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windowプロパティ ・・・ Window.windowを参照
Windowオブジェクト ・・・ Webブラウザのウィンドウまたはフレーム 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0、JavaScript1.1と1.2で機能拡張コーディング形式selfwindow window.frames[i] プロパティWindowオブジェクトは、次のようなプロパティを定義しています。ブラウザに依存するような互換性のないプロパティは、この一覧のあとに分けてまとめてあります。
Navigatorのプロパティ
IEのプロパティ
メソッドWindowオブジェクトは、次のような互換性のあるメソッドを定義しています。ブラウザに依存するような互換性のないメソッドは、この一覧のあとに分けてまとめてあります。
Navigatorのメソッド
IEのメソッド
イベントハンドラ
解説Windowオブジェクトはブラウザのウィンドウまたはフレームのことです。詳細は「13章」で説明しています。クライアントサイドJavaScriptでは、「グローバルオブジェクト」の役目をWindowオブジェクトは持っています。そして、現在のWindowオブジェクトを前提にして、すべての式を評価します。つまり、現在のウィンドウを明示的に指定する必要はありません。Windowオブジェクトは、グローバル変数のように使うことができるのです。例えば、window.documentと記述する代わりに、単にdocumentと書くだけで十分です。同様に、現在のWindowオブジェクトのメソッドを関数であるかのように使うこともできます。例えば、window.alert()ではなく単にalert()と記述するだけでもかまいません。 Windowオブジェクトは自分自身を参照するwindowプロパティやselfプロパティも持ちます。この2つのプロパティは、現在のウィンドウの参照を暗黙にではなく明示的に指定したいときに使用します。そのほかにもparentプロパティやtopプロパティ、frames[]配列が、現在のウィンドウに関連した他のWindowオブジェクトを参照します。 ウィンドウ内のフレームを参照する場合
フレームの親ウィンドウ(または親フレーム)を参照する場合
任意のフレームから自分が属する最上位ウィンドウを参照する場合
新たに最上位ウィンドウを生成する場合は、Window.open()メソッドを使います。open()メソッドを呼び出して、そのリターン値を変数に格納しておけば、その変数を使って新しいウィンドウを参照することができます。JavaScript 1.1の場合、新ウィンドウのopenerプロパティを使用すれば、そのウィンドウをオープンしたウィンドウを参照できます。 一般的に、ブラウザのウィンドウやフレームに対して何らかの操作を行うのがWindowオブジェクトのメソッドといえるでしょう。例えば、alert()、confirm()、prompt()などがそうです。これらのメソッドは簡単なダイアログボックスを介してユーザとやり取りします。 Windowオブジェクトの詳細については、「13章」を参照してください。Windowオブジェクトの個々のプロパティ、メソッド、イベントハンドラについては、それぞれの項目を参照してください。 関連項目Document、13章
Window.alert()メソッド ・・・ ダイアログボックスにメッセージを表示する 対応バージョンコアJavaScript 1.0コーディング形式window.alert(message)
解説alert()メソッドは、指定されたmessageをダイアログボックスに表示します。このダイアログボックスにはOKボタンがあります。ユーザがOKボタンをクリックすると、ダイアログボックスは消えます。Windowsプラットフォーム上では、alert()メソッドで表示されるダイアログボックスがモーダルなので、ユーザがダイアログボックスを消すまで、JavaScriptの実行は中断されます。Unixプラットフォーム上のNavigatorでは、alert()メソッドで表示されるダイアログボックスがモーダルではないので、JavaScriptの実行は中断されません。 使用上のヒントと注意alert()メソッドは、ユーザがフォーム要素に入力した値が何らかの意味で無効であるときに、エラーメッセージを表示して、ユーザに知らせるのが目的です。ダイアログボックスに問題点と対処法を表示します。ダイアログボックスの外観はプラットフォームによって異なりますが、たいていはエラーなどの警告メッセージとわかる表示になっています。alert()メソッドはどのようなメッセージでも表示できますが、「私のホームページにようこそ」とか、「あなたは今週177番めの訪問者です!」といったメッセージは、警告のグラフィックスには適切ではありません。ダイアログボックスに表示するmessageは、整形されたHTMLではなく、プレーンテキストになることに注意してください。改行文字\nを使って複数行に分割することが可能です。空白や下線などを使って多少の整形はできますが、その結果は使用するフォントによって異なります。したがって、一般的にはシステムによって異なると覚えておきましょう。Navigatorの場合、メッセージの先頭に"JavaScript Alert:"という警告表示が出ます。IEの場合、JavaScriptプログラムから来た旨の表示がないので、セキュリティ上の問題があると指摘されています。 関連項目Window.confirm()、Window.prompt()
Window.atob()メソッド ・・・ base64でエンコードされたデータをデコードする 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.atob(str64)
解説atob()メソッドは、base64でエンコードされた文字列をデコードし、デコードした値を文字列で返します。文字列の各文字は、バイナリデータの1バイトを表します。返されたこの文字列は、String.charCodeAt()メソッドを使って元のバイナリデータにすることができます。関連項目String.charCodeAt()、Window.btoa()
Window.back()メソッド ・・・ 前のドキュメントに戻る 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4コーディング形式window.back()解説back()メソッドを呼ぶと、window内に表示されていた1つ前のドキュメントを表示します。この動作は、ユーザがウィンドウのBack(戻る)ボタンをクリックしたときと同じ動作です。フレーム内のドキュメントでは、Window.back()メソッドの動作とHistory.back()メソッドの動作は違うことがあります。
Window.blur()メソッド ・・・ 最上位ウィンドウからキーボードフォーカスを離す 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1コーディング形式window.blur()解説blur()メソッドは、Windowオブジェクトによって指定された最上位ウィンドウからキーボードフォーカスを離します。Windowオブジェクトがフレームであった場合、そのフレームを持っている最上位ウィンドウがキーボードフォーカスを失います。通常、最上位ウィンドウがフォーカスを失うと、バックグラウンド、つまり一番後ろに移されます。関連項目Window.focus()
Window.btoa()メソッド ・・・ バイナリデータをbase64でエンコードする 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.btoa(data)
解説btoa()メソッドは、バイナリデータdataの文字列をbase64でエンコードし、エンコードされた文字列を返します。dataの各文字は、バイナリデータの1バイトを表しますが、実際は、dataは文字列ではなく、バイトの配列です。btoa()メソッドが返すbase64でエンコードされた文字列は、有効なASCII文字だけを含みます。バイナリデータは、String.fromCharCode()メソッドを使って文字列にエンコードできることも覚えておいてください。 関連項目String.fromCharCode()、Window.atob()
Window.captureEvents()メソッド ・・・ キャプチャするイベントの型を指定する 対応バージョンクライアントサイド Navigator4コーディング形式window.captureEvents(eventmask)document.captureEvents(eventmask) layer.captureEvents(eventmask)
解説captureEvents()メソッドは、Windowクラス、Documentクラス、Layerクラスのメソッドです。このメソッドの役割は、どのクラスでも同じです。Navigator 4のイベントモデルでは、指定されたwindow、document、layer内で起きたイベントはすべて、そのウィンドウ、ドキュメント、レイヤに渡され、実際にイベントが起きたオブジェクトには渡されません。キャプチャしたいイベントの型は、eventmaskで指定します。このeventmaskは、Eventクラスで定義されている静的定数のビットマスクです。Event.TYPEプロパティにビットマスク定数の一覧がありますので、参照してください。 関連項目Window.handleEvent()、Window.releaseEvents()、Window.routeEvent()、Event.TYPE、15章
Window.clearInterval()メソッド ・・・ 定期的なコードの実行を中止する 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2コーディング形式window.clearInterval(intervalId)
解説clearInterval()メソッドは、setInterval()メソッドによって開始されたコードの繰り返し実行をやめます。intervalId引数は、setInterval()メソッドを呼び出したときに返された値でなければなりません。関連項目Window.setInterval()
