「サウンドデザイン」の関連領域
サウンドデザイン(長嶋)
- シラバス
- マルチメディア室の使い方
- 話題メモ
- 初日(2006.04.11)
- 「サウンドデザイン」について
- 講義のローカルルールについて
- CGクリエーター検定について
- 「メディア・アーティスト」とは?
- 「音の三要素」
本日のデモ サイン波 sinusoidal wave → 音とは空気振動である
本日のデモ 音の三要素(1) 音高 pitch 周波数 = 振動数(Hz)
本日のデモ (2) 音量 loudness 音の大きさ = 音圧(db)
本日のデモ (3) 音色 pitch 波形- Maxについて→来週からMaxを実際に触る(^_^)
本日のデモ Max/MSPのデモ ライブに音響をぐりぐり
本日のデモ Max/MSP/Jitterのデモ ライブに映像をぐりぐり
本日のデモ Maxのデモ 5分で人間に弾けないピアノ作品の新作を作曲- 2日目(2006.04.18)
- 脱皮展について
- ある映像作品について
- マルチメディア室の使い方の改訂について
- 来週以降、お気に入りの音楽CDを持参して下さい
- ブラウザ(Firefox)を使う
- Rドライブにデータをバックアップする
- Max/MSPを触ってみよう(^_^)
- Max/MSPを立ち上げる
- 「編集モード」と「実行モード」
- オブジェクトを呼び出す
- オブジェクト同士を結ぶ
- Max/MSPの情報は「データ」と「bang」
- ピアノ音をマウスで弾くパッチ
- パッチの保存とMax/MSPの終了
- 3日目(2006.04.25)
- CGクリエーター検定について
- 脱皮展について
- ピタゴラスイッチについて
- Max/MSPを活用したインスタレーションの事例紹介(SUAC学生作品)
- Max/MSPを触ってみよう(^_^)
- MIDI関係の動作(Max)とサウンドの処理(MSP)
- サウンド機能を使うためには
- 「CDプレーヤ」を作ろう
- 「サイン波オシレータ」を作ろう
- 4日目(2006.05.02)
- Webデザインのバイト募集
- Max/MSPを活用したインスタレーションの事例紹介(SUAC学生作品)
- SUACインスタレーション
- 5日目(2006.05.09)
- Aminusic観賞
- 院生・嶋田クン作品観賞
- 「課題1」(6/13まで) - 各自オリジナルの「サウンドロゴ」制作(15sec)
- Max/MSPで遊んでみよう(1)
- サウンドのレコーディング(サンプリング)→サウンドファイル化
- 楽器音を鳴らす makenote と noteout
- MIDI演奏データのレコーディング→サウンドファイル化
- 6日目(2006.05.16)
- メディア系・作品公募リンク集 について
- Aminusic観賞
- Max/MSPで遊んでみよう(2) - DSP編
- buffer~ を定義する
- record~ でサンプリング
- play~ にlibe~ を入れて色々にスピードで再生
- writeで →サウンドファイル化
- sfplay~ でCDを再生
- cycle~ と *~ で音量を変化させてみる
- フィルタでイコライジングしてみる
- Max/MSPで遊んでみよう(2) - MIDI編
- 楽器音を鳴らす makenote と noteout
- makenote の第2パラメータは個別の音量(velocity)
- makenote の第3パラメータはON-OFFの時間(duration)
- 7日目(2006.05.23)
- 突然のことで申し訳ありませんが、本日は筆談にて講義します(^_^;)
大変申し訳ないのですが、事情があり 今日は声が出ませんので、このように 画面で説明を進めますので、スクリーン に注目して下さい。 最初に3本のムービーを観て、その後 Maxプログラミングとなります。 最初は前方スクリーンの近くに来る と迫力満点ですので移動して下さい では始めます。移動しなくていいの?? 今日のAniMusicは「ドラム特集」です。 最初はAniMusic1のドラム 今のは3次元空間をX-Y-Zの直行座標で 表現していましたが、 AniMusic2のドラムは同じ3次元でも 極座標のような雰囲気です。 ↑ どういう意味か考えて見てみましょう これは凄いよね 今日はあと1本、アニメーションを 見ます。 "COPYSHOP" 世界的名作アニメーションか どうかは知りませんが好きです (実写の写真を 1枚ずつプリントした紙で制作) 「サウンドデザイン」的に鑑賞 弦楽のシンプルな音楽が効果満点 です。約12分の映画です ではどうぞ 上映会はオシマイです。あとは Maxいろいろ進めますのでMacを 立ち上げてヘッドホンを用意して 下さい。 今日はMIDI(楽器音色)だけですので CDは不要です。 「システム環境設定」の「サウンド」 で、音が聞けるようにして下さい。 サウンド設定をする時にはMaxは 起動していない状態であること !! 