音楽情報科学(長嶋)
- シラバス ※多少の軌道修正あります
- 話題メモ
- 初日(2011.04.11)
- 現在[suac.net]がアクセス出来ない状況の解説 → ★
- もろもろのお話
- 履修登録について ※木曜日までです
- 3回生面談について
- CGクリエーター検定について
- コンペ、デジスタについて
- インターカレッジについて
- メディア造形学科・Comm系・仮ゼミについて
- 進路について
- 大学院について
- 「人間はサウンドをどこで聞くのか」という話 ★重要
- 「人間はサウンドをどこで聞くのか」を体験しよう ★重要
- 2011年卒業制作・学部長奨励賞3作品のメイキング映像鑑賞
- ここ最近ゲットしたいくつかの映像から
- いくつかの本などの紹介(教材) → 新しいインスタのネタになる?
- 今年の「音楽情報科学」について
- キーワードは「数理造形」と「錯覚」
- プログラミングもやります
- Processing
- SuperCollider
- iPhone/iPadアプリ
- 視覚の錯覚について ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
- 2日目(2011.04.18)
- マルチメディア室のMacが最新になりました(^_^)
- 環境に関するいくつかの連絡
- 久しぶりにMax5を触ってみる
- このパッチで確認してみよう
- 聴覚(ピッチ)の錯覚について「シェパード・トーン」 ★ ★
- 今日のテーマ「シェパード・トーンを作るMax/MSPパッチを作ろう」
- 「シェパード・トーン」の原理
- 人間の聴覚は早く変化する音に敏感
- 人間の聴覚はゆっくり変化する音に鈍感
- 人間の聴覚はわずかなピッチの差にも敏感
- 人間の聴覚はマスキングに弱い → MP3の圧縮原理
- ゆっくり変化するピッチを作る
- サウンドのピッチは指数関数特性
- ゆっくりcresc.して、ゆっくりdecresc.する
- サブパッチで多重化
- 次々とトリガ
- ・・・とりあえず暫定版が完成。ここからどう料理するか
- 宿題 本日の内容を理解・整理しておくこと
- 3日目(2011.04.25)
- 履修登録者の最終確認
- CGクリエイター検定は「自分の力を高めるチャンス!」
- 先週のパッチサンプル
- 流行の「3D」について ★ ★ ★
- 聴覚(リズム)の錯覚について ★
- 今日のテーマ「シェパード・トーンのMax/MSPパッチを本格的に改良しよう」
- 先週のバージョンの欠点は?
- サブパッチをいちいち修正したくない
- パラメータを一斉に送るには?
- Maxの復習 : 第1インレットで何かが起こる、第2インレット以下は内部定数を改訂するだけ
- メッセージを一斉に送る
- パーシャルを増やし、その間隔を調整する
- 「上昇しつつ下降する」シェパード・トーンとは??
- 「下降しつつ上昇する」シェパード・トーンとは??
- ※「今週のパッチサンプル」はきちんと保存していなかったので消えたことが判明しました。すいません(^_^;)
- 宿題 「上昇しつつ下降する」または「下降しつつ上昇する」シェパード・トーンを考えてみよう
- 4日目(2011.05.02)
- 今日は連休の谷間なのでサボッた人がついていけないぐらい飛ばしましょう(^_^)
- CGクリエイター検定は「自分の力を高めるチャンス!」
- 活躍する2人の先輩について
- 鈴木飛鳥さん(1期生) → お仕事で作った映像が続々とN○Kで放映中(^_^)
- 野口佳恵さん(7期生) → 7月にSUACにて個展開催(^_^)
- 本日16-17時、瞑想空間で何かが展示されてます(^_^)
- 先週のパッチサンプル(改)
- 「上昇しつつ下降する」または「下降しつつ上昇する」シェパード・トーンとは??
