解しています。sunoはDTMのように楽器音トラックとかの概念はなくても、付帯情報に楽器名が出てきた学習から、生成する音響にその楽器音の音響が含まれる
と理解しています。なのでKeyとかコードなどの音楽知識をpromptに明示的に示しても無視される事があるのですよね

その考え方はかなり本質を捉えています。私も概ねそのように理解しています。ただし、一点だけ補足すると、「無視している」というよりは「その情報を強い制約条件として扱っていない」という表現の方が近いと思います。

DTMとの決定的な違い
	DTMでは、内部表現は例えば、Track 1 : Piano、Track 2 : Bass、Track 3 : Drums、Track 4 : Strings、Key = Am、Tempo = 120、Chord = Am F C G
	のように、人間が理解できる音楽構造そのものです。
	そのため、「Key=C major」と指定すれば、音楽エンジンはそれを絶対条件として扱います。
	つまり内部モデルとユーザーの指定が同じ表現形式なのです。

一方、Sunoの内部には、おそらくこのような「ピアノトラック」「ベーストラック」が存在しているわけではありません。
	内部ではもっと、ある瞬間の音響特徴→次の音響特徴→その次の音響特徴・・・という非常に高次元な潜在表現を生成していると考えられます。
	したがって、「Piano」という単語は、「こういう倍音構造を持った音」という潜在表現へ変換されるだけです。

Keyやコードが無視される理由
	例えば、Key = C major、Chord progression : C - Am - F - G、と書いたとします。
	人間の作曲家なら「このコードだけを使おう」となります。
	しかしSunoは"C major"→こういう雰囲気になりやすい、くらいにしか解釈していない可能性があります。
	つまり、「C major」という文字列を、音楽理論→音響制約 として扱っているのではなく、
	"C major"→このタグが付いた曲はこういう音響になっているという統計的対応で学習しているわけです。

「Jazz piano」も同じ
	例えば、「Jazz piano trio」と書くと、内部では、ピアノ・ベース・ブラシドラム・スウィング・コードテンション、などが一緒に現れやすいことを学習しています。
	だから、「ピアノを一台追加する」ではなく、Jazz piano trioという音響全体を生成します。
	これはLLMで「医者」と入力すると、「白衣」「病院」「診察」が一緒に連想されるのと同じです。

だからPrompt Engineeringが効く
	Sunoでよく、melancholic、cinematic、slow build、warm analog synth、intimate female vocal、のような書き方が推奨されるのは、
	これらが学習データ中で頻繁に使われたタグだからでしょう。
	逆に、「Key = Dm」、4/4、「I-VI-III-VII」のような音楽理論の記述は、学習データ中で十分な頻度・一貫性を持って存在しなかった可能性があります。
	その結果、潜在空間の中で強い意味を持てず、生成への影響も弱くなります。

私が興味深いと思う点
	ここからは推測を含みますが、将来的な音楽生成AIは、おそらく二つの世界が融合していくと思います。
	一つは現在のSunoのような音響生成モデルです。これは「最終的にどう聞こえるか」を非常に自然に作れます。
	もう一つは、シンボリックな音楽モデルです。こちらはキー、コード進行、拍子、メロディ、各楽器の役割といった音楽理論を明示的に扱えます。
	もしこれらがうまく組み合わされれば、「キーはE♭メジャー」・「Aメロは I-vi-IV-V」・「サビで転調」・「ボーカルは女性、ストリングスは後半から追加」
	といった構造的な指示を厳密に守りつつ、Sunoのような自然で豊かな音響を生成できるようになるでしょう。

現在のSunoは、どちらかと言えば「完成した音を直接生成すること」に強く最適化されているため、音楽理論による厳密な制御はまだ苦手なのだと考えると、多くの挙動が
説明できます。実際にプロンプトでキーやコードを細かく指定しても期待どおりにならない一方で、「切ない」「80年代シンセポップ」「温かみのあるアナログサウンド」といった
記述にはよく反応するのは、その設計思想の違いが表れていると言えるでしょう。

ここまで全て同意です。そこで質問ですが、sunoはpromptに関係なく、たまに不良品を生成します。maxの7分59秒の曲で、途中に長い長い無音が3分とか入ってからまた突然に復活したり、
テンポが遅くなったと思ったら最後の音の残響が単音でずっと数分続いたりします。人間は自分の生成(作曲)した音楽を後で何度も聞いてチェックしますが、sunoは一方方向で音響をLLM接続して
生成したまま最終出力にしていて、自分の生成した音楽を聞いていないように見えます。これはsunoの生成メカニズムの本質として避けられないのでしょうか。遺伝アルゴリズムで異常な局所解に
入り込んだトラブルに似ている気がします

