「サウンドデザイン」の関連領域
サウンドデザイン(長嶋)
- シラバス ※本年度は大幅に軌道修正(改良)します
- 話題メモ
- 初日(2012.04.10)
- もろもろのお話
- 出席は靴箱の番号で09:00にチェックします。遅刻は限りなく欠席カウント
- 必修なのに落とした3回生は悔い改めよ。早朝出席の生活習慣のため甘やかしません
- 履修登録について ※月曜日まで
- CGクリエーター検定について/コンペ、デジスタ等について
- 碧風祭メディア企画について : キミたちの1つ上のクラス有志「お化け屋敷」は満員御礼(^_^)
- 課題はたまにしか出しませんが積み重ねなので合間に復習することを推奨します
- メディア造形学科のターゲットと長嶋担当科目「サウンドデザイン」「サウンドデザイン演習」「音楽情報科学」の関係
- 「インタラクション」「インタラクティブ」 → 「アルゴリズム」「プログラミング」の必要性と面白さ
- 「サウンドデザイン」(+α)で学ぶことの全体像について
- アプリケーションなど
- Mac OSX に慣れる・Windowsとのデータ連携
- Max5(Max/MSP/jitter) : メインの環境、なんでも出来る
- QuickTime7 Pro : 各種データの相互変換(コンバータ)としての活用
- GarageBand : 著作権の心配なくお手軽に音楽を制作できる(^_^)
- iTunes : GarageBandの音楽データをMP3/AIFF化するために経由する
- GarageBandでオリジナルのサウンドトラックができる
- サウンドファイル、ムービーファイルなどの相互変換と活用
- Max5でアルゴリズム(プログラミング)の発想を学ぶ
- Max5で音楽やサウンドの生成・編集ができる (→映像作品のサウンドトラック)
- Max5で音楽と同期したPICT画像のアニメーションができる
- Max5でリアルタイム画像処理ができる
- Max5で外界(物理世界)とインターフェースできる → インスタレーション、ゲーム
- 「サウンドデザイン」で今後あまり扱わないこと
- スピーチ(音声合成) → 英語であれば画面上の任意の英語を発音させる事はカンタン(^_^) - System Preference
- シーケンスソフト(本格的「音楽打ち込み」ソフト) → Webで自習できる、音楽理論の解説は後期、GarageBandだけは扱う
- 「初音ミク」その他(ボーカロイド) → Webで自習できる、究めたい人はゼミでの特訓には対応する
- 「なぜMax/MSPなのか」→これらの作品の大部分はMax/MSPで出来ている !!
- Max5(Max/MSP/jitter)について ★
- 「人間には何故、聴覚があるのか」・「人間はサウンドをどこで聞くのか」
- 「音の三要素」など - "intro_1"
本日のデモ サイン波 sinusoidal wave → 音とは空気振動である
本日のデモ 音の三要素(1) 音高 pitch 周波数 = 振動数(Hz)
本日のデモ (2) 音量 loudness 音の大きさ = 音圧(db)
本日のデモ (3) 音色 timber 波形- 「音」から「音楽」へ - "intro_2"
本日のデモ 電子楽器の情報規格 "MIDI" (1984年頃からずっとスタンダード)- 「音楽」と「グラフィクス」 - "intro_3"
本日のデモ ランダムな音を生成しつつランダムに描画- Maxについて→「サウンドデザイン」でMaxを実際に使い倒す(^_^) - "intro_4" / "intro_5"
本日のデモ Max/MSPのデモ ライブに音響をぐりぐり
本日のデモ Max/MSP/Jitterのデモ ライブにムービーをぐりぐり- マルチメディア室の使い方について
- Macを立ち上げる
