東宝特撮映画に学ぼう

ディアゴスティーニの「東宝特撮DVDシリーズ」を2009年から購読していましたが、 ようやく2012年3月に、全65巻(当初予告から10本追加)が完結しました。
メディア造形学科の学生であれば、旧き良きアナログ時代のこの特撮映画から、 アイデア、テクニックだけでなく、「映像エンタテインメントに注ぐ情熱」を学べると思います。
希望者には、以下のような条件で貸し出ししますので、ぜひ参考にして下さい。
  • 貸し出し対象はメディア造形学科学生、またはデザイン研究科の院生とする
  • 1回の貸し出しは5本まで。貸し出し期間は1回ごとに1週間以内とする
  • 事前にメイルにて貸し出しを希望し、在庫OKが出たらアポをとり1106にDVDを受け取りに来て、期限内に返却アポを入れる
  • 1作品あたり50文字以内(超過は自由)の「感想」(収穫があった点、後輩へのアドバイス等)を必ず長嶋にメイルする。 この感想は以下の一覧表(「第○号」をクリックするとさらに詳しいページあり)の「作品紹介」の末尾に小さく追加する


1

昭和29年公開
『ゴジラ』
水爆実験の影響で日本近海で眠っていた大怪獣「ゴジラ」が覚醒、東京を襲撃する。本多猪四郎監督の徹底したリアリズムある人間ドラマと、円谷英二の特撮ワークが生み出した不朽の名作!


2

昭和39年公開
『モスラ対ゴジラ』
ゴジラとモスラ、東宝が誇る二大怪獣が大激突! 怪獣王のゴジラに挑むは、卵、幼虫、成虫へと三段階に変化するマッハ3の巨蛾モスラ! 巨大なモスラの卵に危機が迫る中、母モスラを呼ぶ小美人=ザ・ピーナッツの歌声が響く! 宝田明、星由里子の若さあふれる魅力に、珍しや、好漢、佐原健二のイヤミな悪党ぶりもみどころ!


3

昭和39年公開
『三大怪獣 地球最大の決戦』
地球の危機・滅亡を予言する自称・金星人が現れた。その予言に呼応するかのようにラドンとゴジラが復活、さらに黒部に落下した大隕石からは金星の文明を滅亡させた宇宙超怪獣《キングギドラ》が出現し猛威を振るう。未曾有の危機に立ち上がったモスラはゴジラとラドンを説得、地球三大怪獣対宇宙超怪獣の地上最大の決戦が始まる! 東宝怪獣スターせいぞろいの一大娯楽作!


4

昭和38年公開
『海底軍艦』
かつて海底に沈んだ“ムウ帝国”が、突如、人類への侵攻を開始した。ムウ帝国の超科学に圧倒される人類。だがその時、旧日本海軍・神宮司大佐のもと南海の孤島で日本再建のため秘密裏に開発されていた万能原子戦艦=海底軍艦“轟天号”がムウ帝国撃滅のため出撃した! 押川春浪が1900(明治33)年に発表した冒険科学小説を新構想で映像化した特撮娯楽映画の決定版!


5

昭和36年公開
『モスラ』
南太平洋の孤島インファント島に住む謎の小美人を秘かにさらい、見世物にしようと企む悪徳ブローカー・ネルソン。だが、小美人を探し求めてインファント島の守護神・モスラの幼虫が太平洋を渡り、一路東京へ猛進し始めた。そして東京タワーに作った繭から巨蛾・モスラが誕生する! 東宝怪獣映画初のカラーシネスコで描く一大特撮ファンタジー絵巻。


6

昭和48年公開
『日本沈没』
日本海溝で不気味な乱泥流が発生し、日本各地で火山噴火や地震など異変が続発。政府は秘密裏に深海調査のための《D計画》を発足させるが、調査結果を分析した地球物理学者の田所博士は日本沈没を予言、やがて日本列島は未曾有の天変地異に見舞われていく……。 SF作家・小松左京のベストセラー小説を映画化!東宝特撮陣が挑んだ災害パニック大作!!


7

昭和30年公開
『ゴジラの逆襲』
東京を襲撃し、新兵器によって倒された怪獣ゴジラ。だがゴジラは一匹ではなかった!魚群探査の水上機パイロットが目撃した激闘する二大怪獣、それは、第二のゴジラと、新たに確認された古代の暴竜《アンギラス》だった。大阪に上陸した二大怪獣は、あくなき死闘を繰り広げ、街を火の海にしていく……。『ゴジラ』の大ヒットを受けて製作された続編怪獣映画ここに登場!


