「サウンドデザイン」の関連領域
サウンドデザイン(長嶋)
- シラバス
- 話題メモ
- 初日(2017.04.14)
- マルチメディア室の使い方について
- Macを立ち上げる
- マルチメディア室のMacは環境設定その他は記憶しない
→デスクトップの壁紙変更などは無駄(^_^;)- RドライブはマウントされないのでローカルHDDに保存したデータは消される
→USBメモリ/携帯型HDDなどにバックアップ必須- Macを立ち下げる
- メインで使う「Max7」の特例的な立ち上げ方
- Maxをまず起動する
- Fileメニューから「New Patcher」を開く
- 出てきたウインドウの上部右側に黄緑色のメッセージがあれば「体験版モード」という悲しい状態(^_^;)
- この状態で「File」メニューを見ると「Save」とか「Save As...」が灰色で選択できず、そのままではパッチが保存できない
- Maxメニューから「Preferences...」を開く
- タブの「All」を選ぶ
- 出てきたリストの最初のブロックの最後の「URL Proxy」というデータが「http://sopre.suac.ac.jp」になっている
- この「http://sopre.suac.ac.jp」を叩いて「http://sopre.suac.ac.jp:8080」とする
- ここでいったんMaxメニューから「Quit Max」を選んでMaxを終了する
- あらためてMaxを起動する
- Fileメニューから「New Patcher」を開く
- 出てきたウインドウの上部右側に黄緑色のメッセージがなくなっているのを確認する
- この状態で「File」メニューを見ると「Save」とか「Save As...」が黒くなっていて、パッチが保存できる(^_^)
- これを確認したら作業に入れる
- この状態はMacの電源を切らない限り、Maxを終了/起動しても変わらず使える
- 電源を切ったら次回はまたこの作業を授業の冒頭で行っておくこと
- 「人間には何故、聴覚があるのか」・「人間はサウンドをどこで聞くのか」
- デザイン学科のターゲットと長嶋担当科目「サウンドデザイン」「メディア数理造形演習」「音楽情報科学」の関係
- 「インタラクション」「インタラクティブ」 → 「アルゴリズム」「プログラミング」の必要性と面白さ
- 「サウンドデザイン」で学ぶことの全体像について
- アプリケーションなど
- Mac OSX に慣れる・Windowsとのデータ連携
- Max7 : メインの環境、なんでも出来る
- QuickTime7 Pro : 各種データの相互変換(コンバータ)としての活用
- GarageBand : 著作権の心配なくお手軽に音楽を制作(^_^)
- GarageBandでオリジナルのサウンドトラックができる
- サウンドファイル、ムービーファイルなどの相互変換と活用
- Maxでアルゴリズム(プログラミング)の発想を学ぶ
- Maxで音楽やサウンドの生成・編集ができる (→映像作品のサウンドトラック)
- Maxで音楽と同期したPICT画像のアニメーションができる
- Maxでリアルタイム画像処理ができる ※→後期「メディア数理造形演習」
- Maxで外界(物理世界)とインターフェースできる → インスタレーション、ゲーム ※→後期「メディア数理造形演習」
- Maxで出来ることのアウトラインのデモ(来週から少しずつ出来るように進めていきます)
- 「なぜMaxなのか」→これらの作品の大部分はMaxで出来ている !!