- マルチメディア室のMacは環境設定その他は記憶しない
→デスクトップの壁紙変更などは無駄(^_^;)- Rドライブは直接マウントされないのでローカルHDDに保存したデータは消される
→USBメモリ/携帯型HDDなどにバックアップ必須- Macを立ち下げる
- 宿題 なし(^_^)
- 来週以降の準備について(Flashメモリ/携帯型HDD)
- 2日目(2012.04.17)
- もろもろのお話
- マルチメディア室の使い方について(補遺)
- WebブラウザはFirefox → 講義ページ「http://nagasm.org/1106/sound/」に行く
- Maxの場所
- GarageBandの場所
- Firefoxのダウンロード先に注意 → 作業はデスクトップの方が簡単
- Max/MSPを触ってみよう part1 ★
- ガンガン飛ばしていくのでキッチリと身に付けよう。何でも出来る環境を自分のモノにしよう
- システム環境設定でサウンドを「内蔵スピーカ」に変更すると音が出る(ヘッドホン必要)
- Max/MSPを立ち上げる ※「Max5 Runtime」でなくて「Max5」 を起動すること
- 最初にMax5を起動しておけば、あとはMax5パッチ(拡張子maxpat)を叩けば開く
- Max/MSPでは文字は「直接入力」にしておくこと(日本語NG)
- 「編集モード」と「実行モード」 ※ショートカット「Apple+E」
- 「File」 → 「New Patcher」で新しいパッチ(Max5のプログラム)を作る ※キャンバスは真っ白(^_^)
- 用意されている教材を解凍して走らせるだけでなく自分で作ってみること !
- オブジェクトを呼び出す (※まだ取り上げないものは呼び出さないこと)
- オブジェクト同士を結ぶ
- 「全てのオブジェクトを丸暗記」なんてナンセンス
- 最小限のオブジェクトだけで相当のことが出来る
※ショートカット「Apple+C」「Apple+V」「Apple+D」「Apple+A」「Apple+X」「Apple+Z」「Apple+W」はWindows等と同じ- パッチの保存「拡張子はmaxpat」→USBメモリ等へ
- オブジェクトの細かい設定はインスペクタ(プロパティ) ※ショートカット「Apple+I」 → (例)フォントサイズ、色、・・・
- Max/MSPで絶対に禁止なのは「無限ループ」
- (整数)変数 - 入力にも出力にもなる
- トグル(0/1) - 入力にも出力にもなる
- 縦スライダー、横スライダー - 入力にも出力にもなる
- ツマミ(回転ボリューム) - 入力にも出力にもなる
- makenote - MIDI発音情報(on/off)の生成 → 「音の長さ」(Duration)
- noteout - MIDIノートの出力(発音) → MIDIチャンネル(音色ごとの系列)
- pgmout - 音色の変更 → MIDIチャンネルを合わせる
- インクリメンタ/デクリメンタ - 例外的に変数と「たすきがけ」可能、1つずつ上下できる
- ピアノ音で画面の鍵盤をマウスで弾くパッチ
- パッチの保存とMax/MSPの終了 ※ショートカット「Apple+S」「Apple+Q」
- 音色を変えればシンセサイザー
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 3日目(2012.04.24)
- 来週火曜日(5/1)は月曜講義日ですので次回は5/8です
- 参考資料「CGMの現在と未来」の配布と解説
- CGM(Consumer Generated Media)は目新しいものではない
- エンドユーザ・コンピューティング
- オープンソース/フリーウェア
- クリエイティブ・コモンズ
- メディア造形の学生がニコ動/ミク/pixivに受け身でハマッている(CGMに喜んでいる)だけでいいのか?