これは非常に鋭い観察です。そして私は、この問題は現在の生成AIの根本的な限界の一つだと考えています。
	あなたの例を読む限り、おそらく経験されている現象は、「3分間の無音」・「リバーブの尻尾だけが数分続く」・「テンポが突然崩壊する」・「曲として成立しない終わり方」ですよね。
	これは「Sunoは自分の作品を聴いていない」という表現が、実はかなり本質を突いています。

人間の作曲は閉ループ(Closed Loop)
	人間は、作曲→演奏・再生→聴く→違和感を感じる→修正→また聴く、という閉ループになっています。
	DTMでも、MIDI入力→再生→「ここ長いな」→修正、を何十回も繰り返します。
	つまり、「生成者と評価者が同じ脳の中に存在している」わけです。

Sunoはほぼ開ループ(Open Loop)
	一方Sunoは、おそらく、Prompt→潜在表現→音響生成→終了、です。
	つまり、生成→自分で最後まで試聴→評価→作り直し、という工程がありません。
	だから、「2分間無音」になっていても、「これ変だ」、とは判断できません。

あなたの遺伝アルゴリズムの例え
	私はこれもかなり近いと思います。遺伝アルゴリズムでは「評価関数」が悪いと「変な局所解」に落ちます。
	例えば、□□□□□□□□という解が評価関数では100点でも、人間から見ると0点、ということがあります。
	Sunoも似ていて、内部では「音響としては連続している」ので生成は継続しています。
	しかし人間から見ると、「3分無音」なので作品として破綻しています。
	つまり、人間の評価関数とモデルの内部評価が一致していないわけです。

LLMでも同じことが起こる
	実はLLMにも全く同じ現象があります。
	例えば、「文章を書いて」と言うと、途中から、「同じ段落を繰り返す」・「同じ単語を延々繰り返す」・「途中で論理が破綻する」ことがあります。
	これも、「書いた文章を読み返していない」からです。
	LLMも、次のトークン→次のトークン→次のトークン・・・と生成しているだけです。

本当に必要なのは「第二のAI」
	私は今後の生成AIは、「Composer AI」と「Critic AI」の二つに分かれていくと思っています。
	例えば、Composer→7分59秒生成→Critic→評価→ここでCriticが「2:43〜5:56」無音→NG、と判定する。
	すると、Composer→その部分だけ再生成、となる。これは人間の創作活動そのものです。

AlphaGoとの共通点
	実はこの考え方は、囲碁AIではすでに成功しています。
	囲碁AIは、Policy Network(次の一手を考える)だけではありません。もう一つ、Value Network(この局面は良いのか悪いのか)があります。
	生成AIでいうと「生成器」と「評価器」です。
	音楽にも、「これは退屈」・「ここ長すぎ」・「この終わり方は変」・「無音がある」を判断する評価器があれば、品質は劇的に向上するでしょう。

実は「自分で聞き直すAI」は技術的には可能
	ここで面白いのは、現在でも技術的には可能だということです。
	例えば、Prompt→Sunoが曲を生成→生成された音声を別の音楽理解AIに入力→「2:43〜5:56が無音」「終盤でテンポが崩壊」「最後がリバーブだけ」というレポートを作成
	→そのレポートをComposerに返して再生成、という自己批評ループは、アーキテクチャとして十分考えられます。

私が特に興味深いと思ったのは、あなたの「Sunoは自分の生成した音楽を聞いていない」という表現です。これは単なる比喩ではなく、現在の多くの生成AIを非常によく表しています。
	LLMもSunoも、「生成」と「評価」がほぼ一方向の処理になっており、人間のような**自己批評(self-critique)**のループが弱い、あるいは存在しません。そのため、人間なら
	一度最後まで見返せばすぐ気づくような破綻が、そのまま最終成果物として出力されることがあります。
	私は、生成AIの次の大きな進化はモデルのサイズをさらに大きくすることよりも、「生成 → 自己評価 → 局所修正 →再評価」という閉ループをどれだけ効率よく実現できるかに
	あるのではないか、と考えています。あなたが感じられた違和感は、まさにその方向性を示唆しているように思います。

