「USBとも遊ぼう」日記 (文中に登場する人名等は架空のものです)
1999年12月8日今年最後の長丁場、 10日間の行脚の初日。 成安造形大学での特別講義でセンサとかAKI-H8の話をする。 その中で、疋田クンから「MIDIでなくUSB版が欲しい」との リクエスト。ん??? USBってなんだったっけ。USBの付いた パソコンを持っていないので、ぜーんぜん判んない。(^_^;)1999年12月29日ふーみんとのメイルで、> G3/G4はMIDI、というかシリアルポートはありましたっけ。 シリアルはないです。USBとFireWireのみです。だもんでどうしても 外部とのインターフェースになにか必要です。とのやりとりから、G3/G4のMacにシリアルポートが無い、と いう事実に初めて直面。ということは、オーガナイズを依頼された ICMC2000での Workshopでいくらベルリンに多数の MIDIセンサを持ち込んでも、 現地の多数のG3/G4の数だけMSPが入っていても、その接続のために それだけの数のUSB-MIDIインターフェースが必要、ということになって しまうのかな。 慌てて、本棚からトラ技を調べて、1997年7月号に解説記事を発見。 USBって、こんなに昔だったんだ。(^_^;) うーむ、それで成安でも「AKI-H8をUSB対応にして」とリクエストが あったのですね。(^_^;) 「トランジスタ技術」でちらっと調べたのですが(1997年7月号)、 パソコン側でドライバの階層が必要になりますよね。単にポートを 叩く、という感覚ではなくなります。 MAXとかでUSB-MIDIを使う場合には、例えばローランドがOMSとを介在 させるドライバを提供しているんじゃないのかなぁ。低速版のマウス とかキーボードと同じレベルのUSBでは、双方向通信しない単なる シリアルの拡張版として使えるのかなぁ。 何か資料があったらお知らせ下さい。とメイルする。RS-232CとMIDIの相互変換というような簡単な回路と いうわけにはいかないみたい。(^_^;) 1999年12月30日ふーみんからのメイルがさっそく届く。> それで成安でも「AKI-H8をUSB対応にして」とリクエストが そうでしょうね。OMSのUSB-MIDIインターフェースというのも 出てますが2万円くらいします。多分一般的な楽器屋で比較的 容易に入手できる製品としてはこのあたりが最安価な部類だと 思います。 > パソコン側でドライバの階層が必要になりますよね。単にポートを > 叩く、という感覚ではなくなります。 そうらしいですね。メーカーのUSBドライバでもIntel製以外のALi などあたりのチップでは対応が遅れたりしていて、ベンダごとの 違いによる非互換性などもまだ枯れていないようです。 > MAXとかでUSB-MIDIを使う場合には、例えばローランドがOMSとを介在 > させるドライバを提供しているんじゃないのかなぁ。 S-MPU64の場合もそうでしたが、OMS経由のドライバが出るまでは 使えない状況でした。USB-RS232Cの変換ボックスを使えばPC側の ドライバが仮想的な232Cポートを提供するようです。 今日書店でインターフェースを立ち読みしたら、もうすぐ出る 来月号でUSBの解説と、WDMによるドライバの書き方を特集記事で 扱うようです。出たら早速買ってみようと思っています。とのこと。これは何年かぶりに(A4になった時点で見限っていたけれど)、 インターフェースを買うことになりそう。 とりあえず、ふーみんと照岡さんに以下のようにメイルして、年内の メイルを終了。無事に2000年のメイルが使えることを祈りつつ。 考えてみれば、ICMC2000のワークショップで、向こうで用意するのは G3/G4ですから、いくらAKI-H8でMIDI出力のセンサを持参しても、このまま では「繋がらない」という可能性があることに気付きました。(^_^;) こうなると、とりあえずUSBのあるパソコンを買わないとだめですね。 本当に、iMAC、買おうかなぁ、というところです。(^_^;) OMSのUSB-MIDIというのは、これを繋いで、それ用のドライバをインストール すると、例えばMAXやQuickTimeやSuperColliderなどOMSを呼ぶソフトは、 このドライバを介在させることで、従来のMIDI情報と同じに見えるの でしょうか。とすれば、とりあえずOMSのUSB-MIDIの箱の互換機を安く 作ればいいんですよね。解析して。(^_^;) 秋葉原とかでは、「USBマウス」は500円ぐらいでしたっけ。コネクタ取り に使えます。僕は1/8か1/9に日本橋に行ってゲットする予定です。(^_^) > メーカーのUSBドライバでもIntel製以外のALi > などあたりのチップでは対応が遅れたりしていて、ベンダごとの > 違いによる非互換性などもまだ枯れていないようです。 PCで何かやる、というつもりはないのですが、できれば、このドライバ も自作したいです。ふーみん、ちょっと作戦を考えて下さい。 CodeWarrierの出番かな。 RealBASICでもいいと思うのですが。 > USB-RS232Cの変換ボックスを使えばPC側の > ドライバが仮想的な232Cポートを提供するようですが、この場合 > も変換ボックスというハードを用意する必要が このハードと、センサの部分のAKI-H8とを一緒にする、という作戦です。 そうか、切り口はMIDIでなくRS232Cですか。まぁ一緒ですね。 これは、どこかに自作や改造の情報がありそうだなぁ。とりあえず、 OMSのインターフェースを入手してバラしてみたいです。でも、動作 させるためにはとにかくパソコンが必要だぁ。(^_^;) 最低線だと、iMACかな。MAXはインストールできるんでしたっけ。しかし、USBの付いているパソコンは何がいいのかな。Windowsは避けたい けど、iMacやiBookだけで実験できるかなぁ。まだよく判っていない。 1999年12月31日さしたるメイルも来なくなり(「コンピュータサウンドの世界」の 読者からのメイルにやや閉口(^_^;))、ちょっと調べてみようと いう気になり、USBチップを出している サイプレス社のサイトにアクセスしてみる。すると、あるわあるわ、 ゾロゾロと多量の情報をゲット。今はたいていの情報がPDFとして置かれて いるので、データブックを入手するのはとても簡単。さらに、ここから、 USBの本尊サイトもリンクされて おり、USBそのものの仕様書もゲット。これは勉強しないと。1900年代最後のこの日は、午後イチからの「なんでも鑑定団」の特番を 皮切りに、カウントダウン番組(まだ何を見るか未定)まで12時間以上の テレビっ子となることにしていたので、部屋からパソコンとプリンタを 居間に運んで、テレビを見ながら延々とPDFのプリントアウト、穴開け、 ファイル化、というマニュアル作りに励む。全部で29本のファイル (1本のHTMLと28本のPDF[ * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ])、総計7.5MBのプリントが、全部で9cmほど の束として数冊のファイルに格納されて終わったのは10時間後。さすが、 シリアルポート経由での超低速レーザプリンタ印刷。(^_^;)
しかし、何度、モーニング娘。のLOVEマシーンと、アチチと、
同じような歌を見たことか。そんな中、レコード大賞では格好つけて
おいて、紅白では見事にやって
くれたはエラい。
さすがです(^_^)。
2000年1月1日何も起きずに無事にパソコンが起動。仕事始めとして、このページの ここまでの部分を作ってWebにアップ。 とりあえず忘れないうちに、分厚いファイル化された情報を ザッと眺めることにする。以下、アトランダムに簡単にコメントのみ。
USBに関する
概説 サイプレス社のサイトにあった、USBに関するFAQのHTML。自社製品にさりげなく誘導か。(^_^;) ここまでで、元日はオシマイ。あとは「ものまね」と「筋肉番付」をザップ しつつ飲んで(^_^;)、明日からボチボチ、やっていくということで。果たして いつUSBパソコンを買うことになるのか、USBセンサ、あるいはUSB-MIDIは 自作できるのか、とりあえず初夢としていろいろ考えつつ。(^_^) 2000年1月2日新年そうそう、激動の一日になってしまった。(^_^;)
午前中はちゃんとお仕事して、箱根駅伝の往路の激闘をテレビ観戦しているあたり
までは普通の新年だったのに、たまたま新聞のチラシをチラッと見せて、「あ、
iBookを売ってるなぁ。福袋もあるし、街に行きたいなぁ」なんて言う人がいる
もんだから、すっかりソノ気に。
電話で聞くと、「iBookの在庫も一杯あります」とのことで、突然に思い立ち、
家族4人で浜松駅前のコンプマートにひやかしに行くこととなった。子供たちの
狙いはゲームコーナー。奥さんはデパートの福袋、ということで一人で店内を
うろうろ。iMacとG4とiBookとを「いいなぁ」とか思いながら触って遊ぶ。
でも、やはりWindows98のノートは25万ぐらいするし、これを買っても