- デザイナの成果物はSGM(Supplier Generated Media)、CGMはこれに対して味方というよりも「敵」
- 「CGMが目指すような」乗り越えたプロ(SGM)を目指そう
- だいたい例年、このあたりで「自分には向いていない」という言い訳とともに「プログラミング」を諦める学生が出て来ます。新しいものを理解しようとする姿勢から逃げた者はその程度にしか成長せず、自分の可能性の芽を閉ざして卒業していきます。ここ2-3週が勝負です。ここを乗り越えると「何でも作れる」楽しい世界が広がってきます
- Max/MSPを触ってみよう part2
- Max/MSPの情報は「bang」と「データ」(整数/浮動小数点数)と「メッセージ」(文字列)
- (浮動小数点)変数 - 入力にも出力にもなる
- bang - データでなくイベント(きっかけ)
- オブジェクトの第2インレット以降は保持されるだけ( → 初期値は変更される)
- 全てのオブジェクトは、左端の第1インレットによって出力が出る
- ↑「+」でこれを試してみよう
- int - 整数を保持するメモリ
- float - 浮動小数点数を保持するメモリ
- 加減乗除オブジェクト「+」「-」「*」「/」
- 剰余オブジェクト「%」
- 変数オブジェクトは「メモリ」でもある → 入力が保持されている ※入力があれば出る、bangでまた出る
- 定数オブジェクト
- 定数「1」と加算「+」で「インクリメンタ」を作る
- metro - 「時間」の基準(メトロノーム)
- metroで絶対に禁止なのは「時間ゼロ」
→ 変数の「インスペクタ」(Apple+I)で変化の最小値を設定する- ここまでの道具だてで「時計(タイマー)」が出来る(^_^)- 「%」と「/」の活用
- 「metro」と「1」と「+」と「% 16」と「select」で簡易シーケンサが出来る
- select - 特定の値でヒットしてbangを出す
- 「select」の順次出力を「bang」で受ければ次々にbangする
- MIDIの10チャンネルは打楽器トラック
- 個々のタイミングのbangからある数値(ノートナンバ:10chでは打楽器指定)を出す
- MIDIのドラムトラック(10チャンネル) ※ 次回に「ドラムの解説」を行います(途中で音楽室に移動)
- 「ドラムマシン」を作ろう
- counter - インクリメンタより高度な「カウンタ」
- ショートカット「Apple+K」 - 実行時不可視(hide on Lock)
- ショートカット「Apple+L」 - 実行時可視(show on Lock)
- ある先輩の作品例 - "OB1.zip"
- 今週の提示パッチはこちら
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 4日目(2012.05.08)
- CGクリエーター検定について - ぜひ挑戦して自分を成長させよう
- 「メディア造形ならコンペ」というお話
- 長嶋の近況(3日前と一昨日と昨日に届いたメイル) ★ ★ ★
- コンペ : 作品応募する → 採択されれば発表
- 国際会議 : 論文応募する → 採択されれば発表
- これまでの海外発表など
- コンペで進路を切り拓いたメディアの先輩に続け
- チェックする、応募する ← これなくして入選はあり得ない
- 「プログラミング」のセンスについて自分を成長させるためには、ここ1-2週が勝負です。ここを乗り越えると「何でも作れる」楽しい世界が広がってきます
- 「Maxドラムマシン」の復習 → 今回は「%16」と「%12」でやってみよう
→ここからスタート- 「Maxドラムマシン」のためのドラム講座/リズム(ビート)講座 → 講堂に移動(^_^)
- バスドラム(BD)
- スネアドラム(SD)
- ハイハット(HH)
- オープンハイハット(OH)
- クラッシュシンバル
- ライドシンバル
- タム(HT/MT/LT/FT)
- ハンドクラップ
- リムショット
- 8ビート
- 16ビート
- シャッフル/バラード(12ビート)
- Max/MSPを触ってみよう part3
- 「%16」と「%12」でのドラムマシンを実験する
- テンポによってビート感・リズム感は変わる
- 今週の提示パッチはこちら
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと(予習は不要)
- 5日目(2012.05.15)
