40虎 レポート
2013年8月 長嶋洋一
前澤 美恵
今回は40虎として、オープンキャンパスのインスタレーション展示、作品鑑賞に参加しました。 はじまりは「なんとなくやってみようかなぁ」くらいでしたが、実際に参加してみるととても楽しく、 また勉強になりました。 インスタレーションは自分で触って、体験できるというとてもおもしろい作品です。40虎の中では、 そんな作品の裏側、仕組みを見ることができ、こんなことをやっていたのか!と、さらに作品に感動 しました。ほかにも、作品のアイディア自体に驚かされることもありました。また、それらのインスタ レーション作品をつくった先輩方が、今もどこかで活躍しているという話も聞けたので、将来への やる気がわいてきました。私は映像をやろうとメディア造形学科に入学してきたのですが、メディア 造形学科ではこんなこともできるのか、と私の中で可能性が広がり、また先へ行ける気がしました。 そんな風に、「メディア造形学科(デザイン学科)はおもしろいぞ」「すごいぞ」ということを、オープン キャンパスの来場者の皆さんにも伝わっていたらいいなと思います。 主な目的であるインスタレーション展示以外にも、先輩方やその他の様々な作品を見せていただき ました。その中で印象に残るものが多くあり、いいな、私もつくってみたいな、という思いがより強く なりました。いつかこんな風に誰かの心に残る作品がつくれたら、と思います。そのためにも、大学 在学中に様々な経験をして、様々なことに触れていきたいと思います。 40虎は、普通にしてるとできないような、良い経験になったと思います。ありがとうございました。高橋 尚子
去年の今頃は仲間たちとオープンキャンパスの学科展示の説明員を自分がやるなんて想像も していなかったし、それどころかSUACに学生として入れるかすら分からない状況で、よく考えると 状況は変わったものです。数カ月前まで存在も知らなかったGWSやら文芸センターやらに入って 備品を運んだり、あっちのエレベーターは遅いとかこっちの階段のが近いとか、そういうことを いつの間にか覚えている。これは実はかなりの前進ではなかろうか。と、思うわけです。 さてオープンキャンパス本番、思いのほかたくさん来るお客さんの対応に追われ、説明員の仕事は 立ちっぱなしで中々きつかったけど、説明したものが相手に受けた時は、かなり気分がよいものです。 カラーオーケストラ中心に説明したのですが、やはり自分が説明しているものが何でどういう機能を 持っているのか、きちんと把握していないと説明は難しいです。このボタンが速さで、こっちが高さで ...あれ? 違う。こういうことを一日目の最初のうちはやってました。でも暇なときに遊んでいるうちに 扱いに慣れてきて、このマシンの持っている面白さとか良さがわかってくるので、ぜひとも紹介したい、 という気持ちになります、そうなったら説明なんて楽なもんです。紹介すべきことがわかるからです。 なので二日目は説明自体は楽でした。 そもそも、説明よりお客さんの誘導というか接客その物に関してのほうがどちらかというと心配だった のですが、これも段々コツみたいなものがわかってきました。興味がありそうなお客さんに声をかける といいようです。最初から素通り風の人は声をかけても無反応だったりします。初日はこの失敗と、 逆に興味ありそうな人に声をかけ損ねて、逃がしてしまうパターンが一番多かったです。これ結構 へこみます。 合間に他の展示会場も見に行きました。生産造形の展示がすごくスタイリッシュで、ああいうことも やってみたいなと、西ギャラリーいつれ借りてやるぞと、心の中で呟いてみたり、してました。作品 じたいも機能的かつかっこよくて、さすが生産。そのあと大講堂の映像展示を見に行ったら虎で見た 作品が流れていて、ちょっと優越感です。知らない作品も流れていました、赤ん坊の表情集の様な ものでしたが、骨格からCGで作られているらしく。すごいイキイキしていました。メディア造形学科の 先輩方の展示も見てきました。イラストレーター、Photoshop、フラッシュなどを使いこなすとここまで やれる、これがわかってると目標ができてやる気が出ます。当然先輩方よりレベルの高い作品を 目指します(笑)。 今後も頑張って、まずは大講堂での映像展示に加えられるような作品を作りたいです。鈴木 佳奈子