Window.clearTimeout()メソッド ・・・ タイムアウト処理を取り消す 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.clearTimeout(timeoutId)
解説clearTimeout()メソッドは、setTimeout()メソッドによって延期されているコードの実行を取り消します。timeoutID引数はsetTimeout()からのリターン値です。これは、取り消す対象のタイムアウトを特定するために使用します。関連項目Window.setTimeout()
Window.clientInformationプロパティ ・・・ Window.navigatorと同じ 対応バージョンクライアントサイド IE 4コーディング形式Window.clientInformationclientInformation 解説clientInformationプロパティは、navigatorプロパティと同じ機能を持ったIE 4用のプロパティです。clientInformationプロパティもnavigatorプロパティもNavigatorオブジェクトを参照しています。clientInformationプロパティのほうがnavigatorプロパティよりもブラウザ一般を指す適切な名前なのですが、Navigatorではサポートされていません。ですから、このプロパティは互換性がありません。 関連項目navigator、Navigator
Window.close()メソッド ・・・ ブラウザウィンドウをクロ−ズする 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.close()解説close()メソッドは、windowで指定された最上位のブラウザウィンドウをクローズします。自分のウィンドウをクローズする場合は、self.close()または単にclose()と指定します。JavaScript 1.1の場合、JavaScriptでクローズできるのはJavaScriptでオープンしたウィンドウにかぎられます。これは、ユーザのブラウザを故意に終了させようとする悪意のあるスクリプトから守るためです。 本書執筆現在、ウィンドウ内のフレームをクローズする有効な方法がありません。したがって、個々のフレームに対応するウィンドウではなく最上位のブラウザウィンドウに対してのみclose()メソッドを呼び出します。 関連項目Window.closed、Window.open()、Window.opener
Window.closedプロパティ ・・・ ウィンドウがクローズされているかどうかを表す論理値 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1コーディング形式window.closed解説Windowオブジェクトのclosedプロパティは、ウィンドウがクローズされているかどうかを示す読み出し専用の論理値です。ブラウザウィンドウがクローズしても、そのウィンドウに対応するWindowオブジェクトは消えません。Windowオブジェクトはそのまま生き残りますが、closedプロパティにtrueが設定されます。使用上のヒントと注意クローズされたウィンドウは使用したり操作したりしてはいけません。クローズされている可能性がある場合は、closedプロパティをチェックして確認してからWindowオブジェクトを使うようにしなければなりません。関連項目Window.close()、Window.open()、Window.opener
Window.confirm()メソッド ・・・ ユーザに確認を求める 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.confirm(question)
解説confirm()メソッドは、windowにポップアップしたダイアログボックスに指定されたquestionを表示します。ダイアログボックスの外観はプラットフォームによって異なりますが、たいていの場合、ユーザに応答を求めていることがわかるグラフィックが表示されます。ダイアログボックスには、OKボタンとCancelボタンがあります。confirm()メソッドは、ユーザがOKボタンをクリックしたときにtrue、Cancel(キャンセル)ボタンをクリックしたときにfalseをそれぞれ返します。confirm()メソッドによりダイアログボックスが表示されている間は、ユーザがメインウィンドウに入力しても受け付けられません。メソッドのリターン値が、ユーザがOKボタンとCancelボタンのどちらをクリックするかに依存するので、JavaScriptもユーザからの応答があるまで処理を中断します。 使用上のヒントと注意ダイアログボックスに表示されるquestionは、プレーンテキスト文字列であって、HTML形式でフォーマットされたものでないことに注意してください。改行文字\nを使って複数行に分割することが可能です。空白や下線などを使って多少の整形はできますが、その結果は使用するフォントによって異なります。したがって、一般的にはシステムによって異なると覚えておきましょう。ダイアログボックスに表示されるラベルを変更することはできません(例えば、"Yes" "No"などに変えることはできません)。したがって、表示するメッセージが"OK"と "Cancel(キャンセル)"に合うように注意する必要があります。 関連項目Window.alert()、Window.prompt()
Window.cryptoプロパティ ・・・ Cryptoオブジェクトへの参照 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4.04以降コーディング形式window.crypto解説cryptoプロパティは、このウィンドウが持っているCryptoオブジェクトへの参照です。このプロパティは読み出し専用です。詳細は、Cryptoオブジェクトの項を参照してください。関連項目Crypto
Window.defaultStatusプロパティ ・・・ ステータス行に表示されるデフォルトのテキスト 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.defaultStatus解説WindowオブジェクトのdefaultStatusプロパティは、ウィンドウのステータス行に表示するデフォルトのテキストです。読み書きが可能な文字列です。Navigatorの場合、ファイルの読み込みの進行状態、マウスポインタが上に来ているハイパーテキストのリンク先などがこのステータス行に表示されます。これらの一時的なメッセージを表示しないとき、ステータス行はデフォルトではブランクのままです。しかし、defaultStatusプロパティにメッセージを設定することでステータス行が使われていないときにそのメッセージを表示したり、defaultStatusプロパティを読み出してデフォルトのメッセージの内容を知ることも可能です。defaultStatusプロパティに設定したテキストは、ユーザがマウスポインタをハイパーテキストリンクの上に重ねたときに、一時的に上書きされますが、そのメッセージが消えればすぐに再表示されます。フレームに対応するWindowオブジェクトのdefaultStatusプロパティを設定すると、マウスがそのフレーム内にあれば(そのフレームがフォーカスを得ているかどうかにかかわらず)、指定されたメッセージが表示されます。フレームを持たない最上位のウィンドウのdefaultStatusプロパティを設定すると、ウィンドウが表示されていれば、指定されたメッセージも常に表示されます。複数のフレームを持つ最上位のウィンドウのdefaultStatusプロパティを設定すると、フレーム間の境界線上にマウスがあるときだけ、指定されたメッセージが表示されます。フレーム化されたドキュメントで常にメッセージを見えるようにするには、そのドキュメントのすべてのフレームに対してdefaultStatusプロパティを設定する必要があります。 使用上のヒントと注意defaultStatusプロパティを使用すると、ステータス行にメッセージを半永久的に表示することができます。一時的に表示する場合は、statusプロパティを使います。関連項目Window.status
Window.disableExternalCapture()メソッド ・・・ 異なるサーバから読み込んだページ間のイベントキャプチャを停止する 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.disableExternalCapture()解説disableExternalCapture()メソッドは、Window.enableExternalCapture()メソッドと反対のことをします。このメソッドを使うと、別のサーバから読み込まれたウィンドウやドキュメント、レイヤで起こったイベントのキャプチャを停止します。関連項目Window.captureEvents()、Window.enableExternalCapture()、15章
Window.documentプロパティ ・・・ Documentオブジェクトへの参照 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.document解説WindowオブジェクトのdocumentプロパティはDocumentオブジェクトへの参照(読み出し専用)です。最上位のウィンドウまたはフレームになるwindowが持っているドキュメントのことです。詳しくはDocumentオブジェクトの項を参照してください。
Window.enableExternalCapture()メソッド ・・・ 異なったサーバから読み込まれたページのイベントをキャプチャできるようにする 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.enableExternalCapture()解説スクリプトが読み込まれたサーバとは別のサーバから読み込まれたコンテンツ上でイベントが起きても、セキュリティ上の理由から、デフォルトではそのイベントを捕らえることはできません(このため、パスワードを入力しているときのキーストロークを検出するといったような、他のスクリプトの挙動を盗み見ることはできません)。しかし、UniversalBrowserWrite特権を持っている信頼されたスクリプトだと、enableExternalCapture()メソッドを呼ぶことができます。そして、このスクリプトが読み込まれたサーバとは別のサーバから読み込まれたウィンドウやドキュメント、レイヤ内で起きたイベントを、捕らえることができるようになります。関連項目Window.captureEvents()、Window.disableExternalCapture()、15章
