M2見崎・修了制作・完成(^_^)

2012年1月 長嶋洋一


1年以上かけてじっくり制作してきた、M2の見崎さんの修了制作インスタレーション作品「Otokakecco」が遂に完成し、無事に検収を完了しました。あとは口頭試問と最終報告で完了です。よく頑張りました。(^_^)

7個の発光球体が円環状に配置されたリングが上下に3階層、計21個の発光球体があり、この内部、あるいは外部から、体験者が球体を叩くと、その時にうっすら光っている色(7種類)に対応した音が鳴り、その色が明るくなり、やがて戻ります。

7種類の色に対応したサウンドはDiatonic Scale(「ドレミ」の音階)ですが、無限音階(シェパードトーン)となっているので、音階が跳躍することなく、どこからでもループ内で無限になめらかに繋がっています。 3つの階層ごとに音色が異なるシェパードトーンです。

時間的に刻々とそれぞれの球体の色(叩いたら鳴る音)が変化していて、それを追いかけながら音楽を演奏するモードとともに、全部の球体が暗くなって、あるメロディーの音の球体だけがランダムに暗く光って、それを叩くと次の音・・・と続いて、発光体を追いかけて叩くとメロディーとなる、というモードもあります。

翌週に4回生の卒業制作の最終合評があるため、展示場所の瞑想空間はこの日のうちに撤収してしまったので、あとは体験できるチャンスは卒展だけです。

暗いところでの写真とビデオで見にくいですが、雰囲気をつかんでみて下さい。

ビデオ(QuickTime MPEG4)

レジュメ

遊び方

写真