日本時間学会設立10周年記念大会発表のためのReferences (2019.03.03)

音楽情報科学における永遠の課題: レイテンシとジッタ

長嶋洋一(SUAC/ASL)

以下は、2019年6月8-9日に山口大学で開催される、日本時間学会設立10周年記念大会での発表「音楽情報科学における永遠の課題: レイテンシとジッタ」に関したリンク(URL)資料です。当日プログラムとして配布されるのは1ページA4の「要旨」なので、このページへのリンクのみを「要旨」に記載して、紙面の制約がない状態で本資料を制作しました。下記の研究論文の著者は全て「長嶋洋一(Yoichi Nagashima)」です。それぞれのURLをブラウザのアドレス欄にコピペしてアクセスして下さい。

筆者の紹介など

これまでの日本時間学会での筆者の発表と関連情報

用語の確認: 「レイテンシ」と「ジッタ」

レイテンシ(latency)[潜伏時間、潜時、待ち時間、反応時間。レイテンシーとも表記される]とは、デバイス/システムに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの不顕性(病気の過程が始まっているがまだ症状が表れていないことを表す医学用語)の高い[原理的な理由により発生してしまう本質的な]遅延時間のこと。一般的にレイテンシが小さければ小さいほど、そのデバイス/システムは高性能で高価である。(Wikipedia改)
ジッタ(Jitter)[いらいらするという意味の英語"Jitter"に由来する。ジッターとも表記される]とは、電気通信などの分野において、時間軸方向での信号波形の揺らぎの事であり、その揺らぎによって生じる映像等の乱れのことも指す。デジタル信号でのジッタは、ランダムジッタ(正規分布に従う時間軸方向での信号波形のランダムな時間的揺らぎ)とデターミニスティックジッタ(データやクロックに依存して受信信号の波形タイミングが本質的に変化するジッタ)に分類される。 (Wikipedia改)

約20年前に音楽心理学実験に影響する「レイテンシとジッタ」に警鐘を鳴らした研究発表論文

「ネットワーク遅延」を考慮した音楽セッションシステムの関連資料 --- 研究発表論文、登録特許(日本/米国)、資料動画

上記以外の過去の「レイテンシ/ジッタ」関連研究

今回の新たなレイテンシ/ジッタ計測実験に関する学会発表など