ネットワーク時代のコンピュータ音楽
長嶋 洋一
はじめに
コンピュータ音楽と「音情研」と「NIME」
- ここでの「コンピュータ音楽」とは - ICMA
- 楽音合成、音声合成、歌声合成
- 新楽器、新インターフェース
- 音源分離、採譜
- 自動演奏、自動伴奏(セッションシステム)、自動作曲(即興)
- 音楽情報検索、「おすすめ音楽」提示
- 音楽分析、新音楽理論、美学、メディア心理学
- 視覚情報の可聴化、音響情報の視覚化、身体情報との連携
- その他いろいろ・・・
- ICMCレポート(1992/1993/1994/1995/1997/1998/1999/2000/2003/2005/2007)は こちら
- 「音情研」とは - 音楽情報科学研究会
- 任意団体時代の「音情研」から
- 情報処理学会 音楽情報科学研究会
- 「ネットワーク時代のコンピュータ音楽」に興味があれば → 音情研にどうぞ(^_^)
- 最近の音情研の話題例 歌声情報処理
- NIMEとは
- ACMのWorkshopから国際会議へ
- 狭義には「新しい音楽インターフェース」 → 広義には「いろいろあり」(ネットワークはほぼdefault)
- 日本では2004年にNIME04をSUACで開催 (大会委員長)
- NIME03レポート
- NIME04レポート
- NIME05レポート
- NIME06レポート
- NIME07レポート
- NIME09レポート
- NIME2010レポート
- 長嶋Computer Music作品の公演の一部 → ここに簡単な紹介(一部movie)があります
インターネット以前 - 現在まで続くMIDI
RMCP と OSC
Improvisession と GDS Music
- バージョン 1 (1997)
- インフラはRMCP
- プラットフォームは SGI Indy
- Open-GLとC言語にて制作
- 緩い同時性を前提とする
- 「多」対「多」でのリアルタイムセッション (同じ室内で音響を共有)
- ヤマハからの受託研究
- バージョン 2 (2002)
- インフラはOSC
- プラットフォームは Mac
- Max/MSPにて制作
- ネット遅延を前提として音楽的枠組みを新たに提案
- 「多」対「多」でのリアルタイムセッション (ネット越しに別の場所も可能)
- GDS (global delayed session) Music
- ビデオ・デモ
- アルゴリズム作曲の発展 → FMC3 (IPA「未踏」採択プロジェクト)
他作家の仕事、まとめ
- SUACメディアアートフェスティバルでの事例紹介
- 三輪眞弘 氏
- 赤松正行 氏
- 矢坂健司 氏
- Joshua Kit Clayton 氏
- 「時間」について検討する必要がある