「サウンドデザイン」の関連領域
サウンドデザイン(長嶋)
- シラバス
- 話題メモ
- 初日(2013.04.16)
- もろもろのお話
- 出席は靴箱の番号で09:00にチェックします。遅刻は限りなく欠席カウント
- 必修なのに落とした上回生は悔い改めよ。早朝出席の生活習慣のため甘やかしません
- 履修登録について ※本日まで
- CGクリエーター検定について/コンペ、デジスタ等について
- 課題はたまにしか出しませんが積み重ねなので合間に復習することを推奨します
- メディア造形学科のターゲットと長嶋担当科目「サウンドデザイン」「サウンドデザイン演習」「音楽情報科学」の関係
- 「インタラクション」「インタラクティブ」 → 「アルゴリズム」「プログラミング」の必要性と面白さ
- 「サウンドデザイン」(+α)で学ぶことの全体像について
- アプリケーションなど
- Mac OSX に慣れる・Windowsとのデータ連携
- Max6(Max/MSP/jitter) : メインの環境、なんでも出来る
- QuickTime7 Pro : 各種データの相互変換(コンバータ)としての活用
- GarageBand : 著作権の心配なくお手軽に音楽を制作できる(^_^)
- iTunes : GarageBandの音楽データをMP3/AIFF化するために経由する
- GarageBandでオリジナルのサウンドトラックができる
- サウンドファイル、ムービーファイルなどの相互変換と活用
- Max6でアルゴリズム(プログラミング)の発想を学ぶ
- Max6で音楽やサウンドの生成・編集ができる (→映像作品のサウンドトラック)
- Max6で音楽と同期したPICT画像のアニメーションができる
- Max6でリアルタイム画像処理ができる
- Max6で外界(物理世界)とインターフェースできる → インスタレーション、ゲーム
- 「サウンドデザイン」であまり扱わないこと
- スピーチ(音声合成) → 英語であれば画面上の任意の英語を発音させる事はカンタン(^_^) - System Preference
- シーケンスソフト(本格的「音楽打ち込み」ソフト) → Webで自習できる、音楽理論の解説は後期、GarageBandだけは扱う
- 「初音ミク」その他(ボーカロイド) → Webで自習できる、究めたい人はゼミでの特訓には対応する
- 「なぜMax6なのか」→これらの作品の大部分はMax/MSPで出来ている !!
- Max6(Max/MSP/jitter)について ★
- 「人間には何故、聴覚があるのか」・「人間はサウンドをどこで聞くのか」
- 「音の三要素」など - "intro_1"
本日のデモ サイン波 sinusoidal wave → 音とは空気振動である
本日のデモ 音の三要素(1) 音高 pitch 周波数 = 振動数(Hz)
本日のデモ (2) 音量 loudness 音の大きさ = 音圧(db)
本日のデモ (3) 音色 timber 波形- 「音」から「音楽」へ - "intro_2"
本日のデモ 電子楽器の情報規格 "MIDI" (1984年頃からずっとスタンダード)- 「音楽」と「グラフィクス」 - "intro_3"
本日のデモ ランダムな音を生成しつつランダムに描画- Maxについて→「サウンドデザイン」でMaxを実際に使い倒す(^_^) - "intro_4" / "intro_5"
本日のデモ Max/MSPのデモ ライブに音響をぐりぐり
本日のデモ Max/MSP/Jitterのデモ ライブにムービーをぐりぐり- Max6を活用した、ある学生の映像作品のメイキングについて(3回生・坂上作品) ★
- マルチメディア室の使い方について
- Macを立ち上げる
- マルチメディア室のMacは環境設定その他は記憶しない
→デスクトップの壁紙変更などは無駄(^_^;)- Rドライブは直接マウントされないのでローカルHDDに保存したデータは消される
→USBメモリ/携帯型HDDなどにバックアップ必須- Macを立ち下げる
- 本日のサンプルパッチ ピアノ音で画面の鍵盤をマウスで弾く
- 宿題 なし(^_^)
- 来週以降の準備について(Flashメモリ/携帯型HDD/イアホン)
- 2日目(2013.04.23)
- マルチメディア室の使い方について(補遺)
- WebブラウザはFirefox → 講義ページ「http://nagasm.org/1106/sound/」に行く
- Maxの場所
- GarageBandの場所
- Firefoxのダウンロード先に注意 → 作業はデスクトップの方が簡単
- 音楽心理学の実験 - Max6でこんな事も出来る、というサンプル
- まずこれをダウンロードして
- デスクトップに移動して解凍し、「nagasm_test.mxf」をデスクトップに置く
- イアホン/ヘッドホンを挿して音量調整する
- 解凍したMaxコレクティブをMax6のアイコンに落として実行させる
- 中身の指示に従って実験する ※所要数分
- 結果がデスクトップに「test.txt」として出来る → 中身を確認してみよう
- ブラウザから自分がメイルを送れる環境を開く
- test.txtの中身をメイル本文として、タイトルに名前を入れて、「nagasm@suac.ac.jp」にメイルする
- 中身についてはそのうち紹介します
- Max/MSPを触ってみよう part1 ★
- ガンガン飛ばしていくのでキッチリと身に付けよう。何でも出来る環境を自分のモノにしよう
- システム環境設定でサウンドを「内蔵スピーカ」に変更すると音が出る(ヘッドホン必要)
- Max/MSPを立ち上げる ※「Max6 Runtime」でなくて「Max6」 を起動すること
- 最初にMax6を起動しておけば、あとはMax6パッチ(拡張子maxpat)を叩けば開く
- Max/MSPでは文字は「直接入力」にしておくこと(日本語NG)
- 「編集モード」と「実行モード」 ※ショートカット「Command+E」
- 「File」 → 「New Patcher」で新しいパッチ(Max6のプログラム)を作る ※キャンバスは真っ白(^_^)
- 用意されている教材を解凍して走らせるだけでなく自分で作ってみること !
