長嶋先生 auriculeです。 前回質問の訂正です。 MIDI 4pin → 74HC05 8pin →さらに抵抗を挟んで10,11pin MIDI 5pin → 74HC05 12pin 74HC05 9pin → CN1 25pin (AKI-8H) ではなく、 MIDI 4pin → 74HC05 14pin →さらに抵抗を挟んで12,11pin MIDI 5pin → 74HC05 10pin 74HC05 13pin → CN1 25pin (AKI-8H) でした。 これで、先生の教えて下さった方法で翻訳できました。 ありがとうございました! ちなみに参考にしている先生のURLは、 http://nagasm.org/ASL/original/index.html で、前回質問で使わせていただいた写真は、 http://nagasm.org/ASL/original/aki060.jpg でした。。 MAX/MSP/Jitterでいろいろ遊んできて、センサと連動して 音楽を作りたいと思い、それから、 icube-xってブラックボックスを買うより、自分で調べたいと思って やりはじめたのですが、かなり勉強になりますです。 ブラックボックスの迷路に面食らってますが。 さて、今回の質問です。 CN2から最終的にインターフェースへとつながる、8chの汎用A/D inですが、 (参照図面)http://nagasm.org/ASL/original/fig02.gif 4chだけボリュームスイッチに接続し、残りの4つは、 「将来的にいろいろなセンサの実験のためにリザーブしておく」 とありましたが、具体的に、どのようなセンサが付け替え可能 なのでしょうか。先生の作られたプログラムの範囲内にて可能という ことでお聞きしたいのですが。例えば、cds光センサは可能なのでしょうか。 もしかして、 「いやいや、その前に、センサごとにプログラムは 書き換えねばならない。当たり前じゃ」 ってことでしょうか。。 お返事お待ち申し上げます。 auricule ------------------------------------------------------------------- auriculeさん、長嶋です。 > MAX/MSP/Jitterでいろいろ遊んできて、センサと連動して > 音楽を作りたいと思い、それから、 > icube-xってブラックボックスを買うより、自分で調べたいと思って > やりはじめたのですが、かなり勉強になりますです。 I-cubeは世界中でMIDI回りを自作したくない人が 活用しています。(^_^;) この5月にはNIME03という国際会議でMontrealの McGill大学で新作初演をしてきたのですが、 ../../NIME/report03/index2.html 実はI-cubeを開発しているInfusionシステム社はこの街にあります。 NIME03の最終日の晩には、参加者をここの社長が自宅、つまりこの 会社そのものに招待して、パーティーでした。(^_^) 社員自身がI-cubeを使った「新楽器」でセッション演奏していました。 上記ページの「5月24日」のところです。 社長です 社員(開発者)です ちなみに、この国際会議NIME04は来年6月に、僕のところ(SUAC)で 開催します。どうぞ新しい楽器を制作して、研究発表とか作品発表とかで 応募して下さい。国際デビューのチャンスです。(^_^) ../../NIME/indexj.html > さて、今回の質問です。 > > CN2から最終的にインターフェースへとつながる、8chの汎用A/D inですが、 > > (参照図面)http://nagasm.org/ASL/original/fig02.gif > > 4chだけボリュームスイッチに接続し、残りの4つは、 > 「将来的にいろいろなセンサの実験のためにリザーブしておく」 > とありましたが、具体的に、どのようなセンサが付け替え可能 > なのでしょうか。先生の作られたプログラムの範囲内にて可能という > ことでお聞きしたいのですが。例えば、cds光センサは可能なのでしょうか。 > もしかして、 > 「いやいや、その前に、センサごとにプログラムは > 書き換えねばならない。当たり前じゃ」 > ってことでしょうか。。 CdSはそのまま簡単に使えます。 他にも、要するに電圧として0-5Vの範囲になるもの、は 何でも使えます。スイッチもOKです。 センサごとに変えるのは、MIDIを受けて処理するMaxだけで いいので、AKI-H8のプログラムはまったくそのままでいい、 というのがポイントです。 成安造形大でのワークショップの資料も参考にして下さい。 http://nagasm.org/SSS/index.html ここでMIDIとセンサの技術を身に付けた学生から、NHKデジスタ などの入選組も出ているようです。文中に登場する疋田クンは 去年からパリ在住です。ルーブル美術館のスタッフをしています。(^_^) きっと向こうで、色々と怪しいインスタとか作っていると思います。 さて、AKI-H8のA/D入力に他の入力を入れる回路図です。 下図は、スイッチのON/OFFを検出するものです。 スイッチがOFFならほぼ+5Vの電圧、スイッチをONにすれば ほぼ0Vとなりますので、あとはMaxで判定処理したりイベント 検出したり、タイマで時間的にマスキングしたりします。 以下は、CdSによる光の変化を入力する、簡易的な回路です。 CdSの抵抗値はゼロから最大まで変化するものではないので、 出力の電圧は0-5Vの間のどこか(^_^;)適当なところに来て、 狭い範囲ですが変化します。 「変化」を検出するためには、あとはMaxのプログラミング の腕次第ということです。500kΩは10kΩぐらいまで小さく しても大丈夫です。大きくするほど変化率は大きくなりますが 絶対値としての誤差も増えます。 CdSを使って、よりダイナミックレンジを広くとりつつ 正確に変化に追従したければ、以下のように単電源の OPアンプのボルテージフォロワをかまします。+5Vまで フルには振れませんが、変化幅はだいぶ大きくなります。 1MΩは2MΩか3MΩあたりまで大きくしてもいけるかも しれません。このあたりはカットアンドトライです。 なお、上記で登場した電気の用語についての質問は回答しません。 これは自習して下さい。 ということで。(^_^)