- CGクリエーター検定について - テキストや過去の問題(実物)はマルチメディア室のロッカーにあります
今週中に申し込みすることを強く推奨します- 「課題(1)」については来週「5/22」のところを見て下さい
- 来週「5/22」は「課題演習日」です。1限にマルチメディア室で課題をするのもOK、別の日にやっておけば来なくてもOK(出席は取らない)です
- 今週(/来週)のサンプルパッチはこちら
- Max/MSPを触ってみよう part4 ※翌週に自習する分を含めてボリュームが多いですが実用的な内容が豊富です
- random - 「ランダム自動演奏装置」を作ろう - example001.maxpat
- ランダムの幅
- 音域オフセット(平行移動で音域を上げる)
- ランダム数値を整数倍すると・・・
- 「ドラムマシン」をスッキリさせて行こう
- selectの意味とその使い方(再) - example002.maxpat
- counter - 3つのモード (インクリメンタの進化形) - example003.maxpat
- send と receive - example004.maxpat
- send と receive でスッキリさせる(part1) - example005.maxpat
- send と receive でスッキリさせる(part2) - example006.maxpat
- send と receive でスッキリさせる(part3) - example007.maxpat
- patcher (サブパッチ) による階層化・構造化 - 「プログラミング」の肝 - example008.maxpat
- サブパッチでスッキリさせる(part1) - example009.maxpat
- サブパッチでスッキリさせる(part2) - example010.maxpat
- サブパッチでスッキリさせる(part3) - example011.maxpat
- 「ドラムマシン」を「自動演奏マシン」にグレードアップしよう
- gateによる制御 - example012.maxpat
- loadbang - 「初期設定」の定番(パッチを開くとbangが出る) - example013.maxpat
- さらにスマートにする(part1) 「ON/OFFボタン」を作ってみる - example014.maxpat
- さらにスマートにする(part2) 「ON/OFFボタン」を並べてみる - example015.maxpat
- さらにスマートにする(part3) ドラムパートの完成(^_^) - example016.maxpat
- preset - パッチ内の全ての変数を「プリセット」として記憶して、いつでも再現できる(^_^)
- 「自動演奏マシン」にベースも付けよう
- 楽器パートの「音色」は「pgmout」で設定すること。でないと直前の設定の音色で演奏されてしまう
- 「音色」の数字と楽器名の対応
- table - フレーズを描こう (patchと共に保存に設定変更) - example017.maxpat
- 「if $i1>10 then $i1」オブジェクトは「10より大きい入力の時だけそれを出力する」→休符が作れる(^_^) - example018.maxpat
- 「自動演奏マシン」にアドリブピアノも付けよう
- MIDIでは伝統的にプログラム「1」「2」「3」はアコピ、「4」「5」「6」はエレピやホンキートンクピアノ
- 楽器パートの「音色」は「pgmout」で設定すること。でないと直前の設定の音色で演奏されてしまう
- 「音色」の数字と楽器名の対応
- ただのランダムだと音楽っぽくない(^_^;) - example019.maxpat
- tableを使ってランダムに選ばれる音のセット(スケール)を設定 !! - example020.maxpat
- 本日の講義内で作った提示パッチはこちら
- 講義の後の補足(頑張る人のために)
- 長嶋が初めて「Max」の解説記事を書いた本
→ 長嶋の書いた本の中の この本 (図書館にある)- その中の「アルゴリズム作曲」のところをWebに置いたのがこれ
→ この本は1999年出版と古いので、Maxのバージョンも古いことに注意。ただし当時のパッチはMax5でも読み込んでMax5版に書き出せるので以下に紹介する- この記事にあるMaxパッチ「***.max」をMax5版に書き出したもの(をまとめたzip)はこれ。「***.maxpat」となり、Maxで開けられる。ただしMIDIインターフェースを接続していないとMIDI入力モノは何もしない(^_^;)。MIDI出力モノはdefaultのソフトシンセが鳴る