私が虎の穴に参加したのは、高校の時には中々自主的に動けなかったけれど、大学に入って、自分 から何か取り組んでみたいと思ったからです。今回の虎の穴に参加して私はよかったと思います。 いろいろな経験を積めました。 まず国内外の映像作品をたくさん見れたことは勉強になりました。さまざまなジャンルの映像を観て、 こんな表現の仕方があったのか、人の心に衝撃を残すのか、と驚きと感心の連続でした。 オープンキャンパスの展示の説明員をしているときに、インスタレーションをお客さんが楽しんでいる 様子をみて、自分もこんな風に誰かに楽しんでもらえるようなものを作ってみたいなと創作意欲が わいてきました。しかし、たまにお客さんから質問がきたときに答えられないものがあり、まだまだ 自分は知らないことばかりだと密かに悔しんだこともありました。 この気持ちを忘れずにこれからの4年間を有効に使い、自分が納得できて、ほかの人の心に残る ようなものを製作していきたいと思いました。虎の穴はその第一歩となりました、須田 朱音
今回の40虎では、先輩方の過去の映像作品やインスタレーションに関わることができて、いい刺激を 受けることができたし、普段体験できないことができて楽しかったです。一人ひとりの個性や表現したい ことが作品に表れていて、先輩方のアイデアには感激しました。 オープンキャンパスでは、インスタレーションの準備や説明をしましたがよくこんなアイデアが浮かぶ なぁ!と思っていました。私には思い付かないようなものばかりを作っていて、面白いと思いました。 お客さんも喜んで楽しんでいたみたいで、よかったです。 今回は、先輩方の作品からたくさんのいい刺激を受けることができました。制作意欲が増してくるのと 同時に自分はみんなを楽しませるような作品を作れるか心配になりましたけど、過去の作品から受けた 刺激を自分の制作に活かすことができたら嬉しいです。吉田 真琴
40虎としてオープンキャンパスの準備に今回携わらせて頂きました。自分はSUACのオープンキャンパス に来たことが無かったのを後悔していたので、オープンキャンパスを間近で、しかも裏側も見られるこの 機会は大変貴重でした。 高校生の時、大学がどんな環境でどんな勉強をするのか、というのが想像もつかなかったし、いくら大学 案内のパンフレットを読んでも、自分のやりたいことが本当にその大学でできるのだろうか?と常に疑問視 していました。それが今では立場が変わり、去年までの自分と同じように、期待と疑問と不安が混ざった ような、そんなごちゃごちゃな心情で来た高校生を見て、なんだか不思議な感覚でした。「つい最近まで、 彼らと同じポジションだったのになぁ」と、大学生となった今しみじみと思っていました。 私自身、この大学に来たことは正解だと言う自信があったのもあり、このSUACはこんな事ができるよ! こんな素晴らしいとこなんだよ!とPRしたいなと思っていました。そして迷える仔羊よろしく高校生の皆さん に、何か少しでも「あ、ここ良いな」「楽しそうだな」と思って貰って、選択肢の一つとしてSUACを入れて もらいたいと思っていました。 結果はどうか、というのは彼らに聞いてみなければ分かりませんが、好感触の人は割と多かったのでは ないかという印象です。反応を見ていて思ったのは、やはり楽しんでくれた人達は心にゆとりのある高校 1、2年生や、純粋に遊びに来て下さった人達でした。高校3年ともなるともう進路を決めなきゃいけない、 という焦りからか、彼らのご家族までどこかピリピリしていたのが印象深かったです。とりわけ、そういうご 家庭は親御さんの方が真剣に「この学部ではどんなことをするんですか」というような質問をされていて、 当の御本人の高校生は、「自分が何をしたいのか分からなくなってる」状態で、何とも言えず気の利いた 返答ができなくて申し訳ない気持ちでした。本当、私の力不足でした。 このオープンキャンパスで、私は「見に来られた人達は、今何を求めているか」という事を一つの視点として 動いていました。「もし自分が彼らの視点だったら、どうアプローチしてもらったら楽しめるだろうか」と常に 考えて行動するのは難しく、とりあえず積極的に挨拶をして回ったり、インスタレーションの体験を促したり してみるも、うまくいかない時も多かった。でもこの機会に、そういう客観性は少し鍛えられたと思います。 自分で「あーこういうところがまだまだ足りないな」と改めて気づいたのは、「プレゼン力」でした。作品の 紹介や説明が思うようにいかなかったのが心残りです。 40虎に参加して、自分を改めて見つめ直せた事は本当に良い収穫でした。次に繋げていこうと思います。山田 真有
