IC2009 参加学生レポート

2009年12月 長嶋洋一

参加募集

フォトレポート


竹田 悠子

 今回参加したインターカレッジ2009では、前期に制作した、
「ごちそうリレー」というクレイアニメーションを出しました。
さらに、音楽情報科学研究会ではその映像のメイキングを
プレゼンしました。

 いろいろと驚くことがありましたが、何よりもまず、会場で
ある国立音楽大学が印象的でした。施設や設備も特別だったの
ですが、インカレの運営を学生がやっていて、さすがホスト校!
と思わせる仕事ぶりでした。きちんと組織としてまとまっていて、
参加者からも頼りにされていて、すばらしいと思いました。
スピーカーやライトの微妙な調整を何度も何度も行っている
のを見て、音楽は繊細な世界なのだと改めて実感しました。

 また、自分の発表はぼろぼろでしたが、人の発表を見たり
聞いたりしていると、私なりに音についての考えも変わりました。
今までは、映像に合った音が付いていれば良い、と大まかに
考えていたのですが、ちゃんとその音を付ける目的や効果を
考えることで、もっと映像が面白くなるのかもしれない!と
思い、早くやってみたくなりました。参加していた方や映像を
やっている人には当たり前のことでしょうが、私にとっては
一番の発見で、それを自分で実感できてとても嬉しかったです。

 全体的にはかなり音楽寄りで、わからないことも多かったの
ですが、それでもたくさんの刺激を受けられたし、楽しめまし
た。あとはそれを生かして卒制を作りきるのみです!
がんばります! ありがとうございました。

堀 聡美

全体を通して非常に為になった3日間でした。参加して良かった
ことが大きく3つあります。

◆後輩と話ができたこと。
学校生活の中では後輩と話をする機会が少なく、ゼミも違うと
接点もあまりありません。3日の間で後輩と話ができたり、
これからの学校生活の中で話すきっかけ作りができたことは
非常に嬉しいです。

◆他大学の学生、しかも専門の違う学生と知り合えたこと。
今までできた他大学の知り合いはデザインを専門としている
学生が多かったのですが、今回は音を専門としている学生
ばかりだったので新鮮でした。本当に面白いくらい新鮮でした。

◆音に対しての意識が変わったこと。
私は映像ゼミなので「映像>音」という意識があったと思う
のですが、上にも述べたように音を専門としている学生と話を
していく中で、音についての意識が変わったように感じます。
音の重要性は分かっていたつもりでしたが、音を作っている
側の気持ちを直に聞いて、音があってこその映像であり、
映像があってこその音だと心底感じました。

ここで学んだ事をこれからの作品制作等に活かしていきたいです。
楽しかったです。ありがとうございました。

今村 モモ

今回私はインターカレッジに、お手伝いとして参加させていただきました。
今まで他の大学のインスタレーションや映像、また実際の研究発表を見る
機会がなかったので、とても興味があり同行させていただきました。

様々な音響作品や映像作品、Max/MSPを使ったインスタレーションが
ありましたが、国立音楽大学ということもあって、生の楽器を使った
コンサート形式のインスタレーションは楽器を演奏する立場としても
とても興味があり、いつか挑戦できたらいいと思いました。

作品を作ったキッカケや、苦労したことなど本や映像を見ただけでは
知ることのできない面を見て、たくさん刺激を受けることができました。

また国立音楽大学の学生が中心となって行われていたイベントでしたが、
計画運営もしっかり行われていて素晴らしかったと思います。

3日間毎日たくさん刺激を受けることができました。
ありがとうございました。

片桐 美和

今回私は作家としてではなく、勉強のためにインカレに参加させて
いただきました。見聞を広めたいという動機で参加を志望したの
ですが、とても充実したものになったと思います。普段大学の中
だけでは知ることのできない他大学の方の作品触れることができる
こと、また作家の方と直接お話しできたことが何よりも大きな刺激
になりました。作家の方の作品に対する思い入れや苦労したこと、
工夫したことを聞く度に自分のモチベーションが上がるのを感じました。

私は今まで音楽に重点を置いた考え方をしていなかったのですが、
今回インカレに参加させて頂いて、音楽に対する意識が変わりました。
来年は自分も作家としてインカレに参加したい!!という意欲が湧きました。
インカレでは同じ大学生の方の作品に多く触れる事が出来るので、
自分の作品に対する創作意欲の向上にとても良い影響を与えてくれると
思います。

普段交流のない先輩方と一緒に行動させて頂いたこともとても嬉しかったです。

今回学んだことを心に置いて、これからの作品制作に生かしていきたいと
思います。勇気を出して参加させて頂いて本当に良かったです。
ありがとうございました。

大塚 理絵

今回初めて参加させて頂き、作品まで展示させて頂きました。

正直忙しすぎて制作から展示まであまり覚えていないような状態ですし、
思うように動いてくれないことが多く反省の多い結果となりました。しかし、
普通に生活していたら出会うことの出来ないだろう作家の方の作品を見れた
こと、交流が出来たことは本当に勉強になりました。

制作から展示、アクシデントまで長嶋先生には本当にお世話になりっぱなし
でした。ありがとうございました。また、今回アイディアや制作、展示を
手伝ってくれた方々関わってくださった先輩、先生、実習指導員さん、
お友達+お客様、そして国立音大のスタッフ様本当にお世話になりました。

学生のうちに貴重な体験が出来たこと、多くの人々と出会うことが出来た
こと感謝します。ありがとうございました。

松村 希

インカレはSUACでは体験できないような作品だらけでした。

他大学ではこういう作品が作られているよ、と図録やインターネットから
情報を得るよりも、自分の目で見て体験して、更に作者と会うということ
は、かなりインパクトがあることでした。

また、他大学の作品や発表を通して、大学によって得意分野というか、
特色があるんだなぁということを実感しました。自分と同じ学生が、私は
全く知らない音の世界について語ったり、プレゼンする様子は、とても
新鮮で興味深かったです。逆に、彼らにとっては私たちが3DCGソフトを
扱う事に驚きもあったようです。

普段SUACでは体験できないような作品に触れて、視野が広がったと
思いますし、自分自身もっといろいろな分野に挑戦すればよかったなぁ
と少し悔やんでもいます。1年生など早い時期に学外で作品に接すると、
4年間でできることの幅が広がるかもしれません。

私は、4年前期に制作した「線なかんじ」という映像作品を出しました。
「コンピュータ音楽コンサート」なのに、音がテーマでもなんでもない
映像を持っていてしまい、場違いだと感じたり戸惑ったりもしました。
しかし、自分が普段やっていることと全く異なる分野のイベントに参加
したからこそ、刺激や驚きも多かったと思います。

楽しかったです。ありがとうございました。