チュートリアル最後の項目は「フレーム」です。これは、ブラウザの画面を 複数のウインドウに分割するもので、分割されたそれぞれのウインドウが、 ターゲットウインドウと同じようにHTMLで記述されます。つまり、フレーム を分割した元の画面のHTMLには、「BODY」タグを含めて、具体的な コンテンツは何も記述しない、というのがポイントです。以下の例の それぞれについて、ソースをよく調べて慣れてみましょう。


これは、画面をタテに3分割したサンプルです。その分割には、 「左から150ドット幅」「さらに200ドット幅」「その残り」 というように記述しています。ブラウザの幅を変えて振る舞いを 見てみましょう。

これは、画面をタテに3分割したサンプルです。その分割には、 「左から全体の25%」「右から全体の25%」「その残り」 というように記述しています。ブラウザの幅を変えて振る舞いを 見てみましょう。

これは、画面をヨコに3分割したサンプルです。その分割には、 「上から全体の25%」「下から全体の33%」「その残り」 というように記述しています。ブラウザの幅を変えて振る舞いを 見てみましょう。

これはより複雑な画面分割の例で、まず画面をヨコに3分割 しながら、その中央部分をさらに上下に3分割したサンプルです。

これも同様の例で、よく中央の画面の周辺に縁取りのように 別ウインドウを置くことがあります。これにより、 画面に見えているHTMLソースが、そのままではブラウザの 「ソースを見る」では見えなくなり、簡単な コピープロテクトとなるわけです。ただし状況の分かっている 皆さんであれば、慌てず騒がず、その中央ブロックの部分のHTML ファイル名を探し当てて、これをURL欄に指定することで、 あっさりプロテクトを外してそのHTMLソースを見ることが できます。(^_^)

中央の画面の周辺に縁取りのように別ウインドウがあるのが 邪魔である場合には、その縁をドラッグすることで見えなくできる のですが、それを頑強に拒んで、CMなどを置く場合には、 「NORESIZE」というオプションを使います。この例では、 中央の上下については狭くできますが、左右のウインドウに ついては狭くできません。(^_^;)

フレーム分割するとそれぞれのウインドウが小さくなるので、HTMLの 全部が見えなくなりますが、その場合にはスクロールバーが 出てきます。ところがこの例では、中央の画面はこのスクロール を拒否していて(^_^;)、見えない部分を見ることができなく なります。ただし、周囲の縁の部分を伸縮させると、スクロール バーが出てきます。(^_^;)

フレーム分割した周囲のそれぞれのウインドウにも、明示的に スクロールバーを表示させることで、このようにうっとうしい 画面も作れます。(^_^;)

フレーム分割したそれぞれのウインドウに別々の名前を付ける ことで、リンク先としてそれぞれのウインドウに表示させる ことができます。よく解析してみましょう。

フレーム分割を御破算にするための、特別の名前が あります。よーーーーーーく解析してみましょう。(^_^;)


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