「基礎演習C」 初日講義 (長嶋)
2015.10.05
「基礎演習C」 初日の注意事項
- 配布物はありません。全てWebにあります。メモの用意をして下さい
- 座席は、前の座席ほど、左右は中央ほど、良く見えて良く理解できますので、冒頭で長嶋が準備をしている間に席を移動して下さい
- 演習科目ですが、初日については学生が何かを「する」という事はありません。提示されるプレゼンの中から、今後に繋がる「何か」をメモしていくことが重要で、漫然と眺めて/聞いていると何も残りません
このページを後で見るために - 「nagasm.org」
「ビジュアル・サウンド」領域と「基礎演習C」について
- デザイン学部の改編
- 5領域について
- ビジュアル・サウンド領域(領域3)
- 「基礎演習C」の位置付け
- 1日目 - 「インタラクティブ」「サウンド」の紹介(長嶋) → 具体的な関係科目は別にあります
- 2/3日目 - 「グラフィック」の紹介(佐井・日比谷) → 具体的な関係科目は別にあります
- 4日目〜15日目 - 実質的には「映像基礎演習I」(古田) → 映像系に進みたい人の基礎
- 演習室の定員のために、この「基礎演習C」の履修登録希望者が超過していた場合には抽選があります → 来年前期もあります
ここで自己紹介
- プロフィール
- SUACの開学(2000年4月)の2年前から学部/学科のカリキュラム編成に関与
- デザイン学部の1期生からずっと応援してきた(^_^)
- 「インタラクション」領域の科目も担当。中身は重複していることに注意
- 他領域の学生も支援します(これまでメディア造形だけでなく生産造形・空間造形も支援)
- 長嶋担当のデザイン学科専門科目
- サウンドデザイン(2年前期) - サウンド、音楽、アニメーション、アルゴリズム
- メディア数理造形演習(2年後期) - 数理造形、 エレクトロニクス、プログラミング
- 音楽情報科学(3年前期) - インタラクティブシステム、知覚心理学、音楽理論
- SUACメディアアートフェスティバルを10年間プロデュース
- 国際会議NIME04をSUACで開催(大会委員長)
SUACの「映像」コースは凄い・・・というお話
- 詳しくは古田先生の講義をお楽しみに
- 映像作品にはサウンド/音楽は 必須なので大いに関係あり
- ある先輩のお話 - 山口翔
- ある先輩のお話 - 竹田悠子
- ある先輩のお話 - 清水誠一郎
「サウンド」のお話
- 人間の「感覚」(五感) - 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚
- サウンドデザインの周辺
- ここで「サウンドデザイン」初日冒頭の紹介のサワリをDEMOします → 興味がある人は受講して下さい
- 「サウンド」から「音楽」への発展
- 共同研究(豊田中研)もやってます (音楽理論を指導)
「インタラクティブ」のお話
- この部分は領域5(インタラクション領域)と重複しているのでそちらに所属して進めることも出来ます
- メディアデザインの異なる2つの美学
- 固定的(再生)作品 - スタジオで納得いくまで製作、鑑賞者はスタートボタンを押すだけ(DVD, YouTUbe...)
- リアルタイム作品 - 鑑賞者とのインタラクションに応じて展開が変化する - 関係性をプログラミング
- インタラクティブの要素
- 広義の「センサ」
- 関係性(アルゴリズム)
- 広義の「ディスプレイ」
- 「デザイン」の2つのアプローチ
- ニーズ指向 - まずテーマ/コンセプト/メッセージありき、どう実現するかを考える
- シーズ指向 - (新しい)道具/材料/技術があり、それを活用してどんな作品が出現するか模索する
- 先輩のインスタレーション作品の実例紹介DEMO2件からインタラクティブを解説
- 「はやくスシになりたい」 (野口佳恵)
- 「おはなしパネル」 (山村知世)
- ここに160作品ほどの事例があるので要チェック
- 新楽器・新インターフェースの実例紹介DEMO3件からインタラクティブを解説(時間があれば)
- 筋電楽器 (movie、実演)
- 「触りまくる楽器」
- 加速度センサと画像認識センサでの演奏
関連資料 - 後日ぜひ眺めてみて下さい