USBの開発がうまくいく保証はないし、と、1時間ぐらい歩いてベンチで疲れて
休憩。ここで家族が合流すればそのまま帰宅の筈だった。
家族での新年ボーリング大会の後、帰宅したのはもう夜。とりあえず記念に
こ
ん
な
写真を証拠として撮った。しかし、iMacを買うお客とE-Oneを買うお客は
いても、両方を山積みで同時に買っていく、というのは少ないのでは(^_^;)。
Windowsマシンを初めて起動すると色々とうざったいので(^_^;)ソーテックの
箱は開けず、とりあえずiMacにメモリだけ増設することにする。店員によると、
最新のiMacと違って、この世代のiMac(5色になった時のモデル)は、あちこち開けて、
ケーブルを抜いて、とかなり面倒とのこと、取り付けマニュアルも無いという。しかし、
USBを作ろうという者がお店に頼んだのでは情けないので自分で挑戦することにした。
2000年1月3日ふーみん情報が快調に舞い込む。さっそく、このメイルの話題を受けて、> > パソコンを騙して > > マウス情報のように誤解させつつセンサ情報を送る、というところかな、 > > と思っています。 > これ、おしゃれですね(^_^)。これならPC側のドライバは不要ですし(^_^;)。 > 個人的にはこの機会にUSBについて勉強しようと思っていますが、マウスと > 誤解させるというのは案外、最小の手間で音楽用途には最大の効果を > 上げられるような感じがします。 はい、PowerGloveの改造というので、これは既にやっています。(^_^) PowerGloveでは、もともとファミコンのCPUを騙してゲームソフトには コントローラが繋がっている、と思わせるように、PowerGlove内のCPUが コントローラ内ICの動作をエミュレーションしていました。僕がAKI-80で 作ったセンサでは、このPowerGlove内センサが、自分は確かにファミコン に繋がっている、と認識するようにファミコンと同じようなパルスを NOP何発(^_^;)、というカットアンドトライで実現してPowerGloveを 騙して、そこからセンシング情報をいただいてMIDI化したものです。 今回のUSBでは、マウス動作のサンプルがサイプレスにあるので、この USBコントローラにAKI-H8を繋いだ2チップ構成で、ホストからは完全に マウスに見えるようなインテリジェントセンサはAKI-H8のソフトで実現 容易なように思えます。AKI-H8のシリアルポートには、USBのプロトコル であるNRZI(同じビットが続くと反転ビットを自動挿入する)がない ので、これをソフトでPIC-MIDIのように1ビットずつ監視してやりくり する、という深みにハマるのは避けたいと思っています。(^_^;)(^_^;) > 出自がどっちなのかはよくわかりませんが、IEEE1394=FireWireは > Macが先行している形ですよね。 日経エレの99年7月の特集が「IEEE1394の明日」でした。チラッと見たら、 それまでIEEE1394を押してきたインテルがパタッとIEEE陣営から抜けて しまい、パソコン業界は一気に様子見モードに入ったようです。一方、 家電業界はあらゆるディジタル家電をネットワーク化させるのに参入の 流れ、ということみたいです。熱い家電業界と冷めたパソコン業界の 温度差、というのがその時点での状況のようです。 > 私もUSBはしばらく無視してたのでサイト関係はあまり知りません。 > DOS/Vマガジンとかをひっくり返して情報を集めました。 はい、今度大学に行ったら、それまでまったく無視していたDOS/V関係 の本もチェックしたいです。などと照岡さんと同報でコメント。三人寄ればなんとやら、でお互いに 理解が進めば最高。(^_^) 昨日は帰宅が遅くて「ものまね」も「仮装大賞」も見れなかったけど、今晩は 「人気者で行こう」と「とんねるず」とで5時間半のテレビっ子をする(眠らな ければ(^_^;))予定なので、朝から書類書きなどで飛ばす。大学駅伝はあまり 競り合いにならないのでパスして、とりあえずUSBに親しむために、まだ全く 使っていないUSB機器をバラすことにした。まだE-Oneは箱も開けていないし、 iMacもメモリ確認のために立ち上げて、すぐにシャットダウンしただけ。 それなのに、昨日買ってきた周辺のUSB機器たちは、もう親しい存在になる。 iMacのキーボードだけは、へたにバラしてキートップが落ちると悲惨なので、 それ以外の4点を開けてみた。 まず、 iMacの純正マウス をいってみる。 コンプマートには、カラフルな「取り替え用iMacマウス用ボール」とかを売って いたので、どうせ素人でも パカッ と開けられるのだろうとたかをくくって開けていく。案の定、ネジ2つで 簡単に 基板が出てきた。90度に交差したホイールが回り、フォトカプラのエンコーダ で検出する、という教科書通りの方式。基板のシルクからメーカは ミツミ で、この銅箔の放熱/シールド板の下に隠れていたのは、予想通り サイプレス のコントローラ。20ピンフラットで、水晶も6MHz。おそらく、 サイプレスのサンプルそのものに近いものでは。ただしパッケージの 印刷はMITSUMIとあった。数量が増えればOEMとなる模様。
快調にマウスをバラしたので、続いて
4ポートUSBハブ
にいく。これはメーカ名も無い(^_^;)、3000円台の廉価版。この価格では、
おそらくサイプレスのインテリジェントなコントローラは無い(電圧レベル
のICのみ)だろう、という予測で開けようとすると、なんとネジが無い。
パチンと閉めたらもう開かない、というタイプで、無理やりこじあけたら
内部のプラ部品が折れた。あとでハメたらテープで止めることに(^_^;)。
さて、いよいよ今回もっとも開けたかったもの。これはUSB対応の 2ポートシリアルインターフェース というもので、これがOMSによりMAX等のアプリからモデムポート とかプリンタポートに見えれば、さらにそこにMac用のMIDIインターフェース をつないでイケるのでは、というもの。 KEYSPAN 社製。 中身はこれまででもっとも真面目にやっていて、 基板 には12MHzの水晶、44ピンのフラットLSI(CPU?)、二つの フラットLSI(CPU? UART?)、そしてあとはRS422のためのTIのICなど。 どうもこれはサイプレスではないようで、やはり、まともにシリアルを 2ポートも管理するとなると、別の本格的なマイコンが必要になる模様。 これは13000円ほどだったので、価格から見てもちゃんとしたシステム。 これらのチップ が壁となり、それ以上の解析はちょっと不明。AN2135SCというのは どんなマイコンかな。あと、RS422のポートごとにあった、二つの OX16C950というのは、16CというとPICみたいだけど、少なくとも かなり高速のUSARTが必要で、さらに大容量RAMが見えないので、 もしかするとCPUかも。早く、OMSがこれに対応して欲しい。 さて、最後に控えしは、ローランドの USB-MIDIインターフェース で、これは全く使っていないのをいきなり開けることに(^_^;)。 これはUSBと 2ポートのMIDI のインテリジェントなインターフェース。なんせMPUと名乗っている のだから、かなりのバッファリングをしてくれる筈。 このケースは、開けてみたいユーザにはとっても優しい設計で、 ネジ4本で綺麗に 基板 が登場。たった3個のLSIしか見あたらず、こちらもサイプレスは 関係なし。 12MHzのモジュールを伴っていたのは、三菱の1チップCPUの M37640 で、たぶん内部CPUコアは16ビットぐらいか。この内蔵UARTを利用 するとしたら、そのポートは反転ビット挿入のNRZIプロトコルに 対応しているのかな。ソフトで行うのはキツいと思うのだけれど。 残り二つのチップ のうちの一つは、EPSONの256KのSRAM。MIDIのバッファリングには 三菱CPUの内蔵RAMでは不足なので、当然。あと一つのは SHARPのLH28F400とかいうもので、最初はデカいマスクROMとか 思ったけれど、もしかするとマイコンかも。三菱マイコンにシリアルが 3ポートもあるとは思えないので、三菱マイコンがUSBのシリアルと プロトコルを管理して、こちらのSHARPマイコンで2ポートの MIDIを管理する、というのが妥当な分割かも。 基板上に発見したのは、怪しい プッシュスイッチ で、このスイッチ上空のケースには何も穴が明いていない。つまり、 製品としては使えないスイッチ。ジャンパでなくわざわざスイッチ なのは、出荷段階で調整とか検査するために使うのか、他の機種では このスイッチを使うのか。 いずれこれを使いだしたら、このスイッチのところを外に引き出して、 動作中にショートしてみれば判るかもしれない。そのうちやってみよう。 (^_^;) まだ晩のテレビタイムまでには間があるので、このデータをWebに アップしたら、せっかくなのでICMC2000に「USB対応センサで Computer Music」という、ペーパーマシンでも応募することにしよう。 応募の締め切りは1/4なので、まだ間に合う。メイルでの応募という のは、昔に比べると夢のよう。(^_^) 2000年1月5日なかば予想していたことだけれど、正月番組もたいしたことはないなぁ。 アフリカ編の「人気者」はまるで駄目。とんねるずスポーツも、安易な 企画で期待外れ。昨日1/4の夜などはまるで見るものがなくて、なんと 夜7時半には寝てしまった。(^_^;)