8

昭和37年公開
『キングコング対ゴジラ』
宣伝番組の視聴率獲得をもくろむ探検隊は、ファロ島の巨大なる魔神《キングコング》捕獲に成功。だが、日本への輸送中、キングコングは覚醒し日本へ上陸。時を同じくして、北海の氷山から復活したゴジラも日本へ上陸した。日本列島を舞台に、二大怪獣の決闘の火蓋が切って落とされた!東西人気怪獣夢の対決が実現した東宝創立30周年記念映画、世紀の特撮大怪獣巨篇!


9

昭和31年公開
『空の大怪獣ラドン』
九州・阿蘇山付近の炭坑で連続する謎の殺人事件。だが、それは古代から甦った巨大昆虫《メガヌロン》の仕業だった。そして、その出現に呼応するかのごとく怪鳥《ラドン》が出現する。超音速で空を飛ぶラドンは福岡の街を猛襲!果たして人類に成す術はあるのか? 東宝初のカラー怪獣映画にして、人気怪獣ラドン誕生編!

第10号

昭和32年公開
『地球防衛軍』
富士山麓一帯に頻発する謎の怪事件。それは遊星人《ミステリアン》の仕業だった。彼らは巨大な円盤ドーム基地を構え、人類に対し周囲3キロの保有と地球人女性との結婚許可を要求する。だが、やがてミステリアンの欺瞞が明らかになり遂に地球の覇権をかけた人類対遊星人との壮絶な戦闘が始まった!東宝特撮陣が総力を結集して描いた空想科学映画の決定版!!

第11号

昭和41年公開
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』
謎の海難事故が発生、それはフランケンシュタインの細胞から誕生した怪獣の仕業だった。防衛隊は新兵器《メーサー殺獣光線車》で撃退作戦を展開するも、新たに出現した山の怪獣のために失敗する。だが、海の怪獣《ガイラ》と、良心をもつ山の怪獣《サンダ》の兄弟怪獣はやがて闘争を始めていく……。海外合作で製作された異色の怪獣映画に刮目せよ!

第12号

昭和35年公開
『ガス人間第1号』
追跡する警察を煙に巻く姿亡き銀行ギャング。続発する謎の銀行強盗事件に翻弄される警察だったが、捜査線上に浮上した日舞の家元・春日藤千代を連行する。だが、藤千代が拘留された警察に真犯人を名乗る男・水野が現れた。そして彼は一同の眼前でガス人間へと変身していく!  変身人間路線の第3弾にして特撮ドラマの最高峰をここにお届けする!!

第13号

昭和40年公開
『怪獣大戦争』
友好的なそぶりをみせ地球人に近寄る謎の宇宙人・X星人。だが、彼らの真の目的は地球侵略だった。ゴジラ、ラドンを木星へと連れ出し、電磁波で洗脳した彼らは、キングギドラとともに地球への攻撃を開始。人類にX星人の野望を打ち砕く術はあるのか……? 従来の怪獣映画に宇宙SF映画の要素を合わせた新路線の娯楽大作。宇宙を舞台にゴジラが大活躍!

第14号

昭和49年公開
『ゴジラ対メカゴジラ』
地球侵略を目論む悪の宇宙人《ブラックホール第三惑星人》は、サイボーグ怪獣《メカゴジラ》を完成させた。地球に危機を救うため、正義のヒーロー怪獣・ゴジラと、沖縄に伝わる守護神怪獣《キングシーサー》が立ち上がった! 海洋博覧会開催目前の沖縄を舞台にゴジラ誕生20周年記念映画として製作された、最強ライバルの人気ロボット怪獣メカゴジラデビュー作登場!

第15号

昭和38年公開
『マタンゴ』
大平洋ヨット旅行に出た若き7人の男女。突如吹き荒れる暴風雨のため遭難し、一行は霧深い暗黒の無人島に漂着する。カビと不気味なキノコに覆われた孤島で飢餓と疑心に苛まれ、しだいに理性を失っていくなかで、彼らは奇怪なキノコ人間に遭遇する。そこは第三の生物《マタンゴ》が棲息する島だったのだ!----密なドラマと特撮で描く第一級和製恐怖映画登場!