先週の続きで、スクリーンのような "makenote"と"noteout"で 初期値のピアノの音が出る、という スタートラインの「楽器」を準備 して下さい。5分ほど待ちますので 不明な人は呼んで下さい。 ====================== では「音色の切り替え」です。 "noteout"の後の数字はMIDIチャンネル と言って、16種類の異なる音色パート を指定します。 スクリーンの例では1チャンネルです ので、"pgmout 1"というので このチャンネルの音色を指定できます スクリーンでデモします 音色は1から128までの128種類 あります。異なるメーカでも同じ 数値ではほぼ同じ楽器音色が出ます これを使うと、同時に複数のチャンネル によって、多種の楽器のアンサンブル が実現できます。カラオケのBGMも このMIDIが基本です。 Are you ready ??? ======================= 時間的な基準は"metro"メトロ ノームです。 スクリーンで、鍵盤で弾いた音を 連打するパッチに改造しますので 見て下さい。 "metro 500"は、初期値500msec (0.5秒)の間隔でクリックを出します metroのON/OFFは、入力に 1(ON))かゼロ(off)を与えます metroの出力は、いったん必ず "bang"(ボタン)で受けて下さい スクリーンのパッチでは、metro からのbang(情報を出せ、という キッカケ)が、鍵盤から入力された 変数ボックスを叩くたびに情報が 音源に出ていき、発音します。 ここまで OK ??? ちょっと待ちます metroの第2入力(右側)に数値で 時間間隔を入力するには注意が 必要です。マウスでうっかりゼロに すると、パソコンはそこで無限 ループとなり仮死状態(^_^;)に なります。 スクリーンを注意して見て下さい Are you ready ??? ======================= では、metroがrandomを叩くと ランダム自動演奏が出来ますので 作ってみましょう。 これはモーツァルトが「さいころ 音楽」として昔昔にやったものと 同じ原理です。 "random 24"というのは、bangで 叩かれるたびに0から23までの 整数の乱数を出します。 このままだとMIDIの音域として低い ので、"+ 48"として下駄を履かせて います。 まずはこれを作ってみて下さい。 音色とmetroの時間を変えると これでも映像作品のBGMに使えたり します。 metroの右側の入力に新しい数値を 入れた瞬間、表示されている500と いう初期値に意味はなくなり、最後 に入力された値になっている事に 注意して下さい。 これが理解できれば、randomの 右側入力(ランダムの幅)、"+"の 右側の入力(音域の高さ)にも数値を 入れて、刻々とランダムを制御 できます。 今からやってみます 現在、randomの幅は5と小さく、 音域は100と高くしています。 ここまでOK ??? ======================= ここで一旦、ランダムに別れを 告げて、「規則正しい出力」に 行きます。今日の目標はMaxでの シーケンサ/ドラムマシンです。 つまり「YMOサウンド」です。 って分かる?? (^_^;) スクリーンは "counter 0 16 30" (スペースは半角英数字のスペース) です。これはbangで叩かれるたびに 16から30までの数字でインクリメント (+1ずつ変化)します。 最初の0は、count upのモードと いう意味です。 これを1にするとcount downです スクリーンに表示します 両者の違いを見て下さい これを2にするとup-downです up-downカウンタは上限と下限を 往復します この違いを理解できた人は手を 上げて僕とアイコンタクトして下さい この3種類のカウンタの使い分けは Maxニシャンの第一関門です ====================== ではcounterの出力で音階を鳴らして みます。でも半音単位では面白く ないので、2倍します。これは 音楽的には「全音音階」 Whole Tone Scale と言います。majorでもminorでも ない性格で、映画等でもよく 使われます 来週は"table"というのをやる 予定ですが、今日はグッと堪えて この枠組みでメロディに行きます。 counterは0から15までのup counter とします。 スクリーンを見て理解してみて下さい。 "select" というのは、入力が一致 したところからbangが出る、という オブジェクトです。 これは変数ボックスを叩いている ので、このパッチを呼び出すと 全て初期値のゼロになってしまうの ですが、考え方はこんなカンジで YMO時代のフレーズ自動演奏は 簡単に出来ます "select"のいちばん右の出力は 「どれでもない」場合にbangが出ます ここまでOK??? ではちょっと欲張って ドラムマシン、行きます(^_^) ===================== MIDIでは1から16までのチャンネル のうち、特例として「10チャンネル」 はドラムキットになっています。 