科目名  情報処理B 受講者  デザイン学部共通・選択科目・1回生後期      (特にメディア造形学科学生は、専門科目においてこの受講を前提と      するので受講を強く推奨する) 担当教員 長嶋洋一 <テーマ> 高度なコンテンツを実現するための情報処理的な背景を理解する <授業の目的・方法> インターネット時代のリテラシ教育の一環として、ホームページによる 情報発信のための基本と応用について体験的に理解する。HTMLの理解と サウンド、ムービーなどマルチメディアコンテンツ、Flash/Shockwave等の インタラクティブコンテンツの活用手法を体験的に学ぶ。あわせて、 情報システムのセキュリティについて理解する。 「CGクリエイター検定」「マルチメディア検定」受験に向けて有効な知識も 整理する。 なお2007年より新しく、「ITを活用したアートの紹介」として、毎回10-15分 の時間をとって、「メディアアート」について紹介する。具体的には、色々な 映像作品(アニメーション、CG)やFlash作品、インスタレーション作品などの ビデオを解説とともに紹介する。基本的には授業冒頭の予定である。 <授業計画> 適宜、世界の情勢に対応して寄り道する ( 1 )WebのメカニズムとIPの理解 ( 2 )HTMLの基礎 ( 3 )アニメーションとインタラクティブ機構 ( 4 )JavaとJavascript ( 5 )Flash、ムービー、ゲーム ( 6 )セキュリティとプライバシーと著作権 ( 7 )サウンドと音楽、MIDI、ストリーミング ( 8 )プラットフォーム移動とデータの変換 ( 9 )補遺とまとめ <評価方法> ・試験は行わない。(^_^) ・平常の出席点を重視する。出席不足者を救済するための課題や  レポート等は出さない。従って、出席の不足している者が単位を  取ることは不可能である。出席不足により単位取得に到達し得ない者は  途中で掲示する。それ以降は邪魔になるのでなるべく出席しないこと。   ・単位取得に到達している者の評価点に加味する意味での課題や  小レポートは出る場合がある。旬のネタがあれば、ということ  なので、まだ未定。 ・簡単なホームページ制作演習の課題の評価に加えて、個人的に制作・公開  しているホームページがあれば、わずかに評価の参考とする。 <その他(テキスト、参考書、注意事項等)> ・参考書  「入門マルチメディア 〜ITで変わるライフスタイル〜」   (CG-ARTS協会、マルチメディア検定3級 対応)   定価2,625円(本体2,500円)  http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/multimedia/books.html  「入門Webデザイン」   (CG-ARTS協会、Webデザイナー検定3級 対応)   定価2,625円(本体2,500円)  http://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/books.html ・資料等は一部配布するが、基本的には必要な資料等はWebに置く。  Web資料は常に更新されているので、MOやCD-Rなどのメディアに  固定しないこと。古い資料を使ったことによる弊害は本人の責任で  ある。Web資料は常に必要な時に最新のものを参照すること。 ・講議のある情報演習室に私物のパソコン等を持ち込むことは禁止。 ・情報リテラシ教育の一環としてのローカルール(携帯電話等を鳴らしたら、  取り上げて1週間後に返却する。その間にバッテリ切れ等で情報が消失  しても責任はもたない。同意できない者は受講登録しない)を厳守すること。  なお、当然ながら携帯やPHS等でメイルを読むだけでなく、メイルの  確認やメイルを送るための操作等も禁止。やむをえず持ち込んでしまった  携帯電子機器の電源は必ず切っておくこと。 ・講議中のメイル・掲示板・チャット等の利用や、講議で指示されたページ  以外の無関係ページへの私的アクセス、あるいは講議に関係ないソフトの  「内職」使用などは、教卓の管理システムで常時モニタされているので、  発覚した時点で即刻、情報演習室から退出とする。これにより当該日は  欠席扱い(出席点ゼロ)、課題も聞けなくなるので注意。このイエロー  カードが2枚になれば、レッドカード(失格=不可)とする。 ・定員を越えた場合には抽選を行う。抽選に漏れた希望者は来年以降に  応募すること。