マルチメディア室の使い方

    1. 全般的な注意点

      1. 土足厳禁です。北側入口から入室して必ずスリッパに履き替えて下さい。

      2. 飲食物持ち込み厳禁です。私物パソコンの持ち込みも基本的に禁止です。 ルールを守らない者は、今後マルチメディア室の利用を一切禁止されることに なりますので厳守して下さい。

      3. マルチメディア室はSUACの学内LANと切り離されています。従って、Qドライブの データへのアクセス、メイル、インターネットアクセス等は、マルチメディア室では まったく行うことができません。 これらはメディアステーション等で行います。この点をよく理解しましょう。

      4. マルチメディア室は工房ですので、講議の時間帯にSUACスタッフが開け閉めして、 通常は施錠されていて利用できません。課題制作などで講議時間外に利用したい場合 には、その都度、関係する教員に申し出て許可を受けて開けてもらい、最後は施錠してもらうという 運営です。教員の許諾のもとで学生が利用しているところに、許可されていない学生が 入室して利用する、それを黙認する、というのはいずれも禁止行為ですので注意して下さい。

      5. マルチメディア室のG4 Macintoshコンピュータは、基本的に「シングルユーザ」環境 で使うコンピュータです。従って、SUACネットのWindows環境のようにそれぞれの作業環境を 分離せず、全ての環境が全ての利用者に共有されています。このため、デスクトップ、フォルダ構成、 その他システム領域の設定項目などについては、利用者が勝手に変更するとそのまま他利用者への 迷惑になるだけでなく、コンピュータ環境を破壊して「データ消失」「立ち上がらない」「自分も 使えない」等のリスクも発生します。提供されている各ソフトウェアやシステムを、マルチメディア デザインのツールとして利用するだけで、環境の設定・変更については指示のあったことだけ実行 して、他のカスタマイズは一切、行わないで下さい。

      6. マルチメディア室のコンピュータに入っているソフトウェア、共有データ等は全て、正規にSUACが 購入してユーザ登録している著作物です。これを不正コピーして持ち出すという行為はSUACネットの 利用規定違反、著作権侵害、さらにSUAC名の登録ソフトが流出する対外的な信用問題ともなる、重大な 不正行為です。その代償はマルチメディア室の利用禁止などでなくSUACネットの全面的利用禁止、 あるいはSUAC除籍という可能性もあります。あらためてソフトウェア著作権の意義を再確認しましょう。

      7. こちらにあるように、マルチメディア室のG4 Macintoshコンピュータには 二つのHD領域があり、長嶋の担当する講議の中では、"NAGASM" と名付けたHDDを利用します。また、それ 以外の場合には、"SUAC MM" と名付けたHDDを利用します。いずれのHDDもアクセスできてしまうの ですが、「現在、自分が作業環境としている領域(立ち上げたHDD)はどちらか」を正しく把握して いないと、環境データを破壊したり不要なソフトウェアが自動設定されて後に悪影響を生みます。 この部分をしっかり理解して下さい。

      8. Macを持っている人で、自分でCD-Rなどのメディアに格納した「フリーウェア」「シェアウェア登録 したオンラインソフト」「購入したソフト」などのプログラムを持ち込んで、マルチメディア室のコンピュータ で利用したい、と思う人は少なくないでしょうが、これは基本的に禁止です。理由は、ウイルス感染のリスク を発生させるからです。マルチメディア室のMacに入っていないソフトで、作品制作などのために利用したい ものがあった場合には、まず長嶋に相談して下さい。必要なものはチェックした上で長嶋がインストール しますので、学生だけでは行わないで下さい。

    2. Macintoshの操作方法

      1. Macの立ち上げ方法についてはこちらを見て下さい。ここでは立ち上がっている Macの操作法を解説します。

      2. Macではマウスボタンは一つです。マルチメディア室のG4 Macintoshコンピュータの場合、 マウスの上面全体がボタンです。(^_^;)

      3. 起動した直後のデスクトップの右上のHDDのアイコンに注目して下さい。このように、 NAGASM が上になり、 SUAC MM が下になっていればOKです。作業を進めて下さい。

      4. 起動した直後のデスクトップの右上のHDDのアイコンが、もしこのように SUAC MM が上になり、 NAGASM が下になっていたら、起動するHDDが間違っていますので、 こちらを見てやり直して下さい。(^_^;)

