(参考)「サウンドデザイン」の関連領域
インタラクティブプロダクト演習(長嶋担当回)
- 話題メモ
- 初日ガイダンス担当分(2021.10.07)
- Web資料(YouTubeムービー) (10分)
(YouTube動画のサウンドが入っていなかったらごめんなさい。リンク先のYouTubeをアクセスしてくれればサウンド入りを体験できます)- 長嶋担当回の目標「インタラクティブプロダクト(システム)の本質」を理解する
- 造形 - 鑑賞用プロダクト - ※インタラクティブじゃない
- からくりプロダクト(可動部品あり) - ヒトの力、重力
- からくり人形(動力源あり) - ぜんまい、ゴム、圧縮空気
- ロボット人形(モーター駆動) - 電池(電気エネルギー)
- ラジコン人形 - 電池+リモコン制御(有線/無線)
- 電子回路によるstandaloneシステム - 触れると光が点滅、触れると音が出る・・・
- マイコン内蔵システム - 高度な処理を実現 - Arduino、LEGOマインドストーム
- パソコン・タブレット・スマホ - 閉じたコンピュータシステム
- パソコン+インターフェース --- 外界とやりとりして高度な処理を実現
- 長嶋担当回(2週)で紹介すること
- 「新楽器」について考えてみよう
- これまで長嶋がデザインし作曲・公演してきた「新楽器」の事例紹介
- 長嶋が大会委員長としてSUACで開催した
NIME2004(新楽器の国際会議)の事例 Guthman Musical Instrument Competitionから考えよう - Macを使おう
- "Max8"で出来ること(の一部)
- 「触ると音が出る」システム(楽器?)の作り方
- 「Arduino」で広がる世界
- インスタレーションへの可能性
- パフォーマンスへの可能性
- 「インタラクティブプロダクト演習」で過去に長嶋が応援した課題作品例
- 最終合評2017
- 木村作品
- 清水作品
- 宮本作品
- 大隈作品
- 最終合評2018
- オーケストラBOX (立松美紗樹)
- プレシ音 (柴田頼人)
- テクノキッチン (尾方航)
- 最終合評2019
- エンドレスサウンド (持田侑菜)
- 音してブロック (吉田紫穂)
- 最終合評2020
- 理子の焼肉 (提坂理子)
- こだまくん (永井里緒)
- 最終合評2021
- 世界キーボード (清水秋月)
- 音で読む絵本 (法月はるね)
- いつでも雨傘 ( 橋本菜々)
- SUACインスタレーション(4)
- SUACインスタレーション(5)
- 手元にある楽器/音具から6つを紹介 (いずれ現物を見せることがあるかも)
- (音遊び玩具)1
- 標準的な価格 - ヤフオクで約千円
- 楽器の背景的な知識 - 乳児が初めて「触れる」「鳴らす」を体験して遊ぶ玩具
- 体験(操作)方法 - 左から(ボールを潰すと音が出る、取っ手を引っ張ると戻る時に音が出る、ボタンを押すと電子音が鳴る、ダイヤルを回すと音が出る、球体を回すと音が出る)
- (音遊び玩具)2
- 標準的な価格 - ヤフオクで約千円
- 楽器の背景的な知識 - 乳児が初めて「触れる」「鳴らす」「光る」を体験して遊ぶ玩具
- 体験(操作)方法 - ボタンを押すと光って電子音が鳴る、太鼓になっている面を叩く、組み合った歯車を回すと音が出る、(無いけど)穴の形に適合したパーツを入れると穴の側面にあるスイッチが押されて電子音が鳴る
- ハンドロールピアノ(改造版)
- 標準的な価格 - 約1万円
- 楽器の背景的な知識 - 昔からある「ゴム製の鍵盤シートの電子楽器」で、使用しない時に鍵盤シートをくるくる丸めて収納できる。「へこまない鍵盤」(弾いた感じがしない)とゴムの触感という体験のために提供。なお、このゴムは導電ゴムではなくて内部にPCキーボードと同じシートスイッチがある
- 体験(操作)方法 - 本来は電源を入れて弾くだけ。ただしこれは改造版(詳しくは こちらを参照 )のため、ACアダプタを差し込む(電源スイッチ無し)。改造したMIDIコネクタから演奏している鍵盤情報がコンピュータに送られる