Window.eventプロパティ ・・・ 最後に起きたイベントに関する詳細情報 対応バージョンクライアントサイド IE 4コーディング形式window.event解説eventプロパティは、Eventオブジェクトへの参照です。このプロパティは、window内で最後に発生したイベントについて、詳しい情報を持っています。Navigator 4のイベントモデルでは、すべてのイベントハンドラに、対応するEventオブジェクトが渡されます。一方IE 4では、Eventオブジェクトは渡されません。イベントハンドラは、Windowオブジェクトのeventプロパティから、イベントについての情報を得なければなりません。 関連項目15章
Window.find()メソッド ・・・ ドキュメント内を検索する 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.find()window.find(target, caseSensitive, backwards)
解説find()メソッドは、window内に表示されたドキュメント中に、target文字列があるかどうか調べます。引数を指定しなかった場合、ダイアログボックスを表示して検索文字列をユーザに入力できるようにします。この動作は、ユーザがブラウザのFind(検索)ボタンを押したときと同じものです。ドキュメント中に指定された文字列が見つかった場合、その部分を強調した表示にし、trueを返します。指定された文字列が見つからなかった場合、falseを返します。 backwardsが省略されたり、falseが設定されたりすると、find()メソッドは前から検索します。このとき、ドキュメント中に選択されているところがあると、選択されている文字列の次にある文字から探し始めます。どこも選択されていない場合は、ドキュメントの最初から探し始めます。find()メソッドは、見つけた文字列を選択された状態にするので、何度もfind()メソッドを呼び出すと、ドキュメント中にある検索文字列をすべて見つけることができます。backwards引数がtrueに設定されると、find()メソッドは後方から検索します。このとき、ドキュメント中に選択されているところがあると、選択されている文字列の前にある文字から探し始めます。どこも選択されていない場合は、ドキュメントの最後から探し始めます。
Window.focus()メソッド ・・・最上位ウィンドウへキーボードフォーカスを移す 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1コーディング形式window.focus()解説focus()メソッドは、Windowオブジェクトによって指定された最上位ウィンドウへキーボードフォーカスを移します。このWindowオブジェクトがフレームの場合、そのフレームを持っている最上位ウィンドウへキーボードフォーカスが移ります。たいていのプラットフォームでは、最上位ウィンドウがフォーカスを得ると前面に出ます。関連項目Window.blur()
Window.forward()メソッド ・・・ 次のドキュメントに移動する 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.forward()解説forward()メソッドを呼ぶと、window内に表示されていた次のドキュメントを表示します。この動作は、ユーザがウィンドウのForward(次)ボタンをクリックしたときと同じ動作です。フレーム内のドキュメントでは、Window.forward()メソッドの動作とHistory.forward()メソッドの動作は違うことがあります。
Window.frames[]プロパティ ・・・ ウィンドウ内のフレームのリスト 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.frames[i]window.frames.length 解説framesプロパティは、Windowオブジェクトへの参照の配列です。このWindowオブジェクトは、指定されたwindow内にある各フレームに対応しています。frames.lengthプロパティは、window.lengthの場合と同様に、frames[]配列に格納された要素数を持っています。frames[]配列によって参照されるフレームは、自分自身でほかのフレームを持ち、frames[]配列を持つ場合があることに注意しましょう。
Window.handleEvent()メソッド ・・・ 適切なハンドラにイベントを渡す 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.handleEvent(event) document.handleEvent(event) layer.handleEvent(event) htmlElement.handleEvent(event)
解説handleEvent()メソッドは、Windowクラス、Documentクラス、Layerクラス、そして、イベントハンドラをサポートしているすべてのHTML要素のメソッドです。オブジェクトoでこのメソッドが呼び出されたとき、event引数の型を特定して、そのEventオブジェクトをoの適切なハンドラに渡します。関連項目Window.routeEvent()、15章
Window.historyプロパティ ・・・ Historyオブジェクトへの参照 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.history解説historyプロパティは、windowのHistoryオブジェクトへの参照(読み出し専用)です。このwindowは最上位のウィンドウまたはフレームでもかまいません。詳細はHistoryオブジェクトの項を参照してください。
Window.home()メソッド ・・・ ホームページを表示します 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4コーディング形式window.home()解説home()メソッドを呼ぶと、ブラウザは設定されているホームページを表示します。この動作は、ユーザがブラウザのHome(ホーム)ボタンをクリックしたときと同じ動作です。
Window.innerHeightプロパティ ・・・ ドキュメントの表示領域の高さ 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。100ピクセル以下に設定するには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.innerHeight解説innerHeightプロパティは、windowの表示領域の高さをピクセルで指定する読み書き可能なプロパティです。この高さには、メニューバーやツールバー、スクロールバー等は含まれていません。
Window.innerWidthプロパティ ・・・ ドキュメントの表示領域の幅 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。100ピクセル以下に設定するには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.innerWidth解説innerWidthプロパティは、windowの表示領域の幅をピクセルで指定する読み書き可能なプロパティです。この幅には、スクロールバーやウィンドウ装飾等は含まれていません。
Window.javaプロパティ ・・・ javaを参照
Window.lengthプロパティ ・・・ ウィンドウ内のフレーム数 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.length解説lengthプロパティはwindowに格納されるフレーム数のことです。このwindowは最上位のウィンドウまたはフレームでもかまいません。lengthプロパティはwindow.frames[]配列の要素数でもあります。
Window.locationプロパティ ・・・ ウィンドウのURL 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.location解説locationプロパティは、windowのLocationオブジェクトへの参照(読み出し専用)です。このオブジェクトは、現在ロードされているドキュメントのURLを表します。詳細はLocationオブジェクトの項を参照してください。locationプロパティにURLを含んだ文字列を割り当てると、ブラウザはそのURLの内容を読み込み、表示します。
Window.locationbarプロパティ ・・・ ブラウザのロケーションバーが表示されているかどうかを表す 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。ロケーションバーの表示や非表示の切り替えには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.locationbar.visibility解説locationbarプロパティは、ブラウザのロケーションバーを表すBarオブジェクトへの参照です(読み出し専用)。Barオブジェクトのvisibilityプロパティを使うと、ロケーションバーがwindow内に表示されているかどうかを調べることができます。署名されてUniversalBrowserWrite特権があるスクリプトの場合は、このプロパティを使ってロケーションバーを表示したり隠したりできます。
Window.Mathプロパティ ・・・ Mathを参照
