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unescape() untaint() URL



unescape()関数 ・・・ エスケープされた文字列を元に戻す

対応バージョン

コアJavaScript 1.0、ECMA-262。IE 4ではUnicodeがサポートされています。

コーディング形式

unescape(s)

引数

s	スケープを解除する(デコードする)対象の文字列。

リターン値

デコードされた文字列sのコピー。

解説

unescape()関数はJavaScriptに組み込まれているもので、オブジェクトのメソッドではありません。
unescape()関数は、escape()関数でエンコードされた文字列をデコードします。指定された文字列sをデコードし、そのコピーを返します。まず、%xxという形式のシーケンスを探します(xxは2桁の16進数です)。unescape()関数は、このシーケンスをLatin-1文字体系の16進数文字に置き換えます。次の例を見てください。

Hello%20World%21

このシーケンスは下記に変換されます。

Hello World!

IE 4では%uxxxxという形式にエンコードされたUnicode文字をデコードできます。詳しくは、escape()の項を参照してください。

関連項目

escape()String



untaint()関数 ・・・ 値やウィンドウからテイントを削除する

対応バージョン

Navigator 3で実験的に導入されました。Navigator 4では使うことを推奨されていません。

コーディング形式

untaint()
untaint(value)

引数

valueテイントを削除する対象の値。この引数を指定しなかった場合、untaint()関数は個々の値ではなく、現在のウィンドウからテイントを削除します。

リターン値

基本型の場合は、valueからテイントを削除したコピー。オブジェクト型の場合はvalueへのテイントを削除した参照。

解説

データにテイントを付けるという手法は、Navigator 3で実験的に導入されたセキュリティモデルです。この試みは失敗したので、Navigator 4では取り除かれました。untaint()関数は、このセキュリティモデルで使われる関数なので、untaint()関数を使うことは推奨されません。データにテイントを付けるという手法は本書では扱いません。



URLオブジェクト ・・・ LinkLocationDocument.URLを参照




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