- 「サウンドデザイン」であまり扱わないこと
- スピーチ(音声合成) → 英語であれば画面上の任意の英語を発音させる事はカンタン
- シーケンスソフト(本格的「音楽打ち込み」ソフト) → Webで自習できる、音楽理論の解説は希望により補講形式で対応、GarageBandだけは扱う
- 「初音ミク」その他(ボーカロイド) → Webで自習できる、究めたい人はゼミ等での特訓には対応する
- 宿題 なし(^_^)
- 来週以降の準備について(Flashメモリ/携帯型HDD/イアホン)
- 2日目(2017.04.21)
- 用語の確認 - 「Max」(元々のMIDI[ソフト音源])・「Max/MSP」(リアルタイム・サウンド処理)・「Max/jitter」(リアルタイム・グラフィクス)
- Maxの起源
- 3回生「音楽情報科学」とゼミで進めているMax実験の紹介
- 先輩の「サウンドデザイン」課題作品集より
- サンプルデータのダウンロードと解凍と保存について
- 本日のサンプルパッチ
- Max7を触ってみよう part1 - Maxを立ち上げて編集して終了する
- システム環境設定でサウンドを「内蔵スピーカ」にすると音が出る(ヘッドホン必要)
- Maxを立ち上げる
- 最初にMaxを起動しておけば、あとはMaxパッチ(拡張子maxpat)を叩けば開く
- Maxでは文字は「直接入力」にしておくこと(日本語NG)
- 「編集モード」と「実行モード」 ※ショートカット「Command+E」
- 「File」 → 「New Patcher」で新しいパッチ(Maxのプログラム)を作る ※キャンバスは真っ白(^_^)
※ショートカット「Command+C」「Commande+V」「Command+D」「Command+A」「Command+X」「Command+Z」「Command+W」はWindows等と同じ- パッチの保存「拡張子はmaxpat」→USBメモリ等へ ※ショートカット「Command+S」
- Maxの終了 ※ショートカット「Command+Q」
- Max7を触ってみよう part2 - Maxの基本操作
- オブジェクトを呼び出す (※まだ取り上げないものは呼び出さないこと)
- オブジェクトの細かい設定はインスペクタ(プロパティ) ※ショートカット「Command+I」 → (例)フォントサイズ、色、・・・
- オブジェクト同士を結ぶ
- 「全てのオブジェクトを丸暗記」なんてナンセンス
- 最小限のオブジェクトだけで相当のことが出来る
- Maxで絶対に禁止なのは「無限ループ」
- (整数)変数 - 入力にも出力にもなる
- 縦スライダー、横スライダー - 入力にも出力にもなる
- ツマミ(回転ボリューム) - 入力にも出力にもなる
→ 変数の「インスペクタ」(Command+I)で自由に色を設定する- makenote - MIDI発音情報(on/off)の生成
- noteout - MIDIノートの出力(発音)
- pgmout - 音色の変更
- 来週以降の準備について(Flashメモリ/携帯型HDD/イアホン)
- 宿題 今日、やってみたMaxの使い方について理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 3日目(2017.04.28)
- 先週から続きのサンプルパッチ
- Max7を触ってみよう part3 - Maxの基本操作
- makenote - MIDI発音情報(on/off)の生成 → 「音の長さ」(Duration)と「打鍵の強さ」(Velocity)
- noteout - MIDIノートの出力(発音) → MIDIチャンネル(音色ごとの系列)
- pgmout - 音色の変更 → MIDIチャンネルを合わせる
- インクリメンタ/デクリメンタ - 例外的に変数と「たすきがけ」可能、1つずつ上下できる
- 楽器パートの「音色」は「pgmout」で設定する(しないとdefaultはピアノ、あるいは直前の設定の音色で演奏される)
- 「音色」の数字と楽器名の対応
- 鍵盤 - 入力にも出力にもなる、高さだけでなく「打鍵の強さ」(Velocity)も出力
- トグル(0/1) - 入力にも出力にもなる
- Maxの情報は「bang」と「データ」(数)と「メッセージ」(文字列)
- Maxのグレーのコードを情報が流れるのは「イベント」の時だけ
- int - 整数を保持するメモリ
- bang - データでなくイベント(きっかけ)
- オブジェクトの第2インレット以降は保持されるだけ( → 初期値は変更される)
- 全てのオブジェクトは、左端の第1インレットによって出力が出る
- ↑「+」でこれを試してみよう
- 加算オブジェクト「+」
- 剰余オブジェクト「%」
- 変数オブジェクトは「メモリ」でもある → 入力が保持されている ※入力があれば出る、bangでまた出る
- 定数オブジェクト
- 定数「1」と加算「+」で「インクリメンタ」を作る
- metro - 「時間」の基準(メトロノーム)
- ここまでの道具だてで「時計(タイマー)」が出来る(^_^)- 「%」と「/」の活用
- 1秒カウンタで時計(タイマ)を作る
- 今後の予告
- ドラムの楽器を理解する ※途中で音楽室に移動して実際にドラムを長嶋が叩いて紹介します(5/12)
- ドラムマシンを改良する
- 宿題 今日、やってみたMaxの使い方について理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 4日目(2017.05.12)
- ある先輩のお話
- 先週の補足とおまけ
(解説補習アポ来訪の壁谷さん赤沼さんと作りました)- 「ドラムマシン」を作ろう - 本日のサンプルパッチ
- 「metro」と「1」と「+」と「% 8」と「select」で簡易シーケンサが出来る
- select - 特定の値でヒットしてbangを出す
- metroで絶対に禁止なのは「時間ゼロ」
→ 変数の「インスペクタ」(Command+I)で変化の最小値を設定する- MIDIの10チャンネルは打楽器トラック専用(1〜9チャンネル、11〜16チャンネルは楽器トラック)
- 個々のタイミングのbangからある数値(ノートナンバ:10chでは打楽器指定)を出す
- 「select」の順次出力を「bang」で受けて打楽器に対応した定数を叩いてMIDI10チャンネルに出す !