Window.menubarプロパティ ・・・ ブラウザのメニューバーが表示されているかどうかを表す 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。メニューバーの表示や非表示の切り替えには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.menubar.visibility解説menubarプロパティは、ブラウザのメニューバーを表すBarオブジェクトへの参照です(読み出し専用)。Barオブジェクトのvisibilityプロパティを使うと、メニューバーがwindow内に表示されているかどうかを調べることができます。署名されてUniversalBrowserWrite特権があるスクリプトの場合は、このプロパティを使ってメニューバーを表示したり隠したりできます。
Window.moveBy()メソッド ・・・ 指定した量だけウィンドウを移動する 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2。Navigator 4でウィンドウを画面の外に移動するためには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.moveBy(dx, dy)
解説moveBy()メソッドは、指定された相対量dx、dyだけwindowを移動させます。Navigatorでは、UniversalBrowserWrite特権がないと、ウィンドウの一部分であっても画面の外に移動させることはできません。
Window.moveTo()メソッド ・・・ 指定した座標にウィンドウを移動する 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2。Navigator 4でウィンドウを画面の外に移動させるためには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.moveTo(x, y)
解説moveTo()メソッドは、(x, y)座標に左上の角が来るようにwindowを移動します。Navigatorでは、UniversalBrowserWrite特権がないと、ウィンドウの一部分であっても画面の外に移動することはできません。
Window.nameプロパティ ・・・ ウィンドウの名前 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0、JavaScript 1.1(読み書きが可能)コーディング形式window.name解説nameプロパティはwindowの名前のことです。JavaScript 1.0の場合、nameプロパティは読み出し専用ですが、JavaScript 1.1では読み書きが可能です。最上位ウィンドウの名前は、Window.open()メソッドのname引数で初期設定されます。フレームの名前は、<FRAME>HTMLタグのNAME属性で初期設定されます。<A>や<FORM>タグのTARGET属性値として最上位ウィンドウやフレームの名前を使うことができます。このようにTARGET属性を使用した場合、ハイパーリンクされたドキュメントやフォーム送信結果は、指定されたウィンドウに表示されます。 Navigatorがオープンした初期ウィンドウや、メニュー項目からNew Web Browser(新しくブラウザのウィンドウを開く)を選択して開いたウィンドウには名前がありません(name =="")。したがって、別の最上位ウィンドウからTARGET属性を使ってこれらのウィンドウにアクセスすることはできません。JavaScript 1.1ではname属性を設定できるので、この問題を回避できます。 関連項目Form.target、Link.target
Window.navigate()メソッド ・・・ 新しいURLのロード 対応バージョンクライアントサイド IE 3コーディング形式window.navigate(url)
解説IEのWindow.navigate()メソッドは、引数urlを指定されたwindowにロードします。このメソッドはNavigatorではサポートされていません。NavigatorでもIEでも、必要なwindowのlocationプロパティにurlを指定するだけで、これと同じ機能が実現できます。 関連項目Location、Window.location
Window.navigatorプロパティ ・・・ navigatorとNavigatorを参照
Window.netscapeプロパティ ・・・ netscapeを参照
Window.offscreenBufferingプロパティ ・・・ ウィンドウの更新をする際に、バッファリングするかどうかを指定します 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2コーディング形式window.offscreenBuffering解説offscreenBufferingプロパティは、ウィンドウの更新情報がウィンドウに送られる前に、オフスクリーンバッファで処理するかどうかを指定します。このようなダブルバッファリングの手法を使うと、DHTMLアニメーションのちらつきを押さえることができます。しかし、余計なメモリとCPUに負荷がかかります。このプロパティのデフォルトの値は、「auto」です。この値の場合、バッファリングをするかどうかはブラウザが決めます。このプロパティを「true」に設定すると、ブラウザは常にバッファリングを行います。「false」に設定すると、バッファリングは行いません。
Window.onblurハンドラ ・・・ ウィンドウからフォーカスが離れたときに呼び出される 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1コーディング形式<BODY onBlur="handler" ... ><FRAMESETonBlur="handler" ... > window.onblur 解説Windowオブジェクトのonblurハンドラは、ウィンドウがキーボードフォーカスを失ったときに呼び出されるイベントハンドラ関数を指定します。onblurハンドラの定義はドキュメントの<BODY>タグ、またはフレームセットの<FRAMESET>タグのonBlur属性で行います。この属性には任意個数のJavaScript文が指定できます。複数の文はセミコロンで区切ります。 Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonblurハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含んでいるWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。 使用上のヒントと注意自分のWebで何らかのアニメーションを実行している場合は、ウィンドウから入力フォーカスが離れたときに、onblurハンドラでアニメーションを取り消すようにしましょう。ウィンドウがフォーカスを持たないということは、ユーザはそのウィンドウを見ていない可能性が高いからです。関連項目Window.blur()、Window.focus()、Window.onfocus
Window.ondragdropイベントハンドラ ・・・ ドラッグアンドドロップされたときに呼び出されます 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4コーディング形式<BODY onDrgaDrop="handler" ... ><FRAMESET onDragDrop="handler" ... > window.ondragdrop 解説Windowオブジェクトのondragdropイベントハンドラは、オブジェクトがドラッグアンドドロップされたときに呼び出されるイベントハンドラ関数を指定します。ondragdropハンドラの定義はドキュメントの<BODY>タグ、またはフレームセットの<FRAMESET>タグのonDragDrop属性で行います。この属性には任意個数のJavaScript文が指定できます。複数の文はセミコロンで区切ります。イベントハンドラ関数がHTML属性で定義された場合は、スコープはウインドウではなく、その要素になります。 ondragdropハンドラ関数は、引数としてEventオブジェクトが渡されます。このオブジェクトのdataプロパティは、ドロップされたオブジェクトのURLを含んだ文字列の配列です。しかし、このdataプロパティを読むためにはUniversalBrowserWriteが必要であることに注意してください。
Window.onerrorハンドラ ・・・ JavaScriptエラーが発生したときに呼び出される 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1コーディング形式onerrorイベントハンドラを登録する方法window.onerror=handler-func Navigatorは次の形式でハンドラを呼び出します window.onerror(message, url, line)
解説Windowオブジェクトのonerrorハンドラは、対応するウィンドウでコードを実行中にJavaScriptエラーが発生したときに、呼び出されます。JavaScriptのデフォルトのエラーハンドラはエラーダイアログボックスを表示します。このエラー処理をカスタマイズしたいときは、自分専用のonerrorハンドラを定義します。onerrorハンドラを定義するには、Windowオブジェクトのonerrorプロパティに関数を設定します。onerrorハンドラは、ほかのイベントハンドラと異なり、HTMLタグで定義できません。 onerrorハンドラは3つの引数を伴って呼び出されます。1つ目はエラーメッセージです。2つ目は、エラーが発生したドキュメントのURLです。3つ目は、エラーが発生した行番号です。エラー処理関数は指定された引数に基づいてさまざまな処理を行います。例えば、自分専用のエラーダイアログボックスを表示したり、エラーをログに記録したりできます。ハンドラがエラーを処理したのでJavaScript側の対処が不要な場合は、trueを返します。ハンドラがエラーを処理せず記録しただけなどで、JavaScriptがデフォルトのダイアログボックスを表示する必要がある場合は、falseを返します。 なお、このイベントハンドラは、trueを返してブラウザ側の対処が不要であることを知らせますが、Form要素のイベントハンドラはfalseを返して、フォームの送信などのアクションをブラウザがとらないようにします。これは一貫性がなく間違えやすいので要注意です。 対応するウィンドウのonerrorプロパティに、trueを返して何もしない関数を設定すると、そのウィンドウ全体のエラー処理が無効になります。デフォルトのエラー処理に戻したい場合は、onerrorプロパティに、falseを返して何もしない関数を設定してください。
