モントリオール旅行記

2003年5月 長嶋洋一


2003年の5月21日から5月27日まで、カナダ・MontrealのMcGill大学での NIME03 に行ってきました。 この国際会議の詳しいレポートはこちら にまとめましたが、ここでは、いつものように海外旅行レポートとして、多数のデジカメ写真の記録などを紹介します。
激動の2003年前半に開催されたため、イラク戦争、SARS発生、エアカナダ破綻、トロントSARS再発、とどうなることかと思いましたが、無事に予定通りに行けたのはラッキーでした。 同行したのは、 竹虎 で一緒に欧州ツアーにも行った、技術造形学科4回生の大山さんと加藤さんです。

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2003年5月21日(水)

まずはいつものように、新幹線浜松駅からスタートです。 今回は一人旅ではないので、浜松駅を出た直後に見えるSUACを撮影する余裕もありました。

東京駅から成田エクスプレスで、第2ターミナルのエアカナダ(ANAカウンター)までの道のりです。 SARSのためか我々の乗ったNEXの車両に他に乗っていたのはたった一人、という貸しきり状態でした。 こんなに空いているNEXは初めてで、改めてSARSの威力を知りました。 これほど閑散とした成田空港というのも経験がなく、職員ばかりが目に付きました。

当初はトロント経由でモントリオールのチケットを買ったのですが、トロントがWHOからSARSの指定を受けると、エアカナダは2日後には日本からトロントへのフライトを速攻で抹消しました。 その後、いったんWHO解除されてもフライトは10月まで復活せず、つまりリストラの格好の口実になった模様です。 それでバンクーバー経由に変更となって、空港でだいぶ待つことになり、僕はメイルをチェックしている間に、学生2人は散歩して写真を撮りました。 午後4時の繁忙期なのにこれだけ閑散とした成田空港は驚異的です。

閑散としたターミナルを歩き、出国からエアカナダの機内までの模様です。 安さだけを追求すれば、アメリカ経由の方がずっと選択肢が多いのですが、アメリカはテロの標的となり続けているので、いたるところでセキュリティが厳しく、今回は最初からエアカナダを利用してカナダ国内だけを通過することに決めていました。 学生2人の荷物にも機材が分散されていて、バゲッジスキャンでは色々と怪しいシルエットが見えた筈ですが、予想通り、全てのチェックは簡単なもので気楽な旅となりました(^_^)。

約9時間のフライトでバンクーバーに着くと、日付変更線をまたいだので時刻は同じ日の午後に戻っていました。 予想通りの軽快な入国審査(アメリカでいちいち靴まで脱いだのとは大違い)、そして国内線ターミナルへと歩いて、モントリオール行きのフライトまでの風景です。

バンクーバーからモントリオールまでのフライトはカナダ横断なのでけっこう長いのですが、時差があって時計を調整しているので、実際に何時間飛んでいたかは不明です(^_^;)。 たぶん5時間か6時間でモントリオールに着くと、夏時間のため午後9時なのに夕暮れ空でした。 空港から市内ダウンタウンまではタクシーは定額28ドル、と快適でした。 ホテルに着くとチェックインして寝るだけで、ようやく長い長い初日が終わりました。


2003年5月22日(木)

いよいよNIME初日のこの日は、ホテルのロビーにある無気味な噴水(^_^;)をあとにして、美しいモントリオールの市内をMcGill大学までおよそ10分の散歩です。 日本のYAHOOで調べたモントリオールの天気予報は「ずっと雨」でしたが、この日は気持ちのいい好天でした。

そしてとうとう、NIME03の会場であるMcGill大学・音楽学部の「Pollackホール」に到着しました。

ここから初日のNIME03のレポートについては、 こちら をご覧下さい。

会場をあとにして、隣のブロックのMcGill大学のゲートを通過して、カナダ第二の都市Montrealの風景を楽しみながらホテルに帰りました。

このあと、今回の出張の財源となった某受託研究に関するミーティングがあったり、後日もミーティングや某施設見学などがありましたが、これは進行中のプロジェクトで守秘事項もありますので、本レポートでは以後いっさい省略させていただきます。(^_^;)


2003年5月23日(金)

この日は学生2人は完全に自由行動で観光モード、僕は終日のNIMEを堪能しました。 まずはホテルの様子の写真です。

そして、またまた天気予報を裏切って快晴となった市内をMcGillまでの散歩です(^_^)。

ここから2日目のNIME03のレポートについては、 こちら をご覧下さい。


2003年5月24日(土)

いよいよNIMEも最終日の3日目、この晩のコンサートでは僕の新作初演がある、ということで、学生も途中からホールに来て、後半はスタッフとして手伝ってくれました。 この3日目のNIME03のレポートについては、 こちら をご覧下さい。

そして新作初演も好評のうちに無事にNIME03は終わったのですが、I-CubeのInfusionシステム社というのは実はMontrealにあり、社長がこのあと自宅でNIME関係者のパーティーをするので是非おいで下さい、と招待されて、学生とともに参加しました(^_^)。 この社長の自宅の2階がInfusionシステム社そのもの(開発も製造もここらしい(^_^;))なのですが、これは見学できませんでした。 以下はそのパーティーの模様です。 最後はセッション大会になり、我々だけ先にタクシーを呼んでもらってホテルに帰ったのが午前2時すぎだったので、たぶんパーティーは朝まで続いたものと思われます(^_^;)。


2003年5月25日(日)

無事にNIME03も終わり、実質的にMontreal最終日となったこの日は、あいにくの霧雨の中、半日だけ観光しました。 地下鉄に乗って、加藤さんが行きたいというノートルダム大聖堂に行ったのですが、なんとこの日は日曜日ということで、ミサをしていました。 美しい聖堂に響きわたる本格的な合唱を楽しむことができてラッキーでしたが、写真厳禁だったために、ここだけは絵葉書のスキャン画像にします(^_^;)。 あとは雨模様で濡れながら歩いたので写真はナシ、帰りに地下街で昼食を食べてホテルに戻りました。


2003年5月26日(月)-27日(火)

この日は朝5時起き、フロントに朝6時に呼んだタクシーで空港に行き、あとはひたすら太陽を追いかけバンクーバーに飛んで、さらにひたすら太陽を追いかけ成田に飛んでいる間に日付変更線をまたいで1日加わり、それで帰っただけの移動日でした。 以下はまず、モントリオールを飛び立つまでです。

以下はバンクーバーから成田までです。

以下は成田に着いてからです。 サーモグラフィーはどうもザルっぽいです(^_^;)。 写真は成田空港駅まででした。

・・・お疲れさまでした。(^_^)