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このキットは、このシリーズ(マインドストーム)の中で唯一、
パソコンでプログラミングしないでも作れるものです。
他のキットも全て入手しているので、ぼちぼち、学生に作らせて
みたいと思っています。
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箱をあけると、昔なつかしい(^_^)、レゴそのものです。
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部品のところの手前中央にある、小さな液晶パネルとスイッチの
あるブロックが、CPUを内蔵したマイコンモジュールで、ロボット
の心臓部です。
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いちばん右上にあるのが、このキットに二つ付いている、モータの
ブロックです。左右ペアとして任意の進行動作を実現したり、
前進・後退には一つだけ使って、もう一つで他の「芸」をさせる
ことも可能です。
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サンプルとして、このキットには3冊の日本語マニュアルが付いて
いたので、これを作ってみることにしました。
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まず最初は、昆虫型ロボットです。触手に触れると後退して
進行方向を変え、さらにイベントで鳴き声を出したり
光に反応したりします。
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これがその心臓部、スカウトです。
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単3電池6本、+9V電源です。
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二つのモータブロックに配線しました。普通のレゴと
同じパーツですが、あのイボイボのところに電極が
仕込まれています。差し込む角度を間違えると、前進の
筈が後退したりしますが、ショートとかはしないように
なっています。さすが。(^_^;)
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黄色い突起のあるのは、マイクロスイッチを仕込んだタッチ
センサで、これをテコの原理で押すようにブロックを
組めば、何かに当たったことを検知する「触覚」と
なるわけです。この情報トモータやブザーとの関係を
スカウトだけで簡単にマッピング(プログラミング)
できるのです。
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マニュアルに従って、胴体と車軸のあたりを作っているところ。
強度的な検討もしないと、動かしていてバラバラになります。
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両者を合体させました。
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前方の車軸のブロックも作ります。この例は、左右にモータ
を並べたものになっています。
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これで駆動系がほぼできました。
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モータへの配線も、専用のコード付きブロックを
はめるだけ、というのは簡単でいいですね。(^_^)
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この上にコントローラを載せるので、上面を強度的に
補強しつつ、平坦にしています。
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車軸に相当する黒い棒は、断面がプラス型になっていて、
ここに前輪と後輪に相当するギアをはめます。その歯車の
間にあるのが、モータのギアです。これでちゃんと、
4WDになりました。(^_^)
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その、嵌め込みにより滑らない車軸に、ゴムタイヤのブロックを
差し込めば、これでかなり強力な4WD駆動系が完成です。
そこそこの障害物は乗り越えるパワーがあります。
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これだけでは動きませんが(^_^;)、なかなかロボット的です。
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次は「触覚」、つまりタッチセンサ系です。スイッチのブロック
からの配線も、モータのところのものと同じです。この統一性が
美しいですね。
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紫色の、折れ曲がったブロックは可動性があるように固定
されていて、先端の当たりをスイッチに効率的に伝えます。
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「触覚」と言われればそういう気もします。(^_^;)
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このセンサ部分を、駆動系と合体させます。それっぽくなって
きました。
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ちょっとゴツいですが、まぁ昆虫型といえばそうかなぁ。
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コントローラを載せて、モータとセンサの配線です。といっても
ブロックを差し込むだけです。
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これだけでは、ちょっといかついので、あとデコレーションが
必要ですね。
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この部分まではマニュアルに従って作りましたが、本当は
ここからは自由に造形してもいいのです。今回はとりあえず
最後までマニュアルに従ってみました。
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マニュアルにあったのは、こんな羽根をつけた例でした。
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羽根には、なにやらそれっぽい模様も描いてあります。
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さらにチューブでデコレーション。
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目玉の後ろにもチューブが延びました。
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まぁ、確かに昆虫型にはなりましたが、ちょっとグロテスクかなぁ。
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こんな顔です。写真では動きは伝えられませんが、なかなか面白い
動作が用意されています。(^_^)
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これはもう、実際に遊んでみないと面白さは判らないですね。
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実際に動いているところなのですが、まぁ判らないです。
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調子に乗って、作ったロボットをばらして、すぐ次の
アラームロボットに挑戦することにしました。
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ここでの機能としては、光センサでアラームを鳴らしたり、
センサによって何かロケットみたいなものを飛ばす、と
いうものです。
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まずはマニュアルに従って、普通のレゴとして作ります。
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コントローラを置くので、どこかでこういうプラットフォームが
必要になるようですね。
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さらにマニュアルに従って部品を付けていきます。
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モータが一つ取り付けられ、軸の先端にはカムが付きました。
これにより、ロケットを飛ばすための推進力を得るようです。
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...というのは間違いでした。ロケットはスプリングで飛ぶの
ですが、そのストッパーを押して外すのに、カムで押すの
でした。(^_^;)
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なにやらアヤシゲなデコレーションとともに、コントローラが
載りました。これも動作はお伝えできませんが、なかなか
面白いものです。
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引き続き、3種類目のマニュアルに従って、バスケットボール
ロボットに挑戦です。まずは台車部分から。
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こんなふうに、ボールをバスケットのように入れると、
このロボットが弾いて返してくれる、というものです。
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全体はこんな感じです。
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これが完成系の全景です。
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