Window.onfocusハンドラ ・・・ ウィンドウにフォーカスが移ったときに呼び出される 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1コーディング形式<BODY onFocus="handler" ... > <FRAMESET onFocus="handler" ... > window.onfocus 解説Windowオブジェクトのonfocusハンドラは、ウィンドウがキーボードフォーカスを得たときに呼び出されるイベントハンドラ関数を指定します。onfocusハンドラの定義はドキュメントの<BODY>タグ、またはフレームセットの<FRAMESET>タグのonFocus属性で行います。この属性には任意個数のJavaScript文が指定できます。複数の文はセミコロンで区切ります。 Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonfocusハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含んでいるWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。 使用上のヒントと注意自分のWebで何らかのアニメーションを実行している場合は、onfocusイベントハンドラを使ってアニメーションを動かしはじめ、onblurハンドラを使ってアニメーションを止めましょう。こうすると、ユーザがウィンドウに注目しているときだけ、アニメーションが動きます。関連項目Window.blur()、Window.focus()、Window.onblur
Window.onloadハンドラ ・・・ ドキュメントが完全に読み込まれたときに呼び出される 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式<BODY onLoad="handler" ... > <FRAMESET onLoad="handler" ... > window.onload 解説Windowオブジェクトのonloadプロパティは、ドキュメント、またはフレームセットが完全に読み込まれたときに呼び出されるイベントハンドラ関数を指定します。onloadプロパティの定義はドキュメントの<BODY>タグ、またはフレームセットの<FRAMESET>タグのonLoad属性で行います。この属性には任意個数のJavaScript文が指定できます。複数の文はセミコロンで区切ります。 onloadイベントハンドラが呼び出されたことは、ドキュメントが完全にロードされたことを意味します。言い換えると、そのドキュメント内のすべてのスクリプトが実行されており、スクリプト内のすべての関数が定義されており、すべてのフォームとそのほかのドキュメント要素が解析され、Documentオブジェクトを介して利用できる状態になっているはずです。 使用上のヒントと注意ドキュメントが完全に読み込まれているかどうかにイベントハンドラが依存している場合、これらのイベントハンドラを実行する前に、ドキュメントの読み込みが完了していることを確かめなければなりません。ボタンがドキュメントに現れたのに、そのボタンが必要とするドキュメントの一部がまだ読み込まれてない場合、ユーザがボタンをクリックすると、思いがけない振る舞いやエラーが発生する恐れがあります。ドキュメントが完全に読み込まれたことを確認する方法を1つ紹介しましょう。onloadハンドラでloaded変数にtrueを設定し、この変数の値をチェックすることです。そうすれば、完全に読み込まれたドキュメントに基づく処理をしても安心です。バグ情報JavaScriptは、あるウィンドウ内のフレームごとにonloadハンドラを呼び出してから、そのウィンドウ自身のonloadハンドラを呼び出すものと想定しています。しかし、Navigator 2は必ずしもそうしているわけではありません。したがって、フレーム化されたドキュメントの場合は、個々のフレームが完全にロードされたことを確かめる必要があります。関連項目Window.onunload
Window.onmoveイベントハンドラ ・・・ ウィンドウが移動したときに呼び出される 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4。ただし、UnixプラットフォームのNavigator 4ではサポートされていません。コーディング形式<BODY onMove="handler" ... > <FRAMESET onMove="handler" ... > window.onmove 解説Windowオブジェクトのonmoveハンドラは、ユーザが最上位ウィンドウを画面上の別の位置に移動させたときに呼び出されるイベントハンドラ関数を指定します。onmoveハンドラの定義はドキュメントの<BODY>タグ、またはフレームセットの<FRAMESET>タグのonMove属性で行います。この属性には任意個数のJavaScript文が指定できます。複数の文はセミコロンで区切ります。 onmoveイベントハンドラが呼び出されるときに、イベント情報を含んだEventオブジェクトが引数として渡されます。このオブジェクトのプロパティは、ウィンドウの新しい位置に関する情報が含まれています。
Window.onresizeイベントハンドラ ・・・ ウィンドウのサイズが変更されたときに呼び出される 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2コーディング形式<BODY onResize="handler" ... > <FRAMESET onResize="handler" ... > window.onresize 解説Windowオブジェクトのonresizeハンドラは、ウィンドウ、またはフレームの大きさをユーザが変えたときに呼び出されるイベントハンドラ関数を指定します。onresizeハンドラの定義はドキュメントの<BODY>タグ、またはフレームセットの<FRAMESET>タグのonResize属性で行います。この属性には任意個数のJavaScript文が指定できます。複数の文はセミコロンで区切ります。 Navigator 4では、引数としてEventオブジェクトがonresizeハンドラに渡されます。一方IE 4では引数が渡されるのではなく、elementを含んでいるWindowオブジェクトのeventプロパティとして適切なEventオブジェクトが使えます。 Navigator 4の場合、Eventオブジェクトのwidthプロパティとheightプロパティから新しいウィンドウの大きさを得ることができます。
Window.onunloadハンドラ ・・・ ブラウザが現在のページから離れたときに呼び出される 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式<BODY onUnload="handler" ... > <FRAMESET onUnload="handler" ... > window.onunload 解説Windowオブジェクトのonunloadプロパティは、新しいドキュメントやフレームを読み込むために、今表示されているドキュメント、またはフレームを「unload」するときに呼び出されるイベントハンドラ関数を指定します。onunloadプロパティの定義はドキュメントの<BODY>タグ、またはフレームセットの<FRAMESET>タグのonUnload属性で行います。この属性には任意個数のJavaScript文が指定できます。複数の文はセミコロンで区切ります。 onunloadハンドラは、新しいドキュメントをロードする前にブラウザ状態を「きれいな状態」に戻す必要があるときに利用します。 ブラウザが複数のフレームで構成するサイトを離れるときには、それぞれのフレームごとにonunloadハンドラを呼び出してからブラウザ自身に対してonunloadハンドラが呼び出されます。 現在のページを離れて、別の場所に移動するようにユーザがブラウザに指示すると、onunload()ハンドラが呼ばれます。(例えばWindow.confirm()やWindow.prompt()といっしょに)onunloadイベントハンドラからダイアログボックスを表示すると、新しいページの読み込みが遅くなるので避けたほうがよいでしょう。 関連項目Window.onload
Window.open()メソッド ・・・ 新しいウィンドウを開く、または名前が付いたウィンドウにページを読み込む 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0、JavaScript1.1で機能拡張コーディング形式window.open(url, name, features, replace)
