■「20230609レポート」へのコメント (2023.06.10)■ 長嶋洋一 敬称略。 特にコメントの無い人はスキップしています。 長嶋はスマホアプリ系についてはノータッチです。和田先生にどうぞ。 長嶋はVRモノは左右の視力差でHMDがNGでパスです。和田先生・中川先生にどうぞ。 長嶋は建築/インテリア系についてはノータッチです。磯村先生・中川先生にどうぞ。 実現可能性が比較的あって、長嶋が支援できる学生には★印を付けましたので、 6/16の時間内に長嶋のところに相談に来るか、以下に従ってアポを入れてください 長嶋予定は常に世界に以下のように公開しています。 https://nagasm.org/1106/schedule.html 次のステップに進むにあたって相談を希望する人は、空いているところに、1106研究室 への来訪打診(アポ)のメイルを[nagasm@suac.ac.jp]までどうぞ。 2224030 河原﨑 泰季 ベンチ等の置物の底部に小型ネオジム磁石を仕込んで、「ここに置いたら光る」という場所に磁気 スイッチを配置しておけば、Arduinoなどを使わずにLEDは点灯できます。 それより気になったのは、「緑の芝生のジオラマ」の芝生を「緑に光らせる」という部分です。 緑色LEDを用いたとしても、室内光/自然光があたって「緑に見える」(緑色を反射する)という ことと、「緑色で発光する」ということの意味は全く違います。光ったら見え方が変わります。 「色」と「光」との関係について、ここできちんと調べて再確認しておくことは、今後のデザイン に生きると思うので、まずそこを勉強してみましょう。 2224032 神﨑 瑠佳 ★ 企画案を読むと、冷蔵庫の中の双頭の猫オブジェが色々なことを話しかけて注意を散漫にする という動作のようなので、過去作品のように冷蔵庫を加工するというよりも、冷蔵庫内にオブジェを 置けば実現できそうです。冷蔵庫は扉を開けるとランプが点灯して明るくなるので、光センサで 検出して、あとは多種のサウンドファイルからランダムに鳴らすようなArduinoのシステムとして、 Max8等は使わずに完結した造形作品に出来そうです。ただし、電池、スピーカまで含めて造形の 内部に格納すること(3Dプリンタで作れるサイズの限界あり)、冷蔵庫の低温で動作するか・・・ などの課題もあり、実験も必要です。作戦会議アポを歓迎します。 2224049 澁谷 莉子 「うなずく」というのを実際に「動く」動作で実現するためには、モータなどの機構が必要になって、 その騒音が意外に大きくて難航します。「うなずいたニュアンスでLEDが色々に光る」というのと、 話しかけの言葉を認識するのでなく「声の音圧」に反応する音センサ、というところに限定すれば 小型Arduinoによってなんとか実現できるかもしれません。「人肌のゲル」は意外に造形ではうまく 使いにくいという先例があります。 2224050 島 奈々香 「サンプラー+ルーパー」でお手軽に音楽を作る・・・というのは古典的なテーマで、色々に実現方法 があります。この企画案のように単体の造形で全てを内蔵するというためには、企業であれば専用の ICを搭載した基板によって実現可能ですが、おそらく5000台〜1万台の生産を見越して1000万円 以上の開発費用が必要となります(製品単価は5000円、生産は中国企業に依頼)。基礎演習Eで これを実現するのは不可能なので、「パソコン内で動く」・「スマホアプリ」などの方法でないと対応 できないと思います。Max8なら実現は容易なのですが、「サウンドデザイン」を履修者していない ので支援はできません(全てを長嶋が作ることになってしまうので)。 2224051 末木 郁花 ★ 百均/Amazonなどには自動で色合いが変化するLEDライトとかがあるので、それを活用すれば 簡単です。Arduinoで時間的に変化させる事も可能ですが、企画案だと3系統のLEDライトがある ので、LEDごとにRGBの3色、つまり全体として9チャンネルのPWM制御出力が必要となり、普通の ArduinoUNOでは不足します。 またLEDライトが+12Vタイプであったり+5Vでも高輝度タイプであれば、Arduinoの出力を電流 ドライバ回路で増幅しないとそのまま直接には接続できません。実際には造形の大きさ、LEDライト の選択などに依存することになります。クルマ装飾用のLEDテープを活用するという手もありそうです。 2224054 鈴木 愛海(1) 造形(外観)が未定なので詳細は未確定ですが、ティッシュを取り出すことをセンシングするのであれば、 例えば赤外線のビームを遮断するタイプのような光学的なものが使えそうです。音を出す、回数を 数えていて光る・・・というのはArduinoのプログラミングで容易です。 2224054 鈴木 愛海(2) リモコンの重さを検出して・・・というのはなかなか厄介です。これについては、基礎演習Eのページ : 「https://nagasm.org/1106/kiso_E/index2023a.html」の中でレポートに回答した記述が ありますから、このページ内で「錬成」というタームで検索した部分の解説とリンク先を調べて下さい。 2224062 寺本 侑生 特殊な衣装の際に光で演出する部分というのをやや変更すれば(額縁の縁あたりに光源を移動する)、 基本的には小型ネオジム磁石によって衣装を取り付けることと、その衣装にRFIDタグを入れておき、 額縁の方にRFIDリーダを設置することで、Arduino単体でもなんとか実現できそうです。 RFIDの一例として、先週完成した作品のYouTube動画が以下にあるので見てみて下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=R1u22jwcBjs ただし、Arduino単体で実現して電源(電池)、アンプ、スピーカまで全てを額縁の後ろに入れるという のはちょっと大変そうです。 2224078 野口 未海 磁石でなくビー玉ですが、「https://nagasm.org/1106/installation3/index.html」の「time and space」 という先輩作品はこれに挑戦しました。ただしこの手の作品では、どんどん玉が加速していくので、 なかなか思ったように「ピタゴラ」してくれません。ドールハウスが「立っている」のでなく「傾けてある」(スマート ボールのように)だけでも、だいぶ重力加速度の成分が減るのでお勧めです。磁石が通過した時だけチラッと 光るよりは、一定時間、残像のように点灯した方がわかりやすいので、Arduinoを使うことがbetterです。 2224084 東 風奈 メーカが大量生産を前提に製造するのであれば別ですが、個人がArduinoをどのように使っても、この 生き物の中にArduinoと電池とスピーカを入れてスマートに「ぷにぷにする」という造形はほぼ不可能の ようです。 2224088 藤津 もな 温度/湿度センサは簡単、LED光源の駆動もArduinoでは簡単ですが、あまりに詳細不明です。 2224111 山田 真帆 Arduinoを使うのであれば「7色が切り替わる」だけ、というのは勿体無い話で、RGBのバランスで微妙な 色を自在に実現したり、時間的に変化させたり、ランダムに選んだり・・・ということも容易です。 2224116 和田 渉夢 マスコットごとに内部に何かを仕込んで・・・というのは現実的にはちょっと難しいので、要するに3体の マスコットの乗った「台」の内部にシステムを置くことになりそうです。それでも3体それぞれから発声する というのはなかなかArduinoだけでは難しそうです。 以上