扇風機を修理しました

2015年5月 長嶋洋一

良い子は真似しないように



いつも研究室で使っている扇風機です

ところが、首振りスイッチの部分がおかしくなりました(;_;)。触っていないのに勝手にスイッチが入ります

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そこで、バラして原因究明して、修理することにしました。


タッピングネジを外すと簡単に中身が出て来ました。結構ちゃんとしてます


台座の上にあるのは、首振り用のDCモーター(左)と電源トランス(右)


2つのファンの間にある基板は、電源回路と3個のモーター(ファン×2と首振り)のドライバ回路


てっぺんにあるのがスイッチとマイコンの基板


安価な片面基板で、ブザーが見えます


スイッチ部分はなにやら導電スポンジ。なんとスイッチはありませんでした


基板の差し込み部分はボンドで固めてあるので


ボンドを壊して外しました


ハンダ面にマイコンがあり、5個のスイッチ部分には不思議なものが・・・


どうやら静電誘導スイッチのようで、これが何もないスイッチパネル面に押し付けられている模様

この状態で回してみたところ、やはり静電スイッチでした。手で触れたドライバの先端でも反応します

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とりあえず問題の「首振り」スイッチを外してみたものの、基板を戻すとポルターガイストは続きました


となりのタイマースイッチも使わないので゛除去して


マイコン基板の電源は+5Vであることを確認して


静電スイッチ部分に直列に105を入れて、手で直接に触れても動作しないようにしました


これでスイッチ誤動作情報は消えますが、首振りをON/OFFしたいので、さらに解析は続きます


基板のパターンをグッと眺めて


電源(+5V)とGNDを確認して


マイコンから首振りモーターのドライバのフォトカプラに来ているラインをカットして


このラインを「+5V」と「GND」に切り替えるためのケーブルを繋いで


パネル面まで引き回して


パネル面の隅っこに3mmのドリルで穴を開けて


ケーブルを外に出します


引っ張られないように束線バンドで縛ってストッパーにして


小型のスナップスイッチを付けました


パネル面の方も束線バンドで縛ってストッパーにしてビニテで巻いて完成です


ソニータイマーのような事が書いてありましたが無視して(^_^;)


ケーブルをきちんと引き回してケースを元通りにします


これで完成です。ちゃんと動きました

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