最初の構想
SUACの「一般公開デー」で、技術造形学科でプロジェクトチームを
作って何かやってやろう(ただし制作期間は3週間(^_^;))、という時に
最初に思い付いたのは、多くの講義室に揃えられて、まだほとんど使用
されていない、多数の大型プラズマディスプレイ
でした。これを、ズラッと
並べられたら壮観だろうなぁ、せっかくあるので、タダで使えるし(^_^)、
というのが、実は全てのスタートでした。
プラズマディスプレイがずらっと並んだとして、全てから同じ映像が
出ているというのも芸がありません。そこで、かつて制作・発表した
メディア・インスタレーションと同様の手法でやってみよう、と
安直に思い至りました。幸いに、技術造形学科の1期生は、まだ入学して
1ヶ月もしていませんが、研究室でIndyなどで遊んでもらってみると、
なかなかに素晴らしいCGをサクサクと描きます。そこで、学生との
コラボレーションとして作品を制作する(実例による生きた教育(^_^))、
というスタイルをとることにしました。
システムとしては、こんなイメージがすぐに浮かびました。今回は時間が
なかったこともあり、この概念図はあまり検討することなく、そのまま
最後まで行きました。
センサがあり、映像系と音響系をライブで刻々と生成する、というのは
けっこうハードなシステムですが、インタラクティブものを色々と
やってきた身としては、この時点でほとんどが「見え」ました。(^_^)
|