音色の指定は無効で、音の高さごと に異なる打楽器が決まっています。 スクリーンを見て下さい。 ドラムは数個でOKです。 バスドラムは36 これを定数で用意します スネアドラムは38 これを定数で用意します あとはclosed hi-hat これはたしか44 こんなんで「16ビート」の 出来上がり(^o^)/ ここに味付けをします hihatの踏んでいるペダルを上げる とopen hihat これは46 小節の頭にアクセントのcrash シンバル 僕は49より55が好きですが こんなもんです 1個違うだけでリズムのカッコ良さ がまるで変わってきます。 ここは「耳」と「感性」の勝負 時間が来たので続きは来週 来週までには回復しますので パッチは必ず保存して下さい ではまた来週(^o^)/~~- Aminusic観賞
- Max/MSPで遊んでみよう(3) - MIDI編
- 音色を変える pgmout
- 時間的な枠組みの基準は metro
- 乱数であれこれ random
- 一定の変化は counter
- 一致したらbangする select
- ドラムマシンを作ろう
- 8日目(2006.05.30)
- 来週6/6は休講です(NIME06発表参加)
- 8/5のオープンキャンパス「メディア造形学科紹介」は2回生参加推奨です
- 「課題1」 - 各自オリジナルの「サウンドロゴ」(15sec) の一部変更
・MP3でなくAIFF、またはMaxのパッチで結構です
・締め切りを6/13でなく6/27(互いに観賞会)とします- Aminusic観賞
- Max/MSPで遊んでみよう(4) - MIDI編
- ドラムマシンを作ろう(再)
- tableは強力なオブジェクト
- 9日目(2006.06.13)
- アニメーション観賞
- Max/MSPで遊んでみよう(5) - MIDI編
- 次第に変化する line
- 剰余系 %
- 時計を作ろう
- Max/MSPで遊んでみよう(6) - DSP編
- パンポットを変化させてみる
- 10日目(2006.06.20)
- アニメーション作品観賞
- 「課題1」 - 各自オリジナルの「サウンドロゴ」(15sec)
・MP3でなくAIFF、またはMaxのパッチ
・締め切りは6/27(互いに観賞会)- Max/MSPでアニメーション(1)
- Draw系 - lcdオブジェクトに描画
- 音楽と同期して描画 - モーショングラフィクスの基礎
- アニメーションの基礎講座ムービー
- 11日目(2006.06.27)
- アニメーション作品観賞
- Max/MSPで遊んでみよう(6) - MIDI編
- 初期値を設定するためのloadbang
- プリセットボタン
- 15秒で終了させる仕掛け
- 課題1 - 「サウンドロゴ」観賞会(1)
- Max/MSPでアニメーション(2)
- Draw系 - lcdオブジェクトに描画
- ランダム描画 - モーショングラフィクス
- 12日目(2006.07.04)
- 多摩美インスタ展について
- 神谷裕子(技術造形3回生)・最優秀賞受賞(^_^)について
- アニメーション作品観賞
- 課題1 - 「サウンドロゴ」観賞会(2)
- Max/MSPでアニメーション(3)
- ScreenにPICTを描画
- 全画面表示ならパラパラアニメ
- 座標を動かすとアニメーション
- 課題2の提出と合評について
- 課題2は「Maxによるアニメーション」(サウンド付き)
- 提出期限は8月3日(木)の18時までです
- 合評は後期の「サウンドデザイン演習」の冒頭に行います
- それぞれのデータ(Maxパッチ、PICT画像、サウンドファイルなど)は半角数字で「学籍番号」のフォルダに一式格納します
- マルチメディア室のMacでの動作確認を必ず行って下さい
- データは「課題回収用携帯HDD」にそれぞれ自分の提出フォルダごとコピーします
- 「課題回収用携帯HDD」は実習指導の川村さんが持ちます(金曜日は不在ですので注意)
- 提出データのフォルダ内に不要なデータは入れないで下さい
- 13日目(2006.07.10)
- 来週の補講日は授業はありません
- 本日のムービー 世界一受けたい授業
- Max/MSPでアニメーション(4)
- 技術造形学科の先輩の作品鑑賞
- 数理造形アニメーション
- 加速度運動は2次関数
- priorityによるレイヤー制御
- clearによる消去
- 14日目(2006.07.25)
- 本日のムービー 技術造形学科OBのお仕事の一端
- 本日のムービー 3回生・SUACプロモ制作中
- Max/MSPでアニメーション(5)
- サブパッチによる階層化
- 「send」「receive」による構造化
- 授業評価アンケート
- 課題の提出期限は8月3日(木)の18時までです
- 課題の鑑賞評価会は後期の「サウンドデザイン演習」の中です
- 関連資料・リンク