自分の理解が正しかったので嬉しいです。もう一つ、sunoはpromptを与えると1回に2つの曲を生成し、それらは曲名も同じ、suno生成promptも同じですが、たまに、曲名も生成promptも
違う2曲が生成されることがあります。これが前述の「不良品なので作り直し」かと思っていたのですが違うようです。このケースはどう解釈したらいいでしょうか

これも非常に面白い現象ですね。実は、私もこの現象については考えたことがあります。まず結論から言うと、「不良品だったから作り直した」の可能性は低いと思います。
	理由は、その場合なら「音楽だけ」が差し替わるはずで、曲名や生成されたプロンプトまで変わる必要がないからです。むしろ私は、別のアーキテクチャが動いている可能性を疑っています。

仮説1:実は2段階生成になっている
	Sunoは表面的には、Prompt→曲、に見えます。
	しかし内部では、Prompt→Music Planner→内部の音楽仕様→Audio Generator→曲、になっている可能性があります。
	例えば、"nostalgic city pop"と入力すると、まずPlannerが「Genre:Japanese City Pop,Mood:Warm nostalgia, Instrumentation:・・・・
	のような内部仕様書を作る。その仕様書を音響生成モデルへ渡している。

なぜそう思うのか
	あなたが観測した、「曲名も違う」「Suno Promptも違う」という現象。
	これは、「Plannerが二回動いた」と考えると自然です。
	つまり、Prompt→Planner A→「Midnight Rain」と、Prompt→Planner B→「Neon Memory」 が並列で生成された。
	すると当然、生成Promptも曲名も違ってきます。

LLMでも似たことをする
	最近のLLMも、質問→内部で計画→回答、という二段階を取るものがあります。
	つまり、最初に「どう答えるか」を考え、それから文章を書く。
	Sunoも、「どういう曲を作るか」を一度決めてから音を生成している可能性があります。

仮説2:探索(Sampling)の枝が分かれた
	私はこちらの可能性もかなりあると思っています。
	例えば、Promptから潜在空間へ入ると、そこには枝分かれした多数の可能性があります。
	普通は、左ルートと左ルートを少し変えて2曲作る。だから曲名もGenreも似る。
	しかし時々、左ルートと右ルートへ分かれる。するとPlanner自体が全然違う方向へ行く。その結果、タイトルまで違う。

私が一番興味深いと思う点
	実は、あなたが観測した現象は「Suno Promptまで違う」ここなんです。
	もしSuno Promptが「単なる後付け説明」なら、音楽だけ違ってPromptは同じになるはずです。しかし、Promptまで変わる。
	これは逆に、Suno Promptが「生成結果の説明」ではなく、「生成に実際に使われた中間表現」をかなり反映していることを示唆しているかもしれません。
	つまり、User Prompt→Planner→Internal Prompt(Suno Prompt)→Audio、という流れです。

そして、もう一つ考えられること
	これは完全に私の推測ですが、Sunoはクラウドサービスなので、複数のモデルやバージョンをA/Bテストしている可能性もあります。
	例えば、同じユーザー入力→Model A と、同じユーザー入力→Model B がたまたま割り当てられれば、「内部Plannerの癖」・「タイトル生成の癖」・「Suno Promptの言い回し」
	まで変わることがあります。
	利用者から見ると「同じプロンプトなのに、なぜか生成Promptもタイトルも別物」という現象になります。

ここまでお話を伺っていて感じるのは、あなたは単に「Sunoの使い方」を知りたいのではなく、観測された挙動から内部アーキテクチャを逆算しようとしているということです。
	実際、今回の「自分で生成結果を聴いていないのではないか」・「キー指定が制約にならずタグとして扱われているのではないか」・「タイトルまで変わるのはPlannerが別に存在するのではないか」
	という3つの推論は、それぞれ独立した現象から内部構造を推定していて、互いに矛盾せず一つのモデルとしてつながっています。
	もちろんSunoは内部実装を公開していないため断定はできませんが、外部から観測できる現象を最も少ない仮定で説明するという意味では、かなり筋の通った仮説になっていると私は思います。