第16号

昭和34年公開
『宇宙大戦争』
1965年、人類の宇宙ステーションが謎の円盤群の攻撃を受け、さらに地球では怪事件が頻発。これらは地球侵略を目論む謎の遊星人《ナタール》の仕業だった。地球の防衛科学陣は、ナタールの前衛基地に攻撃をかけるべく、新鋭宇宙艇スピップ号を月へと派遣、ここに星間戦争の火蓋が切って落とされた!『地球防衛軍』に続いて東宝が発表した空想科学映画の決定版!

第17号

昭和40年公開
『フランケンシュタイン対地底怪獣』
第二次大戦末期、ドイツから日本へ秘密裏に輸送され、原爆投下の渦中に喪失した謎の心臓は、不死身の怪人《フランケンシュタイン》として成長を果たした。一方、秋田油田の地下から突如、肉食の地底怪獣《バラゴン》が出現。ここにフランケンシュタインと地底怪獣の壮絶な戦いの火蓋が切って落とされた!西洋モンスターと怪獣を対決させた怪獣映画の野心作登場!!

第18号

昭和43年公開
『怪獣総進撃』
20世紀後半。人類は科学技術の粋を結集し、小笠原諸島に《怪獣ランド》を建設、怪獣たちは一堂に集められ監視下にあった。だが、そのシステムは突如異常をきたし、怪獣たちが世界中で暴れ始めた。すべては地球征服を企む《キラアク星人》の仕業だったのだ!東宝が生んだ11大怪獣が総結集した東宝怪獣映画20本目記念作品!

第19号

昭和37年公開
『妖星ゴラス』
第一次土星探検に飛び立った原子ロケット隼号が謎の怪星に吸収されてしまった。調査の結果、地球の六千倍の質量をもつこの怪星《ゴラス》は、地球に衝突する恐れがあることが判明、全人類はこの危機を回避するため、地球の軌道を変えるべく叡智を尽くした《南極計画》を推進する……! 壮大にして奇想天外な発想を、特撮を駆使して描いた一大スペクタクル巨編!!

第20号

昭和59年公開
『ゴジラ』
伊豆諸島南端に位置する大黒島が突如噴火し、さらに遭難した漁船からミイラ化した乗員の死体が発見された。そして背後にうごめく巨大生物の影----。生物学者の林田博士はその生物こそ30年前に東京を襲撃したゴジラだと推察する。果たして林田の予言どおり静岡・井浜原発にゴジラが出現した! 9年ぶりに復活、新たなスタートを切った新生ゴジラ映画第1弾!!

第21号

昭和33年公開
『大怪獣バラン』
東北地方・北上川上流の秘境に《婆羅陀魏山神》という神を祀る集落があった。訪れた調査隊は、そこで中生代の恐竜・バラノポーダー=《バラン》を目の当たりにする。集落を蹂躙し、飛び立ったバランは、浦賀水道から一路東京を目指す。ここにバラン対自衛隊の熾烈な攻防戦が開始された! 東宝が『ゴジラ』『ラドン』に次いで送り出した異色の怪獣映画登場!!

第22号

昭和44年公開
『緯度0大作戦』
海洋調査中だった学者と新聞記者の3人が海底火山の噴火に遭遇、彼らの危機を救ったのは不思議な潜水艦《アルファー号》の艦長・マッケンジーだった。そして、彼らは理想郷の海底基地《緯度ゼロ》を守るマッケンジーと、人類征服を目論む悪の天才・マリクとの攻防戦に巻き込まれていく……。東宝がハリウッドスターを招き巨費を投じて製作した日米合作のSF巨編!

第23号

平成16年公開
『ゴジラ ファイナル ウォーズ』
時は20××年、世界各地で突如出現した怪獣の脅威に対すべく、国連は地球防衛軍を結成し、熾烈な攻防を繰り広げていた。その最中、宇宙から強大な戦闘力をもつ謎の《X星人》が来襲、怪獣を一掃し人類との友好を求める。そして時を同じくして南極の氷の中のゴジラが覚醒した……! ゴジラシリーズ50年の集大成として製作された、シリーズ最高峰にして最終作!