- オブジェクトを呼び出す (※まだ取り上げないものは呼び出さないこと)
- オブジェクト同士を結ぶ
- 「全てのオブジェクトを丸暗記」なんてナンセンス
- 最小限のオブジェクトだけで相当のことが出来る
※ショートカット「Command+C」「Commande+V」「Command+D」「Command+A」「Command+X」「Command+Z」「Command+W」はWindows等と同じ- Max/MSPで絶対に禁止なのは「無限ループ」
- (整数)変数 - 入力にも出力にもなる
- 縦スライダー、横スライダー - 入力にも出力にもなる
- ツマミ(回転ボリューム) - 入力にも出力にもなる
→ 変数の「インスペクタ」(Command+I)で自由に色を設定する- makenote - MIDI発音情報(on/off)の生成 → 「音の長さ」(Duration)と「打鍵の強さ」(Velocity)
- noteout - MIDIノートの出力(発音) → MIDIチャンネル(音色ごとの系列)
- pgmout - 音色の変更 → MIDIチャンネルを合わせる
- インクリメンタ/デクリメンタ - 例外的に変数と「たすきがけ」可能、1つずつ上下できる
- 楽器パートの「音色」は「pgmout」で設定する(しないとdefaultはピアノ、あるいは直前の設定の音色で演奏される)
- 「音色」の数字と楽器名の対応
- オブジェクトの細かい設定はインスペクタ(プロパティ) ※ショートカット「Command+I」 → (例)フォントサイズ、色、・・・
- 鍵盤 - 入力にも出力にもなる、高さだけでなく「打鍵の強さ」(Velocity)も出力
- オブジェクトの第2インレット以降は保持されるだけ( → 初期値は変更される)
- 全てのオブジェクトは、左端の第1インレットによって出力が出る
- パッチの保存「拡張子はmaxpat」→USBメモリ等へ
- パッチの保存とMax/MSPの終了 ※ショートカット「Command+S」「Command+Q」
- 来週の予告(Maxの続き)
- 1秒カウンタで時計(タイマ)を作る
- ドラムの楽器を理解する ※途中で音楽室に移動して実際にドラムを長嶋が叩いて紹介します
- ドラムマシンを作る
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 3日目(2013.04.30)
- CGクリエーター検定について - まだあと1ヶ月近く、締め切りには時間があります。Webで申し込んだら、その自分の受験申込書(PDF)をダウンロードして、アポをとって、1106研究室に受験料とともに申込書を持参してもらう・・・という段取りになります
- だいたい例年、このあたりで「自分には向いていない」という言い訳とともに「プログラミング」を諦める学生が出て来ます。新しいものを理解しようとする姿勢から逃げた者はその程度にしか成長せず、自分の可能性の芽を閉ざして卒業していきます。ここ2-3週が勝負です。ここを乗り越えると「何でも作れる」楽しい世界が広がってきます
- Max/MSPを触ってみよう part2 ★
- トグル(0/1) - 入力にも出力にもなる
- オブジェクトの細かい設定はインスペクタ(プロパティ) ※ショートカット「Command+I」 → (例)フォントサイズ、色、・・・
- Max/MSPの情報は「bang」と「データ」(整数/浮動小数点数)と「メッセージ」(文字列)
- bang - データでなくイベント(きっかけ)
- オブジェクトの第2インレット以降は保持されるだけ( → 初期値は変更される)
- 全てのオブジェクトは、左端の第1インレットによって出力が出る
- ↑「+」でこれを試してみよう
- 加算オブジェクト「+」
- 剰余オブジェクト「%」
- 変数オブジェクトは「メモリ」でもある → 入力が保持されている ※入力があれば出る、bangでまた出る
- 定数オブジェクト
- 定数「1」と加算「+」で「インクリメンタ」を作る
- metro - 「時間」の基準(メトロノーム)
- metroで絶対に禁止なのは「時間ゼロ」
→ 変数の「インスペクタ」(Command+I)で変化の最小値を設定する- ここまでの道具だてで「時計(タイマー)」が出来る(^_^)- 「%」と「/」の活用
- 「ドラムマシン」を作ろう
- ドラムの楽器を理解する ※音楽室に移動して実際にドラムを長嶋が叩いて紹介します
- 「metro」と「1」と「+」と「% 16」と「select」で簡易シーケンサが出来る
- select - 特定の値でヒットしてbangを出す