- 「Maxドラムマシン」のためのドラム講座/リズム(ビート)講座
- この知識は後にGarageBandでオリジナルのドラムパターンを作る(作曲)ときにも生きます
- ドラムの楽器を理解する ※音楽室に移動して実際にドラムを長嶋が叩いて紹介します
- バスドラム(BD) 36
- スネアドラム(SD) 38
- ハイハット(HH) 44
- オープンハイハット(OH)
- クラッシュシンバル 49
- ライドシンバル
- タム(HT/MT/LT/FT)
- リムショット
- 8ビート
- 16ビート
- シャッフル/バラード(12ビート)
- 本日提示したサンプル
- 今後の予告
- ドラムマシンを改良する
- 「ドラムマシン」を「自動演奏マシン」にグレードアップする
- ベースを付ける
- アドリブピアノを付ける
- 宿題 今日、やってみたMaxの使い方について理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 5日目(2017.05.19)
- 「ドラムマシン」を作ろう(続) - 本日のサンプルパッチ
- Maxオブジェクトの可視/不可視の設定
- ショートカット「Command+K」 - 実行時不可視(hide on Lock)
- ショートカット「Command+L」 - 実行時可視(show on Lock)
- ある先輩の作品例 - "OB1.zip"
- 「ドラムマシン」をスッキリさせて行こう
- selectの意味とその使い方(再)
- counter - 3つのモード (インクリメンタの進化形)
- gate - 制御入力により情報を振り分ける(2入力なら単純なスイッチ)
- send と receive
- patcher (サブパッチ) による階層化・構造化 - 「プログラミング」の肝
- loadbang - パッチが開かれた時にbangを出す→初期化
- preset - パッチ内の全ての変数を記憶するプリセットボタン
- 新楽器「GHI2014」について(デモ) ★
(この公演作品のBGM部分はまさに今やっている「Max自動生成音楽」です(^_^))
試行錯誤のメイキング全貌(文字化けした時 → 文字コードを「EUC-JP」へ)- 今後の予告
- 「ドラムマシン」を「自動演奏マシン」にグレードアップする
- ベースを付ける
- アドリブピアノを付ける
- 宿題 今日、やってみたMaxの使い方について理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 6日目(2017.05.26)
- 興味のある人はどうぞ
- Maxで作ってみた「シェパードトーン」Keyboard
- 「自動演奏マシン」にベースとピアノも付けよう 本日のサンプルパッチ
- table - フレーズを描こう (patchと共に保存に設定変更)
- 「if $i1>10 then $i1」オブジェクトは「10より大きい入力の時だけそれを出力する」→休符が作れる(^_^)
- MIDIでは伝統的にプログラム「1」「2」「3」はアコピ、「4」「5」「6」はエレピやホンキートンクピアノ
- 楽器パートの「音色」は「pgmout」で設定すること。でないと直前の設定の音色で演奏されてしまう
- 「音色」の数字と楽器名の対応
- ただのランダムだと音楽っぽくない(^_^;)
- tableを使ってランダムに選ばれる音のセット(スケール)を設定 !!