解説open()メソッドは、既存のウィンドウを探し、もしなければ新たにウィンドウを開きます。既存のウィンドウ名をname引数にすると、そのウィンドウへの参照が返されます。このウィンドウには、urlで指定されたURLが表示されますが、features引数は無視されます。JavaScriptの場合、名前しかわからないウィンドウへの参照を獲得するにはこの方法しかありません。name引数を指定しなかった場合、あるいは指定された名前のウィンドウが存在しなかった場合、open()メソッドは新しいブラウザウィンドウを開きます。このウィンドウには、urlで指定されたURLが表示されます。nameで指定された名前を持ち、featuresで指定されたサイズとコントロール付きで表示されます(features引数については後述します)。urlに空の文字列が指定されていた場合、open()メソッドはブランクのウィンドウを表示します。 name引数は新しいウィンドウの名前です。この名前には英数字と下線が使えます。<FORM>HTMLタグ、または<A>HTMLタグのTARGET属性値としてこの名前を使用すると、ドキュメントをそのウィンドウに表示させることができます。 JavaScript 1.1の場合、Window.open()メソッドでウィンドウに新しいドキュメントをロードしたとき、replace引数が使えます。replace引数を使って、ウィンドウのブラウジング履歴に新しいエントリを作成するか、それとも現在のエントリに上書きするかを指定します。この引数がtrueの場合、新しいドキュメントが古いドキュメントを上書きします。この引数がfalseであるか引数を省略した場合、ブラウジング履歴に新ドキュメント用の新しいエントリが作成されます。この引数はLocation.replace()メソッドとほぼ同じ機能を提供します。 このWindow.open()メソッドと、document.open()メソッドとを混同しないようにしてください。これら2つのメソッドは、別の機能を持っています。コード中で明確にするために、open()ではなくてWindow.open()と書いたほうがよいでしょう。HTML属性としてイベントハンドラを定義すると、ほとんどの場合open()はdocument.open()として解釈されます。したがって、window.open()と書かなければなりません。 Features引数features引数はウィンドウに表示する機能をカンマで区切って指定します。この引数は省略可能です。この引数を省略するか、空のままの場合、すべての機能がウィンドウに表示されます。この引数に特定の機能を指定した場合は、その指定された機能だけがウィンドウに表示されます。featuresに渡す文字列には、空白が含まれていてはいけません。features引数の形式は次のとおりです。feature[=value] 通常、valueの値はyesかnoです。その場合、上記の等号記号とvalueは省略できます。特定の機能が指定されていれば、yesが指定されているものと見なされます。何もなければnoだと見なされます。しかし、widthとheightの場合はvalueが必要です。単位はピクセルで指定します。 features引数で指定可能な機能と意味の一覧を挙げておきます。
バグ情報UnixやMacintoshプラットフォームでNavigator 2を使用する場合、url引数は無効です。その場合の回避策としては、いったんopen()を呼び出してウィンドウを生成し、それからもう一度open()を呼び出してURLを設定します。あるいは、新しい(空の)ウィンドウのlocationプロパティを使って必要なURLを読み込みます。関連項目Location.replace()、Window.close()、Window.opener
Window.openerプロパティ ・・・ 自分をオープンしたウィンドウ 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1コーディング形式window.opener解説openerプロパティは、読み書きが可能なWindowオブジェクトへの参照です。このWindowオブジェクトは、現在の最上位ウィンドウを開くためにopen()を呼び出したWindowオブジェクトになります。このプロパティは最上位ウィンドウを示すWindowオブジェクトの場合のみ有効です。フレームを示すWindowオブジェクトの場合は無効です。openerプロパティを利用すると、自分自身を生成したウィンドウ内で定義された変数や関数にアクセスできるので、便利です。
Window.outerHeightプロパティ ・・・ ウィンドウ領域の高さ 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4。100ピクセルより小さくするためには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.outerHeight解説outerHeightプロパティは、windowの高さをピクセル数で表します。読み書き可能です。この高さは、メニューバー、ツールバー、スクロールバー、ウィンドウの境界等を含みます。
Window.outerWidthプロパティ ・・・ ウィンドウ領域の幅 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4。100ピクセルより小さくするためには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.outerWidth解説outerWidthプロパティは、windowの幅をピクセル数で表します。読み書き可能です。この幅は、スクロールバー、ウィンドウの境界等を含みます。
Window.Packagesプロパティ ・・・ Packagesを参照
Window.pageXOffsetプロパティ ・・・ 水平スクロールバーの現在位置 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.pageXOffset解説pageXOffsetプロパティは、現在表示されているドキュメントが、どれだけ右にスクロールされているかをピクセル数で表します。読み出し専用の整数になります。関連項目Window.scrollBy()、Window.scrollTo()
Window.pageYOffsetプロパティ ・・・ 垂直スクロールバーの現在位置 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.pageYOffset解説pageYOffsetプロパティは、現在表示されているドキュメントが、どれだけ下にスクロールされているかをピクセル数で表します。読み出し専用の整数になります。この値が0のとき、ドキュメントの上端がウィンドウの上端に来ています。関連項目Window.scrollBy()、Window.scrollTo()
Window.parentプロパティ ・・・ フレームの親 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.parent解説parentプロパティは、windowを含むWindowオブジェクトへの参照(読み出し専用)です。windowに最上位ウィンドウを指定した場合、parentはそのウィンドウ自身のことになります。windowにフレームを指定した場合、parentはwindowを含む最上位のウィンドウまたはフレームになります。使用上のヒントと注意parentプロパティは、最上位ウィンドウではなくフレームで使ったほうが役に立つことが多いです。指定されたWindowオブジェクトが最上位ウィンドウとフレームのどちらであるかは、以下のような関数を使って確認できます。function is_toplevel(w) { return (w.parent == w); } 関連項目Window.top
Window.personalbarプロパティ ・・・ ブラウザのパーソナルバーが表示されるかどうかを指定する 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4。パーソナルバーの表示や非表示の切り替えをするには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.personalbar.visibility解説personalbarプロパティは、ブラウザのパーソナルバーを表すBarオブジェクトへの参照です(読み出し専用)。Barオブジェクトのvisibilityプロパティを使うと、パーソナルバーがwindow内に表示されているかどうかを調べることができます。署名されてUniversalBrowserWrite特権があるスクリプトの場合は、このプロパティを使ってパーソナルバーを表示したり隠したりできます。
Window.print()メソッド ・・・ ドキュメントの印刷 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.print()解説print()メソッドを呼び出すと、現在表示されているドキュメントを印刷します。この動作は、ユーザがブラウザのPrint(印刷)ボタンを押したときと同じ動作です。
Window.prompt()メソッド ・・・ ダイアログボックスで文字列の入力を求める 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.prompt(message, default)
解説prompt()メソッドは、指定されたmessageをダイアログボックスに表示します。ダイアログボックスには、テキスト入力フィールド、OKボタン、Clear(クリア)ボタン、Cancel(キャンセル)ボタンがあります。ユーザの入力を求めるグラフィック(プラットフォームに依存)も表示されます。ユーザがCancel(キャンセル)ボタンをクリックすると、prompt()メソッドはnullを返します。ユーザがClear(クリア)ボタンをクリックすると、prompt()メソッドは入力フィールドから現在のテキストを削除します。ユーザがOKボタンをクリックすると、prompt()メソッドは入力フィールドに現在表示されているテキストを返します。 prompt()メソッドがダイアログボックスを表示している間は、ユーザがOKボタンやCancel(キャンセル)ボタンをクリックしてダイアログボックスを消さないかぎり、メインブラウザに入力できません。このメソッドはユーザの応答に基づいて値を返すので、JavaScriptの実行はprompt()の呼び出しで中断し、それ以降のJavaScript文はユーザからの応答が返るまで実行されません。 関連項目Window.alert()、Window.confirm()
Window.releaseEvents()メソッド ・・・ イベントのキャプチャを中止する 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4コーディング形式window.releaseEvents(eventmask)document.releaseEvents(eventmask) layer.releaseEvents(eventmask)