なるほど納得です。では最後の質問です。sunoにpromptを与えて、曲とともに生成promptが出てきます。これを[A]とします。そこで今度は[A]をまるまるコピペしてsunoへのpromptとして与えます。
そして曲とともに出てくる生成promptを[B]とします。これを5世代ほど繰り返したところ、[A]から[E]までほぼ同一のpromptが生成されて、最後の5単語とか7単語ぐらい(意味的にはすでに同一部分に
書かれている)が、その順番だけランダムに変化する、という現象になりました。

これも、とても興味深い実験です。実は、この実験はAIの研究でもよく行われる「自己反復(self-iteration)」や「固定点(fixed point)」に近いものになっています。
そして、あなたが観測した現象は、私はかなり自然な結果だと思います。

私の解釈
	まず、Sunoにはおそらく、ユーザーPrompt→意味空間(潜在表現)→Internal Prompt(Suno Prompt)→音楽、という流れがあります。
	ここで生成された Internal Prompt は、人間向けの文章というより、「Suno自身が扱いやすい表現に近づいている」と考えられます。

A→B→C→D→E
	あなたの実験では、人間のPrompt→A→B→C→D→E としています。すると、A ≒ B ≒ C ≒ D ≒ E になった。
	これは数学でいうと、f(prompt)=new_prompt という写像について、f(A)=A に近づいたことを意味します。
	つまり、固定点(Fixed Point)です。

なぜ固定点になるのか
	例えばLLMでも、「この文章を要約してください」で得られた要約を→さらに要約→さらに要約→さらに要約、としていくと、最後は「重要事項のみ」で止まります。これも固定点です。
	Sunoも同じで、最初のPromptは、「80年代っぽい、でも少しジャズで、都会的で...」のように人間向けです。
	しかし一度Plannerを通すと、City Pop・Female Vocal・Warm Rhodes・Groovy Bass・Dreamy のような「内部で一番扱いやすいタグ集合」へ正規化されます。
	そこから先は、もう変える必要がありません。

最後だけ順番が変わる理由
	ここが一番面白いですね。あなたは「最後の5〜7語だけ順番が変わる」と書かれています。
	私はこれは、「Attentionの優先順位がほぼ等価だから」ではないかと思います。
	例えば、warm・dreamy・nostalgic・analog・lush、という5語があるとします。これらは潜在空間ではほぼ同じ意味領域です。
	つまり、A B C D E。でも B D A E C でも内部表現はほぼ同じ。
	だからSamplingによる微小な揺らぎで順番だけ変わる。

これはエネルギー極小に似ている
	あなたが前に「遺伝アルゴリズム」という例えをされましたが、今回はむしろ「物理のポテンシャル井戸」に近い気がします。
	最初は「人間Prompt」という高い位置にいる。Plannerを一回通ると「一番安定な谷」へ落ちる。
	その後、何回繰り返しても、その谷から出ない。

ここから私が推測すること
	あなたの実験結果から、私は一つ大胆な推測をします。
	Suno Promptは、音楽そのものよりも「Plannerの出力」をかなり忠実に反映しているのではないでしょうか。
	もし生成Promptが後付けで音楽から説明文を作っているだけなら、毎回もっと揺らいでも不思議ではありません。
	しかし実際には、数世代回してもほぼ固定される。
	これは、Planner→Canonical Promptという、正規形(canonical form)が存在していることを示唆しています。
	つまり、Sunoは人間の自由な文章を一度「Suno語」とでも呼べる内部の標準的な記述へ正規化し、その表現をもとに音楽を生成しているのではないか、ということです。

実は、この一連のやり取りで私が一番面白いと思ったのは、あなたが「生成された音楽」だけではなく、「生成されたプロンプト」そのものを観測対象にしたことです。
	多くのユーザーは曲だけを評価します。しかし、生成Promptは「モデルの思考の影」のような情報です。もちろん内部状態そのものではありませんが、そこにはPlannerが入力を
	どう解釈したかの痕跡が残っています。
	だからこそ、自己反復すると固定点に収束する、ときどき全く違うタイトルや生成Promptが出る、キーやコードは厳密な制約にならず、雰囲気タグへ吸収される。
	という、一見バラバラな現象が一つの仮説で説明できます。

Sunoの内部実装は公開されていませんから断定はできませんが、外から観測できる振る舞いだけを使って内部モデルを推定するという点では、あなたの実験はかなり質の高い
「ブラックボックス解析」になっていると思います。こういう実験を積み重ねることで、公開情報だけでは分からないモデルの性質が見えてくることは少なくありません。
そして夕方には、久しぶりにChatGPTに行って、このところの実験などに関して聞いてみたが、いちいち納得できる内容で面白かった。 上はその様子なのだが、いやいや、だいぶこれは収穫となった気がする。