昨日の午前中は、ちらほらと些事をこなして、その後、営業再開のエスポ
(スポーツクラブ)のサウナで汗をかいてきたら終わった感じ。買ってきた
iMac
は、最近の新しいラインナップが出るまで3ヶ月間店頭展示されていた、
5色になった時の333MHzで、MacOS8.6のもの。既にバラして側面が
ビニールテープ留めになっている状態ながら、USBハブも繋いでこんな
感じで部屋に滞在中。本体からUSBキーボードが出て、この右側にマウス、
左側に携帯型の8GBのUSB対応HDDをつないで、その中身がサクサクと
流れてくるというのは、当然の動作ながら壮観。
その一方で、買ってきた
e-one
は旧モデル(433MHz,64MB)ながら新品だったのに、まず起動したら、
いきなり「HDにセクタ異常があります」なんて出てきて、無理に起動したら
Win98が止まる止まる(^_^;)。仕方なく2時間ほどかけて全クラスタ修復。
しかしこのe-oneにはPCMCIAカードスロットもUSBも2つ、さらにモデムも
10BASE-Tもシリアルもパラレルも付いていて、おまけに「MIDI/JOY
スティック」なんていうコネクタもあった。
昨日は午後からフト思い立ち、某大学より製作を依頼されていた汎用MIDI
センサに着手する。去年の秋から作曲と公演が続いてしばらく製作を
していなかったので、新年からリハビリを兼ねる。
午後半日かけて、
この
ように
5台分のケースの穴あけだけ、ようやく完了する。やはり、5台も手作りで
量産するというのは面白くない作業だなぁ。(^_^;)
・A/D入力:7系統。うち1系統(IN7)はパネルのボリューム(簡易テスト用) ・電源ON時には動作確認用LEDがソフト点滅する ・ケースを開ければDIPスイッチでそれぞれのマシンの送信MIDIチャンネル を変更できる。 ・7系統のA/D各入力はサンプリングごとに変化があったものだけMIDI出力 ・7系統のA/D入力はMIDIコントロールチェンジのナンバー***-***に割当て られ、0-5Vの入力電圧がこの0-127のバリューとして送信される ・ケースを開ければDIPスイッチでA/D入力サンプリング周期を変更できる。 値はDIPスイッチの0-Fに対応して、順に(msec) 500, 250, 200, 150, 125, 100, 80, 75, 67, 50, 40, 30, 25, 20, 15, 10 デフォルトは、9(50msec = 20samples/sec)というような線で、例によって回路図もフローチャートもなく製作開始。5台と いうことで、今月中にはぼちぼち暇をみて製作しよう。 昨日から、ふーみん、照岡さんとメイルが行き来している。本当にオイシイ話題 (三人寄ると、凄いアイデアが続々と出てくるものだなぁ)はここに書かれる こともなく(^_^;)水面下で色々と進行しているが、こんなやりとりがあった。 ここに伏せ字付きでも書いているのは、我々VPPの備忘録としてなのだ。 ふーみん : > 昨日、午後半日かけて、iMacとE-Oneの2台を一気に買ってしまいました。 おしゃれな取り合わせですねぇ(^_^;) > USBコントローラにAKI-H8を繋いだ2チップ構成で、ホストからは完全に > マウスに見えるようなインテリジェントセンサはAKI-H8のソフトで実現 外付け回路をギリギリまで嫌う長嶋流なので、どうやるのかな、と思って たんですが、さすがに外付けチップをつけるんですね(^_^;)。 ポーリングはむちゃむちゃ効率悪いですしね。ほんちゃんの処理の方を 割り込みで処理するようになったりしかねませんし(^_^;)。 > 今回、勢いついでに、ローランドのUM-2という、USBと2ポートMIDIの 最近よく楽器屋で見かけます>UM-2。他にもUSBインターフェースの PCレコーディング機器がちらほらありますね。ノイズだらけのPC内部で オーディオラインを引き回さずに済む、という点ではUSBとオーディオの 相性はよいのかもしれません。 #ハイエンドオーディオカードでは入出力をデジタルでやってますが、 #民生用ではコスト的に不利ですよね > ソーテックにはFDもあるのでいいのですが、iMacにイーサから色々な > ソフト等を転送するのに、最初にFetchとかをどうやって入れるか、 > パズルで悩んでいます。どこかWebに上げてインターネットから落とす > ことになるかも。(^_^;) CD-ROMに焼いて読みこむ、という手があるのでは(^^;)。 MacのUSBフロッピーはG3買うときに一緒に買いましたが、 MAXのオーソリはUSBフロッピーからではできません(^^;)。 Challeng-Responseコードを請求したら返事がくるのに一週間以上 かかりました。なんだったんだろう...。 長嶋 : > 私も買おうかな。なんかStarter KitとLow Speed とHigh Speed と > ありますけど、どれがいいんでしょうか。 サイプレスのサイトによると、日本での注文は日本の代理店に、という ことだったのですが、見たところいずれも個人には対応が超遅いところ だったので、強引にアメリカに直接FAXで注文してしまいました。 僕はStarterとLowSpeedにしました。HighSpeedはたぶん大変なので。 あと、USB-Serialですが、「OMSは未対応」「MOTUのFreeMIDI には対応」とありました。後者はなんでしょう。情報があったら お願いします。増井さんに聞けばいいのかな。 照岡さん : >>懸案のMiniBioMuse-IIIですが、さきほど、用意していたベルトと、 >>照岡さんから送っていただいた工具を発掘しました。たしか、AKI-H8 >>のソフトDSPでハム成分を消すのでしたが、ハードの回路は-IIと同じ >>でしたよね。もうすっかり忘却の境地です。(^_^;) いままでのVPPのログをざっと読んでみました。いやー懐かしいですね(^_^)。 さて,回路は-IIと同じです。ただハムの混入を元から断つために,電極を銀 に変更し,カールコードをシールドへ変えるという部分が変更点ですね。さら にAtau仕様では4ch入力へ拡張する必要があります。 またAKI-H8の方ですが,サンプリング周波数を44.1KHzにまで上げて,ソフト ウェアDSPでハム除去後,オーディオとしても出力して利用できるようにする (できれはUSBへディジタル出力(^_^))か,それはあきらめて(というかMSP やKYMAにまかせて),オーディオ部分はアナログでそのまま出力し,同時に AKI-H8のサンプリング周波数を正確に50or60Hzの整数倍に設定し,簡易的に ハム除去後,正負のピーク部分をそのタイミングでMIDIデータとして出力する か。と言った所ですね。 >>> そういえば、DTMマガジンに連載している勝田さんから依頼されて、 >>> 12月のコンサートでマイコがピアノに触れずに弾いている写真が載る >>> ようです。ほとんどよくは写っていないのですが。(^_^;) >>合成で画面をハメ込みましょうか(^^;)。コンセプトにウケた人が >>最低1人はいた、ということですね(^^;)。 一人でもいてくれれば私は幸せです(^^;)。 PS. USB関連フォローできてませんが,同報続けて下さいね(^^;)。 余談ですが,以前USB用のディジタルI/Oを買ったのですが,プツプツノイズが ひどくて使えなかった経験があります。 (今は筋電LEDのケースになってます(^^;)) USBの転送速度に問題があるのか,HDの転送にに問題があるのかはわかりませ んが。 長嶋 : 手に「製作」の感触を戻すリハビリとして、****発注の MIDIセンサ5台、というのに着手しました。(奥さんが通販でデスクを 注文しないと、2台のパソコンが並ばないので(^_^;)) > いままでのVPPのログをざっと読んでみました。いやー懐かしいですね(^_^)。 Atau仕様については、僕の*****-****も完全に同じで4chでいきます。 自分が演奏するとなれば、容赦ナシです。(^_^) > またAKI-H8の方ですが,サンプリング周波数を44.1KHzにまで上げて,ソフト > ウェアDSPでハム除去後,オーディオとしても出力して利用できるようにする というのはちょっと苦しいかなぁ。22μsecサンプリングですよね。 ...と思ったら、1chだと8.325μsecが最高速度なのですね。4chでは 無理だけど、シングルなら原理的には可能なのですね。(^_^;) ソフトDSPの余地が欲しいので、もっと低速でいきますので、これはナシ。 > 余談ですが,以前USB用のディジタルI/Oを買ったのですが,プツプツノイズが 昨日、部品を買いに行ったお店で見ました。