- 3Dプリンタで制作された「万能楽器用吹き口」(写真の青いプラスチックの笛じゃない2本のもの)
- 標準的な価格 - 無料
- 楽器の背景的な知識 - 2016に参加したNIME2016(新楽器/新インターフェースの国際会議)の ワークショップ で行われた「3Dプリンタで楽器を作る」で、オーガナイザが参加者に配布したものに、もっとも簡単な伸縮パイプを付けたもの。詳細は こちらを参照
- 体験(操作)方法 - ただ吹く。パイプ部分はホースとか何でも差し込んでOK。その様子は こちらを参照
- こえピアノ
- 標準的な価格 - 1480円(『小学一年生』ふろく)
- 楽器の背景的な知識 - 『小学一年生』2017年5月号の付録にサンプラーが付いた・・・と話題になったもの。スイッチをキーボードにすると普通の単音電子楽器(一応の減衰音)だが、スイッチをマイクにするとマイクボタンを押した時の声をサンプリングして鍵盤で異なるピッチで再生できるという画期的なもの。このアイデアをインスタレーション作品に発展させた例としては伊熊千晶「食音植物」がある。残念ながらYouTube記録動画は無いが、 FLASHプレゼン や、以下の写真を参照されたい。
- 体験(操作)方法 - スイッチをキーボードにすると普通の単音電子楽器(一応の減衰音)。スイッチをマイクにするとマイクボタンを押した時の声をサンプリングして鍵盤で異なるピッチで再生する
- Tibetan Bell
- 標準的な価格 - ウイーンの「蚤の市」で35ユーロ
- 楽器の背景的な知識 - 楽器というより宗教儀式(仏具)。チベット由来で、高見さんの紹介したTibetan Bowlと同様に「棒で擦って共鳴させて音を出し瞑想する」ための道具。こちらでなくTibetan Bowlにアイデアを得た、友人の研究者Atau Tanakaの2002年のNIME論文は こちら であり、実際にAtau TanakaがNIME2002のコンサートセッションで演奏している様子が こちら 。筋電センサで両手の動き(回転動作)を検出し、さらにボウルの振動センサで実際に擦って共鳴しているデータを検出しているが、実際のサウンドとグラフィクスはMaxで生成している
- 体験(操作)方法 - 取っ手を持って上向きにして、棒で上端の淵を外側から回転させていると、次第に共鳴して音が鳴ってくる。雑念があると音が大きくならない。決してバチのように叩かないこと。バチが当たる(^_^;)
- 宿題 (長嶋担当分に限定。他の先生は別途に指示があります)
- 今回の長嶋担当分の出席にあたる、以下のレポートを長嶋へのメイルとして出して下さい。manabaは使いません
- 内容としては、今週の長嶋担当分の内容の「感想」や「質問」や「こんな音具/新楽器をデザインしてみたい」などです
- 分量はおよそ150文字〜250文字ぐらいを目安とします。長大な文書は不要です
- レポートはメイル本文として記述して下さい。ワード/PPT等の添付文書として提出した場合、長嶋はワード/PPTを持たないので無効となります。PDFに変換して添付するのも不可です
- 提出期限は10/13(水)の23:59です。それ以降のメイルは無効となります
- メイルは学生のSUACアドレスから送って下さい。他のアドレス(携帯会社やgmailやYAHOO等)は無効です
- Subject:(タイトル)には必ず「基礎演習E(長嶋)・レポート(2024000・文芸太郎)」などと学籍番号と氏名を記載して下さい
- 長嶋は「レポート」メイルに対して「受領」を後ほど(翌々日あたりまでに)返信します。これが提出確認(証拠)となるので保管しておいて下さい
- いずれここの下あたりに、それぞれのレポートに対する長嶋のコメントを書いていきます。ただレポートを出しっ放しにするのでなく、他の学生のレポートと、それに対する長嶋のコメントまでをよく読んでお互いの知識を向上させましょう
- 長嶋担当分 (10/7)のレポートと、それに対する長嶋のコメント