解説releaseEvents()メソッドは、Windowクラス、Documentクラス、Layerクラスのメソッドです。このメソッドは、captureEvents()メソッドとは逆の働きをします。Navigator 4のイベントモデルでは、releaseEvents()メソッドを使うと、window、document、layerはeventmaskで指定した型のイベントのキャプチャを停止します。Event.TYPEプロパティに、eventmask引数で使われるビットマスク定数の一覧があるので参照してください。関連項目Window.captureEvents()、Window.handleEvent()、Window.routeEvent()、Event.TYPE、15章
Window.resizeBy()メソッド ・・・ 指定した量だけウィンドウのサイズを変更する 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2。Navigator 4でウィンドウの幅や高さを100ピクセルより小さくしたい場合は、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.resizeBy(dw, dh)
解説resizeBy()メソッドは、dwとdhで指定された量だけwindowのサイズを変更します。Navigatorでウィンドウの幅や高さを100ピクセルより小さくしたい場合は、UniversalBrowserWrite特権が必要です。
Window.resizeTo()メソッド ・・・ ウィンドウのサイズを変更する 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2。Navigator 4でウィンドウの幅や高さを100ピクセルより小さくしたい場合は、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.resizeTo(width, height)
解説resizeTo()メソッドは、幅がwidthピクセル、高さがheightピクセルになるように、windowの大きさを変えます。Navigatorでウィンドウの幅や高さを100ピクセルより小さくしたい場合は、UniversalBrowserWrite特権が必要です。
Window.routeEvent()メソッド ・・・ 次のハンドラにキャプチャしたイベントを渡す 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.routeEvent(event)document.routeEvent(event) layer.routeEvent(event)
解説routeEvent()メソッドは、Windowクラス、Documentクラス、Layerクラスのメソッドです。このメソッドは、どのクラスでも同じ動作をします。キャプチャしたEventオブジェクトeventがwindow、document、layerのイベントハンドラに渡されると、そのeventを待っているイベントハンドラにeventを渡したいことがあるかもしれません。ウィンドウ、ドキュメント、レイヤが別のウィンドウ(フレーム)、ドキュメント、レイヤを含んでいる場合、含まれているオブジェクトがcaptureEvents()メソッドを使ってキャプチャしたイベントの型を登録していると、それらのオブジェクトの適切なイベントハンドラにイベントが回されます。一方、キャプチャしたイベントを待っているウィンドウやドキュメント、レイヤを含んでいない場合、routeEvent()メソッドはイベントが発生したオブジェクトの適切なイベントハンドラにeventオブジェクトを渡します。captureEvents()メソッドとrouteEvent()メソッドは、Navigatorの「トリクルダウン」イベントモデルの基礎になっています。 関連項目Window.captureEvents()、Window.handleEvent()、Window.releaseEvents()、15章
Window.screenプロパティ ・・・ スクリーンに関する情報 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2コーディング形式screenwindow.screen 解説screenプロパティはブラウザ内のすべてのウィンドウによって共有されているScreenオブジェクトの参照です。このScreenオブジェクトはスクリーンについての情報、つまり利用するピクセル数や色の情報を指定するプロパティを含んでいます。関連項目Screen
Window.screenXプロパティ ・・・ スクリーン上のウィンドウのX座標 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4コーディング形式window.screenX解説screenXはスクリーン上のwindowの左上の角のX座標を指定します。ウィンドウがフレームであれば、このプロパティはフレームを含む最上位ウィンドウのX座標を指定します。
Window.screenYプロパティ ・・・ スクリーン上のウィンドウのY座標 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4コーディング形式window.screenY解説screenYはスクリーン上のwindowの左上の角のY座標を指定します。ウィンドウがフレームであれば、このプロパティはフレームを含む最上位ウィンドウのY座標を指定します。
Window.scroll()メソッド ・・・ ウィンドウでドキュメントをスクロールする 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.1。JavaScript 1.2では scrollTo()を使うことが推奨されていますコーディング形式window.scroll(x, y)
解説scroll()メソッドは、指定されたx座標とy座標がウィンドウの左上に来る位置に、ウィンドウ内のドキュメントを移動します。X座標は右方向が正に、Y座標は下方向が正になります。したがってscroll(0,0)と指定すると、ドキュメントの左上がウィンドウの左上に来る位置に移動します。 JavaScript 1.2ではscrollTo()やscrollBy()メソッドがscroll()よりもよく使われます。
Window.scrollbarsプロパティ ・・・ ブラウザのスクロールバーが表示されているかどうかを指定する 対応バージョンクライアントサイド Navigator 4。スクロールバーの表示や非表示の切り替えにはUniversalBrowserWrite特権が必要です。コーディング形式window.scrollbars.visibility解説scrollbarsプロパティは、ブラウザのスクロールバーを表すBarオブジェクトへの参照です(読み出し専用)。Barオブジェクトのvisibilityプロパティを使うと、スクロールバーがwindow内に表示されているかどうかを調べることができます。署名されてUniversalBrowserWrite特権があるスクリプトの場合は、このプロパティを使ってスクロールバーを表示したり隠したりできます。
Window.scrollBy()メソッド ・・・ 指定した量だけドキュメントをスクロールする 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2コーディング形式window.scrollBy(dx, dy)
解説scrollBy()メソッドはdxとdyで指定された量だけ、ウィンドウに表示されているドキュメントをスクロールします。
Window.scrollTo()メソッド ・・・ ドキュメントをスクロールする 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2コーディング形式window.scrollTo(x, y)
解説scrollTo()メソッドは、window内に表示されたドキュメントをスクロールして、ドキュメント中のx座標とy座標を、可能であればドキュメント表示領域の左上角に移動します。scrollTo()メソッドは、JavaScript 1.1のWindow.scroll()メソッドよりもよく使われます。scroll()メソッドはscrollTo()メソッドと同じですが、名前が適切ではありません。
Window.selfプロパティ ・・・ ウィンドウ自身 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.self解説selfプロパティは、windowで指定されたWindowオブジェクトへの参照です。つまり、window.selfとwindowは同じものを参照します。JavaScriptの式では、現在の最上位ウィンドウ、またはフレームへの参照は暗黙に行われるので、上記の形式でwindowを省略して単にselfとするだけで、現在のウィンドウを参照できます。使用上のヒントと注意selfプロパティを使用すると、現在のウィンドウやフレームを明示的に参照できます(例えば、現在のウィンドウを関数に渡すときなど)。selfプロパティを使用すると、コードがわかりやすくなります。例えば、単にnameと書くよりself.nameと書いたほうが、現在のウィンドウやフレームを参照していることがはっきりとわかります。windowプロパティとselfプロパティは同じ意味です。 関連項目Window.window
Window.setHotkeys()メソッド ・・・ キーボードのショートカットの許可を設定する 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.setHotkeys(enabled)
解説setHotkeys()メソッドは、メニューバーのないウィンドウ内で、ユーザがキーボードからブラウザにコマンドを発行できるようにするかしないかを指定します。Window.open()メソッドに渡されるhotokeysオプションと似たような動作をします。
関連項目Window.open()
Window.setInterval()メソッド ・・・ 一定間隔で関数の実行と式を評価する 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.2。IE 4はこのメソッドの2つの形式の1つだけをサポートしていますコーディング形式window.setInterval(code, interval) window.setInterval(func, interval, args...)