第24号

昭和24年公開
『メカゴジラの逆襲』
地球侵略に執心するブラックホール第三惑星人は、社会への復讐心に燃える真船博士とその娘を懐柔し、サイボーグ怪獣・メカゴジラ2号を完成させた!さらに太古の恐竜《チタノザウルス》を操り二段構えで打倒ゴジラを狙う! 『ゴジラ対メカゴジラ』の続編にして、ゴジラ映画第1次シリーズに終止符を打った本多猪四郎監督による原点回帰の入魂作!!

第25号

平成元年公開
『ゴジラVSビオランテ』
ゴジラが三原山に没してから5年後。ゴジラ復活が兆す最中、政府は核を制御する《抗核バクテリア》の開発を進め、生物学者の白神博士に研究を依頼する。だが、博士は亡き娘の細胞を含むバラと、秘かに入手したゴジラの細胞を融合させて、植物怪獣《ビオランテ》を誕生させてしまう----。監督に大森一樹を迎えた、川北紘一特技監督入魂の平成ゴジラシリーズ第1弾!

第26号

昭和42年公開
『キングコングの逆襲』
国連の科学委員、ネルソン司令官らが南海の《モンド島》で遭遇したのは巨大な類人猿・キングコングだった。一方、悪の天才科学者ドクター・フーは、核兵器製造用物質《エレメントX》採掘のため、コングを掌握しようと動き出す……。東宝が創立35周年記念作として米・スター怪獣のキングコングを主役に掲げ、世界に向けて発信した傑作をお届けする!

第27号

平成13年公開
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
巨大な背鰭をもつ生物による米国原子力潜水艦の遭難。防衛軍はかつて帝都を襲った《ゴジラ》の再来を危惧する。一方、日本各地で頻発する怪事件の背後には謎の老人と《護国三聖獣》の存在があった。そしてついに、破壊神ゴジラが日本に上陸する!……平成ガメラシリーズを手がけた金子修介監督が満を持してメガホンをとったゴジラ映画の野心作!

第28号

平成3年公開
『ゴジラVSキングギドラ』
突如、東京上空に飛来した巨大な未確認飛行物体と23世紀から来訪したという未来人の出現。彼らは日本政府に向けて“ゴジラ抹殺計画”を呼びかけ、歴史を遡りゴジラ誕生の阻止を図る。だが、ゴジラの消滅と同時にキングギドラが来襲、すべては未来人の策略だったのだ……。ゴジラ最強のライバル=キングギドラを復活させた平成ゴジラシリーズのヒット作登場!

第29号

昭和41年公開
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』
ひょんなことからヨットに乗り合わせた若者4人だったが、怪獣《エビラ》の襲撃で南海の孤島に漂着。そこにはインファントの島民を蹂躙する秘密結社《赤イ竹》の核兵器製造基地があった。若者たちは島に眠るゴジラを覚醒させ、島民救出を図る……。監督に軽快なアクション映画に定評があった福田純を起用、怪獣ブーム渦中に東宝が放った新機軸のゴジラ映画!

第30号

昭和49年公開
『エスパイ』
世界各地で要人暗殺事件が続発、超能力者で構成される国連所属の秘密組織・国際超能力機構=通称《エスパイ》は、事件の背後に超能力を悪用し世界征服を企むウルロフ率いる《逆エスパイ》の存在を察知する。エスパイたちは、東京で開催される平和会議のため首相の護衛に就くが……。SF作家・小松左京の同名SF小説を原作とする、超能力アクション映画登場!

第31号

平成4年公開
『ゴジラVSモスラ』
地球に落下した巨大隕石により、海底で眠っていたゴジラが覚醒、さらに南の孤島・インファント島では古代文明の守護神《モスラ》の卵が発見された。一方で1万2千年前に《地球生命》が生んだという破壊神《バトラ》も復活を遂げ、ここに三つ巴の怪獣バトルが開始された! 平成ゴジラシリーズ最高のヒットとなったファン待望の人気作!!

第32号

昭和39年公開
『宇宙大怪獣ドゴラ』
宇宙空間では通信衛星の消失事故が、そして世界各地ではダイヤ盗難事件が多発。警視庁は一連の盗難犯が国際的ダイヤ強盗団一味であるとにらむが、時を同じくして謎の発光体が火力発電所を襲撃、すべては宇宙大怪獣《ドゴラ》の仕業だったのだ! 東宝が宇宙時代に呼応し、ゴジラ、モスラに続けとばかりに輩出した奇想天外な特撮巨編!!

