「基礎演習C」 初日講義 (長嶋)
2016.04.18
「基礎演習C」 初日の注意事項
- 配布物はありません。全てWebにあります。メモの用意をして下さい
- 座席は、前の座席ほど、左右は中央ほど、良く見えて良く理解できますので、冒頭で長嶋が準備をしている間に席を移動して下さい
- 演習科目ですが、初日については学生が何かを「する」という事はありません。提示されるプレゼンの中から、今後に繋がる「何か」をメモしていくことが重要で、漫然と眺めて/聞いていると何も残りません
このページを後で見るために - 「nagasm.org」
「ビジュアル・サウンド」領域と「基礎演習C」について
- デザイン学部の改編
- 5領域について
- ビジュアル・サウンド領域(領域3)
- 「基礎演習C」の位置付け
- 1日目 - 「インタラクティブ」「サウンド」の紹介(長嶋) → 具体的な関係科目は別にあります
- 2/3日目 - 「グラフィック」の紹介(佐井・日比谷・かわ) → 具体的な関係科目は別にあります
- 4日目〜15日目 - 実質的には「映像基礎演習I」(古田・非常勤) → 映像系に進みたい人の基礎
- 演習室の定員のために、この「基礎演習C」の履修登録希望者が超過していた場合には抽選があります
ここで自己紹介
- プロフィール
- SUACの開学(2000年4月)の2年前から学部/学科のカリキュラム編成に関与
- デザイン学部の1期生からずっと応援してきた(^_^)
- 「インタラクション」領域も兼務して、その科目も担当。3回生で長嶋ゼミを希望する学生は「ビジュアル・サウンド」領域でも「インタラクション」領域でもOK(特例なので他教員ではNG)
- 他領域の学生も支援します(これまでメディア造形だけでなく生産造形・空間造形も支援)
- 長嶋担当のデザイン学科専門科目
- サウンドデザイン(2年前期) - サウンド、音楽、アニメーション、アルゴリズム
- メディア数理造形演習(2年後期) - 数理造形、 エレクトロニクス、プログラミング
- 音楽情報科学(3年前期) - インタラクティブシステム、知覚心理学、音楽理論
- SUACメディアアートフェスティバルを10年間プロデュース
- 国際会議NIME04をSUACで開催(大会委員長)
SUACの「映像」コースは凄い・・・というお話
- 詳しくは古田先生の講義をお楽しみに
- 映像作品にはサウンド/音楽は 必須なので大いに関係あり
- ある先輩のお話 - 山口翔
- ある先輩のお話 - 竹田悠子
- ある先輩のお話 - 清水誠一郎
「サウンド」のお話
- 人間の「感覚」(五感) - 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚
- サウンドデザインの周辺
- ここで「サウンドデザイン」初日冒頭の紹介のサワリをDEMOします → 興味がある人は受講して下さい
- 「サウンド」から「音楽」への発展
- 共同研究(豊田中研、2年目)もやってます (音楽理論を指導)
「インタラクティブ」のお話
- この部分は領域5(インタラクション領域)と重複しているのでそちらに所属して進めることも出来ます
- メディアデザインの異なる2つの美学
- 固定的(再生)作品 - スタジオで納得いくまで製作、鑑賞者はスタートボタンを押すだけ(DVD, YouTUbe...)
- リアルタイム作品 - 鑑賞者とのインタラクションに応じて展開が変化する - 関係性をプログラミング
- インタラクティブの要素
- 広義の「センサ」
- 関係性(アルゴリズム)
- 広義の「ディスプレイ」
- 「デザイン」の2つのアプローチ
- ニーズ指向 - まずテーマ/コンセプト/メッセージありき、どう実現するかを考える
- シーズ指向 - (新しい)道具/材料/技術があり、それを活用してどんな作品が出現するか模索する
- 先輩のインスタレーション作品の実例紹介
→ここに160作品ほどの事例があるので要チェック
- 新楽器・新インターフェースの実例紹介DEMO(時間があれば)
インタラクティブな作品制作を目指す人の領域選択について
- 「サウンドデザイン」の講義の中で、デザイン学科の「領域の所属とゼミ教員の選択」についての質問がありました
- 基本ルールは「所属した領域の教員のゼミにしか、所属できない」です
- ただし、長嶋は「ビジュアルサウンド領域」の教員ですが、同時に「インタラクション領域」の科目も担当していて、特例の「インタラクション領域」兼務です(デザイン学科会議で確認済)
- うすうすの状況として、「ビジュアルサウンド領域」は定員超過して成績/面接による振り分け(希望しても所属できない学生が出る)の可能性があります
- 主としてインタラクティブな作品の制作を志望する学生は、3回生になって「インタラクション領域」の、的場ゼミ、和田ゼミに行くか、「ビジュアルサウンド領域」の長嶋ゼミに行くことが適切です
- それぞれの教員の講義を受講し、また教員とよく話をして、3回生で「長嶋ゼミ」に弟子入りしてこの世界を学びたい、という学生については、定員超過の「ビジュアルサウンド領域」でなく「インタラクション領域」に所属しても。長嶋は「インタラクション領域」兼務なのでこれはOKである。とデザイン学科会議で確認合意しました
- これは長嶋が両領域の専門科目を担当している例外なので、一般的に他の教員ではこの運用はありません
- ある領域の教員のゼミに行くには、その教員の領域に所属している必要があります
- 領域は定員超過していない場合には変更ができますので、2年後期にとりあえず領域選択・所属しても、さらに進んで3回生のゼミの段階で、別の領域の教員のゼミに行くとともにその領域の所属に変更できます
- (まだ未確定ですが)ただし教員ごとのゼミにも定員があるか、あるいは複数教員のゼミ形態になるか、これは検討中なので今後の情報に注意して下さい
- これまでも長嶋はメディア造形学科だけでなく生産造形学科・空間造形学科の学生の制作のうち、サウンド・エレクトロニクス・プログラミング・インタラクティブな要素の支援をしてきました。これは今後も同様で、デザイン学科の全ての領域・全ての他教員ゼミの学生に対しても、サウンド・エレクトロニクス・プログラミング・インタラクティブな要素など、メディアアート分野の支援をしていくので、いつでも(なるべく早目に)アポをとって相談して下さい
関連資料 - 後日ぜひ眺めてみて下さい