こういうのが出ているの ですね。HDが遅いとプツプツいう、というのはよくあるみたいですが。 とりあえず今回は、USBでのオーディオとかMIDIストリームについては、 まだレベルが上だと思っています。ということで、これをアップしたら、まずは今日もエスポで、今日はプールで 水中ウォーキングも再開しよう。午後にはいよいよ、MiniBioMuse-IIIの実験に 挑戦することにしようかな。USBと遊ぶ、といっても、本命はセンシング なのだから。(^_^) 2000年1月13日USB関係は、サイプレスの開発キットが注文中、e-oneとiMacをのせる 机も通販で注文中、ということで外見上はさしたる進展なし。こんなものかな。 ただし、ソーテックのe-oneはいきなり起動したらディスク不良で、毎日の ようにスキャンディスクで修復中。めったに使わないツールなので、 さんざん遊んだ上で返品交換という予定。(^_^;)その分、 こちら の方が、遅々としてぼちぼち進行中。他に、VPPではいろいろと 怪しい話題が行き来している。音楽情報科学研究会の夏シンポの 夜のセッションで盛り上がるには最高の話題かも。(^_^;) 2000年1月15日e-oneはますます絶不調。ほぼ起動するたびに不良セクタが出て、スキャンディスクを するたびにどんどん増えてきた。 これまでに、ディスク修復ありの完全なチェックという1時間ほど かかるやつを20回以上、やっている。 ついに一昨日は、冒頭セクタにBADマークが付いた。どうも HDDのヘッドのトラッキングのメカ的な不良のようで、どうせ まだ何も入れていないし、ばりばりの保証期間で返品交換できる ので、こういうディスク修復とかというのは実際に使う機会が なかなかないので、何度も何度も遊ぶことにした(^_^;)。
第一セクタがBADになったので、起動すると「Operating Systemが無い」
とだけ表示してスキャンディスクどころかまったく進まない、ということも
確率50%を越えた。こうなるとどーしようもないので、付属していた
「リカバリーCDROM」で、HDDのフォーマットから全データの工場出荷状態
への設定、というのを走らせた。
これではどーにもならないので、ショップに電話すると、ソーテックの
サポートダイヤルに電話して対応を決めないとショップだけでは対応できない、
という。そこで電話。これが、ヤラレタ、という感じ。(^_^;)(^_^;)
人間に繋がってみれば話は早いもので、状況を説明してシリアル番号を 言うと、「新品交換」と即決。来週の日曜日には、新品の同じe-oneが クロネコヤマトによって(これは安心できる(^_^)。他の業者、例えば ペ○カンとか佐○急便とか郵○ックなら、輸送中にさらに壊されること が恐い。過去になんどもやられているので、機材輸送はクロネコヤマト 限定、というのはComputer Music屋の世界では常識)届くので、こちらに あるものを箱ごと全部交換に引き取るように送り返して、とのこと。 システムとしてはスムースだし、向こうから発払いで送って、同封した 着払い伝票で送るのでこちらの負担は当然ながらゼロ。まぁ買った新品が まともに動かないのだから当然か。 こうなるとあと1週間、新品と交換で返すこのパソコンは何をやっても いい(^_^;)(^_^;)わけで、せっかくだから雑誌付録のLinuxでも入れて みようか、いやいやそれよりインターネットから各種のウイルスを 収集して感染させて発症現象を記録しようか、などとイケナイ 誘惑にかられてきた。どうせ返品前日に再フォーマットするので。 結局、HDDの走行系か電源回りのトラブルみたいで、頻繁に停止して 再スタートしている模様。シリアルNOを電話で伝えたら新品交換 がほぼ即決だったので、このロットに多いトラブルなのだろうか。 2000年1月16日ふーみんからの、驚くべきUSB情報。(^_^;)我々のUSBプロジェクトにはあまり関係ないかもしれませんが、 USBのZIPドライブを購入したところ、マニュアルに面白い 記述が沢山あったので抜粋してお送りします。笑えます(^^;) 買ったのは富士フィルムがOEMで売っているもので(ベンダは 当然、IOMEGAです。USB1.1準拠だそうで)、MacにもWinノートにも デスクトップにも使えるし、と思って買ったのですが、早速 デスクトップでトラブっています(^^;)。なんのせいやら…。 ----------マニュアルの注意事項から抜粋---------- 問題が発生する場合(から一部) ・キーボード、マウスなど低速なUSB機器を、高速USB機器と同一の パソコンに接続し、電源オンの状態で抜き差しした場合 使用上の注意(から抜粋) ・Windows98がクラッシュしたりハングした場合は、Zip USBドライブの 電源コードをいったん外してから再度差し込んでください。Zip USB ドライブへのダメージを減らすことができます ・USBハブ経由でZip USBドライブを使用しないでください ・低速のUSB機器(キーボード、マウスなど)を接続する場合は、パソコン 本体、USBに接続されている機器の電源をすべてオフにしてから接続する ことをお勧めします。USB1.1仕様に準拠していない機器が原因で発生する 問題を回避できる場合があります ・USB機器の電源をオンにしたまま抜き差しした場合は、30秒間放置して ください。30秒間放置することで、無用なトラブルを防げることがあります。 ・Zipドライブでは付属のUSBケーブル以外は使用しないでください。 また、USB延長ケーブルは絶対に使用しないでください。データが 失われる可能性があります。 ------------------------------------------------- …という感じです(^^;)。他にもいろいろ脅し文句が並んでいて 笑えるのですが、なんでこんな規格が急速に普及しているのか、 なかなか不思議です。 AKI-H8 USBキットが出来た暁には、 「AKI-H8 をUSBで接続した状態では他のUSB機器を繋がないでください」 とでも書いておかないとPL法あたりで訴えられたりして(^_^;)。とのこと。うーーむ、なんというか、USBってそんな状態だったのか。 バックアップ用にUSBの補助記憶装置を買おうかな、と思いかけていた のに、一気に萎える。(^_^;)
そして、午後になって、奥さんが通販で頼んでいたデスクが届いた。自分で
組み立てるもので、パソコンショップの店頭の高価なものとほぼ見栄えは
変わらないがかなり安い。(^_^)
2000年2月16日ちょうど、前回の記事から1カ月が経過してしまった。スタート時は一気に盛り上がった ものの、なかなかの減速モード(^_^;)。 でも、USBはとりあえずスタンダードなので、無視している訳でもなかった。 以下、この期間のメイルのやりとり。照岡さん >>> USBのZIPドライブを購入したところ、マニュアルに面白い >>> 記述が沢山あったので抜粋してお送りします。笑えます(^^;) >>うーーむ、怪しい。怪しすぎる。(^_^;)(^_^;) 面白かったです。まだまだUSBは途上なんですね。SCSIのZIPにはお世話になっ てるんですが・・・。 ふーみん 長嶋さんのe-oneは「当たり」を引いてしまったみたいですね(^^;)。 HDDが不良だとLinuxも苦労すると思いますよ。10年ほど前ですが、 SONYのNewsのHDDで、パーティションを切り直してOSをアップグレード したら途端に障害が増えたことがありました。どうも、前の切り方で スワップ領域に当たっていた部分がシステムのコア部分を格納する 場所になってしまったようで(というメーカーSEの談)、結局HDDの 喚装となりましたが、その当時のWS用HDDは高かったです。 68020のNewsでしたが(^_^;)。 > 面白かったです。まだまだUSBは途上なんですね。SCSIのZIPにはお世話になっ > てるんですが・・・。 私もSCSI ZIPは家と大学両方にあちこち装備しています。MOはSCSIの ものでもOSやマシンやドライブの相性が結構あって動かすのに苦労する ことが多いですが、SCSIに限って言えばZIP はWin9x でもNTでも付けて 再起動すればそれでOKなので便利なんですよね。USBとかパラレルポートの ZIPがおかしいんだとは思いますが(^_^;)。 ちなみに我が家のUSB ZIPですが、ノートでIntel USBチップを使っている ものに付けたら何の問題もなく快調に動いています。デスクトップは ALi のチップで、USB1.0 のようです。マニュアルにもUSB1.1 でない 場合はPnPなどは使うな、とありますが、どうもUSB1.0と1.1の隔たりは 大きいようです。 ホームページをみて回ったら、ASCIIなどの過去の記事で「USB1.0と1.1は 細かい部分の違いだけで大差はない」なんていうのもあるようですが、 どうしてどうして、大違いです(^_^;)。Full Speedモードを使うものの 場合はUSB1.0 だと1つだけしか付けちゃいけないというのが実情なのですから。 