- 今日のテーマ「シェパード・トーン的な映像とは??」
- jitterのおさらい
- jit.lcdでアニメーション
- もちろん動画もOK
- jitterでレイヤーを重ねて透明度を制御するには
- 今週のパッチサンプル
- 5日目(2011.05.09)
- CGクリエイター検定の申し込み期限が近づいてきました
- 先週のパッチサンプル
- 「ハイブリッド」の勧め
- 「ハイブリッド」とは - ツールの組み合わせ
- ツールの制限を補完し合う「ハイブリッド」
- 新たな可能性を生み出す「ハイブリッド」
- 作業効率を上げる「ハイブリッド」
- いくつかの実例
- 「上昇しつつ下降する」または「下降しつつ上昇する」シェパード・トーンについて考えよう
- 「シェパード・トーン的な映像」について考えよう ※「ハイブリッド」やってみよう
- 無限に落ち続ける画像
- 無限に昇り続ける画像
- 無限に拡大し続ける画像
- 無限に縮小し続ける画像
- 今週のパッチサンプル
- 宿題 「シェパード・トーン的な動画(サウンドもシェパードトーン)」を作ってみよう
- 6日目(2011.05.16)
- CGクリエイター検定の申し込み目前 ! 皆んな挑戦しよう
- 先週のパッチサンプル
- 明日の1-2限について
- 音楽情報科学研究会での発表について → 先輩の課題作品例を観てみよう
- 「シェパード・トーン的な映像」について → 「宿題」では進展しないので「課題」となります(^_^;)
- 7日目(2011.05.23)
- メディア造形学科のアウトプットの一形態「学会発表」について
- エンタテインメントコンピューティング2010のプレゼン事例から考える
- 「マルチモーダル」について考える
- 「時間」について考える
- 「音楽的に聞こえるシェパードトーン」の作り方 ※キーワードは "Diatonic Scale"(^_^)
- 来週について
すでに予告しているように、来週の講義については長嶋は海外出張にて不在ですが休講ではありません。講義時間を利用して制作完成させる(あるいは他の時間を利用することで講義時間はお休みというのも可)課題を提出します。詳しいことは5/24から5/26の期間にこのページに記載しますので注意してチェックするようにして下さい。休講ではないので掲示連絡は一切ありません。- 8日目(2011.05.30)
- すでに予告しているように、国際会議出張のため「課題演習日」とします(休講にあらず)
- 講義時間を利用して(あるいは他の時間を利用することで講義時間はお休みというのも可)の課題です
- 休講ではないので掲示連絡は一切ありません
- 課題(1)「連続的知覚の錯覚(聴覚+視覚)」を体験するコンテンツの制作
- ここまで進めてきた、シェパード・トーンや錯覚作品などを参考にまとめる
- 「連続的知覚」の背景には「時間の経過」がある。「パッと見た時の錯覚」「平行線/大小の錯覚」「同じ画像が背景の違いで異なって見える」などは該当しないので注意
- サウンドは全て時間要素はあるが、ここではstatic(静的)な音は対象とならないことにも注意。時間的に推移するなかでの錯覚にfocusすること
- コンテンツの形態の例は以下のようなものであるがこれに限定しない
- ムービーのように再生すると映像とサウンドの両方を体験できる
- インタラクティブな仕組みがあり「錯覚」「マルチモーダル」を体験できる
- 「連続的知覚の錯覚(聴覚+視覚)」をテーマとして発展させたゲーム
- コンテンツの提出は必ず以下のいずれかであること
- Max5パッチ、およびこのパッチから参照されるフォルダ内に置かれたデータ類 ※必要なパラメータの初期化は"loadbang"で行っておくこと
- QuickTime MPEG4 ムービー (サイズは640*480) ※「尺」は問わないがファイルサイズは20MB以下であること
- Flash (swfファイル) ※外部データの参照は不可。完結した1本のswfファイルであること
- 自分の作品として公開しても著作権侵害の問題が起きないように素材の扱いに留意すること。今回の課題作品のうち優秀なものを長嶋Webサイトで公開・紹介する予定である
- 必要なファイルだけを入れたフォルダ(フォルダ名=学籍番号)を作成し、講師席の「課題回収用HDD」の提出用フォルダ「音楽情報科学2011中間課題」と、嶋田さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の嶋田さんに問い合わせること
- 翌週には各自の課題作品を鑑賞する「合評」を行う
- 提出締切 6月3日(金) 18:00
- 9日目(2011.06.06)
- NIME2011に関連して
- NIMEとは
- NIME2011の様子
- 特に「情報ゼミ」は考えて欲しいテーマ
- NIME04の事例から
- SIDについて
- 課題作品鑑賞合評会 (^_^)
- 次回から「プログラミング」の話題に入る予定です。寝不足で来ないようにして下さい
- 10日目(2011.06.13)
- 時間学会に関連して
- NTT研究所・イリュージョンフォーラムに学ぼう
- 「プログラミング」について
- 11日目(2011.06.20)
- 先週うまくお見せ出来なかった「MaxとProcessingの連携」は問題なく再現できましたのでまずはここから
- 「プログラミング」について - Processingから始めよう
- Processingとは
- Javaとの関係
- オープンソース・コミュニティとの関係
- Max/Flash/SuperCollider/Arduinoとの関係
- Processingを使った先輩の作品の事例紹介
- Processingを使った世界的な作品の体験
- Processingで出来ること、出来ないこと
- Processingで学ぶための準備
- Getting Started. Welcome to Processing!
