Radek Rudnicki 氏の新アルバム
2020.04.24 長嶋洋一
2019年11月15日、 ここ にあるように、「メディア数理造形演習」の特別講義として、 Radek Rudnicki 氏がSUACを訪れて、興味深いワークショップを行いました。 フォトレポートは ここ にあります。そしてCOVID-19のために世界中が引き籠りになっている2020年4月23日、久しぶりにRadek Rudnicki 氏からメイルが届きました。 ワークショップの中で紹介していた、最近の彼のプロジェクト「世界各地の伝統音楽/民族音楽のサウンド素材を収集して作曲/パフォーマンスするために、世界のサウンドアーティストがその音響素材をシェアし合うオープンソースのフレームワークを構築/提唱」(デジタルの新しい時代に伝統/楽器/文化を保存し活用する)という活動の成果として、彼のレーベルから「I-go-I-e」(一期一会)というアルバムを出した(^_^)という報告でした。
以下、そのアルバムに関する情報や、彼がSUAC学生のために提供してくれた20曲(mp3に圧縮変換したもの)を紹介します。 ここには置いていませんが、アルバムに参加する音楽家に彼が提供した、日本の伝統楽器のサウンド素材(長嶋は過去に作曲のために慶應SFCで収録した「笙」のサウンドを提供)もありますので、素材として欲しい学生は別途にコンタクトして下さい。 なお、このページの情報は、基本的にはRadek Rudnicki 氏がSUAC学生の教育のために提供してくれたものですので、SNSなどに漏らすことなく、「サウンドデザイン」・「メディア数理造形演習」・「音楽情報科学」に関する教材として活用するにとどめて下さい。
感想などがあれば、長嶋にCc:しつつRadek Rudnicki 氏に転送しますので、英語で感想メイルを書いて下さい。 去年のワークショップに参加した皆んなの感想メイルを送ったら、彼はとても喜んでいましたので、これは歓迎です。 また、彼の新しいプロジェクトに長嶋も協力することになり、2年後ぐらいに長嶋がPolandに行ってワークショップをしたり、Radek Rudnicki 氏がまた来日してワークショップを行うという可能性も追求していますのでご期待ください。
関連情報
アルバムの20曲
- DJ Synthesizer - Echo feat. Shouei Mitsmizo
- Hiroshi Hasegawa - _Chaotic Mandala_
- Scanner - A Path Where this is None
- HATAKEN - 151A
- Jessica Kert - Nobody really knows
- Dave Skipper - (D/R)CnSTRXn [i. deep breathing]
- Dave Skipper - (D/R)CnSTRXn [ii. time fracture]
- Naoki Nomoto - kyoto 1
- Naoki Nomoto - kyoto 2
- scanner darkly - imprint
- Renick Bell - Completion of One is the Beginning of the Next
- Tom Hall - Point of Failure
- Shell Child - Echoes Of Kyoto
- jprecursor - zk.19-111101
- Mr Winter - IMM_190921_MrW_03_Shoei
- Tatata5 - Kantan no yume
- Ambrose Field - 桜 | Sakura | 樱花 | Cherry Blossom
- Ipnoteca - drift away
- Radek Rudnicki - Ichi-go-ichi-e
- Hanaka - ... of flow