NIME2010 - 初めての南半球(Sydney)

2010年6月 長嶋洋一

NIME07 の発表参加のために、初めての南半球、シドニーに行きました。 国際会議NIMEには NIME03(モントリオール)、 NIME04(浜松)、 NIME05(バンクーバー)、 NIME06(パリ)、 NIME07(ニューヨーク)、 NIME09(米国)、 に続いての発表参加です。 ★をクリックして別ウインドウで開いた写真を閉じずに、さらに★をクリックすると中身が変わります。

6月14日(月)

e-wingに乗るために、「くるる」で浜松駅に行きました。 浜松駅に着いてみると、やはりe-wingに乗るという、院生2人+3回生2人と出会いました。 セントレアに行くe-wingは、ほぼ貸し切り状態に空いていました。

浜松駅からぴったり2時間でセントレア到着。やっぱりセントレアが最高に便利です。 学生たちもシンガポール経由でシドニーに行くということで、同じ飛行機でした。

飛行機に乗ってみると、学生たちは、とても近い席でした。 機内ではいつものようにワインで「数独」。

6時間のフライトで、トランジットのシンガポール空港に到着しました。 乗り継ぎまで時間があるので、ここで夕食の予定です。

我々の乗ったフライトの機長と一緒に撮れた、貴重な写真。

せっかくなので学生たちと一緒に中華の夕食、そして「別腹」のデザート(^_^)。

今度はシンガポールからシドニーへのフライトですが、これがなんと世界中で話題になった、 前から後ろまで全部2階建て、という巨大なA380でした。 機内ではあいかわらずワインで「数独」で変わりませんが、ボーイングよりも静かでした。

6月15日(火)

機中泊を経て、7時間のフライトでシドニーに到着しました。 まだ朝が早いということで、朝食をとりつつまったりしました。 この日は NIME2010はチュートリアルdayということで、僕は夕方のレジストレーションに行けばいいだけなので、 学生の後をついて回って、シドニー観光をすることにしました。

まだ朝なので、とりあえず荷物を置くだけのためにホテルに行ったところ、 チェックインがOKということで、荷物を置きました。 なんと専用のテラスがあるという豪華な部屋でしたが、 なんせ南半球は冬なので、ここに出ることはありませんでした(^_^;)。

学生たちと合流して、いよいよ半日のシドニー観光です。 僕は事前に何も調べていませんが、学生たちは「地球の歩き方」その他で予習していたらしいので、 安心して後を付いて行きました。 まずはホテルから歩いてスグのセントラルステーションへ。 えらく好天です。

チケットを買ってホームへ。シドニー市内にはモノレールとトラムもありますが、 これは普通の電車です。

到着したのは、オペラハウスとかのあるハーバーエリアです。ここをじっくりのんびり、散策しました。

次に行ったのは、シドニー博物館です。

その次には、The Rocksの界隈を歩きました。

その後、学生と分かれてホテルに帰り、UTSに行って無事にNIMEレジストレーションも終わったので、 この晩の夕食は、僕の部屋に学生が集合してのミニパーティとなりました。 レストランよりも、コンビニと酒屋で仕入れれば安くなります。

6月16日(水)

いよいよNIME2010の初日です。まずはホテルの部屋からUTSの会場まで。

そして午前のペーバーセッション開始です。ここからは、ノートにびっしりメモをとりつつの写真です。

午前のセッションが終わり、この日の昼食は、NIME国際組織委員会のメンバーがランチミーティングをする、 と前日にメイルが行き来して決まっていました。 NIMEを立ち上げたメンバーと、これまでにNIMEをホストとして開催した大会委員長がメンバーということで、 僕もこのメンバーなのです(^_^)。

昼食時間帯にパラレルで行われている、ポスター/デモセッションも盛況でした。

向かいのビルに戻り、NIME2010の午後のペーバーセッションとなりました。

NIME2010初日のセッションが終了したので、晩のコンサートに一緒に行く学生たちと 落ち合うためにモノレールに乗ってCity Centerに行き、シドニータワーに登って夜景を見ました。

まだシドニーついて1日というのに、もう学生たちは「和食が恋しい」というので、 日本食レストランでの夕食となりました。

その後、タクシーで向かったのは、NIMEレセプションに引き続きライブのあるライブハウスです。 いくつかのパフォーマンスを楽しみました。

6月17日(木)

NIME2010も2日目となりました。まずは午前のペーパーセッション。

午前のセッションが終わったので、デモ/ポスターの会場に走りました。 昼食は途中で仕入れたホットドッグだけです。 この日は僕のポスターの発表もありました。 MacBook AirとiPadの2台でのビデオデモが好評でした(^_^)。

そして午後のペーパーセッションとなりました。 前日もノートにびっしり2ページ、この日もノートにびっしり2ページのメモをとり、 遂に「来年に向けた研究のアイデア」がいくつか、出てきました(^_^)。

2日目のペーパーセッションも終わりました。 この日は、NIMEコンサートでなく、タナカアタウがライブハウスでギグをする、 というのでそちらに出かけることにしました。 まずは中華のレストランで、学生たちと夕食です。 ちょっと気張って、北京ダックもいただきました。

徒歩でちょっとのライブ会場に向かい、いよいよ怪しいライブです。 両手のiPhoneでのタナカアタウのパフォーマンスは圧巻でした(^_^)。

6月18日(金)

いよいよNIME2010も最終日となりました。 午前の最初のセッションは、Nicolas Collins氏の基調講演です。

引き続いて午前のセッションです。

ここで昼食休憩(裏ではポスター/デモ)の時間となりましたが、この時間帯しか無い、 ということでUTSを飛び出しました。昼食はデリでごく簡単に焼きそば。

そしてタクシーで向かったのは、ちょっと離れた倉庫で展示されているというインスタレーション作品、 「ビニール・ラリー」でした。これが何なのかは、写真から判断してみて下さい。 いわば、インタラクティブ・マルチメディア・サウンドインスタレーション・レーシングゲーム作品です。

午後も予定満載なので、タクシーでUTSに戻ってきました。

なんとか、ポスター/デモセッションに間に合いました。

そして最終日の午後のセッションです。 この日だけは、NIMEの歴史としては初めてですが、 2会場でのパラレルセッションとなりました。

最後に「来年はオスロへどうぞ」とアナウンスされて、NIME2010のペーパーセッションが終了しました。 その後、最終日のコンサートも、学生たちと行きました。 あまり時間がないので、近くの安いチャイニーズでの夕食です。

コンサート会場では、学生たちと分かれて、僕は最前列に陣取り、 左手で動画を、右手でこの静止画を、ずっと撮り続けました。

6月19日(土)

NIMEも終わり、帰国日となりました。 ただしフライトは午後遅い、ということで、チェックアウトの際にホテルに荷物を預けて、 学生たちがベイエリアを散歩するというのについて行く、という一日となりました。 土曜日ということでフリーマーケットにも行きました。

ホテルに戻って空港に向かってチェックイン、そして最後のお土産を仕入れたりしました。

いよいよ、シドニーからシンガポールまでの7時間のフライトです。

6月20日(日)

シンガポールに到着したのは日付の変わったあたり。 そのままスグに名古屋へのフライトに乗り継ぎ、さらに6時間のフライトでセントレアに到着しました。

セントレアからは、1人が静岡行きのバスに乗り、さらに1人が西インターで、 もう1人がコンコルド前で降りたので、最後には学生と二人で浜松駅に到着しました。

浜松駅から大学にくるるで行き、課題提出箱を回収整理と、 イキナリお仕事に戻りました。

・・・お疲れさまでした。(^_^)