- 「select」の順次出力を「bang」で受ければ次々にbangする
- MIDIの10チャンネルは打楽器トラック
- 個々のタイミングのbangからある数値(ノートナンバ:10chでは打楽器指定)を出す
- MIDIのドラムトラック(10チャンネル)
- 「Maxドラムマシン」のためのドラム講座/リズム(ビート)講座
- バスドラム(BD)
- スネアドラム(SD)
- ハイハット(HH)
- オープンハイハット(OH)
- クラッシュシンバル
- ライドシンバル
- タム(HT/MT/LT/FT)
- リムショット
- 8ビート
- 16ビート
- シャッフル/バラード(12ビート)
- 先週、皆んなに被験者になってもらった「音楽心理学」実験のその後 http://nagasm.org/ASL/Glocken (まだ執筆途上)
→ 音楽心理学の実験、という「研究」もMax6で出来る。道具までオリジナルで作るのは楽しいぞ ! (^_^)- 来週の予告(Maxの続き)
- ドラムマシンを「使える」モノにしていく
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 4日目(2013.05.07)
- 参考資料を配布します(去年の情報処理学会誌特集記事)
- 連休も終わったので、CGクリエーター検定について - Webで申し込んだら、その自分の受験申込書(PDF)をダウンロードして、アポをとって、1106研究室に受験料とともに申込書を持参・・・となります
- ここ1-2週が勝負です。ここを乗り越えると「何でも作れる」楽しい世界が広がってきます。今日はMaxの本質とも言える重要な概念がいくつも登場しますが、これはC言語でもJava言語でもActionScript(Flashの言語)でもiPhone/iPadアプリ開発でも、全ての基本です
- 参考動画の紹介 - アナログ現物でMax的なパッチングをしていた時代の様子
- Max/MSPを触ってみよう part3 ★
- Max/MSPの情報は「bang」と「データ」(整数/浮動小数点数)と「メッセージ」(文字列)
- (浮動小数点)変数 - 入力にも出力にもなる
- int - 整数を保持するメモリ
- float - 浮動小数点数を保持するメモリ
- 加減乗除オブジェクト「+」「-」「*」「/」
- 剰余オブジェクト「%」
- 変数オブジェクトは「メモリ」でもある → 入力が保持されている ※入力があれば出る、bangでまた出る
- 「ドラムマシン」をスッキリさせて行こう
- selectの意味とその使い方(再)
- counter - 3つのモード (インクリメンタの進化形)
- gate - 制御入力により情報を振り分ける(2入力なら単純なスイッチ)
- send と receive
- patcher (サブパッチ) による階層化・構造化 - 「プログラミング」の肝
- loadbang - パッチが開かれた時にbangを出す→初期化
- preset - パッチ内の全ての変数を記憶するプリセットボタン
- ショートカット「Command+K」 - 実行時不可視(hide on Lock)
- ショートカット「Command+L」 - 実行時可視(show on Lock)
- ある先輩の作品例 - "OB1.zip"
- 来週の予告(Maxの続き)
- 「ドラムマシン」を「自動演奏マシン」にグレードアップする(^_^)
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 5日目(2013.05.14)
- CGクリエーター検定の応募は、ぼちぼちお願いします
- 「ドラムマシン」を「自動演奏マシン」にグレードアップしよう
※本日は「じっくり」「みっちり」行きます。ここ20年の世界のComputer Music研究成果のエッセンスを一気になぞります(^_^)- 「自動演奏マシン」にベースも付けよう 本日のサンプルパッチ
- table - フレーズを描こう (patchと共に保存に設定変更)
- 「if $i1>10 then $i1」オブジェクトは「10より大きい入力の時だけそれを出力する」→休符が作れる(^_^)
- 「自動演奏マシン」にアドリブピアノも付けよう
- MIDIでは伝統的にプログラム「1」「2」「3」はアコピ、「4」「5」「6」はエレピやホンキートンクピアノ
- 楽器パートの「音色」は「pgmout」で設定すること。でないと直前の設定の音色で演奏されてしまう
- 「音色」の数字と楽器名の対応
- ただのランダムだと音楽っぽくない(^_^;)
- tableを使ってランダムに選ばれる音のセット(スケール)を設定 !!
