Intercollege Computer Music Concert 2006 IC2006 出品作品公募要項 ■■■実施概要■■■ 今年度のインターカレッジ・コンピュータ音楽コンサート2006(IC2006)は彩 都IMI大学院スクールと京都精華大学の2校による共催となります。 ですので、IMIのある大阪の万博記念公園と京都を横断した開催となります。 しかも両校とも音楽専用のホールを持たないので、学外でのイベントも含む形 での実施を予定しています。 日程は現在のところ以下のスケジュールを予定しています。 15日:日中はIMIにて音楽情報科学研究会(1日目)と 70年万博に関連した特別講演の開催、 夜は京都に移動し、京都市内のライブハウスにて 「コンサート1」を開催 また午後より京都精華大学にてインスタレーション作品の展示を開始 16日:京都精華大学にて音楽情報科学研究会(2日目)と、 同じく精華大にて「コンサート2」の開催 インスタレーション作品の展示 17日:インスタレーション作品展と並行して、 京都市内のドイツ文化センターにて「コンサート3」を開催、 またドイツの学生作品の紹介も計画しています。 また同時開催企画として、関西の美大等の学生のメディアアート作品を集めた 「インターカレッジ・メディアアート展2006」(12月24日までを予定)も京都 精華大学にて開催いたします。 この他にも、70年万博の特別講演とあわせた太陽の塔の見学ツアー、静岡文化 芸術大学の長嶋先生の協力によるVJ機器イベントも検討されています。 ■■■IC2006の特徴■■■ ・研究会での70年万博関連のゲスト講演などの特別企画 ・京都市内各地でのそれぞれに特徴をもたせたコンサート ・「インターカレッジ・メディアアート展2006」と同時開催 ■■■募集する作品の種類■■■ 1 CD、DVDなどのパッケージ作品 (作品の長さは10分程度) 2 ライブパフォーマンス作品 (作品の長さは10分程度) 3 インスタレーション作品 ■■■出品方法■■■ コンサート、インスタレーションとも、学生個人による直接の申し込みは出来 ません。インターカレッジ・ワーキンググループ参加大学の担当教員を通して 申し込んでください。 ■■■出品応募要領■■■ 【パッケージ作品とライブパフォーマンス作品の内容について】 今年のコンサートでは3つのコンサートを開催いたします。それぞれのコンサ ートには作品の傾向によっておおよその分類を行いますが、作品の演奏を希望 するコンサートがありましたら募集要項に書き込んでいただければ考慮いたし ます。 ●コンサート1(12月15日(金) 19:30〜22:30予定) 会場:アバンギルド(京都市内のライブハウス) 作品の傾向:ノイズ、エレクトロニカ系など大音量でのライブが望ましい。ラ ップトップ、デバイスなどを使用した作品などパフォーマーが舞台にいる作 品。 ●コンサート2(12月16日(土) 午後を予定) 会場:京都精華大学ホール 作品の傾向:CD、テープ、DVDなどのパッケージ作品。インスタレーション的 装置を使用したライブパフォーマンス作品。静かな環境を必要とするライブパ フォーマンス作品。 ●コンサート3(12月17日(日) 午前、午後予定) 会場:京都ドイツ文化センター 作品の傾向:各校の選抜作品展で基本的には各校1作品。ドイツの教育機関の 学生作品の上演もあわせておこないます。 ただし大音量を必要とする作品はコンサート1に、会場の遮音性はそれほど高 くはないので、静寂を要する作品はコンサート2にノミネートしてください。 ※これらの作品の傾向は、実行委員会で想定しているもので、事前アンケート ならびに作品があつまった段階で、再調整する場合があります。 作品の傾向や演奏時間にもよりますが、演奏できる曲目数は30曲前後です。出 品希望作品がこれを超える場合、実行委員会が採否を検討する場合があります が、インターカレッジ・コンピュータ音楽コンサートのこれまでの伝統に従っ て、参加希望大学の作品を最低ひとつ以上は上演できるようにします。 【インスタレーション作品について】 今年度は、ギャラリーフロールという京都精華大学のギャラリーにおいて10 日間の展示が可能です。展覧会場も1F,2Fあわせて約400平方メートルの展 示スペースがあります。例年のインターカレッジよりやや大きめのスペースが 必要な作品、長期間の展示が可能です。 http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/haku.html ■■■教員作品の紹介■■■ 昨年度の「師匠の背中」を引き継ぐ形で、各講師の作品紹介も検討しておりま す。まずは学生作品を優先するため、タイムテーブル的にやむなくできない場 合もありますが、何人かの先生方に、ライブ作品、インスタレーション作品の 発表について、個別にご相談させていただくことがあります。 ■■■開催までのスケジュール■■■ 9月24日(土):事前アンケート開始 10月13日(金):事前アンケート締め切り 10月16日(月):作品ノミネート開始 10月31日(火):作品ノミネート締め切り 11月10日:出品の採否を決定し、担当教官を通じて応募者に通知します。 11月20日(月)までに ・作品上演のセッティング図 ・システム図、消費電力等の情報 ・パンフレットに記載する作品解説文(200字を予定) をお送り下さい。 12月14日(木)より、予め設定したスケジュールにより、リハーサルと作 品設置を行います。 12月15日(金)〜17日(日):開催 11月12月の詳しいスケジュールは、追ってまたご連絡いたします。 ■■■作品の展示期間について■■■ コンサートは12月15日から17日までの開催ですが、パッケージ作品と、 インスタレーションについてはコンサートの期間だけでなく、「インターカレ ッジ・メディアアート展2006」の期間中も展示可能な作品は、12月24日ま で展示することを検討しています。 ■■■作品の送付について■■■ パッケージ作品は11月20日(日)までに主催校にお送りください。 (送付先は追ってご連絡いたします) インスタレーション作品は、京都精華大学に12月13日か14日に到着する ようにして14日に設置しください。やむをえず、作品を15日に持参する学 生は、展覧会は15日から始まりますので、遅くとも15日午後から展示でき るように設置プランをたててください。(ギャラリーは、14日、15日とも 午前10時から設置作業可能です) なお、15日のIMIでの研究会ならびに特別講演の参加を希望する方は、14日中 に作品を完成させてください。 ※インスタレーション作品については送料の一部補助を予定しています。 ■■■その他の検討事項■■■ ○コンサートの再生チャンネルについて 現在のところ、各コンサートでの再生は2チャンネルを想定しています。もし 4チャンネル等での再生を必要とする作品があるばあい、できるだけ早めにご 連絡ください。ただし4チャンネルを超えるマルチチャンネルは基本的に不可 能とお考えください。 また、映像作品等で5.1チャンネル再生が必要な作品も、早めにご連絡ください。 ○生楽器を使用する作品で関西の演奏家に演奏を依頼する場合 特殊楽器をのぞき、関西の演奏者を仲介することは可能です。 演奏者は現代音楽のグループ展などでの演奏実績のある若手の演奏家を予定し ています。 楽器演奏を含む作品を出品する場合、エントリー書類提出の時点で、演奏者用 の楽譜・練習用音源・演奏デモテープ等を同封して下さい。 ○展示機材は原則として作家が持ち込むことになっていますが、機材の関係で 長期間の作品展示が不可能なインスタレーション作品の場合は、ノートPCおよ びプロジェクターの貸与の可能性を検討しています。用意できるとしても、数 台程度ですが、エントリー書類提出時に貸与希望と書き添えてください。な お、貸与できるとして場合、どの作品に貸与するかの判断は実行委員会に一任 してください。 ---------------------------------------------------