34虎 レポート

34虎の全貌


数馬 あやの

わたしは大学に入ったら積極的に自分から作品づくりに取り組んでいきたい、と
考えていました。そんな思いから、今回34虎に参加しました。

今回展示したのは自分がつくったものではなく、先輩方がつくったものをリサイクル、
という形でしたが、瞑想空間という広い空間をまるごとデザインできた達成感は
とても大きいものでした。実際に灯りを消して、螢の淡い光のなか、みんなで選んだ
音が響いた空間に佇んでみると、制作にたずさわっていたわたし自身が感動して
いました。反響する水音や鳥のさえずり、風の音をきいていると、実際に水のなかや
森のなかにいるかのようでした。展示をみにきてくださった方々にも、すごかった、
きれいだった、と言ってもらえて、同じ気持ちを共有できた展示になれてとても嬉しく
思いました。

また、長嶋先生に連れていってもらった奥浜名湖は、今まで自分がみたことがない
ものをたくさんみることができました。みんなでとったお地蔵さんの映像はなにか
作品にして形にして残したいです。 

今回の34虎で大学は自ら学ぶ場であることを改めて感じました。これからも自分から
積極的に作品づくりに取り組み、経験値をつんでいきたいです。34虎のみんなで作品
づくりができてとても楽しかったです!ありがとうございました。


高橋 奈津希

私は34虎に参加させて頂き、それはとてもいい経験になりました。
 
2回生時から、他大学の人たちや作品と出逢う機会がどっと増えて、
いろいろな刺激や感動を外部から受け取ることが多くなり、
「自己表現したい!」「私もあんな作品作りたい!」
という創作意欲が頭の中でいっぱいになってました。
(材料を調べたり、サンプルを取り寄せたり、
製作者に構造についての質問をしたり、なんてことをしてました。)
でも、自主制作の前に、何らかの手慣らしで「模倣」でもいいからやりたいと
思っていたところに、34虎の募集がありました。
 
今回のチームは1回生たち4人の中に、3回生1人という編成で、
3回生の私は、1回生の発想の面白さや行動力を目の当たりにして
「ああ、負けてられないや。」という対抗心が芽生えました。
 
先輩のインスタレーション作品のアレンジ、ということでしたが、
やはり空間の演出のむずかしさというのを痛感しました。
その場所の環境状況によって、演出方法も変えていかなくてはいけないし、
体験者を飽きさせないような工夫も織り交ぜていなくてはいけないし、
いろいろなことを考えさせられました。
また、体験者の反応を生でみるという嬉しさも体験させて頂きました。
 
今後、34虎で学んだ知識や気持ちをこれからの制作に生かしたいです。
貴重な機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。


山田 明歩

私は遠方から来ているので、今年のGWをどう過ごすか悩んでいました。
そんな中、今回の34虎に参加させていただき、とても良い経験をすることができました。

今回の、"先輩方が制作していた素材を再利用してのインスタレーション作り"は
とても楽しいものでした。LEDライトという普段では扱えないような材料を使えたり、
コンピューターのプログラムを使ったりすることは大学ならでは、で感動しました。
光の点滅を変えるための音素材選びでは、瞑想空間で鳴らしたときをイメージ
したり、空間をどう利用するか考えたりすることで、音が選ばれていく…
複数のことを関連づけて考えなければならないという面で空間演出の難しさを感じました。
実際に瞑想空間で自分たちが選んだ音を鳴らしてみることで、光の点滅とともに、
すばらしい演出ができたと思います。また、研究室のスピーカーで音を鳴らした時と、
瞑想空間で鳴らした時とでは反響の違いが大きく表れていて面白かったです。

そして、学内外から展示を見に来てくださった方々の反応を直接見る・感じることが
できたのもとても嬉しかったです。もっとこのような反応を見たい、作りたいと思いました。

これからのsuac生活に向けて、この時期にこのようなスタートダッシュで勢いをつける
ことができたことを嬉しく思います。今後、何事も積極的に取り組んで作品作りをしたり、
新しいインスタレーションの企画を立ててみたりしたいです。
すばらしい機会を与えていただいき、本当にありがとうございました。


森川 真衣

 入学して一ヶ月未満。私は今回の第34期『虎の穴』に参加を決めたのは、『やっと
入れたこの大学で何か自分の爪痕を残したい!』という衝動によるものでした。

 今回の展示は先輩方が作られたインスタレーション作品を元にした一時間だけの
展示でしたが、準備には多くの時間をかけて34虎全員で協力して出来たものでした。
私たちは先輩方の作品をベースに瞑想空間で鳴らすサウンドの検討をしましたが、
先輩方はこのインスタレーション作品を企画・制作する所から始められていて、
本当に凄いと思います。わたしもこのような企画を立案・制作をできるようこれからも
努力していきたいです。

 今回のような空間演出は初めて体験しましたが、空間演出に限らず、『どのように
したら他の人の気持ちを動かせるのか』という事を考えることの大切さを展示に
来てくださった方々を見て実感しました。展示の最中、『楽しんでもらっている
だろうか』『心地よいと思ってもらえてるだろうか』と来てくださった方々を見て
考えていました。他人の気持ちになって考えるというのはデザインをしていく上で
大切な事だと思います。私は今回、改めてその事に付いて考える機会を持つ事が
出来ました。

 大学に入って、冒頭のような野心は持っているものの、大学生活に慣れてない為に
ただ授業の課題に振り回されっぱなしだった私にとって今回の34虎は非常に刺激的
なものでした。改めて、デザインとは、人の気持ちを動かすとはどういう事か、という
のを考えるとても良い機会となりました。長嶋先生、34虎メンバー、今回ベースと
なったインスタレーション作品を制作された先輩方、展示に来てくださった方々に
深く感謝いたします。本当にありがとうございました。


金澤 厚恵

入学したばかりでGWに何をしようか考えていた矢先に知ったこの企画。
インスタレーションのイの字も知らなかった私にとって大変貴重な経験となりました。

今まで平面や立体に触れたことはあっても、空間の演出は未知の世界で、
音と光の関係や光の動きをプログラミングすることなど、一日欠席して
しまいましたがそれでもとても勉強になりました。
ライトアップの瞬間まで何でもない場所だったそこが、暗闇の中で点々と光る
ライトによって一気に幻想的な空間に変わった瞬間には思わず声が出る程。
これが空間を演出することなんだな、としみじみ感じました。

広い瞑想空間を利用した空間演出の準備をするのは中々時間がかかり大変
でしたが、これを企画の段階から全て一から考え制作した先輩方は更に苦労
したんだろうな、と思うと同時にそんな先輩方の残して下さった作品を再利用
できることに恐れ多くも嬉しい気持ちでした。
また一時間という短い展示時間ながら、見に来て下さった方々から聞ける感想は
どれも嬉しくなるものばかりでした。同じ空間を体験してもらってそれぞれの感想を
その場で聞けるのもまた空間演出の魅力なのかなと思います。

入学してから一ヶ月。まだまだ慣れないことだらけの生活ですが、この企画に
参加したことで自分の中に確かなきっかけを頂けたと感じます。そしてそれを
活かせるか否かも自分次第。貴重な経験をさせて頂きどうもありがとうございました。