ベルリナー式円盤蓄音機

2003年4月 長嶋洋一


「科学と学習」の、あの学研から出た「ベルリナー式円盤蓄音機」のキットを 組み立てました。 既に同社からは「エジソン式蓄音機」のキットも出ていたのですが、これは 別にそれほどソソラレませんでした。 ところがこちらのキットは、なんと記録(録音)する媒体に、普通のCD/CDROMが 使えるというのです。

ディジタルサウンドの権化であるCDに、木綿針でアナログのサウンドを刻み込む (もうそのCDは使えなくなる(^_^;)) というその強烈なコンセプトに、発売予告の情報を知ったその日のうちに インターネットで予約購入し、1ヶ月以上も経過してもう忘れていた頃に 届いたこのキットを、朝イチで一気に作ってしまいました。

まずは、キット制作の冒頭の定番のワクワク、「部品を並べる」ところまでです(^_^)。

そしていよいよ製作開始です。 まずはピックアップの部分です。 なかなかよく出来ているキットで、迷うところもありません。 ネジやナットなども多めに入れてあるのが嬉しいです。 さすが学研です。

次は本体の部分です。 なかなかよく出来ているキットで、迷うところもありません。 電池は単2が2本、モーターとプーリーとゴムベルトの部分は 完成品であり、リード線も結ぶところが剥いてあって、ただ 捩るだけになっています。 さすがに僕はハンダ付けしましたが、工具らしい工具も いらない、というのは、さすが学研です。 「ナット回し」まで付いていました。

そしてもう完成、あとは調整です。

見事にCDにサウンドは刻み込まれ、見事に再生されました。 いちいち写真を撮りながら約1時間半の工作タイム、楽しかったです。 作ったあとで学研のサイトに行ってみると、なんと今日、4/18が 発売日だったのです。 事前予約だったので前夜に届いたようですが、そうするとこのキットの かなり最初の方の製作例かもしれません。 お疲れさまでした。