前澤美恵
今回の41虎では、やってみたかったことの一つ、映像制作を行いました。それも、憧れの、 人間を使ったストップモーションアニメ制作です。ストップモーションアニメ自体が好きであり、 中でも人間を使ったものは、生き物であるためコントロールが難しく、視聴者として、よく できるなと思いながら楽しんで見ていたので、制作すると決まったとき、とてもわくわくしました。 この作品を作る中で感じたことは、映像制作の難しさ、おもしろさです。 まず脚本では、何をするかを決めるところから大変でした。脚本は映像作品の中でもとても 重要な部分です。そこを考えることは作品の出来栄えを大きく左右することになり、慎重に 考えなければならず、加えて苦手であるという自覚もあるため、とても難しい作業でした。 しかし、今回は複数人であったため、一人一人様々なアイディアを出し合い、得意な人が まとめ上げたりすることによって、一人で考えるよりもアイディアの段階でおもしろいと感じる ことができました。また、撮影のなかで役者を担当しましたが、自分の思う以上に演技という ものは大変でした。人間を使った映像制作には、生半可な演技力では足りないかもしれないと 強く感じました。そして、編集作業でも、撮った映像や写真を、作りたい映像にしていく、理想に 近づけていくことは難しいと感じました。BGMをえらぶことにも苦労し、イメージにぴったりであり、 なおかつ動きと合ったBGMはなかなか見つからないもので、いっそ作る方がいいのかとすら 思えました。 このような大変な要素はあるものの、複数人でアイディアを出すこと、撮影すること、意見を 出し合いながら編集することは、やりがいもあり、楽しい作業だと感じました。暑い中行った 撮影も、こうすればいい表現ができるのでは、と試行錯誤しながらできました。自分一人では 見えなかった視点から見ることができたり、発見や得たものが多くありました。また、完成した 時の達成感も得られました。一人で制作することも楽しいですが、複数人で一つのものをつくり あげることも楽しく、いい経験になりました。 この先もいろいろな映像作品をつくってみたい、と思うことができました。その時は、今回の 経験を生かしていけたらいいなと思いました。高橋尚子
今回の虎で、映像製作がどういう過程で製作されるかの一端に触れることができました 映像やってみて思いますが、タイミング調整やシーン選択はすごく手間がかかります。 普段見ているドラマはきっと凄まじい作業量なのでしょう。 コマ撮りアニメは製作時間の膨大さに比べた、作品の中に占める時間の短さに、完成品を 見てビックリしました。なめらかに動かすのは大変です、 昨日先輩方に見ていただいて、笑いが起こっていて「やった!」 です。 めっちゃ恥ずかしかったですが(笑)、達成感がありました。 やってみて良かったと思います。須田朱音
今回の41虎では、映像作品の制作をしました。主にストップモーションやPikaPikaを取り入れた 作品で、とても楽しみながら作ることが出来ました。ストップモーションを作る上で大変だったこと はタイミングを上手く合わせて撮影したり、面白く見せられるアングルなどを考えることでした。 自分が納得しないものだったら何度も取り直したので、演じてくれたり物を動かしてくれたりした みんなには少し申し訳なさも感じました。自分の撮りたいものを絵コンテや演出についてみんなに ちゃんと示していればもう少しスムーズに撮影が進んだのかなと思います。 夜の撮影ではほんと遅くまでかかってPikaPikaを撮っていました。昼の撮影よりも夜のほうが大変 だったと思います。なかなか思い通りにいかず、同じシーンを何度撮ったことか。PikaPikaでは カメラのシャッタースピードを長くしてとるので出演者は動けないし、ライトを動かす人は動き回らない といけないしで、みんな頑張ってくれたと思います。夜は時間が無くて、妥協した部分も多くて残念 でした。 編集は特に大きな問題もなく進んだのでよかったです。みんなでより良くするため意見を出し合い ながらできたので、楽しかったです。一番悩んだのは音入れのときで、違和感がなかなか拭えなくて 試行錯誤を繰り返しました。 今回は多いとは言えない時間のなかで企画から始めてよく完成したなと思いますが、時間に間に 合わせることを第一にして少し心残りなところもあったので、いつか十分な時間をかけて作品を作りたい です。また、41虎のなかでミクに少し触れたことも楽しかったです。思い通りに歌わせるのが難しかった です。次はボカロ曲を作るのもいいかもしれないと思いました。鈴木佳奈子
前回に引き続き参加した虎の穴であったが、今回は映像制作に挑戦した。 映像の前に初音ミクにも少しだけ挑戦出来た。 アカペラで歌っている歌を一曲歌わせるどころかワンフレーズ歌わせることにすら苦労した。出来たと 思っても滑舌がいまいちであったり、と満足のいくものを作ることが難しかった。普段某動画サイトなんか で聞いているVOCALOIDの楽曲が簡単に出来る訳ではないのだと改めて実感した。 映像は、ストップモーションやカメラのシャッターを長時間開いたまま、ライトの光で絵を描くPikaPikaを 映像の要所要所に用いながらの制作だった。そのため、苦労の連続だった。滑らかに動かすためには かなりの枚数の写真が必要であった上に、動きにブレが生じたりライトの軌道が可笑しかったりする度に 取り直したので中々次のシーンに移ることが出来なかった。 ミクも映像も思い通りに行かないと歯痒いが、上手くいくと達成感や喜びがあって楽しかった。皆で 意見を出し合ったり試行錯誤したり、一人では気づけなかったであろうことに気付けてより良いモノに なったと思う。限られた時間内で仕上げるのは難しかったがいい経験が出来た。今度はBGMまでその 作品に合うようなものを自分で考えて作ってみたいと思った。
映像作品(1)
映像作品(2)