最大127個まで繋げる、という宣伝文句がUSBには付き物ですが、そんなの、 最大65535個でも2^32-1個でも(^_^;)、この状況では意味なしです。 果たして下位互換性を謳っているUSB2.0は本当にUSB1.1と共存できるのか? これでダメなら狼少年状態ですね(^_^;) 長嶋 3次元加速度センサとジャイロセンサが届きました。けっこう軽いので、 さっそく両面テープで琵琶のボディに仮に付けてみました。 とても怪しくなり(^_^;)(^_^;)、奥さんに絶句されました。 ここにさらに剥き出しのAKI-H8が付いたらどうなるのかなぁ。(^_^;) > 長嶋さんのe-oneは「当たり」を引いてしまったみたいですね(^^;)。 はい、HDDの奥底でブザーが鳴って停止して、また回転を始める、という 頻度が上がってきました。いま現在、まぁ快調な方で、リセットから Windows98の起動に15分ぐらいかかります。(^_^;)(^_^;)(^_^;) セレロン433MHzですが。 > ちなみに我が家のUSB ZIPですが、ノートでIntel USBチップを使っている > ものに付けたら何の問題もなく快調に動いています。デスクトップは > ALi のチップで、USB1.0 のようです。マニュアルにもUSB1.1 でない > 場合はPnPなどは使うな、とありますが、どうもUSB1.0と1.1の隔たりは > 大きいようです。 > > ホームページをみて回ったら、ASCIIなどの過去の記事で「USB1.0と1.1は > 細かい部分の違いだけで大差はない」なんていうのもあるようですが、 > どうしてどうして、大違いです(^_^;)。Full Speedモードを使うものの > 場合はUSB1.0 だと1つだけしか付けちゃいけないというのが実情なのですから。 > > 最大127個まで繋げる、という宣伝文句がUSBには付き物ですが、そんなの、 > 最大65535個でも2^32-1個でも(^_^;)、この状況では意味なしです。 > 果たして下位互換性を謳っているUSB2.0は本当にUSB1.1と共存できるのか? > これでダメなら狼少年状態ですね(^_^;) うーむ、1.0と1.1でこういうことでは困りますね。昨日ショップに 言って、USB-SCSIのインターフェースは、と聞いたら、店員によると、 あるメーカの新製品が回収・販売停止になったそうです。Winならいいのに Macでは動かないのだそうです。(^_^;) 動いているメーカのは在庫がなくて2月末だそうです。うーーむ。 富士通のSCSI版のMOドライブで、USB-SCSIインターフェースを付属して いるものがありましたが、対応機種はiMacやG4などUSBのあるMacと、 なんとWindows機では「富士通FMVのみ」とあります。とてもDOS/V機 全般、などとは言えないようです。いやーUniversalですね。(^_^;) 長嶋 コマ切れの時間を利用して、 http://nagasm.org/SSS/ などを進めています。ちなみに、成安の疋田クンからは > 上記URLにて、小さなwwwサーバーが作られていました。(PICですが^_^;) > AKI-H8でも同じ様な事ができ、作品をネットワーク経由で、遠隔制御や設定変更が > できるのでしょうか? なんて書いてきました。今日も午後まで出かけるので もし暇があれば、ここを見て、どんな事なのか教えて下さい。(^_^;) でも、AKI-H8でWebサーバを走らせるというのは、AKI-H8でLinuxを、という のと同じようにタイヘンなことだと思うのですが。本当にPICでやっている のかなぁ。(^_^;) 新品交換のe-oneが来ました。当然ですが、正常に動いています。使って いなかった6GBのHDをPCMCIAカードでSCSIとして出してつなげました。(^_^) さっそく奥さんのOfficeを入れました。でも、パソコンにワードとかエクセル とか入れておく、というのは恐いですね。とりあえずネットワークとは隔絶 させるつもりです。あとは、確定申告の時期までに、たぶんUSBプリンタだけ 買うのかなぁ。 インターネットエクスプローラを消してネットスケープにしたいのですが、 どこにあるのか、これから探します。Win98で消せるのかな。(^_^;) ふーみん んー、http://www.mycal.net/wsweb/ については、S7600というセイコーのチップが OSIの第4層までをハードでカバーしてしまってる、という感じです。デモとして、 WebページからPICに繋いだLEDを点灯/消灯できる、という機能が提供されてます。 2つ目のhttp://www.chat.ru/~zhengxi/wwwpic/source.htm はヨーロッパ各国語の フォントが必要、とか言われてすぐには見れなかったのでパス(^_^;) 3つ目、http://www-ccs.cs.umass.edu/%7Eshri/iPic.htmlの方は外付けチップじゃ なくPIC自体でTCP/IPのサブセットを作ったようなことが書かれてますが、写真を 見ると外部への接続をどうしているのかすぐには判りません。本文を詳細に読む のはとりあえずパスして、デモページへのリンクをクリックしたらアクセスでき ません、と言われました。まぁでも1つ目のと同じような感じっぽいことが書かれ ていましたが。 1つ目のように専用のチップを外付けにしてしまえばPICでもAKI-H8でも本体の 負担が格段に軽いので結構使えるかもしれません。温度計だとかガイガーカウン タだとか焦電センサとかをくっつけておいて遠隔地同士の情報でセンサアートを 駆動する、というような可能性がありそうですね。Webで出す意味ですが、センサ 情報をMIDIで出す、というのと同系統で、わざわざ専用のプロトコルを開発・実 装するよりも出来合いのものを使えば楽、ということなのでしょう。 HTTPのGETコマンド実装しただけでも十分使えるでしょうし。 > でも、パソコンにワードとかエクセル > とか入れておく、というのは恐いですね。とりあえずネットワークとは隔絶 > させるつもりです。 一応、マクロウィルスに関してはマクロを有効にするかどうかの ダイアログが出てきますので、訳のわからないものが出てきたら 必ず「無効にする」を選ぶように教育を徹底しておきましょう(^^;)。 ネットワークと隔絶してもフロッピー経由での感染というのもあり ますので(^_^;) > インターネットエクスプローラを消してネットスケープにしたいのですが、 > どこにあるのか、これから探します。 どーでしょうねぇ。NTだと消せますが(2000はどうでしょう^_^;)。 アクティブデスクトップと融合していて無理かもしれませんね。IEの ブラウザが消えてもコンポーネントは残るのかも。 あと、インターフェースの3月号を買って通勤電車の中で読んでいます。 マウスなどの標準デバイスをエミュレートするターゲットを作ると楽、 というアイディアもちゃんと書かれていて、考えることは皆同じかぁ、 と思ったりしてます。 USBチップセットのメーカー非互換の話も載ってますし、練習用キットや 各社のチップの特徴もまとめられていて、参考になる部分が多そうです。 Windowsのドライバの話も詳しいですし、楽しめそうですので一通り 読んだらまたなにか報告します。 長嶋 > http://www.mycal.net/wsweb/ については、S7600というセイコーのチップが > OSIの第4層までをハードでカバーしてしまってる、という感じです。 なるほど、こういうのはよくあるでしょうね。トラ技でも、TCP/IPを カバーするマイコンボード(インターフェースの載ったAKI-H8ボードみたいな イメージ)はありますね。数万円ということで、パソコン自体よりも簡単、と いうことかな。特にインスタでは、僕がICCに作ったように、電源を入れっ ぱなしでメンテ不要、というのが重要なので、こういう需要はあるでしょう。 > http://www-ccs.cs.umass.edu/%7Eshri/iPic.htmlの方は外付けチップじゃ > なくPIC自体でTCP/IPのサブセットを作ったようなことが書かれてますが、 PICでMIDIを出すのは楽勝、MIDIを受けるのはビット単位で金森方式にする か(インストラクション時間を電卓片手にカウントしてビット変化を待つ)、 あるいはUART内蔵PICということですね。 でも、どうなんだろう、PICとかAKI-H8にプロトコルを仕込むというのは、 どうも今のところソソラレないなぁ。(^_^;) > 1つ目のように専用のチップを外付けにしてしまえばPICでもAKI-H8でも本体の > 負担が格段に軽いので結構使えるかもしれません。温度計だとかガイガーカウン > タだとか焦電センサとかをくっつけておいて遠隔地同士の情報でセンサアートを > 駆動する、というような可能性がありそうですね。 なるほど。これは面白いかもしれませんね。アルスエレクトロニカあたりで ウケそうです。僕はどうしても、そのあたりに力点が行かないのですが。 > > インターネットエクスプローラを消してネットスケープにしたいのですが、 > > どーでしょうねぇ。