第33号

平成5年公開
『ゴジラVSメカゴジラ』
ゴジラの襲来に備えて設立された国連G対策センターは、対ゴジラ用の最新兵器として《メカゴジラ》の開発に着手。一方、ゴジラとラドンが激戦を繰り広げるベーリング海・アドノア島で発見され、日本に運ばれた巨大な卵から《ベビーゴジラ》が誕生、ゴジラはベビーを感知し、日本上陸を果たすが……。ゴジラ生誕40周年、シリーズ20作目記念大作ここに登場!

第34号

昭和52年公開
『惑星大戦争』
1988年、世界各地に謎の飛行物体が出現、さらに宇宙ステーション《テラ》が破壊され、国連軍基地も謎の侵略軍により全滅した。国連宇宙局は、かねてから、来るべき宇宙戦争に備えて建造を進めていた宇宙防衛艦《轟天》を出撃させる……!全米大ヒットの『スター・ウォーズ』日本公開前に、東宝がいち早く発表した和製スペース・オペラSF超大作!

第35号

昭和42年公開
『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』
南太平洋の孤島《ゾルゲル島》で行われていた、気象をコントロールする《シャーベット計画》の実験が失敗、その結果、カマキラス、クモンガといった怪獣たちの脅威にさらされる。そしてここに、卵から誕生したゴジラの子供・ミニラと、親ゴジラとを交えた怪獣同士の戦いが始まった--。ゴジラ誕生13年目にしてゴジラ二世を誕生させた新路線のゴジラ映画!

第36号

平成6年公開
『ゴジラ VS スペースゴジラ』
対ゴジラの最新兵器《MOGERA》の開発と、テレパシーによってゴジラを操る《Tプロジェクト》を推進するG対策センターだったが、突如、宇宙の彼方から謎の物体が飛来、その正体は宇宙へ飛散したゴジラ細胞が結晶体と融合した宇宙怪獣《スペースゴジラ》だった。スペースゴジラは、福岡臨海地を急襲するが……。新怪獣を迎えた平成VSシリーズの人気作登場!

第37号

昭和34年公開
『日本誕生』
神代の昔、十二代景行天皇の御子・日本武尊は皇位争いに巻き込まれ、熊曾・東方征伐へと奔走させられるものの、弟橘姫の情愛と、類稀なる武勇の才で戦果をあげていく。そして尊は、すべての元凶である大伴氏の大軍に立ち向かっていくのだが……。日本武尊の生涯と、須佐之男命の八岐大蛇退治など数々の日本神話の物語を壮大なスケールで描く、東宝映画1000本記念超大作!

第38号

昭和46年公開
『ゴジラ対へドラ』
ヘドロで汚された富士近くの河口から誕生した怪物が駿河湾航行中のタンカーを襲撃。海洋学者の矢野は、怪物がヘドロと宇宙鉱物から生まれた生命体《へドラ》であると推察する。巨大・進化を繰り返して硫酸ミストをまき散らすへドラに対し、ついに我らがゴジラが立ち上がった! 当時、社会問題となっていた《公害》をテーマに据えて製作された異色のゴジラ映画!

第39号

平成7年公開
『ゴジラVSデストロイア』
香港に赤く発光するゴジラが出現。体内炉心が異常な核分裂を起こしたゴジラはメルトダウン寸前に陥っていたのだ。時を同じくして、東京湾岸埋め立て地に謎の怪物が出現。それはかつて初代ゴジラを葬った《オキシジェンデストロイヤー》から誕生した怪獣《デストロイア》だったのだ……! 衝撃的な《ゴジラの死》を描いた平成VSゴジラシリーズの最終作!

第40号

昭和36年公開
『世界大戦争』
終戦から16年。人々は戦後を生き抜き日本の復興を感じながらささやかな幸せを築いてきた。娘の結婚や今より少しだけ裕福な生活を望む記者クラブの運転手・田村茂吉もそんなひとりだ。だが、そうした人々をよそに、東西2大大国の軍事的緊張は高まり、ついに両陣営は全面戦争へと突入してしまう……。感動の人間ドラマに特撮を融合、芸術祭参加の大作登場!