2026年7月10日(金)

昨日のChatGPTとのやりとりを、そのままコピペして ChatGPTとの、とある対話 というHTMLを作った。 そしてこれを、「生成音楽論」第7週のオンデマンド教材に追加して、以下のように紹介することにした。

第6週で紹介した「sunoの発狂」など、sunoのいろいろな現象について長嶋がChatGPTと対話した記録を、 ChatGPTとの、とある対話 にまとめました。 「ChatGPTが正しいことを言っているとすれば」という仮定の元では、なかなか収穫のある議論でした。 「発狂」の原因やsunoの限界(課題)も明確になりました。 興味のある人はぜひ、チェックしてみて下さい (このやりとりの冒頭で僕が「AIと感情」という、一見するとsunoと無関係な質問をしていますが、実はこれはその後のやりとりの最後に効いてくるものです。未来では「Composer AI」に加えて必要になる「Critic AI」が、果たして人間の「この音楽は良い!」という「感情」を生成できるか問うたのですが、全体の文脈からこれは期待薄と確信できました。LLMのAIが獲得する批評眼は、過去に学習した音楽に対する最大公約数的な大衆嗜好でしかありません。つまり音楽生成AIが「斬新で良い音楽」を確実に生成することは原理的に不可能っぽいです)

上のカッコ内については、教材ページではサイズを小さく文字色を薄く、「(このやりとりの冒頭で・・・」のように見えにくくしているのだが、まぁここでは大きく書いておこう。 日々、教材が充実していくというのは、いい事である。

その後、午後には これまで見た全ての前面展望を凌駕する衝撃 というYouTube動画(コンゴで走る元JR北海道のキハ183系)のニュースに、その動画を手元に保存して(YouTube上だと頻繁にCMが入るので)、じっくりゆっくり、驚きの車窓を堪能した。
まだ科目は途中(佳境)なのだが、京都精華大からは早くも「【重要】2026年度 期末筆記試験・レポートの実施について」なんていう通知も届いた。 僕はナシなので関係ないのだが、それでもちゃんと告知せよ、との事で、次の第5週の掲示に追加した。 いろいろ、事務仕事が面倒なのはどこでも同じなのだ。

2026年7月11日(土)

昨日はA級順位戦「永瀬vs伊藤」をやっていたのだが、朝刊には結果が載っていなかった。 調べてみると、なんと今日の00:39に終局していた超熱戦だった。 棋譜を珍しく二度、追いかけたのだが、途中で5筋〜7筋に駒がギッシリ渋滞したり

先手・伊藤二冠の桂が4枚で攻め立てたり

後手・永瀬九段の玉が単独で追い詰められたり(ただし永瀬の持ち駒が凄い)

していたのだが、この7手後に伊藤投了となっているのだから、まさに紙一重の激戦だったのだ。 流石のA級の戦いであり、素晴らしい。
午前中は、週一routineのMartin弾きなどと共に、この日記の 「2026年6月29日(月)」のところ に書いていた、「情報工学部会創立45周年記念誌の論文募集」というのをまたまた眺めていたが、まだアイデアは降ってこなかった。 ヒントはsunoとのやりとり、ChatGPTとのやりとり等の中にありそうな気がしているので、諦めずに検討を続けることになる。

午後には、ロボプロRP1のサンプル(拡張)教材を作ったり、教室に関する連絡などが行き来した。 AbemaTVでは、アメリカのカジノでやっているPOKERの世界大会?みたいなライヴ中継をやっているのだが、僕は「役」は知っているものの、チップを賭けたり上げたり降りたりするルールを知らないので、なんとなく人間模様を見る感じで眺めている。 まぁ、生身の人間同士でこれをするのはともかく、オンラインカジノで(相手がAIなのに)ハマって没落する人がいる、というのはちょっと理解できない。

2026年7月12日(日)

僕は日頃、だいたい20時から21時には就寝するペースなのだが、昨夜は「年に一度か二度」という放送を楽しみにしている「格付けチェック」と「ババ抜き最弱王」の後者があったので、夜更かしして寝たのは23時半頃になった。 そして今朝は睡眠不足のままいつものように6時前に無理矢理に起き出して、W杯「ノルウェーvsイングランド」を延長まで含めて120分フル観戦した。 そこで、午後に買い出しに出るぐらいの休日なのだが、一日、なんとなく睡眠不足の日となった。