NTだと消せますが(2000はどうでしょう^_^;)。 とりあえず、iexproler.exeを警告を無視してiexproler.execに リネームして、Netscapeをインストールして、htmlとhtmをネスケに しました。これで一応は邪悪なのが起動しなくなりましたが、dllが 一式残っているので、フト気が付くと、やはり平気でIEが起動されて いたりします。iexproler.exeは単なるdllのランチャーなんですね。 でも、これ以上は、やっていません。(^_^;) > あと、インターフェースの3月号を買って通勤電車の中で読んでいます。 > USBチップセットのメーカー非互換の話も載ってますし、練習用キットや > 各社のチップの特徴もまとめられていて、参考になる部分が多そうです。 おぉ、出ましたか。 いつもトラ技を届けてくれる地元の書店に電話します。たぶん届けて くれるでしょう。(^_^) 長嶋 さて、電話で注文したら速攻で本屋から配達されていました。老舗の書店の 外商部って機動力ありますね。(^_^;) インターフェースを何年かぶりで買いました。3月号のUSB特集です。 これを読むと、どうしてもインターフェースの1998年11月号も必要に なりましたね。 そして、本文の前に広告をチェックしました。関連したものは、以下です。 とりあえず資料請求のハガキは出しますが、以下、コメントをば。 <24ページ 東陽テクニカ USBプロトコルアナライザ> これは開発用にはプロ必須のものですが、50万とか100万とかするんです よねー。(^_^;) サイプレスのサイトにも、こういうツールが載っていました。 これを使った本文記事の81-84ページを読むと、なんかUSBってMIDIとかに 比べてあまりにアヤシイもので、ちょっと逃げ腰になりました。(^_^;) <25ページ ラトックシステム 汎用USB周辺機器> ここは、下のPCカードでも判るように、汎用の周辺を同じインターフェースで 並べる、という会社です。そこでUSBという切り口をモノにして、まずは パラレルディジタルの入力と出力、次にはD/AだA/DだGPIBだRS232Cだ(^_^;)、 と展開していくと思います。これはブラックボックスとしては、スポンサー がついた企画では活用できると思います。ただし、ちょっと高い... <41ページ ケンウッド USBバステスタ> これも同様で、高そうです。(^_^;) <43ページ 川崎製鉄 USBインターフェースLSI> これは個人ユーザには売ってくれないでしょうね。これでRS-232C版の インターフェースを作るのが、一番簡単みたいですけど。(^_^;) <86ページ USB付きマイコンボード> これは本文中ですが、写真に目を奪われました。(^_^) 「問合せ先」のエー・ダブル電子というところに、ダメもとで問合せを したいと思いますが、少なくともここでは試作レベルでこういう基板を 作っているようですね。これを共立とか秋月で出してくれれば、もう それでOKみたいな気がします。欲しいーーー。(^_^;) <200ページ ツールクラフト> これはUSBドライバの開発環境の方ですね。Windowsなので僕はあまり興味が ないのですが、ふーみん、何かイケそう?? ...ということで、ぼちぼち、というか、まだツール関係が出てきた、 というところですね。USB付きのボードマイコンの製品がトラ技の広告に 載っていくつか(現在のZ80とか4倍速Z80とかH8みたいに)一般に出てくる には、まだ1年ぐらいはかかると思います。 で、いよいよ本文についてです。 <56ページ 第1章> これは既にサイプレスとかUSB.ORGからダウンした資料で知ってました。(^_^) <63ページ 第2章> 前半はUSB概説で新しいところナシ、中盤は「学習キット」の受け売り解説、 後半はキット付属のサンプルソフトのちょっとしたアレンジ。内容乏し。 <81ページ Appendix1> うーーーむ、これを読んで、なんだかUSBへの意欲が減退しました。(^_^;) USBってこんなにいい加減なんですねー。MIDIの方がよほどキッチリと しているんですね。プロトコルアナライザのレベルがまだ必要ですね。 <85ページ Appendix2> 僕にはここが一番、ウケました。ナショセミのUSBN9602というのも、入手 可能なら検討してみたいです。 <89ページ 第3章> これはもう、ふーみんの世界なので軽くパス。(^_^;) <100ページ 第4章> これもふーみんmatterかなぁ。しかし、元々USBとはWindowsとリンクしている とはいえ、Macな人はどうやっているんでしょうか。完全にWinな環境を エミュレーションしているのかな。 <118ページ 第5章> この学習キットはCPUは186でしたっけ。それで、ターゲットのソースはCなの ですね。感覚的には、僕はターゲットのソフトはアセンブラで書きたいと いうように思っております。(^_^;)(^_^;) <130ページ Appendix3> DelpiもVBも使ったことないのでパス。(^_^;) <134ページ Appendix4> USB2.0はまだまだでしょう。読み流し。(^_^;) ...以上でした。うーーむ、あまりズッシリとは来なかったですね。 「期待外れ」とまではいきませんが。やはり1998年11月号が読みたいです。 長嶋 インターフェース誌に載っていた、USBマイコンボードの会社(仙台)に 質問FAXしたら速攻で返事が来て、なんとあのボードは販売しているの でした。「秋月あたりにロイヤリティを取って販売させたらどうですか」 なんて失礼なこと書いたのですが。(^_^;) そこで、速攻で注文しました。けっこう安いです。USB+H8のボード が8800円、マイコン用USBの部分が3800円でした。サンプルソースも 買いましたので、届いたらお知らせします。 サイプレスが音沙汰なしなのですが、あんがい、急転直下、 いいセンいくかもしれません。 ふーみん > 数万円ということで、パソコン自体よりも簡単、と > いうことかな。特にインスタでは、僕がICCに作ったように、電源を入れっ > ぱなしでメンテ不要、というのが重要なので、こういう需要はあるでしょう。 値段的にはPCも下がってきたので手間を考えるとあまりメリットではなく なってきつつありますね。それよりむしろメンテ不要、というところが 売りなのでしょう。 > でも、どうなんだろう、PICとかAKI-H8にプロトコルを仕込むというのは、 > どうも今のところソソラレないなぁ。(^_^;) トータルなコストパフォーマンス(人的なものも含む)を考えると安いPCを 使ってしまう方がいい場合って結構ありそうですね。Webカメラのような 製品はDOS/Vパラダイスなどでずっと売られていますが、あのように特化 してしまえば量産ベースにかろうじて乗るのでしょうが、汎用にすると 却って需要がないのかもしれませんね。 > > アクティブデスクトップと融合していて無理かもしれませんね。IEの > > ブラウザが消えてもコンポーネントは残るのかも。 > これで一応は邪悪なのが起動しなくなりましたが、dllが > 一式残っているので、フト気が付くと、やはり平気でIEが起動されて > いたりします。iexproler.exeは単なるdllのランチャーなんですね。 普通にハードディスクを見にいくWinのエクスプローラと融合してますからねぇ。 Win2000ではFTPサイトにあるファイルが普通のファイルやフォルダのように 表示される機能がついているようです。そういうフリーウェアがありましたが あれをOSで取り込んだ訳ですね。ノストラダムスとか魔法のジュータンとか いう辺りの一時売れたユーティリティを取りこんだ過去の経歴と似たような ものですね。サードパーティやフリーウェア作者はMicrosoftの無料開発部隊 みたいな役割をずっとやらされてますね(^_^;) 長嶋 > 値段的にはPCも下がってきたので手間を考えるとあまりメリットではなく > なってきつつありますね。それよりむしろメンテ不要、というところが > 売りなのでしょう。 そうですね。インターフェースの広告でも、ROM化したWindowsがだいぶ 増えてきましたからね。CDROMとかEPROM化されて壊れないOSというのは 面白いですが。 > サードパーティやフリーウェア作者はMicrosoftの無料開発部隊 > みたいな役割をずっとやらされてますね(^_^;) まぁ、そろそろマイクロソフトの時代も陰りが見えてきたので、僕としては 嬉しく思っています。 ローランドのUM-2のCDROMからOMSとUM-2ドライバを入れて、無事に iMacのMAXパッチから外部MIDIキーボードが鳴りました。たぶん入力も OKでしょうから、実験環境としてはひとまずOK、というところです。 長嶋 いやー、ブルーLEDを220Ωで245でドライブしたら、目が痛いほど 光ります。凄いですね。(^_^;) ...ということで、琵琶にハマッています。(^_^) 既にディジタルの部分はあらかた出来てしまいました。