音楽情報科学(長嶋)

  • シラバス(最新版2006年4月10日)

  • 話題メモ

    • 初日(2006.04.10)
      • 今年の「音楽情報科学」について
      • [新] マルチメディア室の使い方
      • サウンドメディアの処理について、Garageband、SoundTrack、Protools、Max/MSP/jitterについて
      • 3テーマの予告「[錯覚]映像制作」「インスタレーション」「Computer Music」
      • FLASHについて
      • CGクリエーター検定について
      • インターカレッジ2006について
      • 「メディア・アーティスト」とは?
      • 「お手軽ムービー制作」のデモ

    • 2日目(2006.04.17)

    • 3日目(2006.04.24)
      • CGクリエーター検定について
      • インターンシップ・広告代理店業界について
      • Garageband、SoundTrackについて
      • Final Cutについて

    • 4日目(2006.05.01)

    • 5日目(2006.05.08)

    • 6日目(2006.05.15)

    • 7日目(2006.05.22)
      • 突然のことで申し訳ありませんが、本日は筆談にて講義します(^_^;)
        大変申し訳ないのですが、事情があり
        今日は声が出ませんので、このように
        画面で説明を進めますので、スクリーン
        に注目して下さい。
        
        資料はこれで最後になりますが、参考に
        読んでみると何か有益かもしれません。
        
        今日はMax/MSP/jitterについての続編
        です。まず最初に、去年やったMaxの
        グラフィクスの復習(確認)からです。
        これはこの授業の課題の「数理造型」
        のヒントになるかもしれません。
        
        これはX軸方向、Y軸方向ともに
        等速直線運動をしています。動きを
        予測できるにしても、地球上では
        ちょっと不自然です。Maxで作るの
        は一番簡単です。
        
        これはsinとcosを使って、等速円運動
        をしています。この物体の影を射影
        すると「単振動」となります。これは
        自然現象の基本なので、宇宙のどこ
        でも見られる運動です。(地球の公転)
        
        これはX(横)方向は等速直線運動、
        Y(縦)方向は下向きの加速度による
        放物運動です。下でバウンドする
        時に完全に速度を反転させているので
        減衰しませんが、これは摩擦ゼロと
        同様に自然界にはなかなか存在
        しません。水晶の床に水晶の球だと
        結構これに近いです。
        
        では、皆さんそれぞれ思い出しという
        ことで、このPICTアニメーションを
        何か作って下さい。(^_^;)
        所用時間15分
        
        "graphic"オブジェクトでscreen定義
         →screenに名前を付ける(下のpatchでは"suac")
        "pict"オブジェクトでPICT描画
         →同じ名前のscreenを指定する
        不明なところはHelpで調べる
        困った人は手を上げて呼んで下さい
        
        まだ出来ていない人も多いかと思いますが
        次に行きます(^_^;)。
        
        次はlcdオブジェクトです。
        新しいパッチ内で、"lcd"というのを
        呼び出してみて下さい。今やってみます。
        オフジェクト内で手で"lcd"と打つと、
        スクリーンになります。
        
        Maxの実行モードでは、このlcdスクリーン
        内にマウスでお絵描きできます。やってみましょう。
        消すには定数ボックスの"clear"を入力します。
        
        編集モードでこのlcdオブジェクトを選んで
        ヘルプメニューでヘルプを出すと、たくさん
        説明があります。全部英語ですが。(^_^;)
        Maxのlcdには、draw系の色々な描画コマンド
        が満載ですので、色々と試して下さい。
        スクリーンには去年の数理造型パッチの例を
        呼び出しますので参考にして下さい。
        
        "color"は描画の色の指定
        "paintrect"は矩形の塗りつぶし
        $1 - $4はそれぞれの座標の入力です
        
        ヘルプを参考に、lcdで何か表示する、という
        のを作ってみましょう。
        所用15分
        
        画面に出ているパッチの"drunk"とは、ただの
        ランダムでなく、「千鳥足」のランダムです。
        極端にワープしないで、近場の乱数を出します。
        