- 中級編の補足(頑張る人のために)
- 長嶋が初めて「Max」の解説記事を書いた本
→ 長嶋の書いた本の中の この本 (図書館にある)- その中の「アルゴリズム作曲」のところをWebに置いたのがこれ
→ この本は1999年出版と古いので、Maxのバージョンも古いことに注意。ただし当時のパッチはMax6でも読み込んでMax6版に書き出せるので以下に紹介する- この記事にあるMaxパッチ「***.max」をMax版に書き出したもの(をまとめたzip)はこれ。「***.maxpat」となり、Max6で開けられる。ただしMIDIインターフェースを接続していないとMIDI入力モノは何もしない(^_^;)。MIDI出力モノはdefaultのソフトシンセが鳴る
- ↑このサンプルの最後の3つのパッチは今回の課題にも応用可能
ただしかなり上級編。その最後の実際例が↓- (参考)長嶋が1995年に作曲・公演した作品 "David" に実際に使ったパッチのうちの一部
- そのパッチがこれ
- 当時のノートパソコンの画面は小さかったのでこれで画面一杯(^_^;)
- このパッチを走らせた後には、MIDIチャンネルボリュームや音色が変更されているので、「Max6をQuit」すると音源が初期化される
- センサ関係の入力や、パフォーマンスで鳴らす部分はカットしてある
- 使い方は後日、講義の中で解説するカモ
- Max6の次の展開は「サウンド」→この途中でGarageBandもやります(^_^)
- 「何か(お気に入りの曲など)のサウンドデータ」を持参して下さい
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 6日目(2013.05.21)
- CGクリエーター検定の応募締め切りが近いです
- 学会で知った面白い脳科学動画の紹介 - 皆んなも制作してみよう。コンテの勉強に最良の題材(^_^) - "Change Blind"
- 静止画ファイル/サウンドファイルのサイズの計算方法
- CGクリエイター検定で各科目で出題される定番の問題
- このくらいの算数(数学にあらず)が出来ないメディア造形は失格だ(^_^;)
- 「ビット」と「バイト」と「ワード」
- 2進数と10進数と16進数 ※「2の10乗」≒「10の3乗」
- HTMLのBODYタグのBGCOLOR(背景色)を例にして
- 単位の接頭辞
- 画像ファイルは「総ピクセル数」*「RGBデータ」
- 画像ファイルの圧縮フォーマット : GIF、JPG、PNG
- サンプリング(離散化)とクォンタイゼーション(量子化)
- サウンドファイルは「サンプリング」*「持続時間」*「量子化」*「チャンネル数」
- サウンドファイルの圧縮フォーマット : AU、MP3
- (参考)ムービーファイル : MOV、AVI、WMV、MP4、FLV、M4V、・・・
- サウンドファイルの種類と特徴と相互変換
- 「音楽ファイル」には大きく2種類ある
- 「MIDIファイル」 --- 音楽演奏情報を記録したデータファイル。再生系でサウンド合成(シンセサイズ)する必要がある。サイズが非常に小さい
- 「サウンドファイル」 --- サウンドを曲ごとサンブリングしたデータファイル。非圧縮だとかなり大きくなる
- サウンドファイルの相互変換 : iTunes、QuickTime7Proを活用する
- Max6のMIDI(ソフトシンセサイザ)演奏情報をMIDIファイルとして記録する : 「seq」
- MIDIファイルをQuickTime7ProでAIFF/WAVファイルとして書き出す(export)
- QuickTime7ProでAIFF/WAVファイルをトリミングして書き出す
- CDやAIFF/WAVファイルをiTunesでmp3化する(preferenceでCD変換形式をmp3にする)
- Max6ではaiff形式のサウンドファイルを読み込む
- Flashではmp3形式のサウンドファイルを読み込む
- 本日のサンプルパッチ ★
- いよいよMSPに進んでみよう part1- MSPの機能をザッと紹介 → 来週また同じサンプル(後半)を解説します
- Maxの機能(MIDI情報処理)をサウンドに拡張させたMSP
- サウンドの情報は「黒い線」でなく「黄色と黒の縞模様の線」である
- オーディオのON/OFF
- マイク入力とオーディオメーター/レベルメーター
- マイク入力で(叫ぶ/手を叩く)ドラムマシンのスタート/ストップ制御なんてカンタン(^_^)
- スピーカ出力とオーディオボリューム
- サウンド・シンセシスのもっとも基本は「cycle~」
- サイン波のサウンドを鳴らしてみよう
- ピッチ(周波数)と人間の可聴領域
- 音楽的ピッチ(音階)とピッチとの変換「mtof」「ftom」
- 「サンプリング」してみよう
- 「サンプリング」とはバッファメモリにサウンドファイルをレコーディングすること
- メモリの確保「buffer~」
- メモリへの記録「record~」
- メモリからの再生「play~」
- スピードや時間的方向を変えて再生してみよう(再)
- 「buffer~」からファイルへの書き出し
- ファイルから「buffer~」への読み込み
- サウンドファイルの再生「sfplay~」
- サウンドファイルへの録音「sfrecord~」