明日はいよいよ、 センサです。ジャイロと加速度は簡単に出ますが、ムラタの衝撃センサと コンデンサマイクのアンプがどうなるか。 写真はまだ、おあずけです。いいカンジと自分では思っているのですが、 けっこうグロかも。(^_^;)(^_^;)(^_^;) そういえば、仙台のメーカから、USB-H8のボードがきました。なんと アセンブラ等は秋月電子対応、ということで、ほとんどAKI-H8のそのまま でいけそうです。(^_^) でも、これは当面、あと回しで、まずは琵琶です。あと2日ぐらいで一気に やっつける予定です。 照岡さん >>既にディジタルの部分はあらかた出来てしまいました。明日はいよいよ、 >>センサです。ジャイロと加速度は簡単に出ますが、ムラタの衝撃センサと >>コンデンサマイクのアンプがどうなるか。 着々と完成に向かってますね。画像の公開を楽しみにしてます(^^)/。 (LEDがハデに点灯しているやつをよろしく(^_^)) でこの方式で問題になって来るのが,超音波距離計なのです。他の物はアナロ グですので良いのですが,これだけは原理的にディジタル出力なので,アナロ グ化をどのようにしようかな,と考えていた所だったのです。 長嶋さんがどんなふうに考えられるのか興味を持っています(^_^)。 長嶋 > 着々と完成に向かってますね。画像の公開を楽しみにしてます(^^)/。 > (LEDがハデに点灯しているやつをよろしく(^_^)) 昨日終日かけて、センサ関係まで、つまりハードは完成しました。これは、 センサ入力をMIDIに出す、というとりあえずのソフトまでは動いている ことを意味します。(^_^) まだLEDの「芸」(^_^;)が不足しているので、これから今日はソフトです。 写真ですが、速報をアップしました。 http://nagasm.org/ASL/11-04/index3.html こっちは写真が多く、開発途上のスナップ(もう基板の裏 とかは見えませんので(^_^;))もあります。 > ところでちょっと雑談ですが,WebのSSSで拝見したのですが,長嶋さんは秋月 > 超音波距離計のアナログ化を考えておられるそうですね。 > 長嶋さんがどんなふうに考えられるのか興味を持っています(^_^)。 えーと、SSSは日々、改訂されています。第9話を読みましたか。 既に完成しています。まぁ絶対的な距離計測というよりも、うりうりと センサの前で動かした手の距離に反応する、という程度のかなり曖昧な ものですが(^_^;)、これは距離に比例したパルス列があるので、単に 整流・平滑しただけです。ちゃんとやるなら、距離に比例したパルス幅 のディジタル信号が出ているので、これをAKI-H8のタイマでカウントする というのがいいと思います。ピッチセンサと同じです。 ふーみん > http://nagasm.org/ASL/11-04/index3.html うーむ、テンキーがお茶目(^_^)。実は電卓の機能も持っていたりすると もっとお茶目かも(^_^;)。 ところで、胴もの系の楽器の物理についてはよく知らないんですが、 こうすることで音響的な影響というのはあまりないのですか? 長嶋 ハイパー琵琶を、かなり強制的に完成させました。(^_^;) 途中、AKI-H8のROMライタから延長したコネクタを逆に挿してAKI-H8を 1つ駄目にしたり(^_^;)(^_^;)と色々ありまして、ソフトはあまり 深入りしないことにしました。秋月のLCDモジュールのルーチンを流用 したのは便利だったのですが、あれはリアルタイムに表示するには あまりに無駄なWAITに依存しているので、やめました。どうせライブ のディスプレイは強烈なブルーLEDで十分ですので。 > 胴もの系の楽器の物理についてはよく知らないんですが、 > こうすることで音響的な影響というのはあまりないのですか? 外れたらネジ止め、と思っていますが、今のところ、全てを両面テープで 貼っています。あまり影響はなさそうです。おもちゃ程度の楽器なので、 あまり胴鳴りはよくないので。(^_^;) 予想外だったのが、共立で仕入れたムラタのショックセンサで、これが 面白いほど、弦の鳴りの強度を拾います。そのまま整流平滑してA/Dした データが、奇麗に出ています。 一応、このセンサをピックアップとして拾った弦の信号もアナログで 出しているのですが、ちょっと汚くて使えないみたいです。(^_^;) この曲よりも、 オルガンの曲の楽譜を仕上げて送らないといけないので、ちょっとこの 琵琶はしばし置いておきます。 ふーみん > これを使った本文記事の81-84ページを読むと、なんかUSBってMIDIとかに > 比べてあまりにアヤシイもので、ちょっと逃げ腰になりました。(^_^;) 同感です。気がつくとうちにもUSB機器がけっこう集まりましたが どれも信頼性低いです(^^;)。 > これはUSBドライバの開発環境の方ですね。Windowsなので僕はあまり興味が > ないのですが、ふーみん、何かイケそう?? 必要があればここの情報を元に開発はできると思います。今のところ 長嶋さんの言われるようにレガシーデバイスのエミュレーションで 十分だと思いますのでハマらないようにしたいと思いますが(^_^;) > というところですね。USB付きのボードマイコンの製品がトラ技の広告に > 載っていくつか(現在のZ80とか4倍速Z80とかH8みたいに)一般に出てくる > には、まだ1年ぐらいはかかると思います。 それまでUSBが生き残れば、ですね(^_^;) > USBってこんなにいい加減なんですねー。MIDIの方がよほどキッチリと > しているんですね。プロトコルアナライザのレベルがまだ必要ですね。 私もアナライザ欲しい、って思いましたが、自作するってのも大変そう ですしねぇ(^_^;) > <89ページ 第3章> > これはもう、ふーみんの世界なので軽くパス。(^_^;) Roland UA-100でもそうですが、USB関係のデバドラってアップデートする にはシステムフォルダの.inf ファイルを手動で削除してから新たにPnP させる、という手順を要求するものがけっこうあります。どうも新規に 入れる時にはまぁいいとしても、PnPが却ってアダになっているような ものがいろいろあります。IOMEGAのドライバにしても、USBケーブルを 最初に挿す前にドライバを入れておかねばオカシなことになります。 うっかり順序を間違えるとやはりシステムフォルダから関係ファイルを 手で削除して、という手順が必要になります。NTの対応については 笛吹けど踊らず、という感じで宣伝先行で実物はどこに?、という 感じです。 > しかし、元々USBとはWindowsとリンクしている > とはいえ、Macな人はどうやっているんでしょうか。完全にWinな環境を > エミュレーションしているのかな。 Macはベンダモノポリが幸いしてか、Macに対応している、と謳っているUSB 機器についてはWinほど面倒はないようです。少なくとも私が入手したものに ついてはそうです。MacOS9(今気がつきましたが、OS9なんですね^_^;。 X68000でOS9にハマった私としては楽しい偶然の一致^_^;)とかではまだいろいろ あるみたいですが、いずれ吸収されて行くでしょう。 > この学習キットはCPUは186でしたっけ。それで、ターゲットのソースはCなの > ですね。感覚的には、僕はターゲットのソフトはアセンブラで書きたいと > いうように思っております。(^_^;)(^_^;) Cは高級アセンブラですから(^_^;) > ...以上でした。うーーむ、あまりズッシリとは来なかったですね。 > 「期待外れ」とまではいきませんが。やはり1998年11月号が読みたいです。 これはちょっとお待ちください。個人的にはデバドラのソースを読んで モノを理解するクチなので面白そうです。でも読む時間がないー(x_x)。 長嶋 まだ急ぎませんので、お願いします。USBは今月後半の着手 でしょうか。仙台の会社のUSB-H8ボードも、届いてみたものの、まだ 手を出していません。サンプルソースとかあるので、ふーみんなどは 遊びたくなるのでは。(VBとVC++とSDKが必要、となどと書いてあります) > > USBってこんなにいい加減なんですねー。MIDIの方がよほどキッチリと > > しているんですね。プロトコルアナライザのレベルがまだ必要ですね。 > 私もアナライザ欲しい、って思いましたが、自作するってのも大変そう > ですしねぇ(^_^;) これは大変でしょう。今、出てきたのが高いのも、ツールってのはそういう ものだからです。安くできても、逆に信頼されなくなるので、敢えて 「これがプロのツールだ」(^_^;)という値段(50万-150万)にします。 過去にアナライザやっているメーカなら、実は20万でできるのですけどね。 > Roland UA-100でもそうですが、USB関係のデバドラってアップデートする > にはシステムフォルダの.inf ファイルを手動で削除してから新たにPnP > させる、という手順を要求するものがけっこうあります。 ここらは、その仙台の会社のマニュアルにも書いてありました。