技術造形学科 2005前期
「インタラクティブシステム論」
Shockwave 課題作品集


技術造形学科3回生の選択科目は、 ようやく2004年より前期に「インタラクティブシステム論」、 後期に「音楽情報科学」というように、これまでと逆順になりました。 後期にFLASHやゲームを深めたい人、そして少数の音楽テーマに対応する計画です。 前期「インタラクティブシステム論」の課題は以下でした。
    * インタラクティブなコンテンツの試作
    * 視覚/聴覚の錯覚に注目したコンテンツの試作
    * 上記いずれかを、DirectorまたはMax/MSPにより制作する
そしてここに紹介するのは、技術造形学科の3回生で受講した学生たちの提出した 課題作品(Director)を、Shockwave化したものです。 チュートリアルのサンプルのキャストを替えただけのちょっと淋しい内容の作品、 パソコンがハングアップする不良品(^_^;)などの一部は紹介省略、 さらに細部のバグなどを手直ししたものもありますが、基本的には提出作品そのままです。
手取り足取りでなく、簡単なサンプルを紹介して、 あとは学生が自力でマニュアルと格闘して作ったものです。 これで、後期に引き続き、サウンドを入れたりLingoを活用してより高度に なっていったら・・・と思うと、大きく期待させる作品もいくつもあります。

以下、簡単なコメントとともに紹介します。

板垣 真美子さんの この作品 は、マウスの位置によりアニメーションの様子がインタラクティブに変わる、 というものです。マウスカーソルを書き換えているので、 終了しようとするとちょっとドキッとしました(^_^;)。

井ノ口 実男クンの この作品 は、ショートループのスイッチアニメーションとサウンドトラックを使った 作品です。サウンドの頭のところだけちょっと聞かせて待っている、 という部分がニクイのですが、Shockwaveにすると3.8MBと重いので、 2回目にならないと再生困難なようです。

内山 裕太クンの この作品 は、キャストにマウスが乗った、マウスをクリックした、 というイベントに対するスクリプトを共有したものです。

梅本 圭太クンの この作品 は、別にDirectorである必要のない、パラパラアニメです。 元データは3.2MBほどありましたが、Shockwaveにしたら484KBになりました。

岡山 文香さんの この作品 は、完全なオリジナルであれば凄いジグソーパズルなのですが、実は元ネタを研究してパーツを置き換えた、 というものです。後期にはFLASHに進むので、こちらを期待しましょう。

尾島 明日美さんの この作品 は、アニメーションとマウスの位置関係で女の子の表情を変える、 というインタラクティブの基本です。 ここに女の子の軌跡をランダム化して、なんらかのスコア機構を持込むと「ゲーム」となっていきます。

金井 泰士クンの この作品 は、仕掛けはちょっとショボいですが、なんといっても自分が登場しているポイントが高いです。

金澤 典子さんの この作品 は、行き来するトラックをクリックして方向転換して、 落ちて来るリンゴをたくさんキャッチする、という一種のゲームです。 サンプルとして提示したスクリプトから、だいぶ苦労してよくチューンアップしました。

河原崎 徹クンの この作品 は、未完成な「ブロック崩し」風のゲームなのですが、 衝突判定りスクリプトを実験していて偶然発見した不思議な振る舞いが、 かえっていい味を出しています。

桐生 早季子さんの この作品 も、アニメーションとマウスのインタラクティブな関係モノです。 ランダム風に落ちる動き、カーソルにかかった変化だけでなく、 クリックしてつかまえると一定時間だけ別アニメーションとなり、 このままゲームに発展する可能性を持っています。

窪田 恵理さんの この作品 は、単純ループが短いのが気になりますが、 サウンドでも付ければ臭ってきそうな雰囲気がいいですね(^_^;)。

権平 雄一クンの この作品 はインタラクティブの無いアニメーションですが、 軌道をスクリプトで数学的に作っているのでもない、という部分に驚かされました。 ディジタル風なアナログの世界です。

近藤 祐矢クンの この作品 は、ソースで175MBあったものを圧縮して2MBにした、ジュークボックスてす。

阪田 久美子さんの この作品 は、スクリプトで前後に連結された部品が緩やかにつながっている、というものです。

柴田 剛志クンの この作品 は、サイレントなクリスマスネオンだそうです。希望する方は使っていただいてOKだそうです。

清水 誠一郎クンの この作品 も、アニメーションとマウスのインタラクティブな関係モノです。

鈴木 絢さんの この作品 は、おそらく学生のDirector作品としては初めての、3次元ビューア系です。 ちゃんと馬場とアンドレが奥行き方向に別々に配置されていて、 思わずあれこれグリグリしてしまいました。(^_^)

鈴木 英梨さんの この作品 は、グラフィクスとサウンドとマウスの最低限のインタラクティブ、というシンプルなものですが、 画像処理にいい味を出しています。システムサウンドをコールしているので、 見る人によって音が違ってきます。

千田 浩介クンの この作品 は、シンプルですがいい味を出しています。秘密はキャラの動きと、 そしてサウンドです。

田中 尚仁クンの この作品 は、3本のショートサイレントムービーというだけですが、 課題作品であってもテーマがある、という点は評価できます。

田原 なつみさんの この作品 は、スクリプトで前後に連結された部品が緩やかにつながっている、というものです。

戸田 達矢クンの この作品 は、何が起きるんだろう? と思わせて何も起きず、 何が出来るんだろう? と思わせて何も出来ず、 インタラクティブなのはスタートボタンだけ、という凄い作品です。 出席が5割に満たない学生は他にも2人いましたが、 この課題で単位にしてくれ、というのはなかなかの冒険です。(^_^;)

伴野 舞さんの この作品 は、サウンドも絡んで、他の「アニメーションとマウスのインタラクティブな関係モノ」よりも、 自分の世界をうまく演出しています。「Xtraが無い」とエラーが出ますがなんとか表示OKです。

平野 高康クンの この作品 は、サウンドと同期したアニメーションを目指しているのですが、 残念ながらShockwave化してみると、同期はメタメタになりました(^_^;)。 このあたりはFLASHではずっと良好に同期できるので、今後に期待します。

二村 加奈子さんの この作品 には参りました。可愛いタッチのくせにテーマが妙にシュールで、 さらに何度もトライしてようやくクリックできたものもあります。 全部クリックできますか?

平生 七奈子さんの この作品 も、アニメーションとマウスのインタラクティブな関係モノです。 透明に抜けている部分の重なりが面白い効果となっています。

堀井 美里さんの この作品 はスクリーンショットのみ、残念ながら未完成でした(^_^;)。

松登 友樹クンの この作品 は、ムービーを進めるためにユーザにマウスクリックの連打を求める、 という挑戦的なものです。

水野 広太郎クンの作品は、10%に縮小しても変わらない巨大なサイズの画像(1枚40MB程度)を30枚ほど使っていて、 Shockwaveに変換するDirectorを何度となくフリーズさせるので、ここでの掲載を断念しました(^_^;)。

安田 祐子さんの この作品 も、アニメーションとマウスのインタラクティブな関係モノです。

横山 早葉さんの この作品 も、アニメーションとマウスのインタラクティブな関係モノです。

・・・皆んな、ご苦労さまでした。後期も頑張ろう。(^_^)