        まだ出来ていない人も多いかと思いますが
        次に行きます(^_^;)。
        
        今度は新しいネタです。静止画をぐりぐり変型
        させます。
        "fpic"オブジェクトを呼び出してみましょう。
        "fpic"オブジェクトを指定して「アップル+i」
        でインスペクタを出します。
        このいちばん下のところで静止画ファイルを
        指定します。PICTでもJPEGでもOK。
        次にインスペクタのScaling ModeをMatrix
        にします。ここで表れたパッチの中身を
        自分のパッチの中にコピペします。
        そしてpack matrixの左端の出力をfpic左端入力に
        接続すれば出来上がり。gate左入力はON(1)に。
        scale、rotateなどで静止画が変型されます。
        
        本日の内容はここまでです。Movieの制御は来週。
        何かサンプルとなる重くないQuickTime形式の
        ムービーデータを(希望者は)持ってきて下さい。
        (拡張子".mov"、サイズ320*240、15fps程度)
        この部屋のMacにはQTムービーのサンプルは
        たくさん入っているので新しく作らなくてもOK。
        WindowsでどうやってQT形式のムービーを作る
        かは知りませんので聞かないで下さい。
        jitterでVJをするにしても、今日の内容は基礎となる
        ので、完全に忘却していた人はちょっと復習して
        みましょう。今日の内容だけでも面白いグラフィクス
        は作れます。
        
        パッチは自分のメディア等に保存して下さい。
        保存できた人はオシマイ。
        声が出なくてすいませんでした。来週には復活
        していますので。
        
        以上
      • Max/MSP環境とグラフィクスとについて
        • MaxでPICTアニメーション
        • MaxでLCDにdraw系グラフィクス

    • 8日目(2006.05.29)
      • 来週6/5は休講です(NIME06発表参加)
      • 8/5のオープンキャンパス「メディア造形学科紹介」は3回生全員参加です
      • 「音楽情報科学」課題の変更のお知らせ
        →「メディア造形学科プロモMOVIE」(映像系)
        →「メディア造形学科プロモFLASH」(Comm系)
        →「メディア造形学科プロモWeb」(Comm系/情報系)
        →「メディア造形学科らしいインスタ」(Comm系/造形系)
          ※ 音楽は「アリもの使用」厳禁
      • 「プロモFLASH」鑑賞会
      • Max/MSP環境とグラフィクスとについて(続)
        • MaxでQuickTimeを呼び出す

    • 9日目(2006.06.12)
      • 課題1「ゲームについて考える」提出よろしく → こちらを参照
      • アニメーション(数理造形)のガイド鑑賞

    • 10日目(2006.06.19)
      • CGクリエイター検定について(連絡)
      • 課題1「ゲームについて考える」についてのコメント
      • サウンドメディアの処理について(再)
      • jitterについて(続)
        • 複数の静止画からMovieに変換
        • ムービーから静止画集に変換
        • QuickTimeの駆動(FlashもOK)
        • リアルタイム画像処理

    • 11日目(2006.06.26)