      5. 上記のように、デスクトップの右上のメニューバーのマークが「星条旗」であるのは、 文字入力が「半角英数字」モードであることを示します。これに対して、アップルキーと スペースキーを同時に押すと、デスクトップの右上のメニューバーのマークがこのように 「Macに日の丸」に変わります。これは「日本語入力」モードです。この二つは、 アップルキーとスペースキーを同時に押すたぴに交互に切り替わります。

      6. 「日本語入力」モードの時には、鉛筆マークのところからこのような日本語環境の メニューが出てきて、いろいろ日本語入力に関する設定ができますが、ここでは 詳細は省略します。自分で試してみて下さい。なお、多くのソフトウェアが日本語に 対応していませんので、日本語のドキュメントを書く時以外に、日本語入力を使うことは まず無いと考えて下さい。ファイル名やフォルダ名に日本語を使うと誤動作することもあります。(^_^;)

      7. あとのMacintoshの使い方は、基本的にはWindowsとよく似ています。もともとWindowsが 昔のMacintoshを一生懸命、真似たのでこれは当然です。アイコンをダブルクリックすれば プログラムが起動し、データをプログラムのアイコンに落とせばそれを読み込んで動作します。

      8. Windowsで「ショートカット」と呼ぶものは、Unixと同様にMacintoshでは「エイリアス」と いうものです。これはプログラムでもデータでもフォルダでも作れます。まず、エイリアスを 作りたいアイコンを選びます。

      9. 次に、エイリアスを作りたいアイコンをこのように一度だけ(ダブルでなく!!)クリック して「ハイライト」化(指定)します。

      10. ここで、アップルキーと "M" キーを同時に押すと、このようにエイリアスが作られます。

      11. これをこのように分離して、好きなところに起きます。ファイル名のところを一度だけ クリックすると名前を入力できるのは、Windowsも真似したのでwindowsと同じです。

      12. この、「エイリアスを作る」という操作は、「ファイル」メニューにもありますが、この ように複数キーの組み合わせの方が速くて簡単です。このような「ショートカット」は 他にも、
        • 「アップルキーと "C" キー」--- コピー
        • 「アップルキーと "V" キー」--- ペースト
        • 「アップルキーと "D" キー」--- 複製
        • 「アップルキーと "A" キー」--- 全てを選択
        • 「アップルキーと "X" キー」--- 消去(delete)
        • 「アップルキーと "M" キー」--- エイリアスを作る
        • 「アップルキーと "W" キー」--- ウインドウを閉じる
        • 「アップルキーと "S" キー」--- 保存する
        • 「アップルキーと "E" キー」--- 編集する
        • 「アップルキーと "Q" キー」--- 終了する
        • 「アップルキーと スペースキー」---日本語/半角英数字モードの切り替え
        などがあります。

      13. また、Windowsでは「プロパティ」に似ていますが、同様のショートカットで、 「アップルキーと "I" キー」は「情報(Information)を見る」です。

      14. ソフトによっては「アップルキーと "H" キー」でヘルプが出たり、 その他いろいろなショートカットを用意しています。また、画面全体を PICTファイルに次々と番号を増やしながらスクリーンショットを撮る、というのは
        「シフトキーとアップルキーと "#" キー」
        という、同時3キーのプッシュにより実現しています。

      15. これ以外のMacintoshの使い方は、講議の中で適宜、説明していきます。また、個々の ソフトの使い方はそれぞれの中で解説します。

    3. Macの起動方法とディスクについて

      1. Macの電源が切れている場合には、キーボードのoptionキーを押しながらこの電源ボタンを押し、 NAGASM と SUAC MM の二つのHDDのマークを選択する画面が出てくるまでoptionキー を押し続けます。

      2. Macの電源スイッチが点灯している場合(フリーズして凍っている場合(^_^;)など)には、 optionキーを押しながらこのリセットボタンを押し、 NAGASM と SUAC MM の二つのHDDのマークを選択する画面が出てくるまでoptionキー を押し続けます。あとで「不正な終了だった」と脅される(^_^;)かもしれませんが、 動揺せずに無視します。

      3. 「静岡文化芸術大学」というメニューの表示されたログイン画面が出てきてしまった 場合( SUAC MM の方から起動してしまった時)には、上記のリセットボタンで再起動すると 「不正な終了だった」と脅されます(^_^;)。そこで、optionキーを押すと「終了」のボタンが 「再起動」と変わるので、この状態でoptionキーを押し続けながら「再起動」ボタンを クリックして、 NAGASM と SUAC MM の二つのHDDのマークを選択する画面が出てくるまでoptionキー を押し続けます。