- 感想として、音の種類、出し方、各種プロダクトなどの作品の幅の広さを感じました。作品製作に対する好奇心が止まらない一方、アイデア出しやインタラクティブ要素、システムなどもしっかり考えたいなと思いました。また、この授業で、自分がこれからも演奏、できればパフォーマンスできるような楽器・音具を製作したいです。パーカッション系にするかエレクトリック系にするか、迷います・・・
→ 「SUACインスタレーション」のページの中にも、あまり多くありませんが「パフォーマンス」の形態の作品もあります。楽器・音具を作るだけでなく、せっかくだから作者本人がパフォーマンスする、というのは一番いいことですので目指してください。- 動画内で紹介されていた、橋本さんの傘を開くと雨の音が流れる作品が印象的でした。開けばただ流れるだけではなく、音量の変化や、頭上に持ってくると音が変化したり、傘を回すと弾けた音がしたりと、遊び心とこだわりが詰まっていて素敵な作品になっていると感じました。まだ、どんな作品を作りたいという具体的な案は出ていないのですが、遊び心に溢れ、ビジュアル面にもこだわった作品を制作したいなと漠然と考えています。宜しくお願いします。
→ 仕掛けをハイテクにすればいい、というものではなくて、シンプルでも、電気でなく「からくり」でも、「遊び心」・「ビジュアル面」などにこだわるというのも重要です。最終的にはお客さん(体験者)にとって良質のエンタテインメントになることが目標ですので、ぜひ「絵心」も生かしてください。- 私は子供向けのホビーに興味があります。インタラクティブプロダクトのガイダンスを聞き、変身ベルトや音の出る剣などもインタラクティブプロダクトなんだなあと思いました。変身ベルトはいろんな変身道具をベルトの機器にはめたり接触させたりして音が出ますが、もしそれを作るとしたらどんな作業が必要になってくると考えられますか。あと、もし効果音が出るものを作るとして、その効果音を作るためには何が必要になりますか。
→ センサ(スイッチを含む)で変身ベルトへの「操作」を検出して、その信号が効果音を鳴らすような仕掛けを仕込むことになります。センサからパソコンに繋げばどんな音も出せますが大掛かりですね。Arduinoに「サウンドファイル(mp3)を鳴らすシールド基板」を載せると、Arduinoがセンサ/スイッチの状態を監視して、操作に応じたサウンドを鳴らしたり、ランダムに効果音を選ぶようなことが出来ます。効果音は自分で録音/編集してもいいし、ネットのフリー素材を使うのも手です。SUAC図書館に購入した膨大なサウンドライブラリ(映画とかドラマに使用できる森羅万象のサウンド集)もありますので問い合わせて下さい。ただしサウンドを「鳴らす」ためのアンプとスピーカが必要で、さらに電源(電池とかモバイルバッテリー)とかも必要になるので、そこそこ「大きくて重く」なります。市販品のおもちゃが小さくて軽いのは、そういう電子関係を専用のボードとして量産(開発費用はウン千万円以上)しているので出来ますが、個人の作品制作では限界があります- ガイダンスや過去作品を見て、音階を奏でて演奏できるものだけが楽器ではないのだなと思いました。特に清水さんのてんとう虫型の楽器が印象的で、形やことごとく変わる音色に思わず実際に触ってかまいたくなりました。昔、祖母から貝殻を耳に当てると海の音が聞こえるから聞いてごらんと言われて、始めは疑いながらだったのですが本当にその音が聞こえてびっくりしたことがあります。そんな風に「嘘だろ…ホントだ!」というちょっとした驚きがあって、わくわくする作品が作れたらいいなと思います。
→ 「驚き」・「意外性」というのは重要なエンタテインメントですから、その追求というのはアイデアの源泉としてとても大切です。たしかに座間味島で仕入れた貝殻で海の音が聞こえたような遠い記憶があります。(^_^)- 音具や楽器と一言で表しても数多くの選択肢があり、受講がとても楽しみです。電子工作やプログラミングの経験が無いので不安ではありますができる限りのことはしたいと思っています。持田さんのオーケストラBOXと橋本さんのいつでも雨傘が特に素敵だと感じました。まだおおまかなイメージしかありませんが、お二人のようにシンプルでかわいらしいものを目標に挑戦してみたいと考えています。
