和風にアレンジ
2010年7月 長嶋洋一
メディア造形4回生の川本さん(映像系)からアレンジを依頼されました。「源氏物語」「平安時代」をキーワードに、既に制作中の映像作品のサウンドトラックとして、既に川本さんの友人(高校の同級生→常葉大学の音楽科)に作曲してもらったという音楽をGarageBandのデータとして受け取り、時間的な枠組み(テンポ、尺など全て)を変更しないで「和風に」編曲して欲しい、というリクエストです。
与えられた時間は実質1日半しかなく、何より音楽的に苦しいのは、同時進行で川本さんが映像作品を制作しているために、テンポを一切変更できない(;_;)という制約です。まぁ、アレンジなんて常に制約があるのですが。
原曲の音配置(個々のタイミングでの音の数、音域的な配置)を崩さない範囲で音高方向にリハーモナイズし、元データがピアノだったのを音色変更しましたが、GaragaBandのソフト音源の貧弱さ(General MIDIよりも圧倒的に音色が少ない(^_^;))を初めて知ることとなりました。
アレンジは2段階で、まず原曲をピアノ音色のまま、基本的に音の高さを移動するだけの編曲バージョンを制作し、次にそのデータのまま音色を変更(重ね合わせ)して最終バージョンとしました。
以下、精一杯やっつけた結果です。(^_^;)