- より高度な(DJ的)再生「groove~」
- 「*~」でオーディオレベルを乗算する
- フェードイン/フェードアウト/クロスフェード
- 数値データをサウンド信号に変換する「sig~」
- 振幅変調(AM)
- 「FIFOメモリ」(リングバッファ)とは → 「tapin」「tapout」
- 周波数変調(FM)
- ディレイ
- ディジタルフィルタとイコライジング
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 7日目(2013.05.28)
- CGクリエーター検定について - いよいよ締め切りです。直前にWeb申し込みをした人が多数出て来ましたので、1106に申込書(PDFプリントアウト)と受験料を持参できる日時(アポ候補)を「5/27(月)の3-4限、5/28(火)の2-3限、5/29(水)の1-5限」と提示します
- MSPで遊ぼう part2 ★
- MIDI生成・自動演奏マシンの作った音楽を「seq」でレコーディングしてサウンドファイルに変換する(再)
- サウンドファイルへの録音「sfrecord~」
サウンド入力ソースの切り替え(selector~)のサンプルもあり- より高度な(DJ的)再生「groove~」
ループのON/OFFとともに再生スピードのスライダーのvalueインスペクタを「float」に設定するサンプル
再生速度を変えてミックスして「ハモり」を作るには(再)- 「*~」でオーディオレベルを乗算する
サウンドに乗算される値は「0.0」から「1.0」までがフルスケール ※持ち上げる場合には「割れ」に注意- フェードイン/フェードアウト/クロスフェード
「プチ」を無くすのはサウンドデザインの最初のマナー- 数値データをサウンド信号に変換する「sig~」
- 振幅変調(AM)
- 「FIFOメモリ」(リングバッファ)とは → 「tapin」「tapout」
単純に遅らせるのは後述の「delay~」だが、FIFOメモリでは「マイナスのdeley(→未来(^_^;))」も出来る- 周波数変調(FM)
- ディレイ - audio018.maxpat
これをオリジナルと重ねると面白くなる(^_^)- ディジタルフィルタとイコライジング
- リバーブ - 本格的にはフィルタとタップを多段に駆使する! - reverb_example.maxpat
- 次週予告 : 2週ほどかけてGaragaBandを扱う予定 → その後Max6と連携
- Max/MSP/jitterの攻略法
- ヘルプを活用する → オブジェクトをハイライトしてヘルプメニューから呼び出す → ヘルプ自体もMaxパッチなのでそこから必要な部分を自分のパッチにコピペする(^_^)
- リファレンスを活用する → オブジェクトをハイライトしてヘルプメニューから呼び出す
- チュートリアルが充実している、ただし予習は不要
- Max/MSPリファレンス(PDF) ※Max5版、ただし実質的にはほぼ同等
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 8日目(2013.06.04)
- CGクリエーター検定について - 試験前日の7月13日(土)の14-16時に、試験会場と同じ南379中講義室にて「直前勉強会」を開催するので希望者は参加を予定しておいて下さい。なお解説対象科目は「CGクリエイター・ベーシック」「CGクリエイター・エキスパート」「Webデザイナー・ベーシック」の3科目です
- 活躍する先輩の最近のCMお仕事の紹介(^_^)
→ キミは見破れるか?- GarageBandを活用しよう part1
- GarageBandとは - Macにもれなく付属する強力な音楽生成ツール(^_^)
- GarageBandを使った先輩の映像作品の例 Code G
- 活躍する先輩の学生時代の映像作品の音楽もGarageBand - 「Paper Play」 「trip」
- 長嶋のGarageBand打ち込み事例は以下の(2)(3)(4)の3件しかない(^_^;)
- GarageBandの主要な2種類の音源「リアル音源」「ソフト音源」の使い分け
- GarageBandの事例紹介(1) リアル音源のループ素材を並べるとお手軽に作曲できる
- GarageBandの事例紹介(2) ソフト音源では「打ち込み」出来る : どんぐりころころ
原曲 16ビート版 shuffleロック版 GarageBandデータ
(学会出張の新幹線内[浜松→東京]で1曲、学会中の内職+帰途の新幹線内で1曲)
→打ち込みのための音楽知識は後期「サウンドデザイン演習」で伝授- GarageBandの事例紹介(3) ソフト音源では「アレンジ」出来る : 先輩の作品協力の事例
和風にアレンジ GarageBandデータ
(1日半でこれだけ)
→アレンジのための音楽知識は後期「サウンドデザイン演習」で伝授- GarageBandの事例紹介(4) 卒展優秀作品DVDサウンドトラック協力の事例 ※使用は自由です(^_^)
(3日間でこれだけ)
→作曲のための音楽知識は後期「サウンドデザイン演習」で伝授
- 5ビート版 サウンド GarageBandデータ
- 7ビート版 サウンド GarageBandデータ
- 9ビート版 サウンド GarageBandデータ