→ 「インタラクティブプロダクト演習」では、最終作品についても完全にアナログや造形(からくり)もOKですので、無理して電子工作に寄せてこなくても大丈夫です。ただしここで電子的な「持ち駒」を頑張ってモノにすると、今後の制作などに新しい可能性が開けてくるので、その折り合いはそれぞれ自分で決定していくことになります。- 過去の作品例を見て、その多彩なアイデアに驚きました。プログラミングを使用するものもアコースティックのものも、制作が楽しそうで両方気になりました。材料も様々でどうするかとても迷います。何を作りたいかはまだ決まっていませんが、何となく、今回紹介していただいたベルのように、操作方法がちょっと変わっていてどうやって操作するのかが気になるようなものが作れたらいいなと思いました
→ 作品は「材料」でも変わってきます。昔ながらの(暖かな)木材を使うか、ハイテク木材のレーザーカッターにするか、いっそのこと3Dプリンタか、100均で仕入れたプラスチック製品を改造するか・・・などと構想/妄想することも楽しいので、簡単に決めずに色々と考えて下さい。- 僕は最後に紹介されたベルに一番興味を持ちました。他の楽器が色々な種類や数の音や面白い音を出すことで個性を出そうとしている中で音一種類だけで勝負するというのは男らしく斬新だと思いました。しかし、落ち着いて考えてみると理科の実験などで使う音叉やお寺の鐘、トライアングルやシンバルなど似たような楽器はたくさんあったので斬新という訳ではなかったのですが、そういったものも参考にしつつ、一つの音だけで勝負する楽器を作ってみるのも面白そうだと思っています。
→ 単音のシンプルな楽器の持つ魅力、という視点に気付いたのはいいことです。たくさんの音階から選んで鳴らすとか、同時にいくつもの音を鳴らすとか、楽器は技術の進展と共に複雑になり、「演奏技術」という深みが広がってきましたが、オーケストラのシンバル奏者などは、ここぞという一撃だけのために集中しています。「一つの音だけで勝負する楽器」←ぜひ、極めてください。- 担当1回目(2021.11.25)
- 今週と来週は「マルチメディア室スタート」(遅刻厳禁)
- マルチメディア室の使い方
- 個人データ(Rドライブ)は保存されない
- データはUSBメモリ/HDDで持ち帰る
- 長嶋Webへのアクセス→「nagasm.org」から or SUACから
- ブラウザはFirefoxだと長嶋ページ内のYouTubeリンクでストップする → Chromeを使うこと
- ちょっとしたデモ(紹介)
- 「新幹線クロック」 --- 頑張れば作れる?
- 踊る磁石 --- これは楽器になるか?
- これまでの回と長嶋担当回と今後の回についての関係
- この科目はオムニバス(複数の教員が担当)
- オムニバス科目の美味しい生かし方
- 今週と再来週では長嶋から新しいトピック(Macによるサウンド生成など)を提供する
→これを自分のプロジェクトに活用してもOK
→知識として学んだ上で使用せずに自分の路線を進めてもOK- 前期「サウンドデザイン」を受講した学生にはほぼ復習(^_^)
- 後期「メディア数理造形演習」を受講している学生は「楽勝(手抜き)モード」OK
- ここまでの「インタラクティブプロダクト演習」についての簡単な感想(出席確認)
- 的場先生担当回で得たこと
- 伊豆先生/佐々木先生担当回で得たこと
- 長嶋担当回の要素に対する第一印象
- これまでの回(アコースティック編)への補足
- 楽器の「ピッチ」の話
- 「12等分平均律」と「純正律」について
(→興味のある人は長嶋が書いた 音律について を調べてみよう)- パーカッション類のピッチは?
- 改造によって「ギター」を作る場合の注意点 ※ ネック再利用の場合にはナットとブリッジの距離を保持すること !!