- ↑このサンプルの最後の3つのパッチは今回の課題にも応用可能
ただしかなり上級編。その最後の実際例が↓- (参考)長嶋が1995年に作曲・公演した作品"David"に実際に使ったパッチのうちの一部
- そのパッチがこれ
- 当時のノートパソコンの画面は小さかったのでこれで画面一杯(^_^;)
- このパッチを走らせた後には、MIDIチャンネルボリュームや音色が変更されているので、「Max5をQuit」すると音源が初期化される
- センサ関係の入力や、パフォーマンスで鳴らす部分はカットしてある
- 使い方は後日、講義の中で解説するカモ
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 6日目(2012.05.22)
- 本日は「課題演習日」(長嶋は学会発表の出張で沖縄)です。復習・課題をするのもOK、別の日にやっておけば来なくてもOK(出席は取らない)です
- Max/MSP/jitterの攻略法
- ヘルプを活用する → オブジェクトをハイライトしてヘルプメニューから呼び出す → ヘルプ自体もMax5パッチなのでそこから必要な部分を自分のパッチにコピペする(^_^)
- リファレンスを活用する → オブジェクトをハイライトしてヘルプメニューから呼び出す
- チュートリアル(全てMax5パッチ)が充実している、ただし予習は不要
- Max/MSPリファレンス(PDF)
- 課題(1) Max5によるオリジナル「自動演奏パッチ」の制作
- 基本的には「課題演習日」の5/22の1限に完了すればOK
- ここまで進めてきた、Max5によるプログラミングの集大成
- (1)ドラム(パーカッション)があること
- (2)ベースがあること
- (3)その他の楽器が最低1パート、あること
- ドラム以外の楽器パートの音色は「pgmout」で必ず設定すること
- いろいろな定数などは「loadbang」で自動設定され、パッチを開けば期待した演奏を生成すること
- ランダム要素を盛り込むかどうかは自由。ただし完全なデタラメ音楽は激しく減点する(^_^;)
- 作品Max5パッチ(ファイル名=学籍番号.maxpat)を作成し、講師席の「課題回収用HDD」の「nagasm」内の提出用フォルダ「サウンドデザイン_1」と、中尾さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の中尾さんに問い合わせること
- 5/29には各自の課題作品を鑑賞する「合評」を行う
- 提出締切 5月28日(月) 18:00
- 7日目(2012.05.29)
- 活躍する先輩の近況(仕事)紹介 - 山口 翔
- このパッチの解説
- 単なるドラムマシンからの展開例
- Max5の次の展開は「サウンド」→この途中でGarageBandもやります(^_^)
- 課題(1)の合評 part1
- 8日目(2012.06.05)
- 活躍する先輩の近況(仕事)紹介 (続) - 山口 翔
- 課題(1)の合評 part2
- Max5の次の展開は「サウンド」→この途中でGarageBandもやります(^_^)
- いよいよMSPに進んでみよう part1
- Maxの機能(MIDI情報処理)をサウンドに拡張させたMSP
- サウンドの情報は「黒い線」でなく「黄色と黒の縞模様の線」である
- オーディオのON/OFF
- マイク入力とオーディオメーター/レベルメーター
- マイク入力で(叫ぶ/手を叩く)ドラムマシンのスタート/ストップ制御なんてカンタン(^_^)
- スピーカ出力とオーディオボリューム
- サウンド・シンセシスのもっとも基本は「cycle~」
- サイン波のサウンドを鳴らしてみよう
- ピッチ(周波数)と人間の可聴領域
- 音楽的ピッチ(音階)とピッチとの変換「mtof」「ftom」
- 「サンプリング」してみよう
- 「サンプリング」とはバッファメモリにサウンドファイルをレコーディングすること
- メモリの確保「buffer~」
- メモリへの記録「record~」
- メモリからの再生「play~」
- 本日のサンプルパッチ ★
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 9日目(2012.06.12)
- 「時間学会2012」のお話 - メディア造形と「時間」とは密接に関わっている → ネタの宝庫 !
