1999年10月26日 (2)

さて、バスの出発時間までの約30分、出ない明日のセッションの Proceedingsコメント集です。例によって大ボケ・間違いとか ありますので、ちゃんとProceedingsを入手して確認して下さい。(^_^;)


9:30		Proteic Voices in the Computer Music Repertory(1972-1997) 
		Georgaki Anastasia 
以前のICMCにもあったのですが、「これまでのComputer Music作品に おける****の使われ方」みたいな、調査研究です。ここでは「ボイス」 をテーマとして、25年間の歴史をサーベイしているようです。もう、 Computer Musicというのは「音楽史」を持つのですね。(^_^)

9:55		Human Voice Treatment in Various Types of Electroacoustic Music 
		Hettergott Alexandra 
これはよりテクニカルな視点から、やはりComputer Musicにおける 「声の使われ方」を検討しています。僕もそうですが、やはり、 「声」というのは究極の音響素材でもあります。インターカレッジ コンサートでは、僕の弟子のシオカワマイコが新作を初演するの ですが、やはり「声」にハマッています。まだ早いよ、と僕は 言ったのですが、この魔力にはかないません。

10:20		Speech-Based Computer Music: Selected Works by Charles Dodge and 
		Paul Lansky 
		Byrne Madelyn 
なるほど、このセッションは「声」にスポットを当てた のですね。今度は、二人の作曲家の作品に限定ですが、 「スピーチ」という素材の扱いを検討しています。「話声」と 「歌声」は違います。これはけっこう、重要なテーマだと 思っています。

		Digital Music Research Group (Bristol, UK) Studio Report 
		Canagarajah Nishan, Masri Paul, Laird Joel 
スタジオレポートです。きっと閑散としているんだろうなぁ。

Room 1		Center for New Music and Audio Technologies (CNMAT) Studio 
		Report 
		Andrews Richard 
スタジオレポートです。きっと閑散としているんだろうなぁ。

Room 2   	Federazione CEMAT and Centres of Computer Music Research and 
		Production in Italy 
		Belgeri Gisella, DiGiugno Giuseppe  
スタジオレポートです。きっと閑散としているんだろうなぁ。 イタリアだし。(^_^;)

Room 3		The Design and Implementation of an Integrated High Performance 
		Computer Music System for Research and Postgraduate Teaching at 
		the University of York, UK 
		Myatt Tony  
これはスタジオレポート以下かもしれません。 機材とソフトの紹介だけかなぁ。(^_^;)

11:00		Audio Descriptors and Descriptor Schemes in the Context	of 
		MPEG-7 
		Serra Xavier, Herrera Perfecto 
増井さんなら是非とも出席のMPEG関係ですが、ICMCでは 比較的、扱いは冷淡で、最終日最終セッション、という、いわば 「窓際」の定位置にありました。まぁ、圧縮をどうした ところで、僕などもあまり気になりませんのでねぇ。(^_^;)

11:25		Virtual Acoustics Rendering in MPEG-4 Multimedia Standard 
		Vaananen Riitta, Huopaniemi Jyri  
以下同文。(^_^;)

11:50		Cross-Coding SDIF into MPEG-4 Structured Audio 
		Wright Matthew, Scheirer Eric 
以下同文。(^_^;)(^_^;)

11:00		RTcmix and the Open Source / Free Software Model 
		Topper David  
RTcmixをオープンソースにした、と嬉しそうに言われても、 まぁ、「それが何か?」というところでしょうか。

11:25		Magic Music from the Telharmonium 
		Weidenaar Reynold   
テレハーモニウムの紹介、みたいです。(^_^;)

		Patchmix: a Cmix Instrument-Builder 
		Helmuth Mara 
Cmixのインストルメンツ・ビルダーのデモです。これも 閑散としそうだなぁ。 Proceedingsの1ページを埋めた「fig.1」は、かなり ナメまくっています。604ページです。見てみて下さい。
なーるほど、だんだん見えてきましたが、 やはり、最終日には選りすぐりの閑散テーマがちゃんと 並んでいますね。「観光しろ」と言っているようなものです。(^_^;)

Room 1		CCRMA Studio Report 
		Lopez-Lezcano Fernando 
スタジオレポートです。きっと閑散としているんだろうなぁ。

Room 2		GRAMMA: the New Music in an Old Architecture 
		DeAmicis MariaCristina  
以下同文。(^_^;)

Room 3		Anglia Polytechnic University - Studio Report 
		Nunn Douglas 
以下同文。(^_^;)(^_^;)