第9期「虎の穴」学生レポート集

2002年2月 長嶋洋一

インターカレッジ2001フォトレポート


杉本 真理

 今回私がこのインターカレッジに応募してみようと思ったのは、新しく映像や
音楽という分野に触れてみたいと思ったからです。あまり大きな目的のようなも
のはありません。私は芸術という分野が今でも分かりません。でも分からなくて
も、理解しようと思う人になりたいと思っています。
  
 作品を作るに当たってどんなものにしようか色々考えたり人に聞いたりしまし 
た。私は何が作りたいのか、その為にはどんな映像を撮ればいいのか、それとも
撮れた映像から考えたらいいのか、と随分苦しみました。何度か色々な所に撮影
に行ったりしていたけれどそれが全部ボツになりました。考えれば考えるほど「
違う」と思えてきました。

 赤の他人と同じ時間、空間を共有する。待ち合わせたわけでもなく、でも偶然
でもない様な不思議な感じを出したかったんですけどなんだか訳のわからないま
ま終わってしまいました。音楽も何もない所から初めて作りました。音符や記号
も読めなかったので音楽辞典を買ってそこから色々な言葉を引きつつ始めまし
た。

今考えればこうした方がよかったと思う所がやはりたくさん思い出されます。
映像の撮り方、編集の仕方、音楽の作り方、そして時間の使い方も、です。時間
にしても最後の1,2週間で思いがけず他の大事な仕事が入った事もあって、(
全く言い訳になりませんが)全然思うように行きませんでした。しかし、映像を
友達に教わったり、映像作家の本を読んで参考にしたり、音楽の知識を得る為に
楽器屋に通って作曲の本を読みあさったりしたことは、これからの作品作りに対
してのいい姿勢だったと思います。

今回の経験を生かしてこれからも常に何かに積極的に取り組もうという気持ちを
忘れないようにしようと思います。
あと、インカレに行く途中車の中で聞いた先生の話はためになったと思います。


内田 涼子

  私は今回夏にインドでとった映像をもとに作品を作りました。新しい試みは今
回自分で音をいじったことです。ビデオでとった音をもとに重ねたり加工をかけ
たり、けっこう新鮮でおもしろかったです。映像と音を自分でリンクさせられる
というのも気分がよかったです。
  いろんな大学の人の作品を見るのも大変勉強になりました。新しい発見もあっ
たし、これからの作品制作につなげていきたいと思います。


本園 千佐子

今回、初めて自分の作品を出展してみて、いろんな事にきずくことができました。
今回は、造形の方ばかりに力を入れてしまって、全体のバランスとして、少し
崩れてしまったかなと思います。
もっと、考えを練り、おもしろみのある作品にすれば良かったと思いました。