- サウンドファイルの種類と特徴と相互変換
- 「音楽ファイル」には大きく2種類ある
- 「MIDIファイル」 --- 音楽演奏情報を記録したデータファイル。再生系でサウンド合成(シンセサイズ)する必要がある。サイズが非常に小さい
- 「サウンドファイル」 --- サウンドを曲ごとサンブリングしたデータファイル。非圧縮だとかなり大きくなる
- サウンドファイルの相互変換 : iTunes、QuickTime7Proを活用する
- Max5のMIDI(ソフトシンセサイザ)演奏情報をMIDIファイルとして記録する : 「seq」
- MIDIファイルをQuickTime7ProでAIFF/WAVファイルとして書き出す(export)
- QuickTime7ProでAIFF/WAVファイルをトリミングして書き出す
- CDやAIFF/WAVファイルをiTunesでmp3化する(preferenceでCD変換形式をmp3にする)
- Max5ではaiff形式のサウンドファイルを読み込む
- Flashではmp3形式のサウンドファイルを読み込む
- 本日のサンプルパッチ ★ (※取り扱い注意)
- MSPを活用しよう part2
- 「サンプリング」とはバッファメモリにサウンドファイルをレコーディングすること(再)
- メモリの確保「buffer~」(再)
- メモリへの記録「record~」(再)
- メモリからの再生「play~」(再)
- スピードや時間的方向を変えて再生してみよう(再)
- 「buffer~」からファイルへの書き出し
- ファイルから「buffer~」への読み込み
- サウンドファイルの再生「sfplay~」
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 10日目(2012.06.19)
- これに参加するのですが、サポートスタッフ3人ほど募集します。SUACに新制度がスタートするので、基本的には旅費は出る予定です。参加意向の人は長嶋までメイルを。(一昨年の参加の模様はこれ)
- 先週の「MIDIファイルからサウンドファイルへ」の補足
→ 実際には2台のMacを繋いで「片方で再生」「もう片方で録音」(アナログ的な手法(^_^;))もアリ !- 静止画ファイル/サウンドファイルのサイズの計算方法
- CGクリエイター検定で各科目で出題される定番の問題
- このくらいの算数(数学にあらず)が出来ないメディア造形は失格だ(^_^;)
- 「ビット」と「バイト」と「ワード」
- 2進数と10進数と16進数 ※「2の10乗」≒「10の3乗」
- HTMLのBODYタグのBGCOLOR(背景色)を例にして
- 単位の接頭辞
- 画像ファイルは「総ピクセル数」*「RGBデータ」
- 画像ファイルの圧縮フォーマット : GIF、JPG、PNG
- サンプリング(離散化)とクォンタイゼーション(量子化)
- サウンドファイルは「サンプリング」*「持続時間」*「量子化」*「チャンネル数」
- サウンドファイルの圧縮フォーマット : AU、MP3
- (参考)ムービーファイル : MOV、AVI、WMV、MP4、FLV、M4V、・・・
- 本日のサンプルパッチ ★
- MSPを活用しよう part3
- リアルタイムのレスポンスとメモリ消費のトレードオフについて
- 本日のサンプルの奥は深いので興味のある人はそれぞれのオブジェクトのHELPを研究しよう
- サウンドファイルへの録音「sfrecord~」 - audio009.maxpat
サウンド入力ソースの切り替え(selector~)のサンプルもあり- より高度な(DJ的)再生「groove~」 - audio010.maxpat
ループのON/OFFとともに再生スピードのスライダーのvalueインスペクタを「float」に設定するサンプル- 「*~」でオーディオレベルを乗算する - audio011.maxpat
サウンドに乗算される値は「0.0」から「1.0」までがフルスケール ※持ち上げる場合には「割れ」に注意- フェードイン/フェードアウト/クロスフェード - audio012.maxpat
「プチ」を無くすのはサウンドデザインの最初のマナー- 数値データをサウンド信号に変換する「sig~」 - audio013.maxpat