- ギターのいろいろ
- 「色々なギター」集のYouTube動画を眺めてインスパイアされてみよう
- 過去4年の「インタラクティブプロダクト演習」の最終合評の様子
- Max8入門 part1 - Maxを立ち上げて編集して終了する
- システム環境設定でサウンドを「内蔵スピーカ」にすると音が出る(ヘッドホン必要)
- Maxを立ち上げる(電源ONの最初であれば上記の「おまじない」をしてから再度立ち上げる)
- 最初にMaxを起動しておけば、あとはMaxパッチ(拡張子maxpat)を叩けば開く
- Maxでは文字は「直接入力」にしておくこと(日本語NG)
- 「編集モード」と「実行モード」 ※ショートカット「Command+E」
- 「File」 → 「New Patcher」で新しいパッチ(Maxのプログラム)を作る ※キャンバスは真っ白(^_^)
※ショートカット「Command+C」「Commande+V」「Command+D」「Command+A」「Command+X」「Command+Z」「Command+W」はWindows等と同じ- パッチの保存「拡張子はmaxpat」→USBメモリ等へ ※ショートカット「Command+S」
- Maxの終了 ※ショートカット「Command+Q」
- 本日のサンプルパッチ
- Max8入門 part2 - Maxプログラミングの方法と電子音(シンセサイザ)
- オブジェクト(箱)同士を結ぶのがMaxプログラミング
- 最小限のオブジェクトだけで相当のことが出来る
- (整数)変数 - 入力にも出力にもなる
- (実数)変数 - 入力にも出力にもなる
- Maxの情報は「bang」と「データ」(数)と「メッセージ」(文字列)
- Maxのグレーのコードを情報が流れるのは「イベント」の時だけ
- Maxで絶対に禁止なのは「無限ループ」
- 鍵盤 - 入力にも出力にもなる
- mtof - ノート鍵盤番号から周波数に変換
- いろいろな周期波形ジェネレータ - 波形を見てサウンドと聴き比べてみよう
- 「エンベロープ」 - 音の時間的変化(減衰)
- Max8入門 part3 - 内蔵MIDI音源(ソフトシンセ楽器音)を鳴らそう
- 縦スライダー、横スライダー - 入力にも出力にもなる
- トグル(0/1) - 入力にも出力にもなる
- 鍵盤 - 入力にも出力にもなる、高さだけでなく「打鍵の強さ」(Velocity)も出力
- makenote - MIDI発音情報(on/off)の生成 → 「音の長さ」(Duration)と「打鍵の強さ」(Velocity)
- noteout - MIDIノートの出力(発音) → MIDIチャンネル(音色ごとの系列)
- pgmout - 音色の変更 → MIDIチャンネルを合わせる
- インクリメンタ/デクリメンタ - 例外的に変数と「たすきがけ」可能、1つずつ上下できる
- 楽器パートの「音色」は「pgmout」で設定する(しないとdefaultはピアノ、あるいは直前の設定の音色で演奏される)
- 「音色」の数字と楽器名の対応
- 楽器音は「ノート」でピッチを与えるが、ピッチ感のない打楽器音は特別に発音設定される
- MIDIの10チャンネルは打楽器トラック専用(1〜9チャンネル、11〜16チャンネルは楽器トラック)
- 10チャンネルのノート番号と打楽器の対応
- 「SUACインスタレーション」のページ(先輩の制作事例集)から学ぼう
※作品制作において「先行作品の調査検討」は重要- 来週も「マルチメディア室スタート」(遅刻厳禁)
- 担当2回目(2021.12.2)
- 今週も「マルチメディア室」スタート
- 今日は、今後の「インタラクティブプロダクト演習」の制作で「長嶋フォロー希望」の程度に応じて、以下のように構成することにしました
- 今後の「インタラクティブプロダクト演習」の制作で「長嶋ノータッチOK」(アナログ「造形」で行きます)の人 → 1限で終了。2限は自分の企画/構想/試作に進んで下さい
- 今後の「インタラクティブプロダクト演習」の制作で「長嶋フォロー希望」の人 → 引き続き2限で美味しいテクニックを伝授します
- 今後の「インタラクティブプロダクト演習」の制作で「的場フォロー希望」(Arduino使用予定)だが「長嶋フォロー希望」の可能性もある人 → 引き続き2限で長嶋Arduinoテクニックを伝授します
- Mozziについて
- まずはこの音(FMサウンド)を体験しよう
- その音がArduino単体(追加シールド無し、アンプも不要)で出る、というdemo
- 興味のある人は本日の後半で紹介します
- 「インタラクティブプロダクト演習」(長嶋担当回)についての簡単な感想(出席確認)
→これを自分のプロジェクトに活用してもOK
→知識として学んだ上で使用せずに自分の路線を進めてもOK- 「新しい楽器」に関する情報提供
- ICMC(コンピュータ音楽国際会議)ワークショップ(2000年・ベルリン)
- 音楽/芸術表現のための新インターフェース (2003年SUAC紀要)
- 国際会議NIME2004 (長嶋が大会委員長としてSUACで開催)