- 中級編の補足(頑張る人のために)
- 長嶋が初めて「Max」の解説記事を書いた本
→ 長嶋の書いた本の中の この本 (図書館にある)- その中の「アルゴリズム作曲」のところをWebに置いたのがこれ
→ この本は1999年出版と古いので、Maxのバージョンも古いことに注意。ただし当時のパッチはMax7でも読み込んでMax7版に書き出せるので以下に紹介する- この記事にあるMaxパッチ「***.max」をMax版に書き出したもの(をまとめたzip)はこれ。「***.maxpat」となり、Max7で開けられる。ただしMIDIインターフェースを接続していないとMIDI入力モノは何もしない(^_^;)。MIDI出力モノはdefaultのソフトシンセが鳴る
- ↑このサンプルの最後の3つのパッチは今回の課題にも応用可能
ただしかなり上級編。その最後の実際例が↓- (参考)長嶋が1995年に作曲・公演した作品 "David" に実際に使ったパッチのうちの一部
- そのパッチがこれ
- 当時のノートパソコンの画面は小さかったのでこれで画面一杯(^_^;)
- このパッチを走らせた後には、MIDIチャンネルボリュームや音色が変更されているので、「Max7をQuit」すると音源が初期化される
- センサ関係の入力や、パフォーマンスで鳴らす部分はカットしてある
- 使い方は後日、講義の中で解説するカモ
- 本日のサンプルパッチ
- Max7の次の展開は「サウンド」→この途中でGarageBandもやります(^_^)
- 「何か(お気に入りの曲など)のサウンドデータ」を持参して下さい
- 宿題 今日、やってみたMaxの使い方について理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 7日目(2017.06.02)
- 前回までは「音楽データ」でしたが、今日からMaxで「サウンド」そのものを扱います(MSP)
- 「GaragaBend」は来週か再来週です
- サウンドファイルの種類と特徴と相互変換
- 「音楽ファイル」には大きく2種類ある
- 「MIDIファイル」 --- 音楽演奏情報を記録したデータファイル。再生系でサウンド合成(シンセサイズ)する必要がある。サイズが非常に小さい
- 「サウンドファイル」 --- サウンドを曲ごとサンブリングしたデータファイル。非圧縮だとかなり大きくなる
- サウンドファイルの相互変換 : iTunes、QuickTime7Proを活用する
- 本日のサンプルパッチ ★
- MSPに進んでみよう part1- MSPの機能をザッと紹介
- Maxの機能(MIDI情報処理)をサウンドに拡張させたMSP
- サウンドの情報は「黒い線」でなく「黄色と黒の縞模様の線」である
- オーディオのON/OFF
- マイク入力とオーディオメーター/レベルメーター
- マイク入力で(叫ぶ/手を叩く)ドラムマシンのスタート/ストップ制御なんてカンタン(^_^)
- スピーカ出力とオーディオボリューム
- サウンド・シンセシスのもっとも基本は「cycle~」
- サイン波のサウンドを鳴らしてみよう
- ピッチ(周波数)と人間の可聴領域
- 音楽的ピッチ(音階)とピッチとの変換「mtof」「ftom」
- MSPに進んでみよう part2- サンプリング
- 「サンプリング」してみよう
- 「サンプリング」とはバッファメモリにサウンドファイルをレコーディングすること
- メモリの確保「buffer~」
- メモリへの記録「record~」
- メモリからの再生「play~」
- スピードや時間的方向を変えて再生してみよう
- 「ゴジラが吠える」サウンドを作ろう
- 「buffer~」からファイルへの書き出し
- ファイルから「buffer~」への読み込み
- ディジタルサウンドの「エフェクト」について ★
- 長嶋がMaxサウンド作曲で依頼された仕事の例 → 宇宙人音楽と人体音楽の作曲事例報告
- オペラ「宇宙人の声」生成
- SONY ネットMDウォークマンラジオCM 「人体の音楽」編
- 宿題 今日、やってみたMaxの使い方について理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 8日目(2017.06.09)
- すいません、休講です。 (代わりとなる「サウンドデザイン」の講義は試験期間中の第16週に行う予定です)
簡単に休講理由を説明します。 先週金曜日の夕方に左腕の肘付近が腫れて発熱して、土曜日に医者に行くと「滑液包炎」(細菌性)と診断されて滑液は培養検査に回り、抗生物質の点滴と抗生剤の処方を受けました。そこから月・火と点滴/服薬を続けるものの症状が劇的には改善せず、水曜日に出た培養検査の結果、耐性菌(ペニシリン耐性の黄色ブドウ球菌)と判明しました。つまりそこまでは「効かない相手に効かない攻撃していた」という訳です(^_^;)。そこで水曜日の点滴からこれに効くやつに変更、服薬の抗生物質もこれに効くやつ(おしっこが橙色になる)に切り替えて、水・木・金(今日)と点滴、というわけです。切り替えてから明らかに状況は快方に向かいつつあり、来週には完全に治癒すると思いますのでご安心下さい。この点滴治療のために通院するので1限は休講ということです。- マルチメディア室は実習指導の前田さんに開けてもらいますので、これまでの復習を進めることができます(出席は取りません。参加自由)
