作曲/アレンジのための「音楽理論特訓講習」(夏休み特講)について (長嶋)
- 対象は「メディア造形学科3回生以上」です
- 現在「音楽情報科学」を履修していない3回生/4回生も、希望する履修者が定員以内であれば受講を認めます
- 音楽の専門知識を最小限学びつつ、もっとも美味しく効率的なアレンジ/作曲が出来る音楽理論(コード理論中心)を伝授します
- 受講希望者が2人以上いたら開催します。最大受講者は6人までとします
- 開催日は以下の5日間のうち3日間(受講希望者の希望を調整して決定)、時間は毎日10:00〜12:00/13:00〜16:00です
- 2015.08.11(火) 音楽理論講座( )
- 2015.08.12(水) 音楽理論講座( )
- 2015.08.13(木) 音楽理論講座( )
- 2015.08.14(金) 音楽理論講座( )
- 2015.08.15(土) 音楽理論講座( )
- 場所は1106研究室です。クーラー、お茶付き ※一部マルチメディア室に移動して作業の可能性あり
- 3日間各5時間の全てに参加できることが受講条件です。部分参加は認めません
- 過去に音楽大学で15週(半年)に相当する集中講義を行った内容をベースとして発展させています
- 音楽に関する予備知識は必要としませんが、講習全てに参加し毎日復習して理解して下さい
- ノート・メモの用意は必須です。五線紙(音楽ノート)がある人は持参して下さい。Mac持参も推奨します(Windowsは不要)
- 英語の専門用語が多数出て来ますので、電子辞書/英和辞典などを持参して下さい(1106はフリーWiFiあり)
- オリジナルテキストを配布します
- 受講希望者は候補5日間の全てに1位〜5位の優先順位を付けた開催希望日の記述とともに長嶋までメイルして下さい。基本的に早いもの勝ちです
- 以下はメニュー案です。たぶんこの一部を行います
- 音の3要素、音楽の3要素
- 楽典(1) 音の高さ
- 楽典(2) 音の長さ
- 楽典(3) 鍵盤と全音階 diatonic scale
- 楽典(4) 楽譜と記号
- 楽典(5) 音程 interval
- 楽典(6) キー、調号、調性、五度円 cycle of fifth
- 楽典(7) 3和音、自然倍音、協和感
- 楽典(8) 4和音から面白くなる
- 楽典(9) 和音の種類とコードネーム
- 楽典(10) 分数コード
- ギターとベースの音楽的構造について
- ドラムセットとパーカッション
- バンドスコアの読み方 : タブ譜とドラム譜
- 総譜の読み方 : 移調楽器とハ音記号
- まずはとりあえず打込みしてみよう
- MIDIの話
- DTMソフトウェアと音源ドライバ
- 打込み前の準備(キー、拍子、音部記号、チャンネル、音色)
- メロディーを入れる
- コピーペーストと繰返し記号
- デュレーション duration と表現
- テンポと表現
- いよいよアレンジに挑戦しよう
- メロディーを際立てる
- バッキングコードを入れる
- ベースを入れる
- ドラムを入れる
- リズム/ビートの代表的なパターン
- ボリューム、パンポット、エクスプレッション
- ピッチベンドのテク
- バランス(音量/音色/時間差)によるアレンジ
- 楽典(11) コード進行とコードの機能(T/SD/D)
- 楽典(12) ドミナントモーションと終止感
- 楽典(13) トライトーンと終止感
- 楽典(14) ベースの進行(P4/P5/semitone)と重力
- 楽典(15) NDC、代理コード、裏コード、「音を抜く」
- 楽典(16) カデンツァ、ブルース、循環コード、II-V
- 楽典(17) スケール(Diatonic/Pentatonic/Chromatic/WholeTone/Minor4種)
- 楽典(18) ダイアトニックコードのテンション available note scale
- 楽典(19) USTと教会モードスケール
- 楽典(20) マイナースケールとSec.Dのコードスケールのテンション
- オリジナルのアレンジへ
- ヘンな音/効果音の作り方
- ギターっぽい奏法、ピアノっぽい奏法、ベースっぽい奏法
- ドラムのフィルイン(オカズ)とパーカッション
- 裏メロとハモり(ボイシング)
- コードのリハーモナイズ
- 転調と「調性の進行」
- プロの技に学ぶコツ
- 定番スタイル(1) 8ビートのロック
- 定番スタイル(2) 16ビート
- 定番スタイル(3) 4ビートのジャズ
- 定番スタイル(4) シャッフルとバラード
- 定番スタイル(5) ラテン
- 定番スタイル(6) レゲエ
- 定番スタイル(7) テクノ/ユーロビート
- 定番スタイル(8) 演歌
- 定番スタイル(9) フュージョンと変拍子
- 定番スタイル(10) ウインナワルツと3拍子ロック
- サンプリングサウンドの活用
- エフェクトの活用
- 音律 temperaments
- 「耳コピー」のやり方
- バンマスへの道はアレンジの道
- アレンジから作曲へ