COVID-19対応リモート講義の構築
- 専門科目「サウンドデザイン」・「音楽情報科学」での事例 -長嶋洋一(SUAC)
Abstract
2020年前期(4月-9月)に、COVID-19に対応して実施した遠隔講義の構築に関して、SUAC(静岡文化芸術大学)デザイン学科の専門科目「サウンドデザイン」と「音楽情報科学」での事例を報告するとともに、世界的にさらに普及していくと思われるオンライン教育の有効性/課題/可能性について考察した。対面のライヴ講義であれば自然に伝わるサウンドメディアやプログラミングの勘所をリモート化する障壁は高いものの、各種の有効なツールによって補完される部分は少なくなく、逆にオンデマンド講義ならではのメリットを発見することもあった。本発表は「コンピュータ教育」領域と重複するが、専門科目の特性から音楽情報科学研究会管轄にて発表する。オンライン発表用資料
関連Web資料
参考文献
- ウェルネス・エンタテインメントのための錯覚体験システム〜聴覚やマルチモーダル錯覚を中心として〜
- SUACスタジオレポート2020と書評3件
- Jean-Claude Risset 温故知新
- オンライン会議ツールは楽しくないのか?
- Risset Rhythm 温故知新
- インタラクティブな錯覚体験システムの試作報告
- 脳波センサ"Muse 2"・"Muse S"は新楽器として使えるか
- ライヴComputer Musicパフォーマンスにおける身体運動とインタラクションについての考察
- メディアデザインにおけるバイオフィードバック応用の事例報告
- メディアアートにおけるサウンド素材のライヴ・サンプリング手法についての議論
- メディアアートにおける『数』の効果とデザイン手法について
- 音楽情報科学研究とリモート/オンラインとの相性について 〜COVID-19が齎したもの〜
- COVID-19対応リモート講義の構築 - 専門科目『サウンドデザイン』・『音楽情報科学』での事例 -
- 音楽情報科学研究会例会発表一覧
- 音楽情報科学研究会例会発表一覧
- サウンドデザイン
- 音楽情報科学
- アルゴリズム作曲
- 生体センサとMax4/MSP2による事例報告
- インタラクティブアートの統合的システム・プラットフォームとしてのMax/MSP
- 基礎心理学実験プロトタイピングツールとしてのMax7とウェルネスエンタテインメントプラットフォームとしてのMax7
- 音楽情報科学ツール"Max"を用いたメディアデザイン - RFIDの活用例を中心として
- Max前夜
- Max6日記
- Max7日記
- 続・Max7日記
- Sketching日記(Max8日記)
- COVID-19と戦いMax8を遠隔学習する方法
- サウンドデザイン2019
- サウンドデザイン2020
- 音楽情報科学2019
- 音楽情報科学2020