- 予習は不要ですが、 ここ をヘッドホンで鑑賞してみるのはOKです。(来週、紹介する予定)
- 9日目(2017.06.16)
- 電子音響音楽というものについて
- 本日のサンプルパッチ ★
- サウンドファイルの相互変換
- Max7のMIDI(ソフトシンセサイザ)演奏情報をMIDIファイルとして記録する : 「seq」 - MIDI_seq
- MIDIファイルをQuickTime7ProでAIFF/WAVファイルとして書き出す(export)
- QuickTime7ProでAIFF/WAVファイルをトリミングして書き出す
- CDを入れるとAIFFファイルとして見える
- CDやAIFF/WAVファイルをiTunesでmp3化する(preferenceでCD変換形式をmp3にする)
- CDやAIFF/WAVファイルをGarageBandでmp3化する(「共有」で書き出す)
- MSPに進んでみよう part3- サウンドファイル
- 「buffer~」からファイルへの書き出し - audio004 (再)
- ファイルから「buffer~」への読み込み
- サウンドファイルの再生「sfplay~」 - audio005
- CDの取り込み方法はCDドライブを繋いでiTunesをQuitしてMax7の「open」でOK
- 「*~」でオーディオレベルを乗算する
サウンドに乗算される値は「0.0」から「1.0」までがフルスケール ※持ち上げる場合には「割れ」に注意- フェードイン/フェードアウト/クロスフェード
「プチ」を無くすのはサウンドデザインの最初のマナー- サウンドを左右に「飛ばす」には??
- 数値データをサウンド信号に変換する「sig~」 - audio006
- サウンドファイルへの録音は「sfrecord~」 ※ヘルプで調べてみよう
サウンド入力ソースの切り替え(selector~)のサンプルもあり- MSPに進んでみよう part4- エフェクト
- より高度な(DJ的)再生「groove~」 - audio007
ループのON/OFFとともに再生スピードのスライダーのvalueインスペクタを「float」に設定するサンプル
再生速度を変えてミックスして「ハモり」を作るには(再)- 振幅変調(AM) - audio008・audio009
- ディレイ - audio010・audio011
これをオリジナルと重ねると面白くなる(^_^)- 「FIFOメモリ」(リングバッファ)とは → 「tapin」「tapout」
単純に遅らせるのは後述の「delay~」だが、FIFOメモリでは「マイナスのdeley(→未来(^_^;))」も出来る- 周波数変調(FM) - audio012
- ディジタルフィルタとイコライジング - audio013
- リバーブ - 本格的にはフィルタとタップを多段に駆使する! - reverb_example
- 来週からGarageBandを扱います。可能であればサウンド素材(WAV/AIFF/MP3)を用意しましょう (こういうのも一種の電子音響音楽作品です)
- 宿題 今日、やってみたMaxの使い方について理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 10日目(2017.06.23)
- 先週のサンプルパッチにバグがありました(^_^;)。 こちらを上書きして下さい
- 学生からMax7について「openとreadとあるのは何故?」といういい質問がありました。★ ちょっと解説します
- 今週と来週、GarageBandを2週にわたって扱います
- まずは先輩の映像作品を見てみよう - 「Paper Play」 (・「もちつもたれつ」・「←そのメイキング」)
- GarageBandを活用しよう part1
- GarageBandとは - Macにもれなく付属する強力な音楽生成ツール(^_^)
- 活躍する先輩の学生時代の映像作品の音楽もGarageBandが多い
- GarageBandの主要な2種類の音源「リアル音源」「ソフト音源」の使い分け
- ソフト音源(来週やります)の一例demo - 「どんぐりころころ」
- リアル音源のループ素材を並べるとお手軽に作曲できる ※音楽の基本は「繰り返し」 → つまり「コピペの嵐」
- とりあえずGarageBandを使ってみる(1) - マイクからレコーディング
- とりあえずGarageBandを使ってみる(2) - ループ素材の一覧を試しに選んで聞いて → トラックにドラッグして並べる
- とりあえずGarageBandを使ってみる(3) - 1小節のパターンを作る → 4パターンにコピペしてループ
- 「リアル音源」のコツ(1) 個別のフレーズサンブルはテンポもキー(高さ)も違うが、トラックにドラッグドロップすると、ちゃんとGarageBandがスムースに繋がるように自動修正/調整してくれるので安心(^_^)