- 振幅変調(AM) - audio014.maxpat / audio015.maxpat
- 「FIFOメモリ」(リングバッファ)とは → 「tapin」「tapout」 - audio016.maxpat
単純に遅らせるのは後述の「delay~」だが、FIFOメモリでは「マイナスのdeley(→未来(^_^;))」も出来る- 周波数変調(FM) - audio017.maxpat
- ディレイ - audio018.maxpat
これをオリジナルと重ねると面白くなる(^_^) - audio019.maxpat- ディジタルフィルタとイコライジング - audio020.maxpat
- リバーブ - 本格的にはフィルタとタップを多段に駆使する! - reverb_example.maxpat
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 次週予告 : 2週ほどかけてGaragaBandを扱う予定 → その後Max5と連携
- 11日目(2012.06.26)
- 先週のサンプルパッチのうち、FMのサンプルパッチ「audio017.maxpat」にバグがありました(^_^;)
→こちらに差し替えて下さい- ある先輩の活躍について
- 先週の補足 : 「サンプリング周波数による音質の違い」「ディレイ時間によるサウンドの効果」「いろいろなエフェクト」をサンプル音声で聞き比べてみよう
- GarageBandを活用しよう part1
- GarageBandとは - Macにもれなく付属する強力な音楽生成ツール(^_^)
- GarageBandを使った先輩の映像作品の例 Code G
- GarageBandの主要な2種類の音源「リアル音源」「ソフト音源」の使い分け
- GarageBandの事例紹介(1) リアル音源のループ素材を並べるとお手軽に作曲できる
- GarageBandの事例紹介(2) ソフト音源では「打ち込み」出来る : どんぐりころころ
→打ち込みのための音楽知識は後期「サウンドデザイン演習」で伝授- GarageBandの事例紹介(3) ソフト音源では「アレンジ」出来る : 先輩の作品協力の事例 和風にアレンジ
→アレンジのための音楽知識は後期「サウンドデザイン演習」で伝授- GarageBandの出力はサウンドファイルとして書き出せる ※プロジェクトファイルはGarageBand専用
- とりあえずGarageBandを使ってみる (作曲してみる)
- 宿題 本日までに登場したGarageBandの機能をしっかり理解・整理しておくこと
- 12日目(2012.07.03)
- ある先輩の活躍について(1)
- ある先輩の活躍について(2) → 皆んなコンペに挑戦しよう
- MOM2010の動画レポートを発掘しました
- 「SUACインスタレーション」のページ、地味に大幅改定(^_^)
- GarageBandを活用しよう part2
- GarageBandでの作曲のコツ(1) 「リアル音源」編
- 音楽理論は後期ですが特別に「ブルース(ロックンロール)進行」の技だけ教えます(^_^;)
- GarageBandでの作曲のコツ(2) 「ソフト音源」編 ※ 最低限の音楽理論は後期「サウンドデザイン演習」で伝授の予定
- 「ソフト音源」に標準的なMIDIソフトシンセのプログラム番号を指定する方法
- MSPを活用しよう part4 (事例紹介)
- Max/MSPを活用した長嶋の事例紹介2件
- 情報処理学会 音楽情報科学研究会 研究発表講演 「宇宙人音楽と人体音楽の作曲事例報告」
- 宇宙人音楽 : オペラの電子音響パートを作曲してオーケストラピットで演奏
- 人体音楽 : SONYのラジオCMの作曲を依頼される
- Maxでアニメーションに挑戦 part1
- 「lcd」パッチ
- まずは「lcd」にお絵描き
- 「lcd」の大きさはVGA(640*480)程度にしておこう(合評のため)
- 全てのマニュアルはhelpにある
- ペンの太さ
- ペンの色
- お絵描きしたら静止画ファイルにしよう
- 本日のサンプルパッチ ★
- 最終課題は「オリジナルのBGMに同期したアニメーション(モーショングラフィクス)」というMaxパッチの予定です
- 宿題 本日までに登場したGarageBandの機能をしっかり理解・整理しておくこと