第41号

平成14年公開
『ゴジラ×メカゴジラ』
1954年のゴジラ上陸以来、度重なる巨大生物の被害に見舞われていた日本。政府はこれに対処すべく《特生自衛隊》を組織、そして、さらなるゴジラの脅威に直面し、究極の対G兵器・機龍=《メカゴジラ》を完成させる。だが、メカゴジラの起動テストが開始されたその時、海底からゴジラがその姿を現した! ミリタリー色を前面に打ち出したエンターテイメントムービー登場!!

第42号

平成15年公開
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
機龍=メカゴジラの修復作業に従事する整備士、中條義人とその叔父である中條信一らの前にインファント島の小美人が現れ、ゴジラの骨を海へ帰すことを訴える。折しも出現したゴジラに対し、特生自衛隊は品川に誘導し迎撃を試みるが……。前作『ゴジラ×メカゴジラ』の続編にして1961年の『モスラ』、そして『ゴジラ』第1作をモチーフとした人気怪獣ベスト3が初顔合わせの娯楽編!

第43号

平成8年公開
『モスラ』
北海道の森林開発現場で発見された謎のメタル----それは、6千500万年前に地球に飛来した宇宙怪獣《デスギドラ》を封印したものだった。その復活を阻止すべく立ち上がった妖精《エリアス》だったが、妖精・ベルベラが行く手を阻む。デスギドラの脅威に対し、守護神モスラを召還するが……。人気怪獣モスラを主役に据え、新たな構想で描かれた平成モスラシリーズ3部作の第1弾!

第44号

昭和44年公開
『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』
鍵っ子でいじめられっ子の一郎少年は、廃品で作ったコンピューターを眺めるうちに夢の《怪獣島》に誘われた。そこで悪怪獣《ガバラ》にいじめられるミニラが奮闘する場面に遭遇する。そんなある日、一郎は逃走中の5千万円強奪犯に拉致されてしまうのだが……。児童向け《東宝チャンピオンまつり》第1回興行のメイン作品として上映されたファンタジー映画の秀作!

第45号

昭和47年公開
『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』
世界子供ランド----不穏な空気漂うそこは、実は地球侵略を目論む《M宇宙ハンター星雲人》の秘密基地だった。彼らは宇宙から呼び寄せたキングギドラと未来怪獣《ガイガン》に東京襲撃を命じる。一方、これを察知したゴジラはアンギラスを従えて一路、東京へ向かう。今ここに壮絶な怪獣タッグマッチの幕が開いた……! 高い人気を誇るサイボーグ怪獣・ガイガン登場の娯楽編!

第46号

平成11年公開
『ゴジラ2000 ミレニアム』
北海道に突如出現した巨大な影《ゴジラ》は、猛威を振るい根室の街を火の海と化す。一方、日本海溝付近で発見された謎の岩塊から巨大なUFOが出現、ゴジラに引かれるかのように日本上空へ飛来した。かくてゴジラ対巨大UFOの戦いが始まるが……。21世紀を目前に控え、キャラクターデザインを一新、まったく新しいコンセプトのもとに開始されたゴジラミレニアムシリーズ第1弾!

第47号

平成9年公開
『モスラ2 海底の大決戦』
海洋汚染が進む石垣島で謎のヒトデ型生物が異常発生した。超古代文明《ニライ・カナイ》を滅亡させた魔怪獣《ダガーラ》復活の予兆と察したインファント島のエリアス姉妹は現地へ急行する。さらに海底からは謎の巨大ピラミッドが浮上!ここにモスラとダガーラの対決が始まった……! ポスト・ゴジラシリーズを狙って製作された平成モスラシリーズ第2弾!

第48号

昭和33年公開
『美女と液体人間』
小雨降る東京の下町で、麻薬密売にからむギャングの男が消失するという怪事件が発生した。麻薬の行方を追って暗躍するギャング団と警視庁捜査陣との攻防戦のなか、大学助教授の政田は水爆実験により誕生した《液体人間》の存在を示唆する。捜査陣は液体人間撲滅に着手するが……。怪奇スリラー活劇にSF色を加味した東宝特撮映画の新路線《変身人間シリーズ》第1弾。

第49号

平成12年公開
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』
日本政府は、度重なるゴジラの襲撃に対し、ゴジラを消し去る究極の対G兵器 《ディメンション・タイド》を開発する。だが、その影響により古代の昆虫《メガヌロン》が出現、大繁殖したメガヌロンはゴジラのエネルギーを吸収して超翔竜《メガギラス》に進化する! 東宝特撮ファンを自認する手塚昌明監督入魂のデビュー作にしてミレニアムゴジラシリーズ第2弾!