      4. NAGASM と SUAC MM の二つのHDDのマークを選択する画面が出てきたら、NAGASM の マークの方を選択して、「矢印」ボタンでGO、とします。これでOKです。

      5. マルチメディア室のG4 Macintoshコンピュータには二つのHD領域があり、 長嶋の担当する講議の中では、"NAGASM" と名付けたHDDを利用します。ここには、長嶋の講議を 中心として使用するソフトウェアとして、
        • Max/MSP
        • SuperCollider
        • Cubase VST
        • Director
        • Fireworks
        • GraphicConverter
        • SoundApp
        • Adobe Acrobat
        などが入っています。その一方で、これらのソフトウェアを良好に動作させるための環境設定と して、"SUAC MM" と名付けたHDDに入っているソフトウェアのうち、
        • Office
        • Word
        • Excel
        • PowerPoint
        • Outlook
        • Netscape Communicator
        • Internet Explorer
        • ATOK13
        • Apple DVD Player
        • iMovie
        • Acrobat Reader
        などは、外すだけでなく、関連するシステムソフト(機能拡張)とともにHDDから消去しています。 そして"NAGASM" と"SUAC MM" の両方には、
        • Photoshop
        • Illustrator
        • PageMaker
        などが入っています。この環境の違いをよく理解して下さい。特に、NAGASM のHDDから起動して、 その環境では不要なので消去した筈の SUAC MM のドライブの中のMicrosoft製品をうっかり クリックして起動すると、災いの元となるプログラムが NAGASM 領域の中に自動設定されて しまいますので、「不要なので SUAC MM は開かない」という意識を徹底して下さい。

      6. 課題演習や作品制作など、長嶋の講議とは別の目的で、 SUAC MM のドライブにのみ入っている ソフトウェアを使いたい場合には、 NAGASM の方から立ち上げて起動すると上記のように良くない事が 起こる(^_^;)ので、必ず SUAC MM の方から起動して下さい。この場合には、デスクトップに表示される HDDのアイコンの順序が入れ代わり、 SUAC MM が上になり、 NAGASM が下になっています。

      7. ログイン画面のパスワードが分からなくて SUAC MM に入れない場合には、勝手にやらずに長嶋に入り方の 指導を受けて下さい。最後には必ず環境を元に戻しておくことを忘れないで下さい。                       

    4. データの移動方法

      1. マルチメディア室はSUACの学内ネットワークから途絶していて、Qドライブへの データ転送ができません。このため、以下のような方法を併用して対応します。

      2. Macごとに全数、それぞれ対応した番号のFDDがあります。FDに入るデータは これで移動できます。Windows(DOS)フォーマットのFDをMacは認識できますが 逆はできませんので、ややアクセス時間がかかりますが、Windowsの2HDがいいかも しれません。

      3. Mac本体のドライブはDVD-RAMドライブとなっていますので、書き込み可能な メディアを持ち込んで、ここに個人データをBackUpすることができます。ただし HD内のプログラムやパッケージに付属した共有データをコピーして持ち出すことは 著作権侵害の不正行為ですので厳禁です。

      4. Mac本体のDVD-RAMドライブで書き込んだメディアを、書き込みケースから出して ディスク単体とした場合には、他のパソコンのDVD-ROMドライブで読み出すことが できますので、マルチメディア室で制作したデータをメステなど他の場所でさらに 利用する場合にはこの方法を取って下さい。

      5. Mac本体のDVD-RAMドライブは、当然ですがCD-ROMを読み込むことができますので、 メステなど他の場所で制作したデータをマルチメディア室でさらに編集する時などは、 そのデータをCD-Rに焼いて持ち込んで下さい。

      6. マルチメディア室の全部のMacは、イーサネットによる閉じたLANを形成して います。従って、AppleTalkを利用して、他のマシンとファイル共有をかけて転送する ことができます。大容量データの一時的な退避・格納に使えます。

      7. 長嶋が共用にいくつか保有し、今後、教務と掛け合って導入予定の、共有データ移動用の 携行型HDD(Windowsともコンパチブル)を接続することができます。これは8GB-30GB程度のもので、 時間はかかりますがUSBで移動できます。完成した作品の移動などの折りには 相談して下さい。