- 「リアル音源」のコツ(2) 「リアル音源」トラックに他ソフト(Max7など)で作ったサウンドファイル(AIFF)やmp3サウンドファイルも投げ込みOK
- GarageBand全体のコツ(1) トラックボリューム、各種パラメータの個別制御(時間的変化)で自在に表情を演出できる
- GarageBand全体のコツ(2) パンポットで音像移動ができる
- GarageBand全体のコツ(3) 全体エフェクトだけでなく、トラックごとに豊富なエフェクトあり
- GarageBandの出力は「Share」機能(CD/Diskへの書き出し)でサウンドファイルとして書き出せる ※「プロジェクト」ファイルはGarageBand専用
- 「無限ループサウンド」の作り方(「無限ループ映像」もまったく同じように作れます) ← 実演します
- 音楽理論は別メニュー(講義外)ですが特別に「ブルース(ロックンロール)進行」の技だけ教えます(^_^;)
- 宿題 本日までに登場したGarageBandの機能をしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 11日目(2017.06.30)
- 今週もGarageBandを扱います
- GarageBandを活用しよう part2
- 「ソフト音源」のコツ(1) 最初に1音だけソフトキーボードで入れればコピペで「打ち込み」(編集入力)に移行できる
- 「ソフト音源」のコツ(2) ドラムトラックの入力方法を伝授します
- GarageBand全体のコツ(3) 実はGarageBandの「エフェクト」は超強力なので活用しよう
- 「ソフト音源」のコツ(3) Macのソフトシンセ(標準MIDI)の音色を使いたい場合 → 「ソフト音源」に標準的なMIDIソフトシンセのプログラム番号を指定する方法(2)
- 以下のGarageBandサンプル(zip)はバージョンが変わったので一部のサウンドが変になっていて互換性はありません(^_^;)。mp3を聞くのみにして下さい
- 長嶋のGarageBand打ち込み事例(2) : 和風にアレンジ ★ (1日半でこれだけ)
- 長嶋のGarageBand打ち込み事例(3) : 卒展優秀作品DVDサウンドトラック協力の事例 ※使用は自由です(^_^)
(3日間でこれだけ) →作曲のための音楽知識は講義外に企画する「音楽理論特訓講習」で伝授の予定(現在、3回生有志が毎週受講中)- 長嶋のGarageBand打ち込み事例(4) : 学生映像作品の音楽を依頼されて作曲した 「おばあちゃんのマジックランタン」(制作:及川史織)
- 「電子音響音楽」について(再)
- まず、講義時間内でなく、別に時間を作ってヘッドホンでここの3作品をじっくり聴いてみよう
- 「サウンドのコラージュ」という音楽作品形態 ※なんでも「音楽」(^o^)という発想の転換
- 「課題1」 「30〜35秒間」の電子音響音楽作品(サウンドドラマ)
- 提出締切 来週のコマに簡単な合評をするのでそれまでに下記のように提出する
- ここまで学んだMax/MSPのアルゴリズミック作曲/サウンド生成処理とGarageBandのまとめ
- 提出データは最終的にはGarageBandの「共有」から「ディスクに書き出し」で「MP3エンコード」を使って → 「MP3ファイル("学籍番号.mp3")」とする
- 35秒を大きく超える/不足する長さは失格。Duration(尺)は「29秒以上36秒未満」とする ※「ラジオCM」のイメージ
- GarageBandからの書き出しで内部的に勝手に残響などが付加されて伸びた時間はOK
- 課題作品は後日、Web(長嶋ページ)に置く可能性があるので、コラージュの素材であっても著作権に配慮してオリジナルであること
- 30〜35秒のコンテンツはループ再生を前提としない。「起承転結」・「序破急」など展開(ドラマ)を構想して制作すること。ギャグ系、ネタ系、ホラー/オカルト系などもOK
- サウンド素材に防音室とかは使わない。音響品質よりアイデア勝負なので、マルチメディア室iMacの内蔵マイクでOK
- GarageBandのループ音楽素材をただ重ねた/並べただけの淋しい作品は低く評価する
- GarageBandのかっこいいループ音楽素材を利用するよりも、自分でドラムトラックを打ち込んだりMax自動演奏で生成したオリジナルの方を高く評価する
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の前田さんに問い合わせること
- データは講師席の「課題回収用HDD」の提出用フォルダ「サウンドデザイン」と、前田さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 予告したように2017年7月7日の当日朝(講義開始直前)の提出は受け付けませんのであしからず
- 12日目(2017.07.07)
- 今週からMax7に戻ります。目指せアニメーション・プログラミング !