解説setInterval()メソッドは、intervalミリ秒間隔で、codeで指定されたJavaScript文を繰り返し実行します。IE 4では使えませんが、Navigator 4では最初の引数として文字列の代わりに関数を取ることができます。setInterval()のこの形式では、指定された関数funcがintervalミリ秒の間隔で繰り返し実行されます。任意の他の引数は、各funcの呼び出しに対して、引数としてsetInterval()に渡されます。 どちらの形式でも、setInterval()はcodeやfuncが繰り返し実行することを中止するためにWindow.clearInterval()に渡される値を返します。 setInterval()はsetTimeout()と関係があります。一定時間後にコードを実行したいときはsetTimeout()が使えます。しかし、繰り返し実行するようなことはできません。 関連項目Window.clearInterval(),Window.setTimeout()
Window.setResizable()メソッド ・・・ ウィンドウのサイズが変更可能か不可かを指定する 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.setResizable(resizable)
解説setResizable()メソッドは、ユーザがウィンドウのサイズを変更できるか否かを指定します。Window.open()メソッドの引数のresizableオプションと似ています。いくつかのプラットフォームのウィンドウシステムでは、このメソッドは無効です。関連項目Window.open()
Window.setTimeout()メソッド ・・・ 指定の経過時間のあとでコードを実行する 対応バージョンクライアントサイドJavaScipt 1.0コーディング形式window.setTimeout(code, delay)
解説setTimeout()メソッドは、codeに指定されたJavaScript文を、delayに指定されたミリ秒だけ経過したあとに実行します。指定されたミリ秒が経過すると、codeに指定されたJavaScript文が正常に実行されます。codeは1回しか実行されないことに注意してください。codeを繰り返し実行したい場合は、codeの中でsetTimeout()メソッドを呼ぶようにして、自身を再実行しなければなりません。JavaScript 1.2では、一定間隔でコードを実行するためにWindow.setInterval()を使用できます。codeに指定された文はwindowコンテキストで実行されます。つまり、windowはこれらの文を実行する現在のウィンドウになります。codeに複数の文を指定するときは、それぞれの文をセミコロンで区切ります。 バグ情報Navigator 2の場合、setTimeout()を繰り返し使用するとメモリリークを起こす可能性があります。関連項目Window.clearTimeout(),Window.setInterval()
Window.setZOptions()メソッド ・・・ ウィンドウの重ね方を指定する 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.setZOptions(option)
解説setZOptions()メソッドは、ウィンドウの重なり方を指定します。optionは下記の4つのうちの1つでなければなりません。
プラットフォームによっては、異なる振る舞いをする場合もあるので注意してください。ウィンドウの重なり方はプラットフォームによって異なる場合もありますし、またすべてのプラットフォームで有効になるとはかぎません。
Window.statusプロパティ ・・・ ステータス行に表示する一時的なメッセージ 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.status解説statusプロパティは、ウィンドウのステータス行に表示する一時的なメッセージを表します。このメッセージは読み書きが可能な文字列です。このメッセージが表示されるのはある一定時間だけです。その有効期間は、例えば他のメッセージに上書きされたり、ユーザがマウスをウィンドウ内のどこか別の場所に移動するまでの間などです。statusに指定したメッセージが消えると、ステータス行はデフォルトのブランク状態に戻るか、defaultStatusプロパティが指定されている場合は、そのデフォルトメッセージが表示されます。ステータス行を持つのは最上位ウィンドウだけですが、フレームのstatusプロパティは設定可能です。statusプロパティを設定すると、指定されたメッセージが最上位ウィンドウのステータス行に表示されます。現在どのフレームがフォーカスを持っているか、またどのフレームがマウスでポイントされているかにかかわらず、フレームに設定された一時的なメッセージが表示されます。この点がdefaultStatusプロパティと異なります。 使用上のヒントと注意statusプロパティを使用すると、ステータス行に一時的なメッセージを表示できます。半永久的なメッセージを表示したい場合は、defaultStatusプロパティを使用します。statusプロパティが役立つのは、通常、イベントハンドラやWindow.setTimeout()メソッドにより実行が遅延されたコードの中です。スクリプトの中からstatusを直接指定しても、ユーザにはメッセージが見えません。メッセージはすぐに表示されるわけではなく、表示されても、すぐほかのブラウザメッセージ("Document: done"など)で上書きされてしまいます。 ハイパーテキストリンクのonMouseOver()イベントハンドラでstatusプロパティを利用したければ、そのイベントハンドラからtrueが返るようにしなければなりません。なぜなら、マウスがリンクの上に来ると、デフォルトのアクションが起動されてリンクのURLが表示され、その結果イベントハンドラが設定したステータスメッセージが上書きされてしまうからです。しかしイベントハンドラからtrueが返されると、このデフォルトのアクションが取り消され、設定したstatusメッセージがそのまま表示されます(この状態はマウスがリンクを離れるまで続きます)。 関連項目Window.defaultStatus
Window.statusbarプロパティ ・・・ ブラウザのステータス行の表示 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。ステータス行の表示や非表示の切り替えには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.statusbar.visibility解説statusbarプロパティは、ブラウザのステータスバーを表すBarオブジェクトへの参照です(読み出し専用)。Barオブジェクトのvisibilityプロパティを使うと、ステータスバーがwindow内に表示されているかどうかを調べることができます。このプロパティを使ってステータスバーを表示したり隠したりできるのは、UniversalBrowserWrite特権を持つ署名付きのスクリプトだけです。
Window.stop()メソッド ・・・ ドキュメントの読み込みを中止する 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4コーディング形式window.stop()解説stop()メソッドを呼び出すと、ドキュメントの読み込みをブラウザが中止します。これは、ユーザがウィンドウのStop(停止)ボタンをクリックした場合と同じ動作です。
Window.sunプロパティ ・・・ sunを参照
Window.toolbarプロパティ ・・・ ブラウザのツールバーの表示 対応バージョンクライアントサイドNavigator 4。ツールバーの表示や非表示の切り替えには、UniversalBrowserWrite特権が必要。コーディング形式window.toolbar.visibility解説toolbarプロパティは、ブラウザのツールバーを表すBarオブジェクトへの参照です(読み出し専用)。Barオブジェクトのvisibilityプロパティを使うと、ツールバーがwindow内に表示されているかどうかを調べることができます。このプロパティを使ってツールバーを表示したり隠したりできるのは、UniversalBrowserWrite特権があるスクリプトだけです。
Window.topプロパティ ・・・ フレームのウィンドウ 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.top解説topプロパティは、windowを持つWindowオブジェクトのうち、最上位ウィンドウへの参照(読み出し専用)です。windowが最上位ウィンドウそのものであれば、topプロパティはwindowへの参照にすぎません。しかし、windowがフレームであれば、topプロパティは、そのフレームを持っている最上位ウィンドウへの参照です。なお、windowがほかのフレームに格納されるフレームへの参照であっても、topプロパティは最上位ウィンドウへの参照であることに注意してください(フレームが何層にも入れ子になっている可能性があります)。また、Window.parentプロパティとの違いに注意しましょう。使用上のヒントと注意statusプロパティやdefaultStatusプロパティが役立つのは、最上位ウィンドウで実行するときだけです。フレームで実行されるJavaScriptコードが最上位ウィンドウにアクセスする場合に、topプロパティは役に立ちます。例えば、以下に示すようにすればメッセージラインにメッセージを表示できます。top.defaultStatus = 'Welcome to my Home Page!'; 関連項目Window.parent
Window.windowプロパティ ・・・ ウィンドウ自身 対応バージョンクライアントサイドJavaScript 1.0コーディング形式window.window解説windowプロパティは、selfプロパティと同じで、windowにより指定されるWindowオブジェクトへの参照です。つまり、window.windowはwindow自身と同じです。なぜなら、JavaScript式の場合、現在の最上位ウィンドウまたはフレームへの参照が暗黙に行われるので、上記の形式で先頭のwindowを省略してwindowだけでも現在のウィンドウを参照できます。使用上のヒントと注意windowプロパティ(あるいはselfプロパティ)を使用すると、現在のウィンドウやフレームを明示的に参照できます。こうすると、コードがわかりやすくなります。例えば、イベントハンドラで新しいウィンドウをオープンするときには、window.open()と指定しなければなりません。open()だけでは、Document.open()と間違えられるからです。関連項目Window.self |