道具だて制作期間がたった3週間ということで、赤外線センサをオブジェとして 新しく制作すること、そのセンサ出力をMIDI化するインターフェース を新しく制作すること、の2点以外については、既にこれまでの作品 で手慣れたもの(既存のシステム)を活用することとしました。 この作品を構成する「道具だて」としては、以下のようなものを 活用することになりました。ここまでは、ほぼ瞬時に計画できました。
また、画像素材としては、学生とともに浜北森林公園にロケに 行き、テーマ「森海」を意識して、森林公園のあちこちの風景 をHi-8に撮影しました。 これを研究室のIndyにより約200枚の静止画データとして キャプチャし、さらに「著作権フリー素材集」CDROMから も素材として利用しました。Photoshop等でまったく自由に 描いたCGを含めて、今回の素材としては 全て学生が制作したCGを 利用しました。 今回はあまり美しくない方法なのは承知の上(^_^;)で、それぞれの 静止画素材をDirectorによるスライドショーとして自動描画させた 疑似ムービーを、それぞれ2本の2時間VHSテープに録画して、 3台のビデオデッキで連続再生してビデオスイッチャにより 切り替えました。これは次の作品においては、もっと画質向上と連続使用 に対応したシステムに成長すべき余地として、敢えて選んだ手法です。
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