- 「課題1」の合評
- Maxでアニメーション(1)
- 「Maxでアニメーション」の意味
→ 後期「メディア数理造形演習」(旧「サウンドデザイン演習」)に繋がる発展の可能性 !!- 本日のサンプルパッチ ★
- まずは「lcd」パッチ
- まずは「lcd」にお絵描き
- 「lcd」の大きさはVGA(640*480)程度にしておこう(合評のため)
- 全てのマニュアルはhelpにある
- ペンの太さ
- ペンの色
- お絵描きしたら静止画ファイルにしよう
- 「lcd」パッチでdraw系のグラフィクスをやってみよう
- 基本図形 - paintrect
- 基本図形 - framerect
- 基本図形 - paintoval
- 基本図形 - frameoval
- 基本図形 - linesegment
- 4つの数値をリストにまとめる「pack」
- 先頭にコマンドを付加する「prepend」
- 末尾にコマンド等を付加する「append」
- ランダム自動描画パッチ
- →自動演奏と組み合わせると・・・
- お絵描きして静止画ファイルに保存してPNG→PICTに変換する
- 来週の予告 - 静止画を動かすアニメーション
- 最終課題は「オリジナルのBGMに同期したアニメーション(モーショングラフィクス)にインタラクティブな要素を加えた一種のゲームとも言えるMaxパッチ」制作、となる予定です
- 宿題 本日までに登場したMaxテクをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 13日目(2017.07.14)
- 今後の予定 (こちらが正しい)
- 7/14 Maxでアニメーション(続)
- 7/21 Maxでインタラクティブ、「最終課題」を発表
- 7/28 各自の「最終課題」制作支援、質問に答えます
- 8/4 「最終課題」合評
- 本日のサンプルパッチ ★
- Maxでアニメーション(2)
- まず「readpict」で内部呼び出し名を付けてPNG画像を読み込む
- 「drawpict」で内部呼び出し名を指定するとその画像がそのまま表示される(PNGの「透明」は有効)
- 「drawpict」に左上の座標を指定すると表示位置が変わる
- 「drawpict」に左上と右下の座標を指定すると拡大縮小変形して表示される
- →多数の絵の「ぱらぱらアニメ」を作る
- →自動演奏と組み合わせると・・・
- Maxでアニメーション(3)
- 画像に座標を指定して「動かす」
- PICT画像をランダムに「動かす」 (1)普通の「random」は神出鬼没
- PICT画像をランダムに「動かす」 (2)酔っぱらいの千鳥足「drunk」の面白さ
- 座標の計算により物理的挙動を表現できる - 「数理造形」
- 等速速直線運動 - 無重力の宇宙空間はコレ
- 等速円運動/単振動 - 宇宙空間はコレで溢れている
- 放物運動 - 地球上はコレで溢れている
- 力学的に不審な挙動を加味する - 「生命」のイメージの演出
- 先輩課題作品紹介
- 最終課題は「オリジナルのBGMに同期したアニメーション(モーショングラフィクス)にインタラクティブな要素を加えた一種のゲームとも言えるMaxパッチ」制作、となる予定です
- 宿題 本日までに登場したMaxテクをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 14日目(2017.07.21)
- 今後の予定 (先週、間違っていたのを改訂しました)
- 7/21 Maxでインタラクティブ、「最終課題」を発表
- 7/28 各自の「最終課題」制作支援、質問に答えます
- 8/4 「最終課題」合評
- サウンドデザインの別の極め方 - 「ホラー音響用楽器」「アナログからのライヴ電子音響音楽」
- 「映像と音楽の同期」について - サンプル2題
- 映像のカットはBGMのビートと同期させる