私が虎に参加したきっかけは大学に入ったのにサークルにも入らずのんびりしすぎていて、「なにかしたい なー」という考えからでした。また、元々あまり積極的に行動できる方ではなくそれを直したいという思いも あって思いきって参加のアポメールを送信しました。 最初は慣れないためにわたわたしていましたが二・三日実際に行動してみて、思ったよりずっと楽しく、 またあまり話したことのなかった子との接点が持て実になったと思います。 軽くお茶をしながらいままでの映像作品を見たり、世界のCM、他にも特別講話などを見たりと言うことは 個人で見ても、あまり授業ではやっていませんでした。特に卒業製作なんかは見る機会も少ないと思います。 それがこういった会で気になっていたものがじっくり視聴でき、また所々感想を言い合ったりしてとても勉強に なりました。 見ているうちにこういったものをやってみたい、だとか、どうやったらそれができるかを考えるようになりましたし、 またそれぞれの作品に新しい発想や工夫を見つけたりと、これから自分が行動しなにかを作るに当たって 必要なポイント等を学ぶことができたと思います。 今回、作品を知ることで得られるものの大きさがじっとりと感じることができました。それだけでも参加して 得ることのできた重要なもののひとつです。 オープンキャンパス前には体調を壊してしまい色々な経験を得られるチャンスを逃したことが残念です。しかし、 ぎりぎり最終日には参加することができ、良い経験をさせてもらいました。例えば人に向かって積極的に「やって みませんか」「どうですか?」と声をかけることだけでなく、それをどうやって扱い、軽い仕組みの説明をしたりする ことは今後の作品製作に選択肢を増やすポイントになったと思います。自分も操作をして、それを説明することは なかなか難しかったですがそれ以上に面白く行うことができました。来場者さんのリアクションや関心具合を みながら説明のしかたを調節したりと、小さくですが挑戦することもできたのでよかったです。なにより、リアル タイムで反応が見れるのが新鮮でした。 はやくすしになりたい!とカラーオーケストラを中心に説明をしました。が、後者の説明がややこしく、できるだけ 分かりやすくしようと削ったり、楽しいように・興味を持ってもらえるように「押してみてください」という風にして 説明を工夫しました。分かりやすく、と楽しく、が両方並ぶのはなかなかうまくできずやきもきしました。それでも 未熟な説明ながらに楽しんで下さった来場者さんもいて、嬉しくなりました。 人が少なくなってからはちょっと違った利用方法で新しい遊びを試してみたり、作品のはやくすしになりたい! なんかはどのネタが一番人気だったのかをみてみたりする、と言う風に一日中楽しく過ごすことができました。 個人的には大成功です。 虎に参加して後悔はありません。楽しいながらに勉強になることも多く、こういった体験を大事にして作品製作に 望んでいきたいと思います。鈴木 茜
私は今回、40虎に参加したことでこの学科について、深く知ることができたのが良い体験になりました。 入学当初は、映像を学びたいという理由だけでメディア造形学科に入りましたが、その他の分野についてはあまり 知識も興味もありませんでした。特に、今回オープンキャンパスで扱ったインスタレーションという分野です。 先輩方の作品は素晴らしいという言葉は勿論、何より面白かったです。カラーオーケストラは説明員の私が、 最後まで飽きずに楽しんでしまいました。そして一見使い方が分からないようでも、その楽しさを一般の方々に 説明すると、楽しんで貰えたのも嬉しかったです。 人が手を加えて始めて作品が完成する、といったインスタレーションの素晴らしさを知ることができたというのは、 私にとって大きな一歩です。改めて、より視野を広げた考え方で作品に取り組みたいと思ったし、その作品が将来、 今回扱った先輩方の作品のように、学科を代表するようなものになるよう、努力していきたいと思えた体験でした。マ ブン
私は今回、40虎に参加しました!最初は自分が外国人のことで何でも役に立たないと思いました!何にやりますか? 皆に面倒かけるかもしれません、迷いました!でも参加したいです!体験したいです!勉強したいです!結果、参加 して良かったと思います! 勉強会でたくさん先輩の作品やcmなど、映像作品を見ました、すごく、感動して、映像の世界に入りたい気持ちが 上がりました!学校でたくさん知らない場所や、工房など、体験して、この学校で勉強出来るのも心から誇ると思います! 工房で何にか作品を出したくなりました!もっと、頑張らなければならないと思います!私にとって、何でも興味あります ので、虎は面白いです!参加しないと損します。 今回オープンキャンパスでたくさん先輩の作品を見ました!素晴らしいです!何でも手作りですから、すごいです! デザインはやっぱり、器用な人多いと思いました!初めて、スタッフ見たいに説明しました!最初は恥ずかしかった ですが、最後、喋るようになりました!これも大切な勉強と思います!特にインスタレーション作品です!プログラムも 勉強したくなりました!先生の作品の音は10分ぐらいで変わりました!デザインは色々が勉強しないと行けないと 思いました! 私は大学でたくさん勉強して、人に感動さして、面白いな作品を作りたいです!