- Guthman Musical Instrument Competition (毎年開催されているコンテスト)
- Brian Alexander "Synescope"
- Panaiotis: Bandojo Digital Musical Instrument
- Nomi Abadi: NORY double synth
- Artiphon: Orba
- Stereo Field (Talk version)
- Clark Battle: Evolano
- Bradford Reed : The Pencilina
- TheoryBoard Thy333
- du-touch S
- David Shea, Monica Lim, Mirza Ceyzar: Electromagnetic Piano
- Patricia Cadavid: Electronic_Khipu
- Rafaele Andrade: Knurl
- Mihalis Shammas: Kyklophonon
- Lego Microtonal Guitar
- LUMATONE Isomorphic Keyboard
- Sam Underwood & Graham Dunning - Mammoth Beat Organ
- Juan Arminandi - Maksnovation Instrument 2020
- MIDIS by OWOW - MIDIS 2.0
- Kamil Laszuk, Jakub Kozik, Ida Laszuk: Musicon
- Andre Taques: Rainbow Double Whistle
- Ulfur Hansson: Segulharpa (Electromagnetic Harp)
- Piers Titus van der Torren: The Striso
- Aodyo Instruments: Sylphyo
- Allan Montan and the OMIT Team: The OMIT Instrument
- Jon Pickard, 23 string Harp Guitar
- Odiseimusic: Travel Sax
- Genki Instruments: Wave
- Axel Bluhme: Spin
- そのコンテストの2022版(セミファイナル・投票中)
- Mozzi(追加基板ナシでArduinoから色々なサウンド[単音]を出すライブラリ)について
- 本日のサンプルパッチ
- Max8入門 part4 - "touchMIDI32"で外界からの情報でトリガしよう
- システムの「オーディオMIDI設定」
- "touchMIDI32"を繋いでみると・・・
- 「notein」オブジェクトを叩いてMIDIポートとして"touchMIDI32"を指定する
- 人体が触れると32種類のノート情報が発生するセンサ
- 内蔵音源を鳴らすシステムと結び付ける
- パーカッション(MIDI 10ch)は簡易な効果音として活用できる
- 「楽器音」もその楽器の推奨音域から大きく外すと特殊な効果音のように使える
- 「delay」の連鎖で簡単なチャイムを作ってみよう
- 「正解」に使われる「ピンポン」を作ろう
- 「不正解」に使われる「ブッブーー」を作ろう
- 「ランダム要素」の作り方 → 「占い」系はこれでOK
- 例題 - "touchMIDI32"に触れると「1:4」の確率で「ピンポン」(Good)と「ブッブーー」(Bad)が鳴るプログラム ★
- Max8入門 part5 - 生サウンドを使ってみよう
- サウンド信号処理の使い方 - まずはサンプリングしてみよう
- メモリにサンプリングした音響をサウンドファイル化する
- 再生速度を変える/逆再生する - だけでも遊べる
- サウンドファイルを再生する「sfplay~」
- トリッキーに再生する「groove~」
- 効果音用サウンドデータライブラリ(CD50枚セット)の活用 - 図書館にある
- 録音する場合は防音室で ※録音時に入ったノイズは消せない
- エフェクトをかける場合にはGarageBandなどを活用する
- "touchMIDI32"でなくMaxとArduinoを連携させる方法について
- 昔は「Gainer」という便利なものがあった → 時代とともに製造終了
- 「Firmata+maxuino」という方法
- 「Arduino2Max」という方法
- 「USB-MIDI」という方法(一部のArduinoに限られる)
- 作品に使いたい人は後で個別にフォローします
- 「SUACインスタレーション」のページ(先輩の制作事例集)から学ぼう
※作品制作において「先行作品の調査検討」は重要- 来週12/9から「制作の週」
→長嶋サポートの学生は全体集合の後でそれぞれアポを入れて[ホワイトボードに記入]1106研究室(orマルチメディア室)に移動「20211209レポート」へのコメント (2021.12.09)
「20211216レポート」へのコメント (2021.12.16)
- 関連資料・リンク