- 12ビート版 サウンド GarageBandデータ
- アルペジオ版 サウンド GarageBandデータ
- 全音音階版 サウンド GarageBandデータ
- GarageBandの出力はサウンドファイルとして書き出せる ※プロジェクトファイルはGarageBand専用
- とりあえずGarageBandを使ってみる (作曲してみる) - 1小節のパターンを作る
- 音楽理論は後期ですが特別に「ブルース(ロックンロール)進行」の技だけ教えます(^_^;) →その提示サンプル
- 宿題 本日までに登場したGarageBandの機能をしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 9日目(2013.06.11)
- 「時間学会」のお話 ★
- GarageBandを活用しよう part2
- GarageBandでの作曲のコツ(1) 「リアル音源」編 ※ 個別のフレーズサンブルはテンポもキー(高さ)も違うが、トラックにドラッグドロップすると、ちゃんとGarageBandがスムースに繋がるように自動修正/調整してくれるので安心(^_^)
- GarageBandでの作曲のコツ(2) 「リアル音源」トラックにレコーディングできる ※Max/MSPで作ったサウンド(AIFF)も投げ込みOK(^_^)
- GarageBandでの作曲のコツ(3) 「ソフト音源」編 ※ 最低限の音楽理論は後期「サウンドデザイン演習」で伝授の予定
- GarageBandでの作曲のコツ(4) 「ソフト音源」は最初に1音だけソフトキーボードで入れればコピペで「打ち込み」(編集入力)に移行できる
- GarageBandでの作曲のコツ(5) 「ソフト音源」でのドラムトラックの入力方法を伝授します
- GarageBandでの作曲のコツ(6) 「ソフト音源」でMaxのソフトシンセ(標準MIDI)の音色を使いたい場合 → 「ソフト音源」に標準的なMIDIソフトシンセのプログラム番号を指定する方法
- GarageBandでの作曲のコツ(7) トラックボリューム、各種パラメータの個別制御(時間的変化)で自在に表情を演出できる
- GarageBandでの作曲のコツ(8) 実はGarageBandの「エフェクト」は超強力なので活用しよう
- 本日のサンプル ★
- Max/MSPを活用しよう(事例紹介)
- Max/MSPを活用した長嶋の事例紹介2件
- 情報処理学会 音楽情報科学研究会 研究発表講演 「宇宙人音楽と人体音楽の作曲事例報告」
- 宇宙人音楽 : オペラの電子音響パートを作曲してオーケストラピットで演奏
- 人体音楽 : SONYのラジオCMの作曲を依頼される
- 宿題 本日までに登場したGarageBandの機能をしっかり理解・整理しておくこと
- 10日目(2013.06.18)
- 本日は10回目です。残り5回の予定は以下です
- 6/25 Max6でアニメーション(2)
- 7/2 Max6でアニメーション(3)
- 7/9 「Max6でリアルタイム画像処理」のイントロ → 詳細は後期「サウンドデザイン演習」
- 7/16 「Max6でインスタレーション」のイントロ → 詳細は後期「サウンドデザイン演習」
- (7/23 休講(国際会議に出張不在) → マルチメディア室は開放、課題制作の追い込み)
- 7/30 最終日、最終課題の合評
- Max6でアニメーション(1)
- 本日のサンプルパッチ ★
- まずは「lcd」パッチ
- まずは「lcd」にお絵描き
- 「lcd」の大きさはVGA(640*480)程度にしておこう(合評のため)
- 全てのマニュアルはhelpにある
- ペンの太さ
- ペンの色
- お絵描きしたら静止画ファイルにしよう
- 「lcd」パッチでdraw系のグラフィクスをやってみよう
- 基本図形 - paintrect
- 基本図形 - framerect
- 基本図形 - paintoval
- 基本図形 - frameoval
- 基本図形 - linesegment
- 4つの数値をリストにまとめる「pack」
- 先頭にコマンドを付加する「prepend」
- 末尾にコマンド等を付加する「append」
- ランダム自動描画パッチ
- →自動演奏と組み合わせると・・・
- お絵描きして静止画ファイルに保存してPNG→PICTに変換する
- 多数の絵の「ぱらぱらアニメ」を作る
- →自動演奏と組み合わせると・・・
- 長嶋が講義の合間に作ったパッチ ★
- 過去の先輩の課題作品を観てみよう(1)
- 来週の予告 - 数学的に静止画を動かす「数理造形」(^_^)
- 最終課題は「オリジナルのBGMに同期したアニメーション(モーショングラフィクス)」というMaxパッチの予定です
- 宿題 本日までに登場したMax6テクをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 11日目(2013.06.25)
- Max6でアニメーション(2)
- 本日のサンプルパッチ ★
- 過去の先輩の課題作品を観てみよう(2)
- PICT画像に座標を指定して「動かす」
- PICT画像をランダムに「動かす」 (1)普通の「random」は神出鬼没
- PICT画像をランダムに「動かす」 (2)酔っぱらいの千鳥足「drunk」の面白さ