    • 12日目(2006.07.03)
      • 多摩美インスタ展について
      • 課題2(最終課題)について・企画提出
        以下のいずれを制作提出するのか申告して下さい
        • 8/5オープンキャンパス出展候補の制作
          • [A-1] SUAC紹介プロモMOVIE
          • [A-2] SUAC紹介プロモFLASH
          • [A-3] SUAC紹介プロモWeb
          • [B-1] メディア造形学科プロモMOVIE
          • [B-2] メディア造形学科プロモFLASH
          • [B-3] メディア造形学科プロモWeb
          • [B-4] (メディア造形学科らしい)インスタ
        • 「音楽情報科学」テーマの制作
          • [C-1] (錯覚)映像制作
          • [C-2] コンピュータ音楽作品
          • [C-3] ミュージックビデオMOVIE
          • [C-4] ミュージックビデオFLASH
          • [C-5] モーショングラフィックMOVIE
          • [C-6] モーショングラフィックFLASH
          • [C-7] Max/MSPパッチ作品(アルゴリズムの実現)
          • [C-8] その他の作品(詳細報告のこと)
      • 課題2(最終課題)の提出と合評について
        • 最終課題はインスタレーション(現物)以外は「データ提出」です(下記)
        • 提出期限は7月20日(木)の18時までです
        • 最終日7月24日(月)は冒頭より合評タイムとなります
        • それぞれのデータは半角数字で「学籍番号」のフォルダに一式格納します
        • マルチメディア室のMacでの動作確認を必ず行って下さい
        • データは「課題回収用携帯HDD」にそれぞれ自分の提出フォルダごとコピーします
        • 「課題回収用携帯HDD」は実習指導の川村さんが持ちます(金曜日は不在ですので注意)
        • 提出データのフォルダ内に不要なデータは残さないで下さい
        • 作品形態ごとの条件は以下ですのでよく読んで対応して下さい。形式不備は減点です
          • ムービー作品
            • DVD、DVテープでの提出は不可です
            • マルチメディア室のQuickTime Playerで再生できない場合は失格です
            • QuickTimeムービー形式で書き出して下さい。必ず拡張子[*.mov]を付けて下さい
            • 可能であればマルチメディア室でMPEG4に変換して下さい。必ず拡張子[*.mp4]を付けて下さい
          • フラッシュ作品
            • マルチメディア室のMacで再生できない場合は失格です(フォント等に注意)
            • 必要な外部ファイルは全てフォルダ内に置いて下さい
            • 必ず拡張子[*.swf]を付けて下さい
          • Webコンテンツ作品
            • フォルダ内にある[index.html]をブラウザにドロップしたら全て見えるようにして下さい
            • マルチメディア室のFirefoxで再現できない場合は失格です
            • Windowsで制作した場合、フォント等の違いに注意して下さい
            • ネットが生きていない環境でも再現できる事が条件です
            • 全てのファイルに拡張子が正しく定義されていないと、コピーの際に読めなくなる事があります
          • 音楽作品
            • 音楽CD形式の提出は不可です
            • AIFFファイル形式[*.aiff]、またはWAV形式[*.wav]で書き出して下さい
            • MP3形式に変換[*.mp3]しても結構です
            • MIDI形式[*.mid]の場合、フォーマット0であることが条件です
          • その他
            • Max/MSPのパッチには必ず拡張子[*.mxb]を付けて下さい
            • 個別に相談して下さい

    • 13日目(2006.07.10)
      • 来週7/17は祝日ですのでありません
      • 電気を使わないインスタレーションの紹介(アルスエレクトロニカ2005)
      • 「火+音」インスタレーションの紹介(アルスエレクトロニカ2005)
      • 「光+音」インスタレーションの紹介(アルスエレクトロニカ2005)
      • 課題についてのアナウンス
      • FLASH本、ActionScript本→1106からマルチメディア室へ
        • 1106研究室のFLASH本とActionScript本、計19冊
        • 付録サンプルCDROMをまとめたCDROM、2枚
        • これまでの1106台帳貸し出しの管理から外します
        • 通常はマルチメディア室のロッカー(施錠)に置きます
        • 講義の際には開けて自由に利用してそのつど返却
        • 授業の無い時に実習指導者に開けてもらった時にも利用OK
        • 自宅への貸し出しは原則として禁止
        • (特例) 金曜日に借りて月曜日の朝9時に返却→長嶋まで(事前アポ必要)
        • 貴重な共有資料ですので、破損・紛失に注意して下さい(ほぼ全て再入手不可能)
        • Flashのバージョンに注意
        • 古いものはFlash5からあります
        • MXとMX2004とはまた違います
      • 本日のムービー 世界一受けたい授業
      • 課題制作と個別フォロー

    • 14日目(2006.07.24)
      • 本日のムービー 技術造形卒業生のお仕事CG集
      • 課題の観賞会
      • 後期に向けて
      • 講義アンケート

  • 関連資料・リンク