第50号

昭和45年公開
『決戦! 南海の大怪獣』
木星探検に向かった無人ロケット《ヘリオス7号》が突如消息を絶った。フリーカメラマンの工藤は、レジャー開発会社からの依頼でロケット落下付近とおぼしき南海のセルジオ島の現地調査一行に加わる。だが、そこでは謎の宇宙生物が寄生する巨大怪獣が猛威をふるっていた……! 円谷英二亡き後、新たな布陣で臨んだ東宝特撮陣渾身の怪獣映画!

第51号

昭和35年公開
『電送人間』
姿なき犯人に刺殺されるという不可思議な連続殺人事件が発生。事件を追う新聞記者・桐岡は残された遺留品から物体電送を研究する仁木博士の関与を推察、終戦時に博士の護衛を務めていた須藤兵長の存在が浮かび上がる。事件のすべては物体電送機を使った須藤の復讐が成せるものだったのだ……! アクション活劇の旗手・福田純監督が手がけた傑作SFミステリー!

第52号

昭和48年公開
『ゴジラ対メガロ』
地下核実験の影響で絶滅の危機に瀕していた《海底王国シートピア》の海底人たちが、ついに地上人への報復を画策。伊吹博士が開発した電子ロボット《ジェットジャガー》を奪い、守護神《メガロ》と宇宙怪獣ガイガンで地上攻撃を開始する。この人類の危機に我らのゴジラが立ち上がった! 壮絶な4大怪獣タッグマッチを描いたアクション娯楽編!

第53号

平成6年公開
『ヤマトタケル』
ヤマトの国に双子の王子の弟として生まれたオウスだったが、母と兄殺しの罪を着せられ、大王ケイコウから豪族クマソタケル討伐の命を下されてしまう。やがてヤマトタケルを名乗る彼の行く手に、邪心を抱きタケル抹殺を図る祈祷師ツキノワが復活させた邪神・ツクヨミがはだかった……。『古事記』に題材を得た、東宝特撮陣渾身の超時空SFアドベンチャー!

第54号

平成10年公開
『モスラ3 キングギドラ来襲』
ベルベラがエリアス姉妹に残した不吉な言葉、それはキングギドラの出現を予言したものだった。ギドラは街を急襲し、富士樹海に造り上げたドームの中に子供たちを連れ去る。白亜紀の恐竜をエキスに強大化したキングギドラにモスラは為す術もなく、1億3千万年前の若きギドラを撃滅すべく、モスラは時空を越えて飛び立った……。人気シリーズ平成モスラ3部作、完結編!

第54号DVDに収録している第55号「透明人間」の次号予告は、静止画を使用しております。

第55号

昭和29年公開
『透明人間』
白昼の銀座で透明人間が事故死、旧日本軍の特殊部隊《透明特攻部隊》と、もうひとりの透明人間の存在が明らかになる。さらに透明人間を名乗るギャング団による強盗事件が発生、事件を追う新聞記者・小松と真の透明人間で正義の心をもつ南條らは結託して悪行を重ねるギャング団の正体に迫るべく行動を開始する……。変身人間シリーズの先駆けとなる特撮怪奇スリラー映画!

第56号

昭和59年公開
『さよならジュピター』
西暦2125年。人類は木星太陽化計画を推進していたが、火星で謎の地上絵が見つかり、宇宙人の存在を示唆する学者たちは計画中止を求める。さらに自然保護団体《ジュピター教団》の過激派が暗躍する一方でブラックホールの太陽系への接近の事実が判明する……。小松左京原作のハードSF小説を映像化、川北紘一の特技監督デビュー作となった傑作SF映画!

第57号

昭和50年公開
『東京湾炎上』
大型タンカー《アラビアン・ライト号》が、資源ナショナリズム排除を目論むテロリストに占拠された。彼らは、石油備蓄基地の爆破と、その模様のテレビ実況中継を要求、これを拒めば、タンカーにセットした磁気爆雷で、東京湾を火の海に変えるというのだ……。SF作家・田中光二の「爆発の臨界」を完全映画化。『日本沈没』から続く東宝パニック映画路線の第3弾!