- 座標の計算により物理的挙動を表現できる - 「数理造形」
- 等速速直線運動 - 無重力の宇宙空間はコレ
- 等速円運動/単振動 - 宇宙空間はコレで溢れている
- 放物運動 - 地球上はコレで溢れている
- 力学的に不審な挙動を加味する - 「生命」のイメージの演出
- 「2つの画像が衝突すると反発する」アルゴリズムに挑戦してみよう(解答ナシ(^_^;))
- 来週の予告 - アニメーションにインタラクティブを組み合わせると・・・
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 12日目(2013.07.02)
- ある先輩の活躍の紹介
- Max6でアニメーション(3)
- 本日のサンプルパッチ ★
- 力学的に不審な挙動を加味する - 「生命」のイメージの演出
- 「インタラクティブ」の要素を加えよう → ゲームが作れる(^_^)
- キーボード入力の取得
- カーソルキー(↑←↓→)入力の取得
- マウスボタン状態の取得
- マウスカーソル座標の取得
- 状態判定
- ランダム生成
- 来週の予告 - 「Max6でリアルタイム画像処理」のイントロ
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 13日目(2013.07.09)
- CGクリエイター検定等試験の受験票を渡します ※写真貼付は不要、学生証を持参のこと ※前日「14-16時 直前勉強会 379」あり
- ある学生映像作品の音楽トラック作曲事例紹介
- 「Max6でリアルタイム画像処理」(jitter)のイントロ紹介 → 詳細は後期「サウンドデザイン演習」でやりますが「お化け屋敷」のためには夏休み中の特訓を希望して下さい
- 最終課題「オリジナルサウンドを活用したインタラクティブなアニメーション生成Max/MSPパッチ」
- 提出締切 7月29日(月) ※最終日7/30(火)は朝一番から課題作品合評会となるので、この朝に持ち込むのは不可
- ここまで学んだMax/MSPの総まとめ(確認)の意味 (※ jitterは使わない事)
- これまでの要素をまとめる(シンプルなグラフィクスと動きとサウンドの同期)
- ランダム要素(偶然性)の加味を推奨 - 同じ再生を繰り返すのでない演出、全くのデタラメと感じないためにはどうする??
- インタラクティブ要素により、一種の「ゲーム」「占い」などの性格(エンタテインメント性)を持つことを強く推奨
- 長嶋の提示サンプルをチラっと改訂しただけでないオリジナリティは高く評価したい
- 外部で用意した静止画や動画やサウンドデータを素材として参照するのはOK
- 音楽的要素をMax/MSPのアルゴリズムで生成するアプローチは高く評価したい
- BGMをGarageBandでオリジナル制作することも高く評価したい
- 合評に使う講師席のパソコン画面は「1280*1024」サイズなので、パッチは全てこの範囲内(左上)に配置して保存すること。表示エリアとしてのサプパッチを使用する場合、そのサイズは「640*480」のlcdオブジェクトだけとなる(講義のサンプルパッチのスタイル)のを推奨する
- まずフォルダ(フォルダ名=学籍番号)を作成し、作品パッチ("学籍番号.maxpat")と、参照される素材データファイルとをこのフォルダに入れる。サブパッチやテーブルは全てMaxパッチ内で定義し参照されるようにして、maxpatファイルは"学籍番号.maxpat"の1本だけ(叩けば鑑賞できる)とする。これをフォルダごとMacOSXでアーカイブ("学籍番号.zip")にしたものを提出する。 Windowsのzipは形式が違うので注意
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の中尾さんに問い合わせること
- データは講師席の「課題回収用HDD」の提出用フォルダ「サウンドデザイン最終」と、中尾さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 「最終課題の制作に向けて質問・アドバイス」タイム
→休講日の7/23(火)の1限は中尾さんにマルチメディア室を開けてもらいますので作業できます
→マルチメディア室を使っていない時間に実習指導員に開けてもらって受講科目の課題作成するのは課題制作期間中に限り届出書類不要- 14日目(2013.07.16)
- 本日は「授業アンケート」を提出するので15分早く終了します
- メディア心理学実験(3回生の制作したアンケート)に回答してみましょう
※ この実験のサンプル音声データは持ち帰り不可なので注意して下さい- 「Max6でインスタレーション」紹介デモ → 詳細は後期「サウンドデザイン演習」でやりますが「お化け屋敷」のためには夏休み中の特訓を希望して下さい
→ SUACインスタレーション(1)
→ SUACインスタレーション(2)
→ SUACインスタレーション(3)- 「最終課題の制作に向けて質問・アドバイス」タイム
→休講日の7/23(火)の1限は中尾さんにマルチメディア室を開けてもらいますので作業できます
→マルチメディア室を使っていない時間に実習指導員に開けてもらって受講科目の課題作成するのは課題制作期間中に限り届出書類不要- 15日目(2013.07.30)
