千葉初の県ロゴに県民からブーイング!




 千葉県が2日、イメージアップを目指して発表した初の県のロゴに対し、県民らから批判が起きている。ロゴは著名なグラフィックデザイナーが作成した。県では「あか抜けない千葉県のイメージ一新」が狙いとしているが、県民のブログなどでは「ダサすぎる」などブーイングの嵐。県にも批判の声が寄せられている。県では「予想外の反響」としつつも「賛成意見もある」として、今後も新ロゴを普及させていく方針という。


 千葉県が2日、発表した新ロゴは、ひらがなの「ちば」をデザインした縦横4種類がベース。これまで行事ごとにロゴを作ったことはあったが、県としての「統一ロゴ」作成は初めてで、千葉県立匝瑳(そうさ)高校出身で東京芸大卒業、資生堂宣伝部を経て数々の賞を受賞しているグラフィックデザイン界の重鎮、仲条正義氏に制作を依頼した。


 県では「さまざまな魅力を持ちながらも、県全体としては『あか抜けない』などと言われることもあった千葉県のイメージの一新を目指して」「多様な魅力が集約した『ちば』の文字を使って『洗練』されたデザインとしました」と発表。自ら「あか抜けない」と認めた上で、イメージアップを図ることがロゴ作成の狙いと説明した。


 すでに、千葉ブランドの水産物認定マークの中に、このロゴを使っているほか、今後、PRポスターや広報刊行物などに使い「千葉県を全国に発信」していくとしている。


 しかし、この新ロゴに対し、県民らから批判が起きている。県民らのブログでは「こういう単純なデザインの方が作るのは難しい。結構いい」という賛成意見もあったが、「県民やめたい。どこが洗練されたデザインなんだ」「悲しすぎます。こんなことに血税が使われたなんて」「ありえない」「大変残念」「ますますあか抜けなくなっていると感じる」などのキツ〜い苦言が次々と書き込まれた。


 県総合企画部によると、県に対しても10日までに電話やメールで十数件の意見が寄せられ、批判がほとんどだったという。総合企画部では「『イメージ一新にならない』など厳しい批判が多かった」としている。県は仲条氏側に「ちば」というひらがな2文字のロゴを依頼したという。仲条氏は多忙で連絡がつかなかった。


 県では、このロゴを使い続け“定着”を目指す意向。総合企画部では「確かに予想外の反響だったが、『面白いデザインだ』という賛成意見もいただいている。ロゴを単体で見るとシンプルに見えるが、よく見ると字の大きさや配置に味がある。また、ポスターの中などで使うと、すわりがいい。ロゴを変えることは考えておらず、今後も職員の名刺に入れるなどして、このロゴを広めていきたい」と話している。


[2006年11月12日7時59分]