第58号

昭和52年公開
『HOUSE ハウス』
演劇部の仲良し6人と、亡くなった母の田舎に棲む“おばちゃま”の家へ行くことになった女子中学生・オシャレ。《羽臼屋敷》にひとり棲むおばちゃまは7人を歓迎するが、次第に奇怪な出来事が少女たちに降りかかる。その羽臼屋敷は人を食らう家だったのだ……。CM界の鬼才・大林宣彦の映画監督デビュー作となった異色のファンタスティック・ホラー映画!

第59号

昭和62年公開
『竹取物語』
八世紀末。幼い娘を亡くし、悲しみに暮れていた竹取の夫婦は、天空から飛来した不思議な赤ん坊を授かった。赤ん坊は瞬く間に17、18歳の娘に成長し、《かぐや姫》と呼ばれるようになる。その美貌に魅入られた求婚者を翻弄するかぐや姫だったが、やがて、彼女が月から来たことが判明し、帰還の日が近づく……。巨匠・市川崑監督が日本民話を映像化したSFファンタジー!

第60号

昭和46年公開
『呪いの館 血を吸う眼』
幼少時に見た異様な眼をもつ男に襲われる悪夢に悩まされる中学教師・柏木秋子だったが、実在した男は、再び秋子の前に現れ、さらには妹の夏子までをも誑かす。真相を知るため、恋人の佐伯とともに悪夢の舞台である洋館を訪ねた秋子は、男が吸血鬼であることを知る……! 吸血鬼に扮した名優・岸田森の熱演が光る、和製ホラー「血を吸う」シリーズ第2弾!

第61号

昭和40年公開
『怪談』
妻を捨て家柄のよい女に走った武士が、やがて愛情の価値を知り前妻の元に戻るのだが……(「黒髪」)。樵夫の巳之吉は吹雪の山奥で雪女に遭遇する(「雪女」)。琵琶の達人僧・芳一が平家一門の霊に取り憑かれる(「耳無し芳一の話」)。江戸の侍・関内が茶碗の中の男につきまとわれる(「茶碗の中」)。小泉八雲の『怪談』を原作とするオムニバス映画。鬼才・小林正樹監督の傑作!

第62号

平成3年公開
『ミカドロイド』
第二次世界大戦末期、帝国陸軍が密かに開発していた不死身の人造人間ミカドロイドが、平成の現代に復活して殺戮を開始。ふとしたことから地下迷宮に入り込んだ男女二人が悪夢に遭遇する!! 東宝=円谷 映像提携の特撮アクション。日本映画界、特殊メイクの第一人者・原口智生の監督デビュー作にして、樋口真嗣の特撮監督デビュー作。

第63号

昭和45年公開
『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』
アメリカから帰国後、恋人・野々村夕子に逢いに行き消息を絶った兄を探す妹・佐川圭子と婚約者の高木は、屋敷を訪ねるが、夕子はすでに死んでいたことを知る。そしてその夜、屋敷に泊まった圭子は手を血に染めた夕子の亡霊を目撃する。呪われた運命のもと、夕子は血を求めて彷徨う殺人鬼と化していたのだ!和製ホラー映画史にその名を刻む「血を吸う」シリーズ第1弾!

第64号

昭和49年公開
『血を吸う薔薇』
八ケ岳山麓にある女学園に赴任した教師・白木は、その夜から不可思議な出来事に見舞われる。そして土地に伝わる吸血鬼伝説を知り、白木は学長への疑心が生じていく……。学長と死んだはずの学長夫人の正体は、生身の人間に憑依し、生命を長らえてきた吸血鬼だったのだ!岸田森が再度、吸血鬼を演じた、山本迪夫監督の「血を吸う」シリーズ最終作!!

第65号

昭和40年公開
『大冒険』
暗躍する国際ニセ札偽造団と、秘密裡に捜査を行っていた警視庁の双方から追われることとなった週刊誌記者の植松。さらに植松が恋いこがれる悦子とその兄で発明狂の谷井も巻き込まれ、やがて植松らはニセ札偽造団の本拠地に行き着くのだが……。クレージー映画に円谷特撮を加味、クレージー・キャッツ結成10周年記念映画として製作された東宝娯楽映画の決定版!