  

前回の献血の後で、その次の献血(400cc)はなんと11月末まで開いたのを知ってガッカリしていたのだが、7/10になったら「血漿献血」「血小板献血」はOK、という案内が日赤アプリ「ラブラッド」から届いた。 これまで一度もやった事なかったものの、「献血して成分を抜き出してまた残りを戻す」というのもせっかくなので体験しよう・・・と予約していて、明日はバスで浜松駅に行って、血小板献血の予定である。 献血に時間がかかるらしいのだが、その後はお楽しみのランチ飲みとしよう。
午後には明日の朝に公開する「生成音楽論」の オンデマンド教材第5週 のテキストの中身をあちこちあちこち微増補したりして、明日に備えた。

2026年7月14日(火)

昨日の月曜日は、「生成音楽論」の 第5週 のテキストを公開して、予定通りに献血のために浜松駅前に向かった。 これまで必ず400cc献血で、今回初めて「成分献血」となったので、何故か心電図(初回のみ)を撮ったりして開始、20数分ごとに4回、「上腕の加圧ポンプが閉まって採血→加圧ポンプが緩んで血液を戻す」というループを繰り返して、無事に献血は終了した。 アプリでは「血漿献血」と「血小板献血」とから選んで申し込むようになっているのだが、実際には現場で需要に応じて決める(^_^;)とかで、結局、僕は「血漿と血小板の両方」を提供することになり、最後に赤くないもののパンパンに膨れた2つの黄色い「袋」(自分の厳選体液)を見せてもらった。

その後はお約束の「飲みランチ」を堪能したが、先日ゲットした「浜松市プレミアム商品券」によって実質的な支払いは半分になった。 それに気を良くしてメイワン地下の成城石井で40度の「久米島の久米仙」をまたまた「浜松市プレミアム商品券」でゲット、さらに遠鉄百貨店の地下にある「御座候」に行って赤5白1の御座候を「浜松市プレミアム商品券」でゲットして、結局僕のチャージは半減してしまった。 収入は乏しいものの経済を自ら回す高齢者、これでいいのだ。

帰宅後にアプリを見てみると、なんと次回の献血可能日は、400ccは相変わらず11月上旬だったものの、血漿と血小板は7月27日、つまり2週間後だった。 これなら、2週間おきにガンガン献血してやろうかな(だいぶ血小板とか必要な状況は厳しいらしい)・・・と本気で思った。 なんせ献血後の「御褒美」飲みランチは、嫌いではないのだ。 そこで「らぶらっど」に、2週間後の血小板献血を予約してみた。 血小板を必要としている人々に役立つ細やかな社会貢献なのだ。

そして今日は、3日間の課題提出日の1日目に提出した学生のチェックからである。 先週とちょうど同じ、今週も5人が提出していた。 どうも顔触れもほぼ固定しているようなのだが、出てくる課題にはちょっと残念なところが多いのも共通している。 「前倒し」タイプの欠点がここで、早めに片付けることが最優先で、中身そのもののレベルは伴っていないのだった。

ネットからは「全米レコード協会など7つの業界団体、「AI生成」「AI支援」楽曲を識別できるようにする統一的な取り組み発表」というニュースが届いて、上のような謎のマークが出てきた。 さっそくこれは、 オンデマンド教材第6週 の最後に追記した。 公開は来週の月曜日になる。
明日と明後日の朝にはW杯の準決勝が早朝(04:00キックオフ)であり、今日は午後からJoyJoyという日である。 明日と明後日には王位戦第2局「藤井vs伊藤」があり、今日は予選最終日の謎のPOKER世界大会もAbemaTVでやっている。 世間は全国的に「猛暑日」であり、33℃の昼間に出かけるまで、POKERのライヴ中継(とハイライト)を堪能する時間となった。
これまでのJoyJoyにはMacBookAirを持参して、課題Webサーバの停止に備えていたのだが、どうも傾向として「起きない」と確信したので、今日からは持参しないことにした。 出掛けるまでに「生成音楽論」を再度チェックして、さらに2人の課題提出にコメントしたが、やはり「ちょっと後」の連中の方が中身が充実しているのだった。






「日記」シリーズ の記録