科目名  サウンドデザイン 受講者  技術造形学科専門科目・必修科目・2回生前期 担当教員 長嶋洋一 <テーマ> サウンドデザインを題材として、マルチメディアの中でのサウンドの 位置付け、およびエレクトロニクス技術の基本を理解する <授業の目的・方法> マルチメディア室に完備されたMax/MSP等の環境を活用して、 聴覚領域のメディアであるサウンドの全般について理解を進める。 合わせてコンクレートの手法による作曲、Max/MSPのアルゴリズム、 サウンドとグラフィクスのライブコントロールについて学ぶ。 <授業計画> ・サウンドとは、ミュージックとは ・自然音のサンプリング ・コンクレート音楽 ・MIDIと打ち込み音楽 ・iTunesとQuickTime ・Garageband ・SoundTrack ・Protools ・FinalCut ・Motion ・音響合成とエフェクト、Max/MSP ・「アルゴリズム作曲」の概念 ・アルゴリズムとMax/MSPプログラミング ・Max/MSPによるグラフィクス制御 <評価方法> ・試験は行わない。(^_^) ・平常の出席点を重視し、課題を総合して評価する。 <その他(テキスト、参考書、注意事項等)> ・参考書「コンピュータと音楽の世界」(長嶋・橋本・平賀・平田編、共立出版) ・参考書「つくるサウンドエレクトロニクス」(長嶋洋一著・ASL出版) ・参考書「コンピュータサウンドの世界」(長嶋洋一著・CQ出版) ・資料等は一部配布するが、基本的には必要な資料等はWebに置く。  Web資料は常に更新されているので、MOやCD-Rなどのメディアに  固定しないこと。古い資料を使ったことによる弊害は本人の責任で  ある。Web資料は常に必要な時に最新のものを参照すること。 ・この講義はIT関連であり、その情報リテラシ教育の一環としての  長嶋講義ローカルール(携帯電子機器の電源OFF等)を厳守すること。