      8. 自分のパソコンを持ち込んでAppleTalkないしFTPによってデータを吸い上げる場合 には、長嶋に相談して下さい。必要性・妥当性と内容を吟味の上で、立会いのもと 許可する場合があります。

    5. Macの終了方法

      1. Macintoshは同時にいくつものソフトウェアを起動できますが、基本的に必ず、 「もっともフロントにいるプログラム」があり、他のソフトウェアは終了しないで その背後で待機しています。これはWindowsでも同様です。現在、どのソフトウェアが フロントにいるか、は、画面の右上のメニューバーの右端のマークで表示します。

      2. このマーク部分をクリックすると、他に背後にいるソフトウェアの一覧が表示され、 このメニューからフロントのプログラムを指定することもできます。

      3. Macintoshを終了させるには、このメニューから "Finder" というのを選びます。 もっと簡単には、デスクトップの何もない部分をクリックしても同様です。(^_^)

      4. このようになります。これは最初にMacが起動された状態と同じです。

      5. メニューバーの項目はソフトウェアごとに違いますが、この時にはメニューバーの 内容はこのようになって、特別という項目が出てきます。

      6. この特別というメニューを開きます。「スリープ」は、色々なソフトによくない結果を もたらす事もあるので(^_^;)、選ばないようにします。

      7. 特別というメニューの中のシステム終了という項目を選びます。 これで、Macintoshは正常にシャットダウンされます。他のソフトウェアは勝手に終了してくれます。

    6. 異常が起きた場合

      1. WindowsでもUnixでもよくあることですが、Macintoshでも「凍る」「爆弾マーク」 「ヘンな警告メッセージが出る」「マウスカーソルが消える」「マウスカーソルが 動かなくなる」「いきなりリブートされた(^_^;)」等の異常が起こることが あります。NAGASM の領域では、このような現象が起きることを最小限に 抑えるために、過去10年のノウハウを結集して「不要なプログラムを なるべく消去する」という理想的な環境にしていますが、SUAC MM の方では よりこのような異常が起きやすいでしょう。

      2. このような場合、慌てず騒がず、基本的にはリセット一発 で全てをやり直す、というのが鉄則です。リセットボタンはここにあります。

      3. リセットで異常を解決した場合、その異常が発生した時に作業していたデータは、ほぼ 救出できません(^_^;)。ここで大切なのは、コンピュータを使う上での鉄則である、 「データはこまめに保存しておく」という事です。保存されていた途中経過データが 消えることはまずありませんので、リセットで復旧してここから再開できます。

      4. リセットボタンや電源ボタンを押しても何も起きない、受け付けない、という場合も あります。この場合には、コンピュータ背面の電源コードをいったん抜きます。そして 5秒間、深呼吸してカウントしたら電源コードを挿して、そして電源スイッチを入れます。 これで電源が入るようになります。

      5. 上記のいずれでも、異常が解決しない場合もよくあります。その場合には、リセットの時に 「optionキー+アップルキー+"P"キー+"R"キー」を押し続けて、 一度のスタートアップサウンドでなく、さらにもう一度のスタートアップサウンドまで鳴るのを 確認してからキーを離し、引き続き起動ドライブ指定のためにoptionキーを押しておくようにします。 これを「PRAMリセット」と言います。この場合、環境設定したいくつかのパラメータが工場出荷時 の初期値に戻ってしまいますが、どこか異常となったパラメータも初期化されることで、全ては 元に戻ります。

      6. Mac本体が停止していて、液晶ディスプレイの下側右側のランプ印の部分が白く光っている 場合があり、この時にはリセットボタンを受け付けない、あるいは再起動しても液晶がつかない、 という事があります。これはスリープ状態になって抜けられなくなった異常(^_^;)で、Mac本体の 電源が実は入ったままスリープしている時には、電源ボタンをずっと押し続けて電源が自動で シャットダウンされるまで待つと、次の起動で元に戻ります。これでも不調の時には、いったん 電源コードを抜いて5秒間、深呼吸してカウントして電源コードを挿して、必殺の「PRAMリセット」 でなんとかなる場合がほとんどです。それでも駄目なら相談してみて下さい。

      7. ある程度Macを使っている人は、異常の解決に「機能拡張マネージャ」を使いたがりますが、 これは使い方を誤ると表示メッセージが全て化けたりして問題を深刻化させるので、マルチメディア室 では行わないで下さい。最悪の場合にはHDDを全てフォーマットし直すことで対策できます。