スケッチング2009

2009年7月 長嶋洋一


2008年の Sketching2008 に続いて、 Sketching2009 に参加してきました。 プレゼンの内容は ここにあります。 会場はロンドンのド真ん中、University College Londonでした。 ロンドンは前回の 初めてのロンドン(2007) 以来で、これで2回目となりました。

7月14日(火)

3限の講義を終えて、SUACから浜松駅へ、そして前泊のセントレアへは、快適なe-Wingでぴったり2時間。ちなみにお茶畑の中にある某空港では、霧で飛行機が飛べなくなって、またまたセントレアに行先変更の騒ぎでした。

7月15日(水)

朝イチのフライトで、まずセントレアから成田まで。

成田空港では、国際線への乗り継ぎのショートカットが出来ていたので、 いつものラウンジに行けませんでした。 そしてロンドンまでのフライトです。

ヒースロー空港に着くと、勝手が分かっているので、迷わずに地下鉄でロンドン市内に向かいました。

7月16日(木)

会議前日のこの日は、夕方に会場でプレゼンの準備と打ち合わせの予定があるだけだったので、 半日のプチ観光を楽しみました。 まずは、朝イチからホテルの様子です。かなり豪華なホテルでした。

前夜は雨がパラついていましたが、この日は涼しく清々しい天気になりました。 ホテルはGreat Portland Street駅前にあり、ここからとりあえずMaryborne Roadを西に散歩しました。

最初に行ったのは、ホテルから徒歩10分もしない場所にあった、 シャーロックホームズ博物館です。

この近くにあった「マダム・タッソーろう人形館」は長蛇の列だったのでパスして、カムデンタウンまて地下鉄に乗りました。

平日でもカムデンマーケットは賑わっていました。

カムデンキャナルからリトルベニス往復のキャナルクルーズに乗り、のんびりとリージェントパーク付近の自然を楽しみました。

再びカムデンマーケットを抜けて、いったんホテルに戻りました。午後には打ち合わせがあるのでUCLに行くためです。

ホテルから歩いて、UCLのセンターキャンパス内にある、18世紀に建てられたというOld Refactoryという部屋に行きました。ここで打ち合わせと準備をしましたが、いろいろ道具を出していたので、その写真はありません(^_^;)。

UCL近くのパブには、前夜祭ということでSketching09参加者の一部が集まり、1年ぶりの旧交を暖めました。

駅にはまだ、マイケルジャクソンのロンドン公演のポスターが残っていました。

7月17日(金)

さて、いよいよSketching09の初日となりました。会場までの道のりと、ぼちぼち参加者が集まってきた会場の様子です。

そしてSketchin09の初日の模様です。ノートをとりながら合間に撮った写真なので、ごく一部です。

IAMASの小林さんの発表です。好評でした。

さらに発表は続きます。

午前のセッションが終わり、昼食となりました。ちょっとキャンパス内の広場に出てみました。

午後のセッションが始まりました。最初はSketchingの主催者、Mike Kuniavskyのプレゼンです。

空席が出来たというMikeのアナウンスを受けて、誰か参加できるか打診したところ、なんと数日前(航空券も高い!)に急遽派遣されて参加した、ヤマハの臼井さんのプレゼンです。テノリオンの幻の試作品の情報もありました。

さらにセッションは続きます。

初日のセッションが終了しました。僕と小林さんはいったんホテルに戻って荷物を置いて、タクシーで初日のレセプション会場である、インディアンレストランに向かいました。

7月18日(土)

Sketching09も2日目となりました。発表があるので、これが世界初公開となる、野口さんのインスタ作品「はやく寿司になりたい」も設置しました。

ここで、僕の発表がありました。いつもは写真もナシなのですが、今回は小林さんに撮ってもらったので写真があります。たぶん国際会議での発表の写真というのは、 ICMC2000ワークショップ 以来、だと思います。

無事に発表も終わり、さらにセッションは続きます。

ここでランチタイムとなりました。速攻で食べて、あるお土産を仕入れに地下鉄で出かけて、時間までに無事にUCLに戻ってきました。

そして、午後のセッションとなりました。

ここから午後には、参加者がいくつものグループに分かれて、それぞれロンドンの街に散歩に出ました。ただし、これは最終日のSketching実技のための取材を兼ねていて、今年のテーマは何故か「ニンジン」でした。我々のグループは、UCLからロンドンの街中をそぞろ歩きして、テムズ川を渡ってぐるっと巡ってきました。 2年前のロンドンで、観光バスの2階から見下ろして通過していたいろいろな場所を実際に歩くことができて、ロンドンがとても身近になりました(^_^)。

2日目のレセプションはギリシャレストランでしたが、到着してみると30分ほど早かったので、グループの皆んなと近くのパブで軽く一杯。ロンドンではいつでも「とりあえずパブ」です(^_^;)。

そして2日目のレセプションに向かいました。眠いのでここで早めに退散したのですが、さらに2次会・3次会があったという噂です(^_^;)。

7月19日(日)

いよいよSketching09も最終日となりました。ホテルから会場まで、今度はいい雰囲気の、1本だけ裏道を通って行きました。

最終日、午前のセッションの模様です。

そしていよいよ、Sketching最終日のエキサイティングな時間がやってきました。 前日に一緒に行動したグループごとに、1時間1本勝負で、その場で「何か」を作ってしまう、というスケッチング実技(エクササイズ)のセッションです。テーブルにはいくつかの材料と部品が積み上げられ、テーマは前日の「ニンジン」です。僕もハンダ付けをしたりjitterカメラをセットしたり色々と忙しかったので、写真は後半のごく一部のみです。最後に全体でプレゼンし合いました。

最後のClosing Discussionです。これで無事に今年のSketching09は終了しました。

この後、さらに有志でUCL近くのパブで打ち上げ、という話だったのですが、荷物が重いのでいったんホテルに戻りました。するとなんと、テレビでは全英オープンの最終2ホールをやっていて、そのまま4ホールのプレーオフに突入し、ライブで見入っているうちに、打ち上げに行きそびれてしまいました(^_^;)。

7月20日(月)

帰国の日となりました。ただし帰国便はヒースローを夕方19時過ぎに飛び立つので、この日は朝からプチ観光の余地がありました(^_^)。2日目にたくさん歩いたので、もう歩くのはパスして、2年前にも乗った市内観光バスで、ロンドンを再びのんびり眺めることにしました。

そして、ミュージアムショップでお土産を仕入れるだけのために、大英博物館に行きました。ここはマル1日でもとても回れないのを2年前のロンドンで痛感しているので、今回はまったくどこも見ていません。

観光バスのチケットは1日フリーなので、地下鉄の駅に戻るためにまた乗りました。

ホテルに戻って、預けていたスーツケースを受け取り、地下鉄でヒースロー空港に向かいました。

7月21日(火)

あとは成田までのフライトで、到着したら翌日21日の午後でした。

セントレアへの乗り継ぎのフライトを3時間半も待つのはかったるいのでキャンセルして、新幹線で浜松に帰り、大学に戻って1時間ほどかけて2300本のメイルを処理しました。

・・・お疲れさまでした。(^_^)