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 13日目(2012.07.10)
- OG野口佳恵デザインのTシャツ・楽天から遂に発売 ★ ★ ★ ★ ★ ★
- 今後の進め方について
- 最終課題「オリジナルのBGMに同期したアニメーション」
- これまでの要素をまとめる(BGM、音楽自動生成パッチ、アニメーション)
- 7/17(火) 14回目
- 7/24(火) 休講(掲示済)
- 7/31(火) 最終日 最終課題の合評
- Maxでアニメーションに挑戦 part2
- 本日のサンプルパッチ ※この形式は最終課題で使います
- 「lcd」パッチでdraw系のグラフィクスをやってみよう
- 基本図形 - paintrect
- 基本図形 - framerect
- 基本図形 - paintoval
- 基本図形 - frameoval
- 基本図形 - linesegment
- 4つの数値をリストにまとめる「pack」
- 先頭にコマンドを付加する「prepend」
- 末尾にコマンド等を付加する「append」
- ランダム自動描画パッチ
- →自動演奏と組み合わせると・・・
- お絵描きして静止画ファイルに保存してPNG→PICTに変換する
- 多数の絵の「ぱらぱらアニメ」を作る
- →自動演奏と組み合わせると・・・
- 過去の先輩の課題作品を観てみよう
- 来週の予告 - 数学的に静止画を動かす「数理造形」(^_^)
- 宿題 本日までに登場したオブジェクトをしっかり理解・整理しておくこと
- 14日目(2012.07.17)
- 今後の進め方について
- 最終課題「オリジナルのBGMに同期したアニメーション」
- 7/24(火) 休講(掲示済)
- 7/31(火) 最終日 最終課題の合評
- 本日は「授業アンケート」があるので15分早く終わります
- Maxでアニメーションに挑戦 part3
- 本日のサンプルパッチ
- PICT画像に座標を指定して「動かす」
- PICT画像をランダムに「動かす」 (1)普通の「random」は神出鬼没
- PICT画像をランダムに「動かす」 (2)酔っぱらいの千鳥足「drunk」の面白さ
- 座標の計算により物理的挙動を表現できる - 「数理造形」
- 等速速直線運動 - 無重力の宇宙空間はコレ
- 等速円運動/単振動 - 宇宙空間はコレで溢れている
- 放物運動 - 地球上はコレで溢れている
- 力学的に不審な挙動を加味する - 「生命」のイメージの演出
- 「2つの画像が衝突すると反発する」アルゴリズムに挑戦してみよう(解答ナシ(^_^;))
- 最終課題「オリジナルのBGMに同期したアニメーション生成Max/MSPパッチ」
- 提出締切 7月27日(金)
- ここまで学んだMax/MSPの総まとめ(確認)の意味
- これまでの要素をまとめる(シンプルなグラフィクスと動きの同期)
- ランダム要素(偶然性)の加味を推奨 - 同じ再生を繰り返すのでない演出、全くのデタラメと感じないためにはどうする??
- インタラクティブ要素は必要条件ではない - (これは後期から来年にミッチリやる)
- サンプルのソースをチラっと改訂しただけでない、オリジナリティを高く評価したい
- 外部の静止画や動画やサウンドのデータを素材として参照するのはOK
- 合評に使う講師席のパソコン画面は「1280*1024」サイズなので、パッチは全てこの範囲内(左上)に配置して保存すること
- まずフォルダ(フォルダ名=学籍番号)を作成し、作品パッチ("学籍番号.maxpat")と、参照される素材データファイルとをこのフォルダに入れる。サブパッチやテーブルは全てMaxパッチ内で定義し参照されるようにして、maxpatファイルは"学籍番号.maxpat"の1本だけとする。これをMacOSXでアーカイブ("学籍番号.zip")にしたものを提出する。 Windowsのzipは形式が違うので注意
- 課題制作のための別の日の作業、「課題回収用HDD」などは実習指導の中尾さんに問い合わせること
- データは講師席の「課題回収用HDD」の提出用フォルダ「サウンドデザイン最終」と、中尾さんが用意する講義用USBメモリの両方に入れること。自分のバックアップも別に必ずとっておくこと
- 関連資料・リンク