「電源のノイズを見てみよう」で紹介した 電源ノイズ計測システムの第1次試作が完成しました。 とりあえず身の回りの身近なところから、ということで、 大学のパソコン多数演習室と研究室内のパソコンとで実験してみました。 まだ電流プローブが安物しかないのと、コンセントに差し込むタイプの 計測ということで、配電盤で取るデータに比べると問題も多いのですが、 傾向としてはなかなか面白いデータが取れましたので、このあたりを 割り引きながらご覧下さい。
計測ソフトウェア今回の電源ノイズ計測システムでは、計測対象は電源ラインの「電圧」と「電流」の2種類、 そしてそれぞれについて「波形(時間軸)」と「スペクトル(周波数軸)」の2種類、 ということで、合計4つのグラフをリアルタイムに計測/表示/記録する、ということで 進めました。 マルチメディア室最初に、SUACで唯一のMac室、マルチメディア室に行きました。ここは ★ ★ ★ ★ ★ ★ このように、デュアルCPUのG4Macが39台、並んでいます。 今回は電源高周波/高調波の計測なので引っ掛からないのですが、 たぶんこの部屋の電源ラインには偶発性のサージノイズが乗っている模様で、 深夜に無人のこの部屋で突然にMacが起動したりする、という現象が 何回か起きています。(^_^;) GWS室次に、多数のWindowsベースのGWS(Graphic WorkStation)が並ぶGWS室に 行きました。ここは ★ ★ ★ ★ ★ このように、コンパックの高性能NTマシンが39台、並んでいます。 マルチメディア室と違って、多数の17インチブラウン管ディスプレイが 並ぶ部屋なので、この影響がどうなるか興味がありました。 407情報演習室そして最後に、62台のWindowsパソコンが並ぶ407情報演習室に 行きました。ここは ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ このように、コンパックのNTマシンが62台、並んでいます。 GWS室と違って、ブラウン管でなくLCDデモニタが並び、さらに 2人に1台の、講師席からの情報提示LCDモニタもある部屋です。 1106研究室3つのパソコン演習室での計測を終えて、11063研究室に戻ってきました。 ここでは既に、 「電源のノイズを見てみよう」 のところで、今回のノイズ計測システムに使用した富士通のノートパソコン のACアダプタのノイズを計測していましたが、まだ多数のコンピュータが あるので、せっかくなので計測してみることにしました。
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