- 映像のビートと音楽のビートとを人間は無意識に合わせる → 心理学実験に発展
- Maxでインタラクティブ → ゲームが作れる(^_^)
- 過去の「サウンドデザイン」課題作品より (参考用。一部バグあり注意(^_^;))
- 最終課題
(1)オリジナルのサウンド(BGM/SE)と(2)Maxアニメーションに(3)インタラクティブな要素を加えた、一種のゲーム/インスタレーション(体験型マルチメディア作品)とも言えるMaxパッチ
- 提出締切 8月3日(木) ※最終合評当日(8/4)の朝の提出はNG
- ここまで学んだ全てのまとめ
- 自分の学籍番号のフォルダを作って、その中に必要なデータ等だけを全ていれて、zipに圧縮して提出
※ 制作途上版など不要なMaxパッチ等は消しておくこと- メインのMaxパッチは「学籍番号.maxpat」として、参照されるデータ(サウンド、画像など)も横並びに置く。ファイル名は「半角英数字」にしないと悲しい事が起きるかも・・・
- 課題作品は後日、Web(長嶋ページ)に置く可能性があるので、著作権に配慮してオリジナルであること
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の前田さんに問い合わせること
- 来週の講義時間はほぼ、それぞれ個別の制作を支援しますので、「ここまで出来ていて」「ここが出来ない」というポイントまで整理しておくこと
- データは講師席の「課題回収用HDD」の提出用フォルダ「サウンドデザイン」と、前田さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 15日目(2017.07.28)
- 「サウンドデザイン」→後期「メディア数理造形演習」→3年前期「音楽情報科学」への展開について
- 「メディア数理造形演習」という科目名はかっこつけて改訂したもので実質的には「サウンドデザイン演習」のまま(^_^;)
- エレクトロニクスの基礎、やります
- ハンダ付けと電子工作、やります
- パソコン内に閉じずに現実世界とMaxとを繋ぎます
- インスタレーション(体験型/参加型作品)、ゲーム、挑戦できます
- 3人チームでそれぞれ何らかの「作品」の実現を目指します
- Maxでリアルタイム・ビデオ処理、リアルタイム3DCGレンダリング (jitter)
- 「音楽情報科学」ではメディア心理学、メディア錯覚などを調べて、作ります
- 「錯覚体験」の実例(1) : マウスの方向が逆になるお絵描きソフト
- 「錯覚体験」の実例(2) : 長嶋作品(オーブンキャンパスで展示予定)
- 各自の「最終課題」制作支援
- 表現に必要な素材(透過png画像、サウンドなど[ファイル名は半角英数字のみ!!])は全て用意しておいてください
- 「ここまで出来ていて」「ここが出来ない」というポイントまで整理してください
- 今更ゼロから「こういう事をしたいのですが・・・」はナシ。自分で出来ることから積み上げよう
- これまでの講義の復習が不足していると思われる人への対応は後回し
- 過去の「サウンドデザイン」課題作品よりの解説希望があればどうぞ
- Max7に関してなんでも質問に答えます (後期以降に扱うMax7の上級機能については今回はパス)
- メイルによる課題制作支援/質問について : 7/31(月)までは論文執筆に追われていますので対応/回答は8/1(火)以降になります。メイルは7/31の夜以降に出して下さい(早めに出すと毎日数十本のスパムに埋もれて見逃すかも)
- 長嶋はいつも18時過ぎには帰宅するのでそれ以降のメイルは読めません(翌朝7時過ぎに研究室に出てきて読みます)
- 授業アンケート
- 16日目(2017.08.04)
- 後期「メディア数理造形演習」ではこんなのやります、という例のデモ(1日で作りました←OCで展示予定)
- 「最終課題」合評
- 関連資料・リンク