こんな 怪しいのは、なかなかやりたくないです。(^_^;)(^_^;) > MacOS9(今気がつきましたが、OS9なんですね^_^;。 > X68000でOS9にハマった私としては楽しい偶然の一致^_^;) うーん、まだOS9000として業界では生きていたりして。(^_^;) MacOSが、9,10,11,12....と単純インクリしていくとしたら、まぁ MacOS9000は無いでしょうけど。(^_^;) > さ個人的にはデバドラのソースを読んで > モノを理解するクチなので面白そうです。 今回は、特にふーみんにウケる号だったと思います。研究よろしく。(^_^) ふーみん > 仙台の会社のUSB-H8ボードも、届いてみたものの、まだ > 手を出していません。サンプルソースとかあるので、ふーみんなどは > 遊びたくなるのでは。(VBとVC++とSDKが必要、となどと書いてあります) これも買わなくちゃ。しかしVBですか。邪道ですね(^_^) > ツールってのはそういう > ものだからです。安くできても、逆に信頼されなくなるので、敢えて > 「これがプロのツールだ」(^_^;)という値段(50万-150万)にします。 なるほど、やっぱり(^_^;)。ファッションのブランド品が高いのと似たような ところがありますね。 > MacOSが、9,10,11,12....と単純インクリしていくとしたら、まぁ > MacOS9000は無いでしょうけど。(^_^;) OS9000まではそれこそ黒と赤の時代のインターフェースを買ったりしてフォロー してましたが、実機がないのですぐ止めました。X68000のOS9はウィンドウシステ ムもあって、X11のアプリを移植することに血道を上げたりしてました。 当時まだ8086、286の時代ですから386BSDなどあるはずもなく(^_^;)、(MINIX はもうあったかもしれませんが)、個人でUnixもどきができる環境はなかなか 魅力的なものではありました(^_^;)。フロッピー2枚、メモリ2MBで本物の マルチタスクにウィンドウ環境、というとてつもないものではありましたが(^_^;) 意味もなくpsしてはCPU時間が揃って増えて行くのを楽しんで見ていた頃が 懐かしいです。 長嶋 > > 仙台の会社のUSB-H8ボードも、届いてみたものの、 > これも買わなくちゃ。しかしVBですか。邪道ですね(^_^) インターフェースのICが在庫切れで、それだけ5枚注文したのですが、 1枚だけ届いて、あと残り4枚は3週間だか3ヶ月だったかして、製造できたら 送る、ということでした。(^_^;) けっこう小さいベンチャーのようです。でも安いですよね。 ...ということで、何もしていなかった訳ではないということで。(^_^;) 2000年2月24日見知らぬある人からのメイルが舞い込んだ。 以下、その人へのリプライから(一部情報は伏せ字(^_^;))。
●●さん、はじめまして、長嶋です。(^_^) > はじめまして東京でCGをやってます●●というものです。 > 長嶋さんのHPを見てパワーグローブのMIDIインターフェイスに > 興味を持ち「Java&AKI-80」と「コンピュータサウンドの世界」を買い > ました。 拙著をお読みいただき、ありがとうございました。(^_^) > 自分で作れたら、とは思ったのですが電子キットを作るくらいのこと > しかやっていないため回路を作る自信はないです。 > パワーグローブは持っているのですが・・・ いま、 http://nagasm.org/SSS/ というのを始めていますが、ここでは、電子キットもまだ作ったことの ない文系の学生が、最終的にMIDIセンサを作ることをサポートしようと していますので、参考にしてみて下さい。(^_^) > 突然のメールで失礼かもしれませんがもしパワーグローブのMIDI > インターフェイスをもし作っていただくとしたらおいくらぐらいで作 > っていただけるのでしょうか? 概論から申し上げます。パワーグローブは本にあるようにかつて解析 したことがあるので、未知のセンサを使って何か作ってくれ、という 話(本にあったICC展示作品のようなものです)に比べると条件はいい です。(ICCのセンサ開発では、NTTから***万円もらっていますが、この 半分以上は試作のための部品代だけで消えています。) ただし、パワーグローブで何をしたいか、という部分が不明なので 正確にはお答えできません。これまでやったことのない、パワーグローブ の超音波センサ部分を使って、というようなリクエストとなると、まず 解析から行うので、NTTの時ぐらい時間とコストが必要かもしれません。 (超音波の部分を解析する計測器を入手するコストも請求しますので) 私がMIDI/センサ関連で特製マシンの製作のリクエストを受けた場合 には、だいたい以下のルールで対応しています。 コストは、必要な部品代の2-3倍、ということです。これは、フリー で活動している私にとって、その製作のための時間を取られれば、 その間、食うための仕事ができない、というよりも、自分でいろいろと 実験して楽しむ時間(^_^)をやりくりして取られることになるための代償 みたいなものです。ただし、特注マシンの受注製作を行っている企業 (システムハウス)に発注するのに比べれば、自営なのでかなり安い ものです。システムハウスに発注すると、軽く一桁以上は違うと思って下さい。 > あくまで個人的なこと(VJ)に使うため2万円ぐらいしかお支払い > 出来ないのですが・・・(ほんと失礼でしたらすみません) > いくらぐらいで作ってもらえるかお返事いただくと幸いです。 パワーグローブは既にある、ということですが、こういう場合には、 実験と試作で壊すリスクがあるので、最低2個は必要です。あと1個を 仕入れる必要があります(たまたま私も持っていますが(^_^;)) それを別にして、一般的なMIDIセンサとしてシステムを作るという ことだと、だいたいパーツ代は2-3万円です。これはケースとか電源 とかケーブルまで全てを入れて、です。そこで、宅急便で完成品を 送付するところまで含めて、今回の場合で言えばザクッと「10万円」と 回答する、というのが一般的な事例です。 ただし同じものを3台、とか言われると、そういうのは趣味でやっている 人間にとって苦痛でしかないので、数量が増えると割安になるのでは なくて、割増になるように単価を変更します。1台なら10万ですが、 5台と言われたら計50万でなく計80万ぐらいに言います。(^_^;) (ビジネスでない証拠ですね(^_^)) ワイヤレスにすると、部品代とか実験とかが必要になり、プラス10万 から15万ぐらいの見当となります。ICCのように複数チャンネル混在と いう場合には、もっと凄いことになります。 たいていの場合、これは個人の予算枠を越えています。そこで自分で 自作しましょうね、という事になります。(^_^;) これまでの例ですと、やはり個人で趣味のために、と打診してきた 方々は、たいていそのコストに、発注は断念します。(^_^;) これは仕方ありません。私はああいう情報をWebで無償公開しているだけ でもボランティアなわけで(Web管理、通信などの経費は持ち出しです)、 それ以上に製作の部分でまでボランティアできるほどの余裕はとても ないからです。これは御了承下さい。 ということで、たいていの場合には、大学の研究室など、予算的に 「特注機器製作費用」というのを研究費として獲得して、発注してくれて います。この場合、私が関連した内容を学会発表する際には共同研究と いうスタイルを取る、というのもあって、ビジネスとしては成り立たない 廉価で引き受けているわけです。 個人で依頼されて製作した事例では、その人がある財団の助成金を獲得 してオーダーしてくれた例もありますが、こういうのは少ないです。 スポンサーが必要という意味では、まさに個人の趣味の世界ですね。 ちなみに、自分の楽器は、あちこちで獲得した研究助成金とか、上記の ようにプラスアルファとして獲得した予算を投入して製作しています。 つまり、私としては、この活動はまったく儲けを度外視しています。 たとえば、「コンピュータサウンドの世界」の表紙にある「光の弦」の センサですが、16本の光ファイバセンサ、これはキーエンスのFA用のもの で、1セットで20000円ぐらい、ファイバと合わせて30000円ぐらいです。 つまり、額縁は850円のものを張り合わせたような程度ですが、この楽器の センサ部分の部品代だけで50万円なのです。(^_^;) こういうのはとても 個人で買えませんが、この時には某助成金を取ったところだったので買えた のです。最近では、北京で仕入れた琵琶を改造しています。 (●●さんは私の本を買ってくださったのでけっこう書きました。 Webを見ただけの人の打診メイルには、ここまで書きません。(^_^;) このやりとりは、氏名を伏せてどこかに置くことにします。同じような メイルはけっこうありますので。(^_^;)) 以上です。たぶんお役に立てなくてすいません。(^_^;) ...ということで、皆さん自作でいきましょう。(^_^;) |