- 先々週の「3回生の企画した心理学実験」の結果について
- Sketching in Hardware 2013について
- Max6の開発者David ZicarelliのMaxパッチを観てみよう(^_^)
- 「メディア造形総合演習II」 及川史織 映像作品 "おばあちゃんのマジックランタン" 最終完成版
- 自主制作でインスタレーション/ゲーム等を制作(碧風祭での「お化け屋敷」も)に挑戦する人は一度は長嶋に相談する事を強く推奨する
- 最終課題の合評
- 今回の最終課題の目的は「2回生後期[サウンドデザイン演習]、3回生前期[音楽情報科学]、さらに[メディア造形総合演習][卒業制作]などで、サウンド(聴覚メディア)を活用でき、インタラクション(関係性)を構築(プログラミング)でき、アイデアを実現していけるために、とりあえずのツールとしてMaxに慣れ親しんでおく」という事にあります
- そのため、アポをとり長嶋に課題制作について相談し支援を受けた学生の課題作品と、自力で頑張った学生の課題作品のレベルに差があったとしても、それは成績評価には関係しませんので気にしないで下さい。基本的には「遅刻なく良く出席した」「課題を出した」という事実を評価の中心とします
- 長嶋が支援した作品については、以下に、相談を受けた長嶋が提供した途中経過(ほぼ最終版のものもあり)のMaxパッチをzipサンプルとして提供します(これは各学生の最終成果ではなくて長嶋が提供した段階のバックアップ)ので、夏休み期間中に(SUACは月-金は普通に動いているので事前にアポを入れればマルチメディア室で涼しく勉強できます(^_^))、時間を作ってこれらを少しでも理解し、一部を自分の構想にコピペして活用できるようにしておくと、後期はスムースに発展させていけます
- 森作品 - 授業中に作ったのであまり整理されていません(^_^;)が、左右のカーソルキーで選んでリターンキーで決定すると箱が開いて来る・・・という基本的な流れのサンプルです
- 吉川作品 - 真ん中の穴からモグラが出て来た時に、さらに一定の時間的な「幅」でスペースキーを叩かないとヒットしない、というサンプルです
- 夏目作品 - 一定のテンポでコマ送りの紙芝居が進み、オチの部分ではスペースキーを叩くとランダムな結末に分岐する、というサンブルです
- 廣田作品 - サウンドが付いていませんが、画面内のマウス位置に追従して「手」を動かし、drunkでランダムウォークする「蚊」のぴったり中央でクリックしないと叩けない、というサンプルです。マウスクリックした瞬間のカーソルの位置座標と「蚊」の位置座標との距離を計算して、一定値以内だとヒットと判定しています
- 加藤作品 - 時間が限られていて中途半端な段階(スタートに戻らない)ですが、マイクからの声をトリガとしてランダムな結果画像の表示を切り換える、というサンプルです
- 花畑作品 - 時間が限られていてバグ等も多いですが(^_^;)、落ちモノを左右カーソルキーの移動によりキャッチする、というタイプのサンプルです
- 細井作品 - 横にスライドする「餌」がランダムに流れてきて、スペースキーを押して虎の前にある「餌」に応じた結果に分岐するサンプルです
- 太田作品 - 「神経衰弱」ですが、「外れ」の時に一瞬、本来の駒と違う画像が出る、という太田さんのアイデアに触発されて、久しぶりに相当に来合いを入れてプログラミングしました(^_^)。あちこちにMaxプログラミングの上級テクニックを駆使しているのですが、それぞれのサブパッチをよく検討すれば、それぞれのアルゴリズム(論理)はそれほど複雑でない事が理解できますので、ぜひ挑戦してみて下さい。プログラミングは理系の領域ではなくて、論理性のある文系出身の優秀なプログラマーはたくさんいます
- 安森作品 - これは前期にやったMax6の機能では実現できないので、後期に紹介するjitterを使っています。それぞれ走っている動画をスペースキーによりランダムに呼び出して画面内でさらに横スクロールさせるサンプルです
- 藤田作品 - 画像を等速直線運動させてスクリーンの周囲とぶつかると画像が変わる、というサンプルです。画像の取り替えは単なるランダム(同じ確率)でなく、テーブルに出現確率を設定して画像の参照番号を得ている、という部分を参考にして下さい
- 槌谷作品 - 6カ所の花をクリックするとそれぞれ成長していく、というアニメーションまで出来たところで時間切れとなっていますが、それぞれの花の成長過程をテーブルに置いて参照するテクニックは太田さんパッチの手法を活用しているので参考になります
- 木村作品 - こちらも時間が無くて中途の状態ですが、ランダムに背景を切り換えて、マウスクリックで背景を透明に抜いたPNG画像をランダムに重ねて出す、というサンプルです
- 荒川作品 - オープニングに続いてキー入力を待ち、スペースキーで「つんつん」すると、「random 10」で0から9までの数値を出し、0か1であれば(確率10%)吠えられて食べられてしまう、というシンプルな関係性のサンプルとしてほぼ完成しています
- 坂下作品 - 時間が無くてまったく未完成ですが、背景画像を縦長にしてずっと上方スクロールするところにPNGが重なってうごく、という要素はそれぞれ稼働しています
- 関連資料・リンク