本日のメニュー PIC de MIDI ・光の絃 ・コロコロくん ・ミニ靄夜(あるいは プッチ靄夜) PIC ・光を聴く ・Breathing LED ・赤外線リモコン H8 de DSP ・H8 Delay/PitchShifter 危険物 ・BrainSyncronizer 機械篇 ・3Dパラパラ・アニメ PIC de MIDI 小型CPU(別名1ドルCPU)のPICを使ってMIDIを出力します。 最近ではシリアル・ポートを装備した品種も出てきましたが、 ここではシリアル・ポートのない品種(PIC16F84)を使い、ソフ トでポートを上げ下げすることによってMIDI信号を出力します。 所詮、相手方MIDI IN のフォトカプラの中に入っているLEDを チカチカっと点滅させるだけのこと。 その間、他の仕事はできませんが、まぁいいぢゃないですか。 ポートはそのまま220Ωの抵抗を介してMIDI OUT端子の5番に 直結しています。 ・光の絃 LEDから発せられる15本の光の絃をフォト・トランジスタで受け、 光が遮られたかどうかをPICが判断してMIDIに出力します。 でも実は絃というほど細い光ではないんですよねぇ。 レーザー・ポインターを使うともっと綺麗な絃になるんですけど、 光が直接目に入ると危険なので... ・コロコロくん ゲームボーイポケットのコロコロカービィにも使われている 加速度センサーをPICにつなぎ、ドットマトリクスのLEDの 光が転がります。同時にMIDIにも出力。 加速度センサーからは計測値がパルス幅として出力されます から、PICでその時間を計り、その値に応じて点灯すべきLED を決定し、必要に応じてMIDI信号を出力します。 ・ミニ靄夜(あるいは プッチ靄夜) 長嶋さんが AKI-H8を駆使して64個のLEDを1度にコントロールして いるのを見て思いました。電流バッファの配線をするのに手間がか かるんだからそこをPICに置き換えてもいいではないかと... 1個のPIC16F84で8個のLEDをコントロールします。 MIDIの受信はソフトで行い、同時にLEDの明るさはPWMで行います。 PIC ・光を聴く 一見ただ光っているだけのように見えるLED、でもその光の 中には音が隠されているのです。 (別に隠しているわけではなく、単に見えないだけですが...) 聴くためには専用のレシーバーを使います。 各LEDはそれぞれ異なる12種類の周波数で点滅しています。 点滅制御にはPICを使っています。 また、2個のLEDにはPICではなくトランジスタで連続的な明る さの変化を与えています。明るさはオーディオ入力に比例して いますから、レシーバーからはオーディオ信号がそのまま聞こ えてきます。 レシーバーはフォト・トランジスタとアンプです。 ・ Breathing LED PowerBookのスリープモードで妖艶な光がジワーっと点滅 するのを見ていて作りたくなりました。 ディジタルで明るさを連続的に変化させるのは意外と面倒なの ですが(だったらアナログでやればいいのにぃ)、1ビット A/Dと同じデルタ・シグマ変調を使ってみました。 音に反応して点滅周期が変化します。 臆病なので、物音でドキドキするんですぅ。 ・赤外線リモコン トランジスタ技術誌の記事を見てそのまま作りました。 送信側はMIDI出力と同様、赤外線LEDを点滅させるパルスを 38kHzのキャリアも含めてソフトで作っています。 受信側は受光素子と復調回路の入ったモジュールを使い、 復調済みの信号をPICで解読します。 H8 de DSP ・H8 Delay/PitchShifter H8/3048を使ったDelay/PitchShifterです。A/D,D/Aはオンチップ のものを使用しています。D/Aが8ビットしかないのが辛い ところです。 危険物 ・BrainSyncronizer 目を閉じて、まぶたの上から光りを点滅させます。 点滅周期と脳波の周期との差(ビート)によってまぶたの裏側に 縞模様が見えてきませんか? そして左右の位相を反転させた瞬間、トリップできたら快感... ポケモン事件もあったことで、敏感な人には危険です。 機械篇 ・3Dパラパラ・アニメ 新宿から西へ行ったところ、新国立劇場/オペラシティの中に NTTのInter Communication Center という妖しい場所があります。 メディアアート(って何だ?)の展示物で「ジャグラー」という のがあって、その仕組みがわかった瞬間、目からウロコが落ちま した。で、超小型版を作ってみました。 人形の回転に同期して光を点滅させるところがポイントです。