- Processing Overview
(本日は"Hello mouse"の途中まで)- 宿題 本日登場したProcessingプログラミングについてしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 12日目(2011.06.27)
- Processing Overview ("Hello mouse"の途中から)
- 「数理造形」とProcessing
- 宇宙は物理で出来ている
- 物理は数学で記述できる
- 「手描きした画像を動かす」では出来ないこと
- フラクタル構造は単純な数式
- 自然界の中の数学的構造
- 物理現象を記述する簡単な数式
- 「文系のための物理/数学」を図書館で調べてみよう
- Coordinate System and Shapes
→ 「rect」と「ellipse」と「line」だけを使って、この最後のサンプルよりcoolなキャラを描画するProcessingブログラムを作りなさい- Color
- Object Oriented Programming
- Two-Dimensional Arrays
(本日は途中まで)- 宿題 本日登場したProcessingプログラミングについてしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 13日目(2011.07.04)
- Two-Dimensional Arrays (途中から)
→ このsectionの内容を使って、この最後のサンプルよりcoolなパターンの数理造形Processingブログラムを作りなさい- Images and Pixels
(本日は途中まで)- 宿題 本日登場したProcessingプログラミングについてしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 14日目(2011.07.11)
- 残り回数からProcessingの紹介はここまでとします。興味ある人は自習を進めて下さい
- 「サウンドインスタレーション」について
- 「音具」は一種のサウンドインスタレーション
- 「サウンドスケープ」+「インタラクション」→一種のサウンドインスタレーション
- いろいろな「電子楽器」は一種のサウンドインスタレーション
- センサの拡張→Wii、画像認識など非接触検出
- ガイガーカウンタ(放射線警報機)はサウンドインスタレーションか?
- 最終課題について
- 試験はありません
- 最終課題は2つ出します
- Processingによる「作品」
- 「インタラクション」に重点を置いたサウンドインスタレーション作品の「企画書」
- これまでの出席が少ない人(遅刻はほとんど欠席とカウント)は課題を出しても単位になりませんので出さなくて結構ですが、単位とは別にここで成長したい人は頑張ってやってみて下さい
- 宿題 本日紹介した事項についてしっかり理解・整理しておくこと
- 15日目(2011.07.25)
- 本日は「授業アンケート」のため15分ほど早く終了します
- 過去の学生作品の企画書と最終プレゼンから「制作プロジェクト」について学ぼう
- インターフェース、インタラクションの実現方法について
- Gainer
- MIDIによる外部インターフェース
- ArduinoとPropeller
- OSC + Max5
- これまでの出席が少ない人(遅刻はほとんど欠席とカウント)は課題を出しても単位になりませんので出さなくて結構ですが、単位とは別にここで成長したい人は頑張ってやってみて下さい
- 最終課題(1) Processingによる「作品」
- 提出締切 8月5日(金)
- これまでに学んだProcessingの総まとめ(確認)の意味
- Processingによる「インタラクティブな」グラフィクスのスケッチ
- サンプルのソースをチラっと改訂しただけでない、オリジナリティを高く評価したい
- インタラクションは基本的には「マウス操作に対して」でOK
- 外部の静止画や動画データなどを参照せず、全てProcessingにより描画するものとする
- まずフォルダ(フォルダ名=学籍番号)を作成し、作品Processingのソースコード(pdeファイル)の中身全体をplain textファイルとして拡張子"***.txt"に保存した課題作品ファイル(学籍番号.txt)と、最終課題(2)の成果物(PDF)とをこのフォルダに入れる。これをMacOSXでアーカイブ(zip)にしたものを提出する。 Windowsのzipは形式が違うので不可
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の嶋田さんに問い合わせること
- データは講師席の「課題回収用HDD」の提出用フォルダ「サウンドデザイン最終」と、嶋田さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 最終課題(2) 「インタラクション」に重点を置いたサウンドインスタレーション作品の「企画書」
- 提出締切 8月5日(金)
- これまでに学んだインタラクティブ/インタラクション等の総まとめ(確認)の意味
- 「インスタレーション作品」の企画書であること
- インタラクションのある作品であること
- 「サウンドインスタレーション」作品であること
- A4サイズ(ただし拡大に耐えられるクオリティの画像)のPDFファイルとして作成する。3回生の総合演習I、4回生の総合演習II/卒業制作の企画書に準拠する。長嶋はMacで見るので、Windows限定のフォントを使う場合には「フォントの埋め込み」を行うこと。マルチメディア室の新しいMacの「プレビュー」で正しく見えることを必ず確認すること
- 自分が今後、制作する作品(後期の総合演習Iやインターカレッジ出展を想定)の企画書でもOK
- 過去にあった同等の作品について調べて、自分の企画の独自性を強調すること
- 「企画書PDFファイル」(学籍番号.pdf)を、最終課題(1)で示したフォルダ(フォルダ名=学籍番号)に一緒に入れること
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の嶋田さんに問い合わせること
- データは講師席の「課題回収用HDD」の提出用フォルダ「